「僕は凝り性なんです」
「肩こりですか?」
「そちらではなくて、一つのことに三昧となるのです」
「最近は、これから日本で公開される映画、キングアーサーについて記事を書いていました」
「結構、マニアックな記事になってますね」
「僕はアーサー王が好きなんですね。アーサー王を思い浮かべながら映画のことを考えていたら、またアーサー王についての記事を書きたくなってきたんです」
「本当に、あきら氏はアーサー王が好きですね!」
「でも、最初からアーサー王のことは好きじゃなかったんですよ」
「まさか? 冗談を」
「実は、食わず嫌いだったんですよ。アーサー王って、実際の人物か作り話か分からないじゃないですか。作り話だったら、調べていく価値があるんか? という発言を読んだことがあったので、なら止めとこう!と思っていたんです」
「アーサー王って、ウェールズとの関わりが深いんですね。ウェールズの記事を書いていくにつれて、アーサー王について避けることが出来なくなってきたんです。というわけで、食わず嫌いのアーサー王について恐る恐る読み始めたんです」
「そうしたら面白かった! まさに食わず嫌いでした。アーサー王は、伝説と実在が入り混じってるんですよね。調べていくにつれて想像が膨らみ、いろんなアーサー王の像が見えてきて、深みにはまっていったんです」
「それで、アーサー王のモデルと考えられる、実在の人物をドッキングさせて、新たなアーサー王を考えたりもしました」
「アーサー王の円卓の騎士たちについて書き始めているんですよ。結構面白いことが分かってくるんですよ」
「円卓の騎士たちも、伝説と実在が入り混じっているんですよね。アーサー王と同じように、書いていくにつれて、新たな円卓の騎士像が見えてくるかもしれません。さらには新たなアーサー王の説が・・・」
「めちゃ凝り性ですね・・・」
「なんで、そこまでアーサー王や、円卓の騎士に凝ってしまうのですか?」
「それは、アーサー王や円卓の騎士と僕との相性がいいからです」
※連載中のこちらもよろしく~
※おすすめ記事
最後まで読んでくださり有難うございました。