一般人でもドラマや小説などの創作を楽しむ際はフィクションをある程度現実と錯覚することで楽しんでるわけだが、大抵は現実との切り離しが出来ている
そりゃ何から何まで理想で塗り固めたような創作の世界を現実と誤認しているのだから、魅力で言ったら現実は太刀打ちできないだろう
現実の自分にすら目がいかないから服装や身だしなみにも無頓着になるのだ
『現実と空想の区別がついてない』という言葉の意味することをそもそもわかっていないのだ
彼らは口でこそこれが現実でない事はわかってるというが、その行動自体は錯誤している人のものだ
彼らのアニメなどに関する会話を見ると、まるで現実に起こっていることを話しているかのようだ
これはドラマや映画のコアなファンにも言えることだけど、アニメのような嫌悪感を覚えないのは、現実の人間が演じているという点があるかもしれない
どんなに美男美女を揃えたところで、それはまだ現実の範疇だからだ
(ただし子供向けの特撮などになってくると現実から大きく逸脱してくるのでまた別だ)
一見して架空だとわかる度合いが高ければ高いほど、それにのめり込んでいる幼稚さ、未熟さに嫌悪感を覚えてるのかもしれない
時折アニメやゲームが趣味の芸能人などがオタクだとして紹介されるが、人からどう見られるかという仕事をしている人をオタクとカテゴライズするのには違和感がある