臨休で振られた店は、可及的速やかにリベンジしないといけません(出来ないときもあります)。
大抵は昨日までのブログをアップしてから出掛けるのですが、そんなことやっていると前回の二の前になります。
小田急線は人身事故もなく、乗った電車が快速急行だったので新宿まで乗ってから、京王線で仙川駅へ向かいます。
バス停に着いたらちょうどバスが出てしまったので、今日は天気が良いから歩いて行こうと。
事前に調べた感じだと20分程度、前回はバスで向かっているので道順はほぼ覚えています。
それでも念のためグーグルマップは見ますけどね。
仙川駅から徒歩20分、団地南口バス停の目の前、高級煮干し別品(べっぴん)@三鷹市新川、2014/6/23オープン、ナムチャイ@三鷹台の支店。
駅から遠いだけでは無く、辺りにラーメン屋さんは全く見当たりません。
店先には大きなラーメン専門店と掲げてあり、否が応でも気持ちが盛り上がります。
店内に入ると奥に厨房、手前に壁向きコの字カウンターが3席、席、3席のみ。
「いらっしゃいませ、今日は塩がありません」と挨拶され、席に着いてメニューを眺めます。
メニューは煮干、醤油、塩、味噌、醤油つけ麺、台湾まぜそば。
トッピングは味玉、チャーシュー、麺大盛りは50円です。
口頭注文前払い、卓上には調味料の類いは無く、改めて席を立ってお冷やを汲んできます。
店内左側には製麺室があって、辺りに少し粉が散っていますね。
程なくして煮干らーめん600円。
煮干しスープは炊き出したのではなく水だしですので、煮干全開であってもサラリとした口当たり、苦味や酸味は皆無。
使われている煮干しはカタクチ、シロクチ、ヒラゴの三種類で、煮出した出し殻を製粉してスープに混ぜてあり、ざらざら感も楽しめます。
丸中細麺は自家製麺で全粒粉使用、茹で加減はぴったりでスープにとても良く合います。
肩ロースチャーシュー、半身の味玉、刻み玉ねぎ。
スルッと食べてご馳走様でした。
食べ終わる頃には二人ほど後客、店を出てすぐ目の前のバス停でバスを待ちます。
ここから三鷹駅までは歩けば一時間ほどなのですが、バスで行って次の店で外待ちが少なければ、もう一軒行ける計算です。
バスは意外と混んでいて、空いている席が一つしか無くて、座った途端に眠り込んでしまいました。
バスは南口に着くので、駅を渡って北口へ、ふう、またこの風景か。
ここからラーメン屋さんまでバスで行っても全く問題ありませんが、お店の場所は分かっているので、歩いて行くことにします。
真北に向かって歩いて行って一度だけ左に曲がるのですが、その曲がり角にはランドマークらしき目印が無く、グーグルマップ頼りで向かいます。
三鷹駅から徒歩15分、麺屋さくら井@三鷹(武蔵野市西久保)、2016/11/17オープン、ほん田出身ってだけで美味しいことは分かるので、訪問が後回しになってしまいます。
店先には自転車を置くスペースが用意されていますが(駐車場はありません)、そのスペースに外待ち客が並んでしまっています。
外待ち12人、開店から半年近く経ちますので、ラーメンフリークはどこにも見当たりません。
5分ほどで店内へ、左手の券売機で食券を買います。
メニューはラーメンのみで醤油、塩、煮干、煮干には味付き替え玉(和え玉)200円が付けられます。
トッピングは味玉、チャーシュー、海苔、ご飯もののサイドメニュー、ビールやチューハイも揃っています。
厨房を囲む6席、2席のL字カウンターのみの構成、ハイチェアですので未就学児は厳しいと思うけど、何人か並んでいたような。
空いた席に案内され、食券を店員さんに渡します。
卓上にはブラックペッパー、お冷やを飲みながらラーメンの出来上がりを待ちます。
らぁ麺(醤油)780円。
鶏ガラ、大山地鶏の丸鶏スープに豚骨、煮干し、昆布、椎茸などの煮出しスープをブレンドして、バランスの良い美味しい味わいです。
化学調味料不使用の味わいにすっかり慣れてしまって、説明が無ければ気が付きませんでした。
三河製麺の細麺(煮干しは中太麺)、低加水なのでスープに良く馴染んで、ゆっくり食べれば食べるほど美味しいです。
トッピングはレアチャーシュー、青ネギ、メンマ、茹で小松菜、板海苔。
スルッと食べてご馳走様でした。
美味しいラーメンですけど、一般の人にとって駅から気軽に歩いて行ける距離ではないし、三鷹駅南口が生活圏の人はさらに行きにくい。
普段使いではなく、わざわざラーメンを食べに行く店なのでしょうか、どうだろう。
さて、まだ真っ昼間ですので、もう一杯食べるかどうか、ベンチに座って考えるか。