ようこそゲストさん
今日は彼氏と放課後デートをしていた
「あっ!これ懐かしい!」
「あ?…何だそれ」
「小さい頃私がはまってたアクセサリー付きのおかし!」
「んなの知らねーよ」
「むっ…、でもお母さんが指輪してて羨ましかったから当たるまでやったんだよねぇ」
「そんなの本物買うんだからいいだろ」
「えっ…それって…」
「ほら、帰るぞ///」
そういう意味で受け取ってもいいですか…?
これまでのデビュー作家
ようこそゲストさん
今日は彼氏と放課後デートをしていた
「あっ!これ懐かしい!」
「あ?…何だそれ」
「小さい頃私がはまってたアクセサリー付きのおかし!」
「んなの知らねーよ」
「むっ…、でもお母さんが指輪してて羨ましかったから当たるまでやったんだよねぇ」
「そんなの本物買うんだからいいだろ」
「えっ…それって…」
「ほら、帰るぞ///」
そういう意味で受け取ってもいいですか…?
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ドンッ!!
「きゃっ!」
階段を降るとき、後ろから思い切り押された。
地面がどんどん近づく。
この学校のトップに立つ誠桜という族、私はそこの元姫。
裏で生徒を虐めていたと、なんの証拠もないのに私は姫を下ろされた。
つまりは裏切り者で、この学校の嫌われ者。
だから嫌がらせを受ける。
……しょうがない事なのかな、私がこんな目にあうのは。
そろそろ落ちた衝撃が来ても可笑しくないのに全く来ない。恐る恐る目を開けると……
「っ!蒼ちゃん……っ!」
私を階段の下で受け止めてくれた白衣姿の先生、私の幼馴染み。
蒼ちゃんは何も言わず、私をお姫様抱っこの形で保健室へ
ギュッ
保健室に運ぶ途中、蒼ちゃんは私を抱える手に力を入れた。
「蒼ちゃん?」
「……お前は俺のだ、勝手に傷ついてきたら覚悟しろよ。
傷つけたヤツぶん殴って、お前にはお仕置きしてやるから。」
そう言って、私に優しい口づけをした。
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いつもの通学路。そこにはいつも同じ時間に私の前を歩く大好きな先輩。私の勝手な片想い。きっと先輩は私の存在にすら気付いてない。
今日もただ先輩の後ろ姿を見て歩く何一つ変わらない朝だ。
しばらく歩いて学校に着く。私は靴を履き替えて廊下をボーッと歩いていた。
ートントンー
「⁇」
その時ふいに肩を軽く叩かれる。後ろを振り返るとそこには同じクラスの男の子がいた。
「どうしたの⁇」「ね、今日の放課後2人で会いたいんだけど。いい⁇」
「え⁇ちょ、そんないきなりっ…」
突然の言葉に私は困惑する。
困り果てている時だった。
「無理。」
ー‼︎ー
「その子俺が気に入ってんの。だから無理。」「先輩っ⁉︎」そこには大好きな先輩が立っていた。
夢見たい…。
ードンッー
「ひゃっ…‼︎」
「ねぇ、毎日顔見てたら忘れられなくなった責任とって。」
先輩はそう言うとグッと顔を近付ける。
先輩…永遠に責任取らせて下さい…。
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