体に必要な栄養素足りてますか?
管理栄養士の鈴木です。
皆さん、「管理栄養士」って、どんなイメージをお持ちでしょうか?
「健康的な食生活を送ってそう」
「美味しいご飯屋さんを知ってそう」
「食の安全に詳しそう」
「料理が上手そう」
などが挙げられるのでは?と思います。
確かに、管理栄養士は、食、健康、人体など幅広い知識を学んでいるので、
食べること、料理をすること、健康的な生活を送ることは、必然的に好きになります。
今回は、「日本人らしい健康的な食生活」を送っている
圓尾和紀さんにご協力いただき、彼の食生活を覗き見&解説しちゃいました!
メンズ管理栄養士、圓尾和紀さんってどんな人?
和服姿がとても印象的な圓尾さん。
(※数年前から、着物を着た生活を始めているそうですよ!)
フリーランスの管理栄養士として活躍している彼は、
ファスティングマイスターの資格も持っており、「食べる×食べない」を組み合わせて、
体の内側から綺麗になれる食事指導を行っています。
さらに、「ファスティング 管理栄栄養士」と、検索すると上位を独占しています!(※2017年4月24日現在)
管理栄養士のみならず、ファスティング業界の認知度も高まってきております・・・!
最近では、新聞やテレビなどのメディア出演も多く、TVで見かけた方もいらっしゃるのでは?
(画像:フジテレビ系列で放送された「金曜日の聞きたい女たち」に出演時の1カット)
さてさて、多忙な彼の食生活は、一体どんな感じなのでしょうか?
基本は和食でシンプルに。「圓尾さんの和ごはん」
まずはこちらのお弁当をご覧ください。
どのお弁当も、体に優しそう・・・。ほっこりしますよね。
これは、圓尾さんの手作り弁当です。アー、食べたい!!頂きたい!
(・・・働く女子の心をわし掴みするお弁当との噂が。笑)
和食が大好きな、彼の主食はお米がメイン。
お米は、三分づき米がお気に入り。
三分づき米とは、精米度合いが小さいお米で、
玄米の糠を少しだけ取り除いた状態で色もまだ茶色が目立ちます。
その分だけ栄養や食物繊維は十分に残っています。
そして、そんな栄養素たっぷりのご飯に合わせるおかずが、こちら!
ど、どれも美味しそうー・・・。
左上から、おからハンバーグ、たらの芽の胡麻味噌和え、山菜と桜海老の白和え、南瓜の煮物です。
特別な道具は使わず、包丁、まな板、フライパンがあればできてしまうシンプルな和のおかず。
素材と調味料にこだわり、カラダが喜ぶ和ごはん作りを心掛けているとのこと。
飲みすぎた翌日のごはんは・・・
外食も、お酒を飲むのが大好きな圓尾さん。
美味しいものは、我慢をせずに食べたいですよね。
管理栄養士だって、お酒は飲みます。(笑)
ついつい、大好きな日本酒を飲みすぎてしまうことも多いとか。
そんなときは、「身体調整和ごはん」の出番です!
↑三分づき米に、納豆、大和芋、卵、醤油麹が乗っています。血糖値をゆるやかーに上げ、必要なタンパク質をしっかりとれるバランスのとれた丼。
そして、アオサのりと麩の味噌汁。うーん、体に染み渡りますね。
↑向かって左から、三分づきご飯、なんと鰹節ごと頂く味噌汁、そして大和芋、納豆、醤油麹。
味噌、麹、納豆と、日本が世界に誇れる発酵食品が出揃ってますね。
外食や飲み会が続くと、体は確実に悲鳴をあげてしまいます。
胃に負担がかかったり、体重が増えてしまったり。
そんなときは、一旦細胞レベルで身体をリセットすることが大切。
油を使わず、お米、野菜、植物性たんぱく質で頂くシンプルな身体調整和ごはんが、
健康維持&アンチエイジングの秘訣なんだそう。
その証拠に!
