サワコの朝【サンドウィッチマン▽芸と友情】 2017.05.20

(阿川)おはようございます。
阿川佐和子です。
今日のゲストはお2人です。
コンビ結成20周年という…なんかね見てるとよく分かんないんだけどほんとに面白い人なんです。
サンドウィッチマンのお2人です。
(富澤)おはようございます。
(伊達)どうもおはようございます。
よろしくお願いします。
お願いいたします。
よく分からない2人が登場しましたけど。
なんか怖いのかな?無愛想なのかな?優しいのかな?っていうのがよく分かんないだけど。
優しいだけです無愛想でもないと思うんですけどね我々。
昔は伊達さんの方がちょっと丸い。
はい。
ねえ。
富澤さん細いっていうイメージだったんだけどおんなじぐらいの感じ?
(伊達)細くはなかったんですけどどんどん太ってきたな。
(富澤)やっぱ売れていっぱい金が入るように…。
(伊達)やめろ。
朝からなんちゅう話してんだよ。
お金持ち?今。
(富澤)そうですね金持ちです。
(伊達)お金持ちじゃないです。
(ナレーション)今日のゲストは…。
なかなか売れなかった2人が進退を懸けて挑んだ2007年の「M−1グランプリ」。
大会史上初めて敗者復活戦から優勝を果たしブレークへの道をつかみました。
(今田)さあ今の気持ちもう一度聞かせてください。
(伊達)緻密に計算された完成度の高い漫才はあのビートたけしさんをはじめお笑いのプロたちも絶賛!いや実はさ今あれやってんのよ。
婚活あははっ…。
とんかつ?とんかつじゃねぇよ。
とんかつやってるってどういうことだよ。
また先月は安倍総理主催の「桜を見る会」に招かれるなど今や誰もが認める人気者に。
そんな2人の
(阿川)
(伊達)あははっ!そして今回サワコもまさかの参戦!?イエ〜イ!
(伊達)すごい!完璧。
今お2人売れっ子中の売れっ子で。
いえいえとんでもございません。
レギュラー番組っていうのは?
(富澤)テレビが5本でラジオが4本ですかね。
(伊達)やってますね今。
ほんとに?なんでうそつくんですか!我々朝からうそつかないです。
うそつきそうな気がするから。
(伊達)顔がうそつきですからね。
いやいややってます確か。
やってます。
あの〜いろいろ仙台で番組やってたりとかあと北海道でも番組やってたりとか。
北海道でもレギュラーやってらっしゃるんですか。
(伊達)楽しいですよ。
それで全国ツアーも…。
(伊達)そうです毎年。
年1回あちこちあちこちまわられて。
(伊達)はい。
じゃあお金持ちだね〜。
いやいやいやいや…。
なんちゅう話ですか。
いやそんなことないです。
ちょっとじゃあネタ作りのことも含めて伺いますが。
ええ〜その前に曲を1曲。
今でも記憶に残っている曲というのは?お2人の…。
2人になりますねこの曲は。
丸山みゆきさんの「FIRE」ですね。
これはですねあの〜高校時代ラグビーやってまして我々。
非常に弱いラグビー部だったんですけど。
弱かったんですか?
(伊達)弱かったです。
3年間で2回しか勝ってないんで。
ふふふっ。
最高に負けたのが101対0っていうのなんです。
101対0?
(伊達)はい。
石巻工業っていうところにね。
すごい強いところで。
なんにもできない感じ?なんにもできませんよ。
ほんとに。
ボールを持ってる時間もないっていう。
(富澤)ないですね。
(伊達)ほぼ触ってないですね。
タックルもしない。
(スタッフ)あははっ!でハーフタイムの時に棄権したいんですけどって言いに行ったんですけど駄目だって言われて。
誰もケガしてないんだからちゃんとやりなさいって言われて。
でもこうお2人見てるといかにもなんかド〜ン!取った〜!とかやってそうな気がするけど。
あまりいかないタイプでしたね。
ケガするのがやっぱりどうしても怖い。
痛いのはあんまり好きじゃない。
あははっ!
