挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
レベル1だけどユニークスキルで最強です 作者:三木なずな
90/90

90.カウンター追跡

 朝、まだまだなれないアリスの家で目が醒めた。
 確かに貧しい村でアリスの家も質素なものだが、それ以上にエミリーハウスの暖かさが恋しい。

「体がすっかり調教されてるなあ」

 そんな事をつぶやきつつ、家の中を見る。
 家具もろくになくてしきりもない山小屋の様な家の中でアリスとイヴとの雑魚寝。
 アリスはホネホネとプルプルが頭の上に猫のように乗っかってて、イヴは薄い布団をガジガジかじっている。

「ダメだよこんこん……え? 炎も氷もきかないの?」
「のーにんじん、のーふゅーちゃー」

 二人揃ってなんか寝言を言っていた。
 なんか楽しそうな夢を見てるなと思いつつ、おれは起き出して、さてダンジョンでちょっと稼いでくるか、と思った。
 まずは装備を点検。
 二丁の拳銃、各種弾丸。
 ポーチは初見ダンジョンの時は使わないが、もうドロップが砂金と金塊だって判明してるからつけていく。
 それにスライムの涙。
 ハグレモノから再ドロップした後、追加の性能チェックしてなかったけど、あの小悪魔どもは色々だまし討ちしてくるから、念の為にこれもつけておこう。
 そうして、点検を一通りすませると。

 コンコン。

 ドアがノックされた。
 ちらっとアリスとイヴを見る、二人はまだすやすやと寝息を立てている。
 仕方ないからおれが出る事にした。

「はーい、どちら様? ――って」

 ドアを明けると、そこに女の子が三人立っていた。
 いずれも村の女の子、歳は十五・六と向こうの世界ならJKくらいの歳だ。

「サ、サトウ様だ。ねえどうしよう、いきなりサトウ様が出てくるなんて思わなかったよ」
「いくしかないっしょ、ほらリース」
「わ、わたし無理だよ。二人からお願い」

 女の子たちはおれの顔をみるなり、慌てて譲り合い……というか押し付け合いをはじめた。
 一体どうしたんだろう、って思っていると真ん中の女の子が二人に背中を押されて、意を決した様子で切り出した。

「サトウ様!」
「お、おう?」
「一昨日はわたし達を助けてくれてありがとうございました」
「ああ、ダンジョンに呑み込まれてた女の子か」
「はい! 助けてくれた時のサトウ様……すごく格好良かったです」
「おおぅ?」

 自分でも間抜けだなって思う声が口から漏れた。
 大好きって、あの大好きのことか?
 そ、そんな事言われた事ないからどうしたらいいのか焦ってしまう。

 だけど、焦る暇もなかった。

「あの! あたしもです!」
「わ、わたしも……」
「おうぇ!?」

 残った二人は自分たちもそうだと主張してきた。
 最初に「大好き」と言ってきた女の子とあわせて、三人がおれをまっすぐ見つめ、訴えかけてくる。

 強い眼差し、つよいな気持ち。
 それは伝わったけど、おれはどうすればいいんだ?

「あ、ありがとう」

 絞り出したのが、そんなお間抜けなせりふだった。

「きゃあああ」
「うれしい!」
「あぁ……立ちくらみが……」

 お間抜けな返事もどうやら喜んでもらえたみたいで。
 おれはまるで、狐につままれた様な気分になった。

     ☆

「あたり前じゃん」

 起き出したアリスと家を出てダンジョンに向かう途中、話を聞いたアリスがあっさり言い放った。
 ちなみにイヴはいつの間にか起きていつの間にか姿を消している。

「あたり前?」
「若くて格好良くて、協会長を呼べば来るほどの大物」
「かっこいいのか? というかクリントはおれに依頼してきたし、そりゃ任務完了のチェックに来るさ」
「ピンチの時颯爽と助けてくれたし。ポイント大きいよそれ」
「そ、そうか」
「それにさ、ダンジョンで戦う冒険者ってやっぱり憧れなんだよ。あたしだって憧れてシクロ行ったじゃん」
「なるほど……」

