ゴールデンウィークも終わり、土日祝休みの人は7月17日の海の日まで祝日がない。また、ここ最近一気に気温も上昇したことで、仕事へのモチベーションが著しく下がってしまっている人が多いのではないだろうか?かくいう私もその一人で、ゴールデンウィーク明けはカレンダーを見ないようにしているし、6月は意図的に休むようにしている。そうでもしないとやってられない。
しかし、仕事は待ってくれない。クライアントからの要望には応えないといけないし、会社内で「あの人仕事してない…」と思われるのも癪だ。
そんな時に必要なのは、真面目に仕事をこなすだけではなく、適度な息抜き。つまりサボりではないかと考えている。サボりといっても無断で会社を休む、与えられた仕事から逃げ出すということではなく、仕事の合間に休息を入れること。
ということで、過去に私が実践してきたサボりテクを幾つか紹介したい。新社会人、転職して間もない人、長く会社に勤めている人など立場関係なく役立ってくれる(はず)。
上手なサボり方
1・イベントを見逃すな
東京の場合なら東京ビッグサイトで、毎月多数のイベントを開催していて、中には自身の仕事に関係あるイベントも必ず開催している。
関連性あるイベントが行われていたらサボりのビッグチャンスだ。私は前職で「市場調査」「ライバルの視察」「新規開拓」やらのテキトーな言い訳を作って、何度も参加していた。
ポイントは午前中に仕事を終わらせ、午後に会社を出る。イベントに参加している企業の中から関連性ある会社に絞って話をしにいく。そして、イベント終了時刻になったら会社に電話を入れ「◯◯社とイベント後に少し話すことになったので、打ち合わせしてそのまま帰ります」と直帰することを伝える。慣れればSkypeやチャットワーク、LINEでチャットだけでもよい。当然打ち合わせなどするはずもなく(そもそも出展者側は片付けなどあるので無理)、少し海でも眺めてスマホゲームでもして帰宅すればいい。
この時に重要なことは
①社長や上司に怪しまれないお土産(情報、顧客)を持って帰ること。
②ビッグサイトなどは広いので、事前にどのブースにどの会社が入っているのかを調べておき、無駄な時間を極力減らすこと。
③会場内の写真も撮っておく。
これで充分。③については、なるべく人が集まってるブースで写真を撮り「このイベント人が多すぎて一つのブース見るのにとんでもなく時間かかっちゃったんですよ(苦笑)」のための材料。
余談だが、イベント参加は月に一度が望ましい。月に2回以上行ってしまうと「アイツ何もしてねえ」というのがバレてしまう。あくまで多忙な日々の合間に行ってる感を出そう。
2・電車遅延は振替輸送に頼らずに待つ
毎日どこかで遅れが発生している電車。多くの人が利用する駅の改札などは地獄絵図にも見えてくる。無理だと分かっているはずなのに駅員さんにキレ気味の人もいて余裕ねえなと。
この電車遅延。選択肢として待つか振替輸送だろうが、この時もサボるチャンス。近くにカフェがあれば行き、ノートPCを持っている人なら「電車遅延でしばらく動かなそうなのでしばらくカフェで仕事してます」と会社にメールかチャットをしよう。その後はYouTubeで旬なグラビアアイドルや乃木坂46のミュージックビデオでも見て優雅にコーヒーでも飲もう。電車遅延の場合、動き始めは激混みなのでそれも避け、通常運転に戻ってから出社しよう。
最近なら朝の情報番組でも情報が得られるので、人身事故の場合などはそもそも家から出る必要はない。
遅延証明の提出義務や「振替輸送使えば来れたでしょ?」とか言ってくる会社なら、「あまり先はないかもな~」と頭に入れておこう。
3・昼休憩は+5分から
お昼休憩はどの程度だろうか?多くは1時間ではないかと思う。忙しい人はそのままデスクで食べて10分ぐらいしか取らない人もいるが、ランチこそ絶好のサボりチャンス。
弁当派の人もだが、昼は外に出てみよう。そして与えられた時間よりも5分遅れて会社に戻ってみよう。どうだろう?誰もあなたが「5分も延長してる!」なんて思わないだろう。