(伊達)体は鍛えてたんですけどね。
それでそのラグビーをやってる時に…話が広がり過ぎて…。
(伊達)ラグビーをやってる時にですねちょうど「スクールウォーズ2」っていうドラマがまあラグビーのドラマなんですけど。
そのドラマを見ると我々がこうテンション上がって試合頑張ろうなんていう。
そのドラマの主題歌なんですよ。
試合に行く時にそのマイクロバスの中で気合いを入れるためにその曲を聴いてたんです。
(富澤)で行って101対0で負けたんです。
ありがとうございます。
気合いは入りましたか?気合い入りましたねやっぱり。
同級生なわけでしょ?
(伊達)はい。
高校の同級生で。
でちょっと友達同士で組んでみようぜとか。
いやほんとにそういう軽いノリですね。
なんで伊達さんを選んだんですか?
(富澤)やっぱ今まで会った人の中でいちばん面白かったんで。
面白かったんですよ。
面白かったのどういうところが?
(富澤)どういうところが?ふふふっ。
なんでしょうねそれはもう感覚的なものですけどラグビー部でもいっぱい笑い取ってましたし。
そうなんだ!もうすでに。
(伊達)そうですね。
じゃあ互いになんとなく意識し合ってたんですね。
なんか面白いなっていうのはたぶんお互いに思ってたと思いますよ。
ほう〜。
我々の先輩1つ年上の先輩にものすごい王様みたいな先輩がいて。
王様?はい。
よくまあ僕と富澤がその先輩にいじられていたというか。
「おい伊達富澤なんとかやれ」とか「この水たまりで泳げ」とか。
ええっ!?
(伊達)はい。
そういう理不尽な先輩がいましてですね。
それだけ聞くとちょっと怖いんですけどあの…ラグビーの練習の時に雨が降っちゃって「今日練習できねぇな。
じゃあどうする?」っつって「じゃあ水たまりで泳げお前ら」とか。
言われたらどうするんですか?
(伊達)富澤がそしたら「ちょうど泳ごうと思ってたんです」って言ったんですよ。
あははっ!それで僕はうわっこいつなんて面白いヤツなんだろうって。
こっちもだから先輩を笑わせたいっていうのもあるしただ言われて嫌だなと思いながらやっててもつまんないじゃないですか。
だからなんとかしてこの人が笑ってもらえるようにするにはどうしたらいいんだろうと思いながらやってたんで。
そのひと言がああこいつすげぇ面白いなっていうのはあったんですね。

(北海道生産者1)やっぱり「おどり炊き」のほうが香りも強いし甘みもすごい出てるなぁと。
(北海道生産者2)「ゆめぴりか」って感じがします。
(岩手生産者)米そのものが立ってるというか。
(岩手研究者)「金色の風」をうまく炊けるような釜はいい釜ですよね。
(新潟生産者)「新之助」はよく光ってましたね。
(新潟研究者)中までふっくら炊けていてとってもおいしかったです。
(ナレーター)米はおどるほうがうまい。
「Wおどり炊き」お2人とも仙台生まれの仙台育ちで。
伊達さんはなんか伺うところによると伊達政宗の末裔だとか。
末裔ではないんですけども血筋は近い血筋だという…。
伊達政宗って2人いるんですよ。
はい?
(伊達)独眼竜政宗よりもず〜っと前に同じ漢字の「伊達政宗」っているんですよ。
その初代政宗がまあまあ伊達家の中では活躍したのであなたもそういうふうになりなさいってことで名前を頂いて独眼竜政宗っていうことなんですよ。
その初代政宗の弟の血筋なんです。
だからもう伊達政宗よりも先輩なんです僕。
ふふっお前が先輩なわけじゃないだろ。
初代伊達政宗の血は多少入ってるかもしれないです。
伊達家でなんか守られてた家訓とか。
そうですねやっぱり名字が名字なんで絶対に悪いことをするなっていうのは父親から言われましたし。
(富澤)まあみんなそうですけど。
(伊達)まあみんなそう…名字関係ないんですけども。
目立ちますよね。
目立つんですよ。
やっぱり仙台の伊達ですから。
だからお笑いやるっていうのもね割とすんなりはいかなかったみたいですけどね。
でどこからそういう話になったんですか?お笑いをやろうと思ったのは21の時なんですけどまだその時までは何しようかなってはっきり決まってなくて。
テレビを見てるとみんな遊んでるように見えるじゃないですか。
楽な仕事だなと思って。
これやりたいなっていうのはありましたね。
でお笑いのオーディションが仙台であったもんであっこれやってみようかと思ってで1回伊達に声かけたんですけどだけど伊達があの〜親のコネで会社入ってたもんで。
言わなくていいよそれ。
あははっ!親のコネ言わなくていい。
あっ言わなくていいんすか。
僕会社員5年やってるんですよ。
5年もやってらっしゃるの。
高校を卒業してから?
