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もしもししもしです。奈良の加圧トレーニング下司健太郎

奈良橿原・斑鳩の加圧パーソナルトレーナー下司健太郎が健康・ダイエット情報をお届け!

自転車通勤でガンと心血管疾患が45%予防できる

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こんにちは。

奈良の加圧パーソナルトレーナー下司健太郎です。

 

このブログをご覧の方はお仕事をしているって方が多いかと思います。

職場までは何で行かれますか?

車?徒歩?電車?バス?

ちなみに私は電車です。

 

この通勤手段を「自転車」にすると健康になって死ににくくなれそうです。

  

通勤手段と死亡率との関係を調査

英国グラスゴー大学などの研究グループは通勤手段と死亡リスクの関連を調査しました。

在宅勤務ではないイギリス人263,450人(平均年齢52.6歳、52%が女性)を対象に通勤手段と死亡率との関係を調査。

 

調査の結果

平均5年間の追跡調査を実施した結果、追跡期間中に2,430人が死亡。

496人が心血管疾患

1,126人がガン

また、3,748人がガンを発症、心血管疾患発症は1,110人でした。

 

心肺機能に関しては、自転車通勤のグループが最も高く、続いて自転車+その他の通勤方法のグループが高かった。

徒歩で通勤のグループは心肺機能に差は見られなかった。

 

死亡リスクに関しては、自転車通勤は総死亡リスクが41%減少、ガン発症リスクが45%減、心血管疾患発症リスクが46%減少という結果に。

自転車+その他の通勤の場合、総死亡リスクは24%減少、ガン発症リスクは32%減少という結果になりました。

自転車通勤のグループは距離が長い方がリスクが低くなったとのことです。

 

個人的見解

自転車通勤だと心肺機能が鍛えられ、ガンや心血管疾患が予防できるってことですね。

自転車で30分圏内であれば十分通える範囲だと思いますので、車で通勤している方は自転車で通勤してみましょう。

 

もちろん車通勤に比べると時間もかかり、疲れもあるかと思いますが、長い目で見ると元気でいられる期間が延びます。

健康は失われてからでは手遅れになることがありますので、ぜひ自転車を活用してみてください。

 

ちなみに、自転車の乗っている時間と、男性の元気具合や前立腺がんとの関係も有名な話です。

2014年に発表された報告では、男性の元気具合には影響がなかったようですが、50歳以上の男性において自転車に乗っている時間が長いほど前立腺がんのリスクが高まったという結果になっています。*1

 

恐らくサドルによって圧迫されることが何らかの影響を及ぼしているのかと思います。

できれば安いサドルではなく、スレッド(溝)の付いたタイプの物を使えば圧迫具合が抑えられ、リスクは低下するかもしれません。

ぜひ乗っていても圧迫されにくい快適なサドルを探してください。

 

その上で、自転車通勤を行えば健康な生活を送れるかと思います。

 

参考文献

Association between active commuting and incident cardiovascular disease, cancer, and mortality: prospective cohort study | The BMJ