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塩崎大臣会見概要

(H29.5.19(金)8:50 〜 8:55ぶらさがり)

【広報室】

会見の詳細

《閣議等について》

(大臣)

 おはようございます。私から、本日、大学等の卒業者の就職状況について発表いたしたいと思います。大学生の就職率は97.6パーセントであり、平成9年3月の卒業者から調査を始めたわけでありますが、それ以来の最も高い水準ということになりました。その他、高校生等就職率についても、文部科学省と厚生労働省において発表いたしますので、詳細は事務方に聞いていただきたいと思います。

《質疑》

(記者)

 こちらから2点お伺いいたします。まず、受動喫煙についてお伺いします。自民党内部から、来週がリミットであるという声も出始めております。一部報道で、厚生労働省が時限付きで、未成年者立ち入り禁止などの店頭表示を認める修正案を考えているという報道もございましたが、限られた日数でどのように協議を進めていくおつもりでしょうか。

(大臣)

 先日、厚生労働部会を開催していただきまして、私どもの基本的な考え方の案というものをご説明させて頂きました。その後にいろいろな御議論や御意見をいただいたわけでありまして、現在、お話のとおり、建設的な提言を行っているところでございます。詳細については、コメントは差し控えたいと思います。いずれにしても、我々は真摯に自民党の御意見を聞きながら、そしてもちろん、国民の皆様方のお声にしっかりと耳を傾けながら、望まない受動喫煙は無くす、そして今国会に法案を提出する、この2点を軸に、私どもとして法案を作っていくということに、この方針に変わりはないということであります。そのためには、自民党には早期に協議を始めることを切にお願いをしたいと思います。

(記者)

 別件で、先日の厚生労働委員会で、医療法の審議の中で、民進党の議員が悪徳美容外科や陳腐なCMの例として「イエス、○○クリニック」と高須クリニックを連想せるような発言をしたとして、高須クリニック側が大西議員や蓮舫代表を提訴すると発表しています。厚生労働委員の発言がこうした騒動を招いたことになりますが、審議の質問の発言として適切であったかどうか、どうお考えでしょうか。

(大臣)

 これは国会議員が自らの判断でご質問されるわけでありますから、それについていろいろな問題が起こるのであれば、それは個人として対応を適切にされるのではないかと思います。大西議員がきちっとされるのではないかと思います。

(記者)

 ひきこもりの自立支援をうたう業者が、対象者を無理矢理連れ出すなど、実質的な支援を行わないにもかかわらず、家族に高額な契約料を支払わせるなどの問題が報道で明らかになっていますけれども、その受け止めと、こうした悪徳な支援業者に対する法的な基準がないことについて、今後、国としてどのように対応すべきかお考えを聞かせてください。

(大臣)

 これは個別事案でございますので、コメントは差し控えたいと思います。一般論で言いますと、ひきこもりの方には、ご本人あるいはご家族に寄り添った支援を行うのは当然必要でありますが、意に反するような支援は論外であると思います。ひきこもりの問題については国が補助をして全国68カ所にひきこもり地域支援センターというものを既に設置をしています。市町村の健康福祉部局、あるいは生活困窮者自立支援制度等の関係機関、こういうものがあるわけでありますが、こういったところで相談支援を行っておりまして、こういう相談窓口について、引き続いてしっかりと周知をして、そういった問題の解決に資するように我々もしっかりと応援をしていきたいと思います。

(記者)

 今週末のドイツ出張予定を取りやめた理由についてお聞かせ願いますでしょうか。

(大臣)

 いくつかの理由が重なってこういうことに致しました。いずれにしても、色んな問題が会期末で近づいてきておりますので、しっかりと対応していきたいと思います。

(記者)

 受動喫煙等の関連はありますでしょうか。

(大臣)

 それも含めて対応していきたいと思います。

(了)


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