(伊達)はいそうです。
福祉関係?福祉関係です。
まあ車椅子ベッド介護用品とか。
そういうのを売るんですか?そうです営業マンとして。
老人をだまして…。
老人だましてないよ。
(スタッフ)あははっ!やめなさいそういうのほんとに。
だましてないの?お年寄りもたくさん見てますから。
ちゃんとやってたみたいです。
ちゃんとやってたんです。
そしたらある時…。
(伊達)そしたら富澤の囁きが。
電話かかってきたんですか?はいお笑いやろうと。
ねっ。
もうしょっちゅうでしたよ。
「お前いつ会社辞めんの?」っていうもう脅迫のような。
ふふふっ…。
でもコネで入った会社辞めにくいじゃないですか。
(伊達)まあ阿川さんまで言う必要ないですけど確かにコネ入社ですけど。
うちのおやじからはまあ一応ねつきあいもあるんで5年は一生懸命頑張ってくれと。
で分かりましたと。
5年間は一生懸命頑張りました。
で5年になってすぐ辞めて富澤に誘われてたお笑いの道っていうのをやってみようかなっていうので。
でも言っちゃなんですけどもほんとにだってそんな海のものとも山のものとも分からないのをもう20代半ばになってるってことでしょ?
(伊達)そうです。
ええ〜24歳になる年ですかね。
まあ結構遅いです我々やりだしが。
それご両親はちょっと心配するんじゃないんですか?うちはもう…うちは反対ですね。
断固反対?
(伊達)断固。
特に父親が。
うちの伊達家はそういうヤツが今までいなかったと。
おやじは銀行員。
じいちゃんも銀行員。
そういう家系できてるんで向いてないんじゃないかっていうのはずっと言われてました。
でも面白かったんですよね?面白かったですね。
でもおやじさんも結構固くてその…NHKしか見ないような方だったんでなかなか難しかったみたいで…。
どうしたんですか?それは。
(富澤)もうだから行っておやじさんの靴をベロベロなめて…。
なめてないだろ!何うちのおやじをお前…。
靴をベロベロなめてなんで許されるんだよ。
あははっ!なんか説得したみたいですけどね。
説得したみたい…。
次から次に出てくるんですねやっぱりね。
(富澤)何がですか?なんていうか面白マシンみたいな…。
面白マシン…恥ずかしいんでやめてください。
(遠藤)若い頃見過ごしていたことに気付く。
特別なごちそうより毎日のごはんの美味しさに気付く。
何気ない所作に隠れていた美しさに気付く。
いつもの道具の中の細やかな思いやりに気付く。
ヒトもモノもこの国の暮らしは本当に美しい価値あるモノにあふれてる。
その価値が分かること。
大人になるってそういうこと。
(ナレーター)おかえりなさい。
ニッポンの家電へ。
パナソニック「Jコンセプト」ただいま!結成20周年って…。
(伊達)そうですね20年目になりますねはい。
売れるまでには苦節の何年もあったと。
そうですね。
僕らテレビでネタができるまで7年下積みを。
「M−1グランプリ」でええ〜グランプリをお取りになったのが…。
(伊達)2007年の年末。
2007年。
だんだん売れてくるとネタをやらなくなる方々が割に多い気がしますけれども。
いやこれはねやっぱりあの〜ネタを評価されて世に出させていただいたんでそこはずっとやろうかと。
やり続けようかっていうのは富澤と会議はしましたね。
やっぱネタやってる時が楽しいのでそれはとりあえず今んとこはずっとやりたいなっていう気持ちはありますね。
(伊達)できるかぎりやろうかと。
まあそれが我々の最大の武器なのでこの世界で生きていくための。
ネタは全部…。
(伊達)まあ基本的には富澤が。
富澤さんが全部お作りになるの?優秀じゃない。
優秀ですようちの富澤は。
僕優秀なんですよ。
(スタッフ)あははっ!まず何を決めるんですか?