なんと、圓尾さんの体内年齢、2016年、満30歳のときに計測した体内年齢、なんと18歳!
計測時の写真がこちら。(カラダヨロコブログより引用)
見た目も中身も若々しいなんて、羨ましい~~~!!
そして恐るべし身体調整和ごはんのチカラ・・・!
週末つくり置きのすゝめ
作り置きもする彼は、3時間で10品ほどを作ります。
これらの食材が・・・
↓↓↓
3時間でこのように美味しそうな作り置きおかずに!
初めの頃はもっと時間がかかったそうですが、何度か
「作り置きおかずを一気に作る」ということを繰り返して
だんだんとコツがつかめてきたそうです。継続の賜物ですね。
作り置きがあると、お弁当や夜に帰宅してからのごはんも
大助かりで、しかも健康的。
平日フルタイムで働く社会人にとっては毎日の料理は辛いもの。
そんなときは、週末にまとめて作ってしまいましょう。
「いきなり10品も作れない!」という場合は、
たとえばごぼうは炊き込みご飯ときんぴらで2回つかうなど、
同じ食材で味を変えるところから始めてみましょう。
また調理器具をそろえておくのも、時短の一つ。
作ったものを保存しておく入れ物、軽量スプーン、調味料の小分け容器など、
使いやすいものを使いやすい場所に保管しておくことで、
作り置きがグンと楽しくなりますよ!
まとめ
いかがでしたか?
実は圓尾さん、料理を始めたのは2年位前から。
以前は料理は全くできなかった(やらなかった)のですが、
「やる!」と決めて、基礎から料理を習い、食材のことを調べまくり、
今では料理本を出すほどの腕前に。彼のコミット力は、何とも素晴らしいですね!
「料理ってできるようになると、本当に楽しいんです。」
そうやって語る彼の姿を見ることになるなんて、2年前は思っても見なかったなぁ~!
みなさんも、和ごはんを参考にして、
日々忙しく働いている身体を、是非、内側から労わってあげてください。
それは、自分はもちろん、愛する旦那様、奥様、子どものために。
まずは、1週間に1度、身体に優しい和ごはんを作ってみてはいかがでしょうか。
執筆協力:
圓尾和紀(まるおかずき)
・管理栄養士
・分子整合医学美容食育協会 ファスティングマイスターエキスパート 麻布支部支部長
【略歴】
大学時代、イギリスに一年留学し、3ヶ月で10キロ太る。
帰国後、日本の食生活に戻すと、今度は3ヶ月で10キロの減量に成功。
この時から、和食(和ごはん)と日本人の関係について興味を抱くようになる。
大学院へ進学し、栄養学を勉強・研究した後、都内の総合病院に就職。
病院で患者と接していくうちに、予防医療・食育の必要性を痛感。
「自分の考える健康・食の考え方を伝えよう」との思いで、2013年に独立。
現在は、ファスティングマイスター、執筆、講演、TV出演など、活躍は多岐に渡る。
独立を目指している管理栄養士たちからは、
「私も圓尾さんのようにフリーランスで活躍したい!」と、絶大な支持を得ている。
また、数少ない男性管理栄養士ということもあり、同性からの進路相談も多いとか。
趣味は食べあるき(和食)と落語鑑賞。
日頃から、着物を着て過ごしている。
【圓尾さんのSNS情報】
カラダヨロコブログ:管理栄養士 圓尾和紀の「カラダヨロコブログ」
Instagram:「kazuki_maruo」で検索。
Twitter:管理栄養士◆圓尾和紀 まるおかずき
日々の献立に悩んでいるお母さんや、ダイエットしたい女性必見!の、ブログですよ~!
「食には身体と心を変え、人生がより豊かになる力がある」と実感している圓尾さん。
そんな想いが詰まった書籍が、2017年4月24日に発売です!
” 一日の終わりに 地味だけど「ほっとする」食べ方 ”書籍発売に関して、マイナビニュースにも取り上げられています。” 翌朝の目覚めが違う!? – 地味だけどほっとする「和ごはん」とは