 それはそうなのかも知れない。
 あらゆる物がダンジョンからドロップする世界。この世界の物流というか、大げさにいうと命脈そのものが冒険者たちの手に握られているといっていい。
 ダンジョンで戦える冒険者たちを憧れる気持ちは理解できる、特にダンジョンのない村ならなおそうだろう。

「今度協会長になるしさ、リョータはもうこの村のスターなんだよ」
「スターって言われるともにょるけど、話は分かった」

 納得してアリスと一緒に歩く。
 アリスの家からダンジョンに向かう途中、よく見れば村人が遠巻きにおれの事を見ている。
 全員が好意的な視線で、何人かは今朝の女の子たちと同じ表情だ。

 そんな風に見られるとむずむずするから、おれはダンジョンの中に逃げ込むことにした。
 早足でダンジョンの入り口までやってくる。

「よし、じゃあいこう。おれが先にいって、一旦入り口まで戻ってくるから」
「うん、まってる」

 頷くアリスを置いて、おれは先にダンジョンに入った。
 誰かが立ち入るたびに構造が変わるこのダンジョンで一緒に攻略する方法は、入ってから合流するしかない。

 合流のしかたは二つあって、おれは一番確実な方法をとる事にした。
 すなわちおれが先に入って、入り口まで一旦戻ってから、後から入ってくるアリスを出迎えて一緒にどこかに飛ばされる。

 アリスと一緒に攻略するのは、彼女の特殊能力目当てだ。
 ダンジョンで生まれた彼女はなんとなくでダンジョンの構造とかモンスターのいる場所とか分かる。
 入るたびに構造が変わるダンジョンで、下の階があるかどうかを探るためにはアリスが必要だ。

 見知らぬダンジョンの中、それっぽい方向に進んで入り口に戻ろうとする。
 実質初めてのダンジョンでちょっと迷った。

 ガサッ。

 物陰から物音がした。
 村人の誰かがダンジョンに潜ってるんだろうか、と思っていると。

「――ッ!」

 いきなり何者かが襲いかかってきた。
 黒い影が疾風の如く襲いかかってきて、鈍色の刃が光を反射して弧を描いて襲ってきた。
 モンスターじゃない!

 鼻先をかすめた刃をとっさに掴んで、そのままボディブローを叩き込む。
 人間だ、すくなくとも人間型のなにかだ。

 相手は体をくの字に曲げて、動きが止まった。
 と思ったらおれが掴んでる刃を放して懐に手を差し込んでなにかをするそぶりを見せたから、そのまま顔面に強烈なフックを叩き込んだ。

 黒い影は壁に突っ込んで、そのまま崩れ落ちた。
 よく見るとやっぱり人間だ、しかもその出で立ち、

「暗殺者?」

 頭の中に思わずその言葉が浮かび上がった。
 おれが握って奪ったのは鋭い刃のアイクチ、そして黒装束でいきなり襲いかかってきた。
 オーソドックスな暗殺者の出で立ちだ。

 暗殺? おれを?
 ……どうして?

 疑問が次々と浮かび上がって、これは捕まえて吐かせなきゃ、となった時。

 ダンジョンの構造が変わった!

 暗殺者を捕まえようとしたらダンジョンがいきなり構造が変わって、相手とはぐれてしまった。

「……このタイミング、偶然じゃないな」

 何をどうやったのか分からないけど、直感的におれが捕まえられないようにされたのが分かった。
 なにかを発信したのか監視されてたのか分からないけど、おれがそいつを捕まえられるタイミングでダンジョンの構造が変わったのは偶然だと思えない。

「探すか、いや入り口で待ってるアリスだ」

 ダンジョンの構造が変わったのなら誰かが入って来たのだ。
 となると入り口にいるアリスが危ない。

 おれは走った、構造の分からないダンジョンを走った。
 小悪魔どもとエンカウントするが無視する、攻撃されるがHPと体力Sでまるっと無視した。

 五分くらい走って、ダンジョンの入り口が見えた。

「アリス!」
「リョータ!」
「大丈夫だったのか?」
「うん、あたしは。それよりも変な人が逃げてった」
「逃げてった?」
「うん、誰かがあたしを突き飛ばして入ったんだけど、その後に二人出てきて、ばらばらに逃げてった」
「取り逃がしたか」
「どういうこと?」
「おれを襲ってきたんだ、いや暗殺か」
「暗殺!? あっでも、それっぽい格好……」