(富澤)まず設定を決めることが多いですね。
場所を設定して…。
そうですね。
そっからどんなやり取りが例えばファミレスだったらあるかなって考えて…。
誰と誰のやり取りっていうのを決めるわけですね。
(伊達)そうですね。
でちょっとずつずらしていくというか…はい。
ボケていくっていう感じですけど。
じゃあせっかく作ってみたのを途中でこう修正するとかいうことも…。
まあ多々ありますね。
僕がねあの〜「いやここはいらねぇだろ」とか「ここは面白くないよ」とかすごく言うんですよ。
そうするとだんだんイライラしてくるんですね。
怒るんですか?怒りはしないんですけどこいつ作ってねぇくせにとは思いますね。
(一同)あははっ!もう完成間際に言うんで。
もっと早く言ってくれればもうちょっとそっちに寄せられるのにもう出来ますよっていう時に言ってくるんでふざけんなよとは思いますけど。
でも面白くしていくためにはそれが必要なんで。
いくつぐらいネタがあるんですか?
(富澤)いくつですかね〜100以上あると思いますけどその中で面白いのは20ぐらいですかね。
少ねぇな随分。
少な…。
(富澤)ふふふっ!
(伊達)もう少しあるぜ。
(富澤)もっとある?もうちょっとありますね。
なんかコントやってくださるっていう。
(伊達・富澤)やりますか?
(富澤)じゃあちょっと短いやつ。
(伊達)短いやつ。
ということでサワコの朝スペシャルライブを見せてもらうことに!さあそれではいってみましょう。
サンドウィッチマンショートコント「CD屋さん」。
すみませ〜ん。
いらっしゃいませ。
CD買いに来たんですけど曲の出だしは分かるんですけどタイトルがちょっと分かんないんですよね。
ああ〜よくありますね。
じゃあもしよろしければ歌っていただければ僕それで分かったら探しに行きますよ。
じゃあちょっと歌ってみます。
んんっ!・Yesterday「Yesterday」だよ!
(2人)はい!サワコの朝!あははっ!
(伊達)さあ続いて参りましょう。
「ラーメン」。
いや〜とみこおなかすいたね。
どうする?何食べる?私みきおと一緒でいいよ。
一緒でいいのか。
この店はラーメンがうまいんだ。
そうなんだ。
ラーメンでいいか?すみませんラーメン2つ。
私もそれで。
4つ来ちゃうぜ?
(2人)はい!サワコの朝!笑っていいんですよ別に。
あははっ!
(伊達)さあ続いていきましょう。
「お化け屋敷」。
怖い怖い怖い怖い怖い!大丈夫だ俺に任せろ。
なんか動いた!なんか動いた!動いてない大丈夫だ。
なんか光ってる!光ってる!光ってない大丈夫。
すみません大人2枚。
入ってなかったのかよ!
(2人)はい!サワコの朝!さあラストいきますよ。
ラスト。
「ハイジャック」。
ハ〜イみきお。
ハ〜イジャック。
(2人)どうもありがとうございました!以上でございます。
パチパチパチ…
(拍手)
(伊達)いかがですか?さすがの…テンポっていうか。
(伊達)阿川さんもしよかったらやってみません?阿川できないですよ。
できない。
(伊達)やりましょうよちょっと。
何をどうやるんですか?
(伊達)今やってみたいなっていうのありました?今の4本で。
(富澤)これだったらできそうだなって。
「ハイジャック」以外で。
あははっ!
(伊達)「ハイジャック」は簡単ですからね。
「ハ〜イみきお。
ハ〜イジャック」で終わりですから。
ええ。
ああ〜じゃあ…。
(伊達)「CD屋さん」。
「CD屋さん」?
(伊達)僕のパートと富澤のパートどっちがやってみたいですか?どっちだ…じゃあこっちがいいや。
だってセリフ少なかったもん。
(伊達・富澤)あははっ!