※むしろ「おい!5分も延長してるぞ!」なんて言ってくる会社は危険なので早急に別の会社を見つけることを勧める。
ポイントは、人は他人の行動をいちいちチェックしてないということ。なので昼休憩+5分で気付く人はまずいない。慣れたら10分、15分、30分と伸ばしていき、コンビニで立ち読み、オシャレなカフェで優雅にエスプレッソでも味わってしまえ。
裏ワザとして、何か予定を組むと大幅に時間を増加できる。例えば取引先の人が近くにいて、案件のことで相談があるということで、「ランチついでそのまま行ってきます!」と伝えれば2、3時間オーバー可能だ。出てしまえばこっちのもの。案件の話などは早々に切り上げ、ゆかちぃの可愛さで盛り上がればいい。
4・本当のリフレッシュを入れる
会社→スポット→会社で1時間程のリフレッシュを休憩時間に取り入れてみよう。分かりやすいのが銭湯やエステ、散髪など。別の場所に行って会社外の人と話すだけでも気分が変わる。仕事で行き詰まってる人こそ試してもらいたい。余談だが、前職の上司が昼休みにピンキーなサロンへ行っていた。パイセン恐るべし。
5・どうしても休みたい場合は休む3日前から演じろ
仕事の日にどうしても行きたいイベントがある。そんな時はどうするのだろうか?諦めるか有給を使うだろう。すんなり有給を消化できればいいが、そうでない会社もあるにはある。有給に理由なんているの?と言いたいところだが、その場合は策が必要だ。その策とは、休みたい日の3日前から演じること。
1日目…やたらと咳き込み、午後にマスクを装着
2日目…咳は変わらず、社員の人と目を合わせる際が遠い目をして意識が遠のいてますアピール。優しい人がいれば「帰ってもいいんだよ」と言ってくれる。
3日目…限界を超え始め、朝は始業開始までデスク上で俯き、もう限界ですアピール。すると大概はここで帰宅を命じてくるはず。
※ここまで辛いアピールしてるのに仕事振ってくる鬼がいれば退散することを検討しよう。
いかがだろう?休みたい日の言い訳は完璧で、オプションとして前日休(午後休)も手に入れた。はやる気持ちを抑えて前日は優雅にショッピング、ネイル、美容室へ行くことだって可能となる。
注意点として、実家住まいの人は家と会社に異なる嘘を付くためのセンスが問われるのと、会社を出た後に社内の人と会いそうな場所は避けるべし。
6・社内の雑音をシャットアウト
会社にいると雑音が多い。関係ない電話、無駄な話、物音。それに加えて社にいる人の感情も日々揺れ動き、それに対応していると面倒である。会社に勤めるとはつまりそういうことでもあるのだけど、このような雑音は結構厄介である。
その場合、いかにして雑音から逃げることが大事であるが、一番は耳栓だ。電話応対が多い人は無理だが、パソコンに向き合ってる時間が長い人は耳栓+ヘッドホンで[自分の世界に入って集中してます]感を演じると楽になる。社内のどうでもいい会話に参加せずにすむし、そこまで行きたくない人とのランチも無視でき、そもそも話す人がいない場合でも孤独を感じない。また、無音になることですこぶる作業も捗るし、先に帰っても「あの人集中してるからね~」と同僚は舌を巻く。実際にはYouTube見てるだけでも。
ヒカキン×キングカズで巨大サッカーボールおにぎり作ってみた!
以上。
他にもサボり方はあるが、多くの人が実行できそうなことに絞って紹介した。こうして並べると全く仕事をしてなさそうだが、それは違う。サボりとは、仕事を早く正確に終わらせることでスキマ時間を創出し、それを自分自身の為に使えるかどうかの話であり、仕事をしないことではない。
また、何度か注意書きしたように、この程度のサボりでいちいち社員を問い詰めるようなら、その会社を疑ってみよう。むしろ会社や社内の雰囲気を試す意味で、一度サボってみてはどうだろうか?
ちなみに今回の記事は、仕事が全く片付いてないにも関わらず書いてしまったダメパターンとして覚えておいてほしい。