 驚いた後、格好を思い出したアリスは納得した。
 そう、格好で納得するほど暗殺者的な感じだ。
 問題なのはだれが? 何のためにそうしたのか。

 捕まえられなかったのが痛いな。

「ねえリョータ、体がなんか光ってるよ?」
「え?」

 アリスに指摘されると、確かに体が光ってるのが分かった。
 正確に言えば服の下で赤く点滅している。
 どういう事なのかとそれを取り出すと。

「スライムの涙……」
「それってダメージをカウンターするヤツだよね」
「ああ、ハイガッツスライムのドロップ、その後ハグレモノで再ドロップさせたヤツだ……この光が追加効果か?」

 スライムの涙をじっと見つめる、光がどういう意味なのかと観察する。

「……アリス、逃げていったヤツはどっちにいった」
「えっと、あっちとあっち」

 アリスは正反対となる二つの方角をさした。
 スライムの涙をもってまずは片方にむかっていく、点滅がちょっとだけ遅くなった。
 今度はもう片方に向かって行く、点滅は早くなった。

「どういう事」
「多分……カウンターした相手の追跡をしてるんだ」

 おれは、早く点滅している方を追いかけることにした。

     ☆

「しくじったか」
「申し訳ありません!」
「ふん、ヤツめ、予想以上に強かったということか。ただの新興ファミリーだと思っていたがそこそこに出来る様だな」
「どうする?」
「顔はみられてないか? 追跡は?」
「見られてないしつけられてもいない」
「ならしばらく身を隠せ、次の策を考える」
「わかった――むっ」
「どうした――え?」

 森の中で話していた二人は体の異変に気づいた。
 二人とも体を光るなにかに縛られていた。

「くっ……な、なんだこれは」
「動けん……どういう事だ」

 光の縄を必死に解こうとする二人、が、もがいてももがいてもびくりともしない。

「そういうことか」
「だれだ!」

 誰何する男に、おれは(、、、)ゆっくり近づいていった。
 銃をしまい、ゆっくり歩いて行く。
 強化弾マシマシの拘束弾は、二人には振りほどけないだろうという確信がある。

「サトウ……リョータ」

 絶句する男は見た顔、サメチレンのダンジョン協会長だった。
 そいつの横で拘束されているのは、さっきおれを襲った黒装束の男。

「つまり、お前が差し向けたってことか」
「な、なんの事だ」
「すっとぼけるか。まあいい、そういうのはおれ苦手だから。アリス」
「うん!」

 一緒についてきたアリスが横に並んできた。

「村に戻ってクリントを呼んで来てくれ、かれの方がこう言うの得意だろう」
「わかった!」

 頷くアリス、即座に身を翻して走り出した。
 残されたおれ、そして拘束されている二人。

 サメチレンの協会長は、面白いくらい顔が青ざめて行くのだった。
6万ポイントまで400切りました、明日の更新も頑張ります!
面白かったらブクマ、評価もらえると嬉しいです。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです

 俺、一之丞は就職100連敗、さらに記録更新中の無職だった。  面接に向かう途中、トラック事故に巻き込まれ、あえなく死亡。  そして、女神から常人よりも400倍//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全168部)
  • 8864 user
  • 最終掲載日:2017/05/19 23:10
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全494部)
  • 7720 user
  • 最終掲載日:2017/05/22 23:45
異世界転移したのでチートを生かして魔法剣士やることにする

ネトゲーマーの大学生、楓は徹夜でネトゲをプレイし続けた結果、異世界に転移する。チートじみた魔力とスキル群を持って。楓はこの世界で何を思い。何を為すのか。 テン//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全113部)
  • 7343 user
  • 最終掲載日:2017/03/20 20:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全150部)
  • 10443 user
  • 最終掲載日:2017/05/21 00:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部)
  • 8683 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部)
  • 9084 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲

