shonen-tai Club J
東京FM 毎週火曜日 21:00〜21:55放送

すぺしゃるさんくす★ピピンさん


この「ClubJ」レポートは放送を聞けない方のために、
毎週毎週「ネタばれ掲示板」の方に実況して下さった
ピピンさんがレポートして下さいました。
いつもありがとうございます!
今までの実況は私の不注意で全部消えてしまいました(涙)
本当、すみません。。。

2000年5月24日

レポート

放送日 ゲスト
放送日 ゲスト
23 3月7日 木根尚登 33 5月16日 トリニティー
24 3月14日 島田律子 34 5月23日 徳永英明
25 3月21日 加藤紀子 35

26 3月28日 太陽とシスコムーン 36

27 4月4日 Kiroro 37

28 4月11日 メロン記念日 38

29 4月18日 岡田准一(V6) 39

30 4月25日 千秋 40

31 5月2日 jovijova 41

32 5月9日 (なし) 42

 今までのゲスト

放送日 ゲスト
放送日 ゲスト
10月5日 (なし) 12 12月21日
10月12日 近藤真彦 13 12月28日 中村正人(ドリカム)
10月19日 堂本剛(KinkiKids) 14 1月4日 テラ
10月26日 宮本和知 15 1月11日 桂ヨネスケ
11月2日 ペニシリン 16 1月18日 荻野目洋子
11月9日 城島 茂(TOKIO) 17 1月25日 スーパースランプ
11月16日 鈴木雅之 18 2月1日 遠藤久美子
11月23日 藤井郁弥 19 2月8日 ラレーヌ
11月30日 ウルフルズ 20 2月15日 電気グルーヴ
10 12月7日 角松敏生 21 2月22日 草なぎ剛(SMAP)
11 12月14日 西城秀樹 22 2月29日 三宅 健(V6)


 

3月28日 ゲスト 太陽とシスコムーン
今日は冒頭「東山紀之です。」「植草克秀です」「舞台俳優の錦織一清です。」
からはじまって何ヶ月かぶりにヒガシ君も来て3人がそろいました。
ヒガシ君は今年花粉症がひどくて撮影の本番をとっているとき以外はずっと
くしゃみしていたそうなのですが、だれかが先生を紹介してくれて、
腰のあたりに注射を一本うってもらったら、ぴたりと花粉症がなおった
そうです。
克ちゃん「花粉症の人には人によって花粉の許容量があってその量を超えると
いっきに花粉症の症状がひどくなるらしい。」花粉症はどう?という話に
なって、錦織さん「ぼくはまだ平気です。」

一曲めはヒガシ君から「聴いてください」の紹介で
少年隊「ロマンチック・タイム」
ゲストは名前がかわったC&Tボンバー(旧名)太陽とシスコムーンの
メンバー。テーマは「ダンス」だそうです。
ヒガシ君「だれか踊りで影響を受けた人いますか?」の質問には、
「ジャネット・ジャクソン」。
錦織さんはそれをきいて「おれはジャネット・リン。」
ひがしくんと克ちゃんはジャネット・ジャクソンとおない歳でまだぽっちゃり
していたころあったことがあるそう。
ヒガシ君「いま思えばあのころ友だちになっていればよかった。」
その頃は「マイケルの妹」ということでまだヒット曲もなかったそうです。

ひとりずつ部屋に入ってもらう企画になっているようで2番目に入ってきた
のは、中国人の「ルル」さん。片言っぽいけど日本語がうまいです。
ルルさん「中国ではわたしが小さい頃から少年隊は人気があったのでよく
知っています。緊張してます!」ほんとに緊張している様子です。
質問カード「思わずおどりだすくらいに今ほしいものってなんですか。」
ルルさん「パソコン!」
ヒガシ君「植草あげればいいじゃん。」
ルルさんは少し高めのパソコンがほしいそう。どんなのがほしいの?という
質問まで出て、
克ちゃん「あげないけど。(笑)」
錦織さん「おまえ自分のむすこにアイマック買ってあげたじゃないか。」
ルルさん「むすこ、いるんですか。」
克ちゃん「はい。」
錦織さん「いるんです。二人子供がいる。で、もうカミさんがいないんです。」(笑)