(伊達)まあやってみましょうか。
はい。
(伊達)はい。
すごいこれはもう僕も貴重な経験ですよこれ。
じゃあいきますよ。
「CD屋さん」。
すみませ〜ん。
いらっしゃいませ。
あの〜ちょっと曲のメロディーは分かるんですけどタイトルが分からないんですけど。
あっよくありますね。
じゃあもしよろしければ歌っていただければそれで僕分かったら探しに行きますよ。
あっほんとに?はい分かりました。
・Yesterday「Yesterday」だよ!完璧じゃないですか。
イエ〜イ!
(伊達)すごい!完璧。
さすが!パチパチパチ…
(富澤)まあまあ最初ねちょっと「CD買いに来たんですけど」っていうのが抜けてた。
(伊達)厳しいな!厳しいなお前。
いいだろうが別に。
そうだ「CD買いに来たんです」。
(伊達)もういいですよそんなセリフは。
ありがとうございました。
(富澤)間がちょっとねあの…。
(伊達)うるせぇな!もうドキドキしちゃいましたよ。
(伊達)いやすばらしいですねさすがですね阿川さんね。
(富澤)なんかどうですか?つっこまれると気持ちよくないですか?もういっぺんちょっとやってみたい。
(一同)あははっ!
(富澤)ちょっとクセになりますよね。
ちょっとクセになるかもしれない。
(富澤)それでまたウケたりするとわあ〜っていう。
そうです。
これでウケるとまた気持ちいいわけですよ。
またやりたいなっていう気持ちが。
(伊達)病みつきになるわけです。
じゃあ逆にすっごくウケなかったことはありますか?ウケなかった時ですか?すっごいウケなかったこと…。
いやそれはもちろんありますよ。
びっくりする時ありますよ。
びっくりする…ふふっ。
はい。
あの〜全国ツアー初日で例えばそれがね…。
全国ツアー初日で?初日。
まあ全くウケなかったとするじゃないですか。
もうその日の午後の公演でそれはもうやらないですね。
それはやっぱりネタが悪かったってことなんですか?ネタが悪かったというかここで考え過ぎちゃったりとかするんですよたまに。
僕も面白い富澤も面白いでもお客さんは全然面白くないみたいなネタがたまに出来たりするとそうなるんですよ。
自分たちだけが内輪でウケちゃう。
(伊達)内輪でウケちゃうっていう。
練習の時はゲラゲラ2人で笑ってるんですけどお客さんの前でやったら誰も笑ってない時たまにあります。
(伊達)あははっ!
(富澤)まじか〜と思って。
でもコントってある程度の長さがあるでしょ?
(富澤)もちろん。
そうすると最初にあっウケてないあっウケてないって思いながら5分ぐらい耐えるわけですか?耐えるわけです。
もう耐える5分ですね。
そうするとお互いなんか目で会話しますね全然駄目だなっつって。
これウケてないなって。
もうたぶんこのネタやんねぇなみたいなのを目で会話しながらなんとなく終わるっていう。
本番中にちょっとフッと頭真っ白になって…。
ありますよ。
あります?スト〜ンとネタ飛んだことはあります何度も。
どうするんですか?
(伊達)いやこうあわわわ…。
あははっ!ものすごく恥ずかしいことになりますよ。
でも最近はもう20年近くやってきてるんで「なんだっけ?」って聞いたりとか…。
「なんだっけ?」って聞いちゃ駄目なんですよねほんとは。
「なんだっけ?」って聞くの?
(伊達)そうですね。
あんまりこうテンパらないというか。
だから僕ボケてるのに僕がツッコミ教えたりとか。
(阿川・伊達)あははっ!だいたい僕はなんかここ飛びそうだなっていうのがあってごめんもしかしたらここ飛ぶかもっていうのは事前に言うんですよ。
伊達さんの場合は急に飛ぶんで。
僕ね練習嫌いなんですよ。
練習嫌いなの。
富澤さんは好きなんですか?
