特集
2017年5月23日
富山県の水を飲みまくる記事です。
富山県の入善町は水の資源が豊かな地域である。名水百選に選ばれた場所もあるが、海洋深層水で有名な町でもある。海洋深層水について学べる施設もあり、そこでは塩分濃度が違う海洋深層水の試飲や水を持ち帰ることもできるのだ。
富山駅にある水飲み場が主張してくる富山県は北アルプスの立川連峰からの雪解け水が流れてくる地域だ。なので、きれいでおいしい水が豊富である。そしてそのことを主張するように、富山駅には水を紹介するための水飲み場があるのだ。
クラスの暗い子が友だちの輪の中で面白さや変わった感じを出すような小さく主張する水飲み場。
水飲み場の下には「とやまの水」と主張してくる。
もう、主張が止まらない。
金賞を取ったのだから、少しぐらい俳句を読んでも多めに見てほしい。
飲んでみると、確かに東京の駅にある水よりもおいしい。
水の味に対して違いを言えるほどのグルメかはわからないけど、塩素臭くない、透明感ある水だ。さすが、主張してくるだけのことはある。(どこから目線の言葉だろう。)
富山県にはこのような水をおすすめしてくるスポットが多い。今回宿泊したスーパー銭湯には水風呂に注がれる水がそのまま飲めるという施設もあるくらいだ。 富山に行きたい理由の1つがここのサウナ。水風呂が気持ちいい。
水風呂の水の肌触りがよく、塩素のにおいがしないというサウナ好きにはたまらない水風呂に何度も入り、リラックスして寝床についた。まさか、両隣がいびきのうるさい人でいびきのステレオサウンドを聞きながら3時間しか寝れないとは水風呂に入っているときには思わなかっただろう。(雑魚寝の仮眠室で寝たから)
名水の里、入善へそして、富山駅から電車で40分。到着した入善町西入善駅には名水百選に選ばれた黒部川扇状地湧水群があり、水のスポットが多くある。長々と書くと流し見されてしまう(水だけに)と思うので簡単に説明しよう。
西入善駅には多くの名水スポットがある。
駅を降りて少し歩くと、水と密着した生活を感じることができる。
家の庭にはくみ上げた水があふれ出ている。
これは秋に行ったときの写真。収穫したさつまいもを洗っている。夏にはすいかを冷やすそうだ。
生活の中にあるきれいな水がある。我々は社会を生きる中で、心が汚れてしまっているのではないか。流れる透明な水を見ながら、心がきれいになる気がした。
自宅に帰ったときに近所で、酔っ払いが喧嘩をしていたのだが「ばーか!」と言い合いしていたのを見て「地元っていいな」と感じた。もう、汚れた。 名水飲み放題名水が飲み放題。どこのチェーン店にもそんなのないが入善にはある。店でもないし外だが。あと、とても歩く。名水が湧くところ3か所や寄り道をして2〜3時間である。30分前にラストオーダーとなりますのでよろしくお願いします。
五十里ゆう水の庭。
駅から太っている人の足で心が折れながら結構歩くと着く。(心が折れてたので具体的にどのくらい歩くのかわからない。ごめんなさい)。でも、疲れたときに飲む名水のおいしさと言ったら2リットル飲める。
うちの庭にも名水が出てほしい。
のどがうるおったら歩く。それはもう歩く。そして、着いたのが「高瀬ゆう水の庭」。
高瀬ゆう水の庭。また庭だ!
ピタゴラスイッチな水飲み場。これもうちの庭にほしい。
きれいな水が流れている様子はずっと見ていられる。
ここの名水の庭には水をくみに多くの方が来る。うちの庭には水をくみに人が来ないので、うらやましい。
コップもあるのでご自由にお飲みください。
最後は、水こそ飲めないが水にまつまる素敵な場所だ。
公苑。焼肉の叙々苑の苑を使っているので高級感がある。
「苑」は物事の集まるところという意味があるらしい。へーと思いながら中に入ると、
ゲームに出てくる神殿。ボスが出てくる。
神秘的な光景が広がっていた。ちなみに噴水などもあるがここの水を飲んでいいのか分からないので水を見た。
ちなみに水にまつまる知識が得られる施設である。
以上、水にまつまる場所を簡単に書こうと思ったら、思いのほか長くなったコーナーでした。
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