青森空港(青森市)に到着し、預けた手荷物を受け取るため、ターンテーブルの前で待つ。最初に流れてくるのは、なんと「大間のまぐろ」。全長140センチのオブジェだが、あまりに精巧な出来栄えに、SNS上で話題になっている。
「まぐろ」のオブジェは境朗さん(40)ら日本航空(JAL)の整備士3人が、通常業務の合間に約7カ月かけて作り上げた力作だ。空港のゴミ捨て場にあった発泡スチロールを回収して加工、塗装し、プラスチック製のヒレを取り付けた。大間漁協組合から公認をもらい、「大間まぐろ」のステッカーも貼られている。
境さんは「3カ月間ひたすら紙やすりをかけ続けた整形作業が一番大変でした。荷物を預けていない人も、ぜひ、ターンテーブルに寄り道して写真を撮ってください」。「まぐろ」はJAL系の到着便の一部で流れてくるという。(西畑志朗)
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