「丸井川崎店」閉店へ
来年1月
来年1月
川崎区日進町にある川崎ルフロン内の「丸井川崎店」が2018年1月、閉店する。同店を運営する株式会社丸井グループが5月11日、決算発表の中で明らかにした。
同店は川崎ルフロンのテナントとして、バブル期の1988年にオープン。最盛期の売り上げは1991年度で169億円に達したが、その後、徐々に売上高が減少し、2016年度はピーク時の8割減となる39億円まで落ち込んだ。
ラゾーナ川崎プラザが2006年に開業したことなどによる売り上げ不振が続き、売り上げ改善が困難なことから閉店に踏み切った。
川崎ルフロンはリニューアル予定
川崎ルフロンを持つ日本リテールファンド投資法人は、核テナントである同店の撤退を機に、川崎ルフロンのリニューアルを予定している。
市経済労働局商業振興課は「30年近く市民の方に親しんでいただいている施設。川崎の玄関口として賑わいを作っていただき、市街地活性化に多大な功績を与えただけに、閉店は残念。どのようなテナントは入るかわからないが期待している」と話す。