日本列島は21日、高気圧に覆われて全国的に気温が上昇し、7~8月並みの暑さとなった。気象庁によると、群馬県館林市で最高気温が35.3度に達し、今年に入って全国初となる猛暑日を記録。福島市で34.2度となるなど、187地点で30度以上の「真夏日」となった。
他に真夏日となった地点は群馬県伊勢崎市が34.1度、埼玉県熊谷市34.0度、埼玉県鳩山町と群馬県桐生市が33.9度など。東京都心は30.9度、大阪市は28.7度だった。
5月の観測史上最高を記録したのは、長野県上田市(33.7度)、岐阜県高山市(33.1度)など34地点。
22日も晴れる所が多く気温が上昇する見込み。気象庁は熱中症への注意を呼び掛けている。〔共同〕