青森県の田舎館村は「田んぼアート」で
全国的にも広く知られるようになった村。
このスター・ウォーズの田んぼアートは、
2015年10月に訪問した際、撮影したもの。
年々、クオリティが高くなり続け、
驚かされるばかりですが、
田んぼアートと同じくらい
注目を浴びているのが「石のアート」です。
現在も石のアートは楽しめますが、
場所や開館期間には要注意!
青森観光で訪れる時の
参考にしていただければ幸いです。
田んぼアート会場は2箇所ある
「石のアート」の場所は、
田舎館村の田んぼアート会場になりますが、
田んぼアートの会場は2箇所あるんですね。
・第1田んぼアート→「田舎館村役場」
・第2田んぼアート→ 「道の駅いなかだて」
「石のアート」の場所は道の駅
石のアートの場所は、
第2田んぼアート会場、
「道の駅いなかだて」の方になります。
道の駅いなかだての敷地内に、
「弥生の里展望所」という施設があるので、
入館料を支払ってエレベーターで2階に行き、
見学するような流れになりますよ。
田んぼアート開催期間中の訪問であれば、
第1、第2会場のどちらを訪れても、
無料シャトルワゴン車で行き来できるので、
問題ありません。
でも、今はまだ田植えも開始していない時期。
田んぼアートは実施していません。
無料シャトルワゴン車は、
田んぼアート開催期間だけの運行。
間違うとタクシーで移動するしかありませんよ。
注意事項は一旦このくらいにして、
現在、観覧できる石のアートを紹介しますね。
連休を利用して行ってきました。
2017年・2018年の石のアート「ダイアナ妃」
2015年から始まった石のアートは、
「惜しまれる人」がテーマになっています。
一つの作品の展示期間は2年間なので、
今年の作品「ダイアナ妃」は
来年も楽しめる予定ですよ。
デジカメの充電が無くなり、
ガラケーで撮影したので画像が粗いのですが、
ダイアナ妃はこのような作品。
色違いの小石を数種類使い、
アスファルトの上に敷き詰めて
アート作品にしているのですが、
石は接着せず置いているだけなのだそう。
なるべく小石の天然色に
こだわるようにしているそうですが、
必要に応じて一部、
着色しているんですって。
赤がダイアナ妃の気品の高さを
表現しているようで、
美しくて素敵ですよね。
このダイアナ妃と共に、
楽しめる作品がもう一つあります。
2016年・2017年の石のアート「石原裕次郎」
昨年の石原裕次郎さんを題材にした
石のアートは今年も楽しめるんです。
かっこいいですよね(*^-^*)
短文芸コンテスト最優秀作品も要チェック!
石原裕次郎さんの作品の隣に、
田んぼアート短文芸コンテストで
最優秀作品に選ばれた作品も
展示されているのですが・・・
平和だな
ゴジラの鼻に赤とんぼ
恐らく2016年の田んぼアートのテーマが
「シン・ゴジラ」 だったので、
その風景に因んだ川柳なのでしょう。
確かに、平和だわ(^▽^;)
最初の石のアートは「高倉健」
ちなみにもう観ることはできませんが、
2015年に初めて登場した
石のアートの題材は高倉健さんでした。
2015年10月に撮影したものです。
凛々しい姿が再現されていて素敵。
川柳も展示されていました。
叶うなら
この地で天女と暮したい
広々とした田園風景ときれいな空気が
天女を思わせたのでしょうか・・・
2017年5月現在の田んぼアートの状況
現在の田んぼアートの状況ですが、
6月から田植えが始まるということなので、
こんな感じになっております。
2015年の場合だとこの場所に、
スター・ウォーズのアートがあったわけです。
2017年の田んぼアートのテーマ
今年の田んぼアートのテーマは、
・役場→「ヤマタノオロチとスサノオノミコト」
・道の駅→「桃太郎」
に決定したという掲示がありました。
どんな作品になるのか楽しみですね。
でも、注意したいのは開催期間。
入館料も変わるので注意が必要です。
石のアートや田んぼアートの開館期間に要注意
石のアートは田んぼアート開催期間中も、
楽しむことができます。
ただし、入館料が田んぼアート開催期間と
それ以外では変わるので要注意!
こちらのパンフレットによれば・・・
石のアートだけの観覧期間
・4月22日~6月16日
・10月10日~11月7日
上記期間の弥生の里展望所入館料は、
大人(中学生以上)200円、
小学生100円、未就学児無料。
観覧時間は9時~17時(入館は16時半まで)
田んぼアート開催期間中
田んぼアート開催期間中は、
石のアートと田んぼアートの
両方を観覧することになります。
・期間:6月17日~10月9日
上記期間の弥生の里展望所入館料は、
大人300円、小学生100円、未就学児無料。
ちなみに石のアートの展示が無い、
役場の田んぼアート第1会場の入館料は、
展望デッキと天守閣で異なります。
小学生100円、未就学児無料は共通ですが、
中学生以上の料金が違いますよ。
展望デッキ(役場4階)→300円
天守閣(役場6階) →200円
石のアート会場までの交通アクセス
6月17日~10月9日までの
田んぼアート開催期間中であれば、
弘南鉄道の弘前駅から、
黒石方面行の弘南線の電車に乗り、
22分で「田んぼアート駅」に着きます。
田んぼアート駅は無人駅ですね。
ここから3分程歩けば展望所がありますよ。
弘南鉄道の弘前駅は、
JR奥羽本線弘前駅のすぐ近く。
東京方面から新幹線で訪れるなら・・・
新幹線:東京駅→新青森駅
JR奥羽本線:新青森駅→弘前駅
弘南鉄道:弘前駅→田んぼアート駅
という感じで乗り換えが必要です。
田んぼアート駅は期間限定
注意したいのは、
田んぼアート駅に停車するのは、
田んぼアート開催期間中のみ。
つまり、今はまだ開催期間ではないので、
弘南鉄道に乗り換えても、
田んぼアート駅で下車できません。
開催期間以外であれば、
弘南鉄道弘前駅から乗車し、
田舎館駅で下車します。
その後、タクシーに乗り換え、
約5分で到着という方法になりますね。
観光で訪れるなら、
田んぼアート開催期間中の方が、
交通の便も良いですよ。
田んぼアート進捗状況の確認方法
田んぼアートの進捗状況は、
田舎館村田んぼアート公式サイトで
いつでも確認できます。
今はまだ田んぼアートの
開催期間中ではないので、
2016年の状況が掲載されていますが、
カレンダーで昨年の状況を確認するだけでも、
訪問する目安になると思いますよ。
最後に
石のアートは実際に見てみると
かなり迫力があって驚きます。
交通アクセスが不便なのですが、
訪問する価値はあると思いますよ。