(富澤)僕も練習は好きじゃないですけどやらないことには覚えないですから。
意外に責任感が…。
責任感ありますよ。
僕もだって富澤についてってる感じですから。
今でも?今でも。
へえ〜。
じゃあ尊敬してる?尊敬してますもちろん。
でもこうやってやっててもやっぱりこう飽きられたりとかそれがないっていうか続けてらっしゃる秘訣ってなんですか?気をつけてるのはその〜はやりのフレーズ…要するにはやらないようにしようと。
僕らが発するフレーズがはやっちゃいけないとは思ってますね。
えっ?
(伊達)はやっちゃいけないんですよ。
流行語大賞なんかになっちゃいけないの?はやりって要するにねえ…。
グワ〜って盛り上がるけど…。
ええ。
廃りがあるわけですから。
はあ〜。
じゃあはやらないようにウケるようにする?
(富澤)そうですね。
そのあんばいはなんですか?ちょっと分かんないんですよね。
あははっ!答えろよお前。
でもなんかそういうとこは気をつけるというか。
あんまりその…フレーズを入れ過ぎないのはしてますね。
その仲のよさは何なんですか?一緒にご飯食べたり飲んだりは…。
さすがに今はあんまないですね。
じゃあ飲みながら食べながらネタを練り合わせるっていうようなことはあんまりないんですね?あんまりないですね。
うん…そうですね。
まあお酒も飲まないんでね一滴も。
我々2人とも。
2人とも?
(富澤)はい。
ず〜っとメロンソーダ飲んでますよ。
あははっ!
(伊達)ほんとに緑色の。
好きなんですか?
(伊達)富澤好きだよねメロンソーダね。
(富澤)そうですね。
昔カルーアミルク2杯で吐いたことありますから。
(スタッフ)あははっ!やめなさい朝から。
朝からすみません。
朝ご飯食べてますからね。
お2人とも結婚なさってお子さんも生まれたけどなんとおんなじ年に…。
(伊達)そうなんですよ。
うちは…。
結婚も同じ年ですし。
結婚も同じ年子どもも同い年。
まあもう一人下にいますけど。
2人会議で決めたんですか?
(伊達)決めませんよ。
どういうふうに決めるんですかそれ。
「結婚しよう今年」って。
いやいやいや…。
その前にだって僕らがゲイだっていう噂もあったりとか。
あんまり仲いいから?あんまり仲いいから。
それを払拭させるためにも結婚しましたよ。
(富澤)ふふふっ。
ほんとはどうだったんですか?違いますよ。
違いますよ。
あははっ!偶然なんですか?
(富澤)そうですね。
バイオリズムが同じなのかな。
(伊達)まあそうなのかもしれないですね。
で今や何?家族同士で…。
(伊達)あの〜まあ我々が仕事行ってる時にかみさん同士で会ったりとかはしてるみたいですけどたまに。
奥様はなんておっしゃってるんですか?お2人の芸を。
(伊達)えっ?
(富澤)どっちの「げい」ですか?あははっ!ここのゲイ疑惑ですか?今の流れからいくと…。
あの2人怪しいよねってお互いのかみさん同士が言ってるんですか?そんな…崩壊してますよその家族。
あははっ!漫才漫才。
漫才に対して。
漫才…あの〜ライブは見に来たりするけどね。
ええ面白いって。
面白いって。
やっぱり20年もたってくるとなんていうかこう路線というかサンドウィッチマンのこう目指すところっていうんですか。
まあ毎年必ず新ネタを作って全国ツアーをできるかぎりやろうねっていう話とあとは今が非常に…いちばん環境が整ってるというかお仕事もたくさん頂いてますしすごくこの状況がすごくいいので継続したいなとずっと。
継続するのが難しい世界じゃないですか。
そうそうそう…。
まあそれが実はいちばん大変だったりするんですけど。
今年に関しては20年目っていうこともあるんでライブツアーじゃあなんかやろうかっていってロンドンでやろうかっていう話が。
ロンドン!どうやるんですか?
