コインランドリー 急増の理由は?
銭湯の隣ではありません。いま、住宅街にコインランドリーが急増中です。コインランドリーを使ったことがない私。実家にも今の住まいにも洗濯機があるからです。洗濯機がない人、こんなにいるの?という疑問からスタート。コインランドリー急増の理由はさまざまでした。(報道局 鈴木笑記者)
総務省が5年ごとに実施している「全国消費実態調査」。そこに洗濯機の普及率があります。平成26年の調査では全国の普及率は97.7%。予想通りほとんどの世帯に洗濯機があります。
コインランドリーの調査はないのか?。
ありました。厚生労働省の「コインオペレーションクリーニング営業施設に関する調査」という長い名前の調査結果です。コインランドリーの営業施設数のことで、平成25年度は全国で1万6693軒。平成15年度と比べ4000軒ほど増えています。最近は毎年500軒以上という加速度的な増加です。いまの時代、みんなが洗濯機を持っているのになぜ?
そこで実際にコインランドリーに足を運び、急増の理由を探ってみました。
コインランドリーの調査はないのか?。
ありました。厚生労働省の「コインオペレーションクリーニング営業施設に関する調査」という長い名前の調査結果です。コインランドリーの営業施設数のことで、平成25年度は全国で1万6693軒。平成15年度と比べ4000軒ほど増えています。最近は毎年500軒以上という加速度的な増加です。いまの時代、みんなが洗濯機を持っているのになぜ?
そこで実際にコインランドリーに足を運び、急増の理由を探ってみました。
加速度的増加 コインランドリー
総務省が5年ごとに実施している「全国消費実態調査」。そこに洗濯機の普及率があります。平成26年の調査では全国の普及率は97.7%。予想通りほとんどの世帯に洗濯機があります。
コインランドリーの調査はないのか?。
ありました。厚生労働省の「コインオペレーションクリーニング営業施設に関する調査」という長い名前の調査結果です。コインランドリーの営業施設数のことで、平成25年度は全国で1万6693軒。平成15年度と比べ4000軒ほど増えています。最近は毎年500軒以上という加速度的な増加です。いまの時代、みんなが洗濯機を持っているのになぜ?
そこで実際にコインランドリーに足を運び、急増の理由を探ってみました。
コインランドリーの調査はないのか?。
ありました。厚生労働省の「コインオペレーションクリーニング営業施設に関する調査」という長い名前の調査結果です。コインランドリーの営業施設数のことで、平成25年度は全国で1万6693軒。平成15年度と比べ4000軒ほど増えています。最近は毎年500軒以上という加速度的な増加です。いまの時代、みんなが洗濯機を持っているのになぜ?
そこで実際にコインランドリーに足を運び、急増の理由を探ってみました。
街角のコインランドリー
まず行ったのは東京渋谷区。駅周辺にコインランドリーが点在しています。私は平日の午前中に細い路地の先で長く経営しているコインランドリーに行きました。一般の家庭のものより大きめ洗濯機と、乾燥機が置いてあります。
出会ったのは洗濯物を取りに来ていた高齢の女性。「どうしてコインランドリーを使っているのですか?」と外で話を聞くと、笑顔で返ってきた答えは「干すのが面倒くさいから」。乾燥機は洗濯機ほど普及していません。乾燥機がない中、高齢者にとって洗濯は、干す時に腕を上げたり、取り込んでまたたたんだりと大変な作業だそうです。女性は「年齢を重ねるにつれて、洗濯が辛くなってきた」といいます。乾燥機を使って、負担を軽減したいという高齢者の需要がまずありそうでした。
また男性に話を聞くと「1人暮らしになり洗濯物をこまめに洗わなくなって使い始めた」と話し、「待ち時間にご近所さんと話をすることができるから来る」とも言っていました。
「こまめに洗濯するより、1度で洗濯をすましたい需要」、話し相手を見つける「社交場のような需要」もありそうです。
出会ったのは洗濯物を取りに来ていた高齢の女性。「どうしてコインランドリーを使っているのですか?」と外で話を聞くと、笑顔で返ってきた答えは「干すのが面倒くさいから」。乾燥機は洗濯機ほど普及していません。乾燥機がない中、高齢者にとって洗濯は、干す時に腕を上げたり、取り込んでまたたたんだりと大変な作業だそうです。女性は「年齢を重ねるにつれて、洗濯が辛くなってきた」といいます。乾燥機を使って、負担を軽減したいという高齢者の需要がまずありそうでした。
また男性に話を聞くと「1人暮らしになり洗濯物をこまめに洗わなくなって使い始めた」と話し、「待ち時間にご近所さんと話をすることができるから来る」とも言っていました。
「こまめに洗濯するより、1度で洗濯をすましたい需要」、話し相手を見つける「社交場のような需要」もありそうです。
新規参入のコインランドリー
週末、同じ住宅街にできた新しいコインランドリーに行ってみました。
