TVドラマで放送された『のだめカンタービレ Lesson1』では、破天荒な少女である『のだめ』が天才的な才能を持つ『千秋 真一』と運命的?な出会いをします。その内容を知らない方や忘れてしまった方のために、このLesson1のキャスト・ストーリー・見所などを詳しく紹介しましょう。
「のだめカンタービレ Lesson1」のキャスト
天才的な才能を持つ千秋 真一ですが、彼は高所恐怖症で、ヨーロッパにいる憧れのビエラ先生に会う事が出来なくて絶望的な日々を送っていました。そのような絶望の日々をコミカルに演出するキャストを紹介します。
のだめ(演:上野 樹里さん)
上野 樹里さんの出世作となったのが、この『のだめカンタービレ』です。そして、上野 樹里さんが不潔で破天荒な性格をした音大の女子学生『のだめ(野田 恵)』を熱演します。
千秋 真一(演:玉木 宏さん)
のだめと同じ音大のピアノ科の4年生である千秋 真一は、天才的な才能を持っていますが、外国に行けない事で指導していた教師や恋人達と衝突していく事になります。
多賀谷 彩子(演:上原 美佐さん)
教師と衝突してしまった彼氏『千秋 真一』を説得しようとしますが、彼氏はその言葉に耳を傾けようとしないで、千秋 真一と衝突していくのです。
江藤 耕造(演:豊原 功補さん)
千秋 真一をスパルタ指導していたのが、ハリセンを片手に持つ異色の教師『江藤 耕造』です。江藤 耕造は指導は厳しくて有名でしたが、その高い指導力は確かなものでした。
谷岡 肇(演:西村 雅彦さん)
のだめを指導していた教師が『谷岡 肇』です。一見すると少し間が抜けたような教師に見えますが、その本性とは?
シュトレーゼマン(演:竹中 直人さん)
怪しげな男『シュトレーゼマン』は、偽名を使って、のだめや千秋 真一に近づいてきます。このシュトレーゼマンこそ、後に、のだめや千秋 真一に大きな影響を与える重要人物だったのです。
「のだめカンタービレ Lesson1」のストーリー
千秋 真一は、少年時代に憧れのビエラ先生と会っていた事を思い出していましたが、飛行機が胴体着陸した際の体験も思い出してしまい憂鬱(ゆううつ)になっていました。その千秋 真一が翌日に音大へ登校しますが、 ピアノを指導していた教師『江藤 耕造』と衝突してしまいます。
千秋 真一は、その帰りに彼女である多賀谷 彩子から、江藤先生に謝るように説得されますが、それを拒んでしまい口論してしまいます。千秋 真一はその後に自宅の部屋の前で気を失って座り込んでしまいます。それを隣の部屋に住んでいた後輩の『のだめ』が、部屋に連れて行き介抱する事にしました。
翌朝になって千秋 真一が目覚めたら、ゴミの山になっていた『のだめ』の部屋にいる事に驚きます。さらに、のだめから「昨日の事、覚えてますか?」と言われてしまって「もしかして、関係を持ってしまったのか?」と恐ろしくなって逃げ出してしまいます。
千秋 真一を担当する教師が、江藤 耕造から谷岡 肇に変わりました。しかし谷岡 肇は『落ちこぼれ専門』略して『落ち専』の教師として有名だったので、千秋 真一は「この俺が落ちこぼれ」と肩を落とします。そんな千秋 真一ですが、谷岡 肇の提案で、のだめと一緒にピアノを弾く事になって「後輩指導だと思って」と言われるのです。
それから、のだめは帰り道で『ミルヒー・ホルスタイン』と名乗る怪しげな外人と出会いますが、何を思ったのか千秋 真一の部屋へ連れ込んでしまいます。千秋 真一は当然怒って、怪しげな外人を追い出しますが、これが後に大きな亀裂を生み出します。その後に千秋 真一は、のだめを積極的にピアノ指導するようにして、二人は谷岡 肇の前で見事に課題だった曲を見事に演奏しました。
それを見た谷岡 肇から、ある事実を教えてもらい、千秋 真一は「そういう事だったのか」と一杯くわされたなと見事に騙されたのです。そして千秋 真一は憧れの指揮者ビエラ先生の影響があって、ピアノ科から指揮科へ転科しようとします。しかし指揮科には有名なシュトレーゼマンが指導する事になりました。そのシュトレーゼマンこそ、あの怪しげな外国人だったのです。
「のだめカンタービレ Lesson1」の見所
のだめカンタービレDVD-BOXのVol.1のLesson1では、上野樹里さんの熱演が大きな見所ですが、それと同じぐらい魅力的だったのがストイックに音楽へ打ち込む大学生たちとコミカルに弾け合う人間関係でしょう。特に、のだめと千秋 真一の衝突したり手を取り合ったりする所は、面白いです。
実際に、この『のだめカンタービレ』で、クラシックに目覚めた日本人が増えたと言われているので、その影響力の大きさが分かりますね。