(伊達)どうやるんでしょうね。
(富澤)ふふふっ!日本語で?日本語で全部。
英語でやるんじゃなくて?英語はちょっととてもじゃないですけどしゃべれないんで。
なんかこう幅が広がればいいな〜と思いますけどねうん。
あとはもう2人とも仙台の人間なんでしっかり東北にこう根ざしながら東京でも頑張っていければいいなと思いますけどねうん。
それではもう一曲選んでいただいてると思います。
「今、心に響く曲」。
(伊達)これはですねあの〜仙台を基盤にですね今全国展開で頑張っているニホンジンという3人グループがいるんですよ。
片仮名でニホンジン。
ユニット名がニホンジンなの。
その彼らがあの〜職業ソングを作ってまして要するにええ〜警察官という歌があったりとか美容師っていう歌があったりとか。
その中で「お笑い芸人」っていう歌があるんですよ。
それは彼らが我々に取材に来てですねどういう…大変な時あるんですか?とかどうやってネタを作るんですか?っていう取材を受けて作った歌…。
出来上がった歌なんですか。
僕らのネタのフレーズなんかも入ってる…。
(富澤)そうですね。
この歌はですね我々の単独ライブで幕が上がる寸前にかかる曲なんですよ。
じゃあサンドウィッチマンの出囃子そのもの?
(伊達)もうそういうぐらいの感じです。
これを聴いたらもうお2人が出てくるっていう。
そうですそうです。
ちょっと緊張しちゃう歌ですだから。
それではサンドウィッチマンのお2人です。
あははっ!もうそんな感じですだから。
(富澤)いやだからちょっと緊張するんですよこの曲。
始まるなっていう。
(伊達)大好きな歌なんですけどちょっとドキドキしてきますね。
うわっ大丈夫かなウケるかなウケるかなっていう舞台袖で待ってる時の歌なんで。
でもほんとにお2人の心境をよくかみ砕いて…。
(伊達)そうですね。
いや〜立派ですよね。
なんかうるうるしちゃう。
(富澤)ああそうですか。
(伊達)これ俺もちゃんと聴くとうるうるきちゃうっていうか。
お互いに助け合って生きていってくださいね。
あははっ!大事な相方ですからね。
ありがとうございます。
そうですね。
体に気をつけて。
富澤さんはどうしていつもそんなにつまらなそうな顔をしてるんですか。
あんなバカなこと言ってるのに。
ほんとにつまんないことも面白く聞こえるもん。
あははっ!つまんないこと言いました?俺。
いやダジャレでもなんかちょっと笑いながら言われるとあんまりウケないんだけどこんなつまんなそうに言われるとめちゃめちゃウケますよね。
「つまんなそうな」っていう表現はどうかなと思いますけど。
(伊達)あははっ!真面目な顔で言う。
真面目な顔で言う。
今後も…。
多彩なゲストが続々登場。
お楽しみに!2017/05/20(土) 07:30〜08:00
MBS毎日放送
サワコの朝【サンドウィッチマン▽芸と友情】[解][字]

お笑い芸人/サンドウィッチマン▽「コント!『サワコの朝』!!」サワコと新ユニット結成?!ネタをやっている時が一番楽しい!サンドウィッチマンが即興コント披露

詳細情報
番組内容
ゲストは、お笑い芸人のサンドウィッチマン。デビュー20周年の二人は宮城県仙台市出身。伊達みきおと富澤たけしは高校のラグビー部で出会い、一度は別々の道に進んだものの24歳の時にコンビを結成。長い下積み時代を経て33歳の時にM−1グランプリで優勝し大ブレイク。地元を大切にする芸人としても愛され、今や、テレビ・ラジオあわせて9本のレギュラーを持つ売れっ子になったお二人です。
番組内容2
高校の時、お互いのことを「今まで出会った友達の中で一番おもしろい」と思ったという二人。伊達さんが富澤さんのラグビー部時代の爆笑エピソードを披露!スタジオではサワコと即興コントにトライ。伊達をうならせたサワコのボケにもご注目ください!
「ネタをやっている時が一番楽しいし、自分たちの最大の武器だ」という二人。人を笑わせるのが気持ちいいという二人に、お笑いの持つ魅力とはなにか、サワコが迫ります。
 
出演者
【司会】
阿川佐和子
【ゲスト】
サンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)
 
音楽
【番組テーマ曲】
「Tea for Two(二人でお茶を)」歌:ドリス・デイ
公式ページ
【番組HP】
http://www.mbs.jp/sawako/
 
お知らせ
【解説放送あり】
制作
【製作】MBS TBS
【制作協力】TBSビジョン

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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