日本を訪れたニュージーランド人「この集落は絶対に来る価値がある…」奈良井宿の景色に感動
日本には数多くの観光名所がありますが、世界的によく知られたスポット以外にも、見ごたえのある場所はあります。
長野県の奈良井宿を訪れたニュージーランド人のwindsywindsさんが「ここは必ず訪れるべき価値があるし、必ず来年も再訪するつもり」と、海外掲示板で紹介していました。
Narai, Japan. If you're going to Japan, this place is worth getting to
windsywindsさん撮影の、長野県塩尻市にある奈良井宿(ならいじゅく)の景色。
古びた日本家屋と背景の自然が調和した、古き良き日本の町並み。
江戸時代には多くの旅人で栄えた宿場でした。標高が900mと高く、歴史的な町並みがそのまま保存されています。
(参照:江戸時代後期の浮世絵師、渓斎英泉(けいさい・えいせん)による木版画「木曾町道六拾九次 奈良井」)
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ニンジャが襲ってきたときに、ウルヴァリンがいた場所の雰囲気と一緒だ。
(映画「ウルヴァリン:SAMURAI」の一場面:Wikipedia)
↑そのシーンがどんなバカげていたかを思い出させてくれてありがとう。
↑ディレクターカット版のほうがずっと良かったよ。
↑もしかしたらそこかもしれないよ。この辺を映画撮影に使ったのかもね。
●英語しか話せない人が日本を旅行するのは、どれくらい難しいものなの?
↑(投稿者)割と簡単だよ!
たまに困難もあるが、ほとんどの電車の係り員は基本的な英語はわかってくれる。あるいは行きたい場所を言えば教えてくれる。
そして困っているような様子をしていたら、日本人がやってきて助けてくれるよ。それと自分も他の観光客が迷子になっていたときに助けた。いつも誰かが近くにいる。空港でデータ通信のsimカードを借りられるのが便利。Wifiはいろんなところにあるけれど、ログインをしないといけないので面倒だった。Googleマップも便利でナビタイムというアプリが結構良い。
↑ありがとう。訪問するのが楽しみになってきたよ。
↑英語しかしゃべらないアメリカ南部の白人だが、東京全体が巨大迷路のようで頻繁に迷子になったが、しかしめちゃくちゃ楽しかったよ。あちこち面白い場所に行き当たった。
●ファイナル・ファンタジー7で、コスモキャニオンへ行く途中でそこに滞在した気がする。
●(投稿者)奈良井は長野県にあり、重要伝統的建造物として保存されている。日本でこれほどまでに歴史的な町並みを感じるところはほとんどない。いろいろな歴史的家屋に入って見ることもできる。
この古い町並みは1つの通りだけだが結構長いんだ。それ以外は他の日本と同じような感じ。町の人々はとても親切。ある女性が車に乗せてくれて、寺や神社へ案内してくれて、龍の絵を見せてくれた。そこへは名古屋から長野への電車に乗り2500円くらい。もっと速い方法を使うとより高額になる。
ひとつ残念だったことは、地元の人がこの歴史的な感覚を観光客のために守ることをさほど理解していないことである。
この町は観光客で成り立っているが、そのために通りに駐車したりする。自分の写真でも上の方に黒い車が停まっている。この写真も白いバンの隣から撮っている。
この写真を撮るため、車が移動するまで1日中待たなくてはいけなかった。午後2時までは小さな白いトラックがそのど真ん中に停まっていた。
●そこに泊まるには、費用はどのくらい?
↑(投稿者)自分たちは泊まらなかったが、現地に行くまで安い宿は見つけられなかった。オンラインではひと晩9000円のが見つかったが、バックパッカースタイルの安い宿はオンラインにはなかった。他のバックパッカーが泊まっていた宿はここだった。
(Iseya (Shiojiri, Japan) - Ryokan Reviews - TripAdvisor)
絶対に来年も行くつもりで、今度は泊まろうと思う。そこで朝日と夕日の写真を撮るのが自分の夢。
●Googleマップでどこか教えて。自力では見つけられない。
↑(投稿者)ここだよ。
●ジブリ映画「千と千尋の神隠し」に出てきた村を思い出させる。
●なんて良さそうなところなんだ、いつか訪問するリストに加えたよ。
●これは美しい。絶対に行きたい場所だな。
せっかくの古い町並みを撮ろうと思っても、車があっては台無しになるとのことでした。普段暮らしていると気づきにくいポイントではありますね。
日本の中でも町並みが完全に保存されている地域は限られているので、異国情緒を味わうには格別の場所とのことでした。