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北朝鮮「北極星2型」発射成功 地球の姿に金正恩氏が「百点満点」と量産指示
2017年05月22日 11時36分
北朝鮮の国営メディア「朝鮮労働新聞」は22日、同国がきのう発射した弾道ミサイルについて、新型の中長距離弾道ミサイル「北極星2型」の発射実験に、今年2月に続いて再び成功したと発表した。
北朝鮮は21日午後5時前、同国西岸の平安北道(ピョンアンプクト)の北倉(プクチャン)付近から弾道ミサイル1発を発射。ミサイルは高度560キロまで上昇したのち、北朝鮮の東岸から350キロほど離れた日本海上の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられている。
22日付の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」では、金正恩朝鮮労働党委員長が発射実験に立ち会うようすが掲載された。金氏は、弾道ミサイルの搭載カメラが大気圏の外からとらえた地球の姿をみて、「100点満点で非の打ち所がない」と満足したうえで、北極星2型の実戦配備を承認して大量生産を指示したという。