四棟目のアパート経営から…………札幌を奔走するgatsby！！ ⑮

 　こんにちは、gatsbyです！　(*'▽')

　先週、札幌に行った折に購入したインテリアを事務所に飾ってみました。

　暖かくなってきたので、事務所の模様替えもしたいですね～🎶　(^_-)-☆

　↓　前回の復習はこちら

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　今日もここから始める不動産黒歴史、ですよ～。(*'▽')

　嫁と連絡した週末ー

　私は札幌にいました。嫁のセリフで、更に退路を断たれた私は、お土産の菓子折り

「六花亭」の詰め合わせを持ち、不動産賃貸営業店を訪れました。

　↓　「六花亭」とは北海道でも有名どころの菓子店の老舗です。

六花亭 詰め合わせ 六花セレクト 中

　何度か訪れた事のある店舗でしたが、すでに営業マンの幾人かの顔ぶれも変わってお

り、少しだけ戸惑いを覚えました。

　「いらっしゃいませ！」

　始めに声を掛けてくれた営業マンに、事情を話して支店長を呼んで頂きました。

　「あ、gatsbyさん！　ご無沙汰ですね！」

　「お久しぶりですね、支店さん。」

　顔見知りの支店長に、私はホッと肩を撫で下ろしました。

　支店長から勧められた椅子に座り、私は世間話もそこそこに本題に入らせていただき

ました。

　「実はまた新たにアパートを買いましてー」

　「ほう、今度はどちらに？」

　そんな会話から始まり、私は物件の詳細を説明しました。

　建物がRCで単身向きのワンルーム。地下鉄からは徒歩３分で北海道大学にも近い立

地条件だ、と。そして、募集に関しての家賃価格を相談してみました。

　支店長はパソコン画面に私の物件をまず表示して、その後に近郊の別物件の家賃帯を

見せてくれました。

　「オーナーの希望する家賃は、近郊の物件と比べて同額程度ですが、トイレ・お風呂

が同じ三点ユニットであることを考えると、若干高い気もします。」

　「三点ユニットはやっぱりお客には不人気ですか？」

　もちろんです。(*'▽')

　支店長は容赦なく断言しました。

　答えとしては分かっていたのですが、こうして面と向かって言われるとやはりキツイ

ものがありました。

　でも、ここで心を折れてはいられません。私にはもう退路などあるはずがないのです

から。

　「広告費、広告費を３カ月とフリーレントにさせて頂きました。それでもだめでしょ

うか？」

　一瞬、支店長の顔が変わりました。

　「あの場所で単身としては多い広告費ですね。」

　頑張らせていただきました！！　( ﾟДﾟ)

　私は胸を張りました。

　「オーナーも知っての通り、広告費は私達営業マンにとって重要な数字です。条件に

あうお客がいれば全力でご紹介させて頂きます。」

　「ありがとうございます！！」

　支店長の力強い言葉に、私は胸を撫で下ろしました。

　どんな物件でも、店舗のお客様を案内する営業マンに物件を知ってもらわなければ空

室は埋まりません。特に札幌の様に空室率が高く、物件数の多い地域ではなおさらでし

た。ノルマに追われ、決して高くない給料体系で働く営業マンにとって、広告費増大の

魔法は効果絶大でした。

　広告費で営業マンを釣る

　嫌な言葉ですが、築古物件において満室を目指すには、現状では最善で一番効力を発

揮する呪文でした。

　本当に、

　地獄の沙汰も金次第

　そう感じた瞬間でした。

　次回、

　「アパートしくじり異生活」、更なる一手！！

　お楽しみに！！

　↓　君の応援が明日への希望だにゃん♡　(=^・^=)　

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