ここはドラム式の大きな乾燥機付きの洗濯機が10台ならんでいます。前の店よりかなり多くの洗濯物が洗えそうです。店内は明るく白を基調とした色合いです。利用者は前のコインランドリーと大きく変わり、若い女性や主婦が目立ちました。女性がコインランドリーを使うイメージがなかった私。30歳くらいの女性に理由を聞いてみると、「家だと普通の洗濯物とおしゃれ着のドライ洗いと2回に分けて洗わないといけない。ここだと2つの洗濯機を1度に使って1回ですむ。それに家の乾燥機よりふわふわになります。外に服を干さなくてもすみますし」。
さらに子どもを連れた女性も来ていました。この女性も「家の洗濯機だと何回かに分けて洗わなければならないから」という返事。女性は共働きで、夫と小学生と保育園児の子どもの4人家族。住んでるマンションは夜の洗濯が禁止されていて、共働きでは洗濯物が週末までたまってしまうそうです。
そして「このコインランドリーなら洗濯が1度にすんで乾燥まで2時間程度で終わります。靴用の洗濯機もあるので子どもの上履きを洗うこともできるんです」という話。
忙しい中、時間を節約したい、また機器の性能のよさも需要の背景にありそうです。
ちなみに料金は最初のコインランドリーは、乾燥までで1回300円程度。新しいコインランドリーの中には1度に1000円かかるものもありました。
ここはドラム式の大きな乾燥機付きの洗濯機が10台ならんでいます。前の店よりかなり多くの洗濯物が洗えそうです。店内は明るく白を基調とした色合いです。利用者は前のコインランドリーと大きく変わり、若い女性や主婦が目立ちました。女性がコインランドリーを使うイメージがなかった私。30歳くらいの女性に理由を聞いてみると、「家だと普通の洗濯物とおしゃれ着のドライ洗いと2回に分けて洗わないといけない。ここだと2つの洗濯機を1度に使って1回ですむ。それに家の乾燥機よりふわふわになります。外に服を干さなくてもすみますし」。
さらに子どもを連れた女性も来ていました。この女性も「家の洗濯機だと何回かに分けて洗わなければならないから」という返事。女性は共働きで、夫と小学生と保育園児の子どもの4人家族。住んでるマンションは夜の洗濯が禁止されていて、共働きでは洗濯物が週末までたまってしまうそうです。
そして「このコインランドリーなら洗濯が1度にすんで乾燥まで2時間程度で終わります。靴用の洗濯機もあるので子どもの上履きを洗うこともできるんです」という話。
忙しい中、時間を節約したい、また機器の性能のよさも需要の背景にありそうです。
ちなみに料金は最初のコインランドリーは、乾燥までで1回300円程度。新しいコインランドリーの中には1度に1000円かかるものもありました。
コインランドリーは主婦が行く
コインランドリー機器を製造するメーカー「AQUA」の営業本部、井筒信也ディレクターに最近の傾向を聞いてみると、いまは主婦が利用するケースが多いという話が出てきました。
「販売した機器の数は3年前と比べて倍。洗濯と乾燥が1度にできるドラム式が人気で、1世帯の3、4日分の衣類を乾燥まで1時間で終わらせることができます。共働き世帯や主婦の方がよく使われていて“コインランドリー=家事代行”と捉えているのだと思います」。
「販売した機器の数は3年前と比べて倍。洗濯と乾燥が1度にできるドラム式が人気で、1世帯の3、4日分の衣類を乾燥まで1時間で終わらせることができます。共働き世帯や主婦の方がよく使われていて“コインランドリー=家事代行”と捉えているのだと思います」。
カフェもキッズスペースも
コインランドリーが増える中、新しいスタイルの店舗も出てきています。
子どもを連れてきても大丈夫なように、遊び道具を置いた“キッズスペース”、コーヒーが飲める“カフェ”、それに“本屋”などを併設する店舗が登場しています。
子どもを連れてきても大丈夫なように、遊び道具を置いた“キッズスペース”、コーヒーが飲める“カフェ”、それに“本屋”などを併設する店舗が登場しています。
また、東京江東区の新たに改築したアパートではコインランドリーを併設、カフェスペースも作り、入居者や地域の人たちとの交流の場としているところもあります。布団やじゅうたんを洗える超大型の機器も導入していて、洗濯をテーマにしたワークショップも開催しているそうです。
洗濯新時代だけど…
コインランドリーに置かれる洗濯機付き乾燥機は、大型化して性能もよくなり、お金はかかっても洗濯の手間と時間を省きたい人たちをひきつけている一面が確かにありました。洗濯はこまめにやるものではなく、“まとめてコインランドリーで”という人が今後もさらに増えてくるのかもしれません。また1人暮らしのお年寄りが増える中、“家での洗濯がしんどい“という人も増えそうで、私はその方が気がかりでした。
“手間と時間を省きたい”のも、“洗濯がしんどい”人が増えるのも今の時代だと感じました。
果たしてどこまで便利なのか、私もコインランドリーデビューをして確かめてみたいと思います。
“手間と時間を省きたい”のも、“洗濯がしんどい”人が増えるのも今の時代だと感じました。
果たしてどこまで便利なのか、私もコインランドリーデビューをして確かめてみたいと思います。