給食業者“破産”「おかず持参を」
愛知県豊田市で、給食調理業者が破産手続きを進めているため、市内のあわせて14のこども園と幼稚園に給食のおかずが提供できなくなり、市は新たな業者の選定を進め、3週間後をめどに給食の再開を目指すことにしています。
豊田市によりますと、昭和49年から市と委託契約を結んでいた給食調理業者が破産手続きを進めているということで、市内にある、あわせて14のこども園と幼稚園に給食のおかずが提供できなくなりました。
ごはんやパン、それに、牛乳は別の業者が提供していますが、市は23日からおかずが用意できないとして、22日、保護者に対しておかずの持参を求める文書を送りました。
市は新たな業者の選定を進めているということで、3週間後をめどに給食の再開を目指すことにしています。
豊田市保育課は「1日も早く安定的に給食を提供できる態勢を整えたい」と話しています。