 アラサープログラマー鈴木一郎は、普段着のままレベル1で、突然異世界にいる自分に気付く。3回だけ使える使い捨て大魔法「流星雨」によって棚ボタで高いレベルと財宝を//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全527部)
  • 10172 user
  • 最終掲載日:2017/05/07 22:04
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えれば唯//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全266部)
  • 10791 user
  • 最終掲載日:2017/05/20 18:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全363部)
  • 12502 user
  • 最終掲載日:2017/05/19 00:06
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全119部)
  • 8979 user
  • 最終掲載日:2017/05/22 20:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全219部)
  • 8366 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 21:22
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

成長チート? 無限の魔力? 全属性使用可能? そんなもの即死能力で一撃ですが? 本当に最強なら、戦いにすらならない! 全ての敵が即死する、超お気楽異世界召喚コメ//

  • コメディー〔文芸〕
  • 連載(全82部)
  • 7694 user
  • 最終掲載日:2017/05/17 14:53
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部)
  • 7617 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全120部)
  • 9134 user
  • 最終掲載日:2017/05/16 04:45
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望ではなく希望を糧に得ようと決め、悪意の迷宮ではなく幸せな街を//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全145部)
  • 9031 user
  • 最終掲載日:2017/05/21 19:06
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1374部)
  • 8033 user
  • 最終掲載日:2017/05/22 18:00
俺だけ入れる隠しダンジョン 〜こっそり鍛えて世界最強〜

職を失った貧乏貴族の三男、ノルは途方にくれていた。冒険者になるべきかと悩んでいたところ、ノルに幸運が訪れる。 誰一人として入り方がわからない隠しダンジョン、そ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全32部)
  • 7673 user
  • 最終掲載日:2017/02/19 00:24
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全808部)
  • 7496 user
  • 最終掲載日:2016/11/16 00:00
LV999の村人

 この世界には、レベルという概念が存在する。  モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。  また、誰もがモンス//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全267部)
  • 7441 user
  • 最終掲載日:2017/05/23 14:26
くじ引き特賞:無双ハーレム権

商店街でくじを引いたら、特等賞で異世界にいける権利をもらった。 さらにくじを引いたら、出てきたのは用意した側も予想外のチートスキルだった。 うるさいヤツは黙らせ//

  • アクション〔文芸〕
  • 連載(全225部)
  • 7850 user
  • 最終掲載日:2017/05/21 18:10
カット&ペーストでこの世界を生きていく

成人を迎えると神様からスキルと呼ばれる技能を得られる世界。 主人公は二つのスキルを授かり、それをきっかけに英雄と呼ばれる存在へと成り上がる。 そんなありきたり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全191部)
  • 8777 user
  • 最終掲載日:2017/04/02 06:00
再召喚された勇者は一般人として生きていく?

異世界へと召喚され世界を平和に導いた勇者「ソータ=コノエ」当時中学三年生。 だが魔王を討伐した瞬間彼は送還魔法をかけられ、何もわからず地球へと戻されてしまった//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全359部)
  • 7878 user
  • 最終掲載日:2017/05/21 11:00
寄生してレベル上げたんだが、育ちすぎたかもしれない

異世界の神が行った儀式に巻き込まれ、鳥海栄司は異世界に転移してしまう。儀式を行った異世界の神は転移に際し栄司の可能性の具現化であるクラスを引き出そうとするが、普//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全129部)
  • 7862 user
  • 最終掲載日:2017/05/21 12:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全193部)
  • 8403 user
  • 最終掲載日:2017/05/23 00:00
異世界支配のスキルテイカー ~ ゼロから始める奴隷ハーレム ~

 スキルを奪って成り上がれ!!  武術の天才――近衛悠斗が召喚されたのは、奴隷たちが売買される異世界であった。  悠斗はそこで倒した魔物のスキルを奪い取る《能力//

  • アクション〔文芸〕
  • 連載(全210部)
  • 7583 user
  • 最終掲載日:2017/05/17 22:51
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全99部)
  • 8753 user
  • 最終掲載日:2017/05/13 00:52
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全358部)
  • 7856 user
  • 最終掲載日:2017/05/10 12:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全359部)
  • 8232 user
  • 最終掲載日:2017/03/23 20:00
↑ページトップへ