3番めに部屋に入ってきたのは、17歳で結婚して子供が四歳と二歳という小湊さん。
克ちゃんは子供の歳をきいて「うちといっしょだ。あっちがう、うちは5歳と3歳だ。」
小湊さん「まちがえないでくださいよ。」
錦織さん「こいつカミさんがいないから。」

小湊さんは民謡連合会に入っているそうで「会津磐梯山」の歌を披露してくれ
ました。
それをきいたヒガシ君「ありがとうございました。今度は植草が”孫”を
歌います。
小湊さん、17歳で結婚したときいて錦織さん「暴走族だったんですか?」
→ちがうそうです。
小湊さんがこの世界に入ったきっかけは、
「もっと多くの人に自分の歌をしってもらいたいな」と思ったことだそう。
オーディションでももと民謡をやっていたというのをつんくさんが考慮して
とってくれたそうです。
つんくさんについては「とても厳しい。だめなときは「ダメ」と言われ、
絶対に妥協しない。」ということです。
C&Tボンバーはこの前3/16にヒガシ君がミュージックステーションに
出たとき出ていて、小湊さん「この前のバック宙、すごかったです。」と
感激していました。克ちゃんは3/16にひがし君がMステに出たのを
知らなかったらしく、「え?いつ出たの?」「一緒に踊ったの?」と質問をし、
→「一緒に踊るわけないだろう」とつっこまれていました。

東「じゃ、次の方。」
小湊「ありがとうございました。」
東「篠田みほさん。」
克「元オリンピック選手です。」
篠田「こんばんは。よろしくお願いします。」
少年隊「よろしくお願いします。」
東「ぼく、知ってました。「筋肉番付」とか、出てましたよね。」
篠田「そうです、出てました。一時期。」
東「ねえ。ぼく、おぼえてましたもん。あ、筋肉番付の人だ、って。」
篠田「ハハハ。跳び箱跳んでね。」
東「跳び箱跳んで。あのブロデューサーの、樋口さんて、いるじゃないですか。
あの人が、ぼくの「ZONE」ていうののプロデューサーなんですよ。」
篠田「えっそうなんですか。あらまぁ。そんなところでつながりが。」
東「ぼくも筋肉番付ずっと見ていたもんですからね。まぁそんなことは
どうでもいいんですけど。篠田みほさん。オリンピック選手。」
錦「’88年、ソウルオリンピックの選手ですね。」
篠田「はい。」
東「じゃあ、カードをね。もう1枚しか残っていませんが。」
篠田「ハイ。」
克「えー、心がおどりだすくらいに興奮することってないですか。」
篠田「ん?興奮すること?」
東「かー、燃えるなあ。これは来るなあっていう。ちなみにぼくはああいう
バック宙系が好きなので、ぼくも、あれやる前は燃えますね。」
篠田「あれはへんな緊張感がありますよね。」
東「うーん。なんかね。どうですか。体操選手から見て、ぼくらのバック転
って。」
篠田「あ、上手だと思います。」
克「だって、できるんだからさ、踊りで入れちゃえばいいじゃん。」
篠田「いや、入ってます。」
克「あ、入ってるんだ。失礼しました。」
錦「入ってる。平均台も入ってるんだ。」
篠田「(笑)それはないです。」
克「こういうなんだっけ。とびばこみたいな・・。」
錦「鞍馬だよ。鞍馬は女子はないだろう。」
篠田「すばらしい。」拍手パチパチパチ。(太陽とシスコムーンのメンバー
たち。)
錦「段違い平行棒は、男子がないんだよ。」
篠田「そうそう。そうです。」
東「男子、平均台もないもんね。」
篠田「ないです。」
錦「おれが段違い平行棒をやったら、たいへんだからね、おれの垂直棒が。」
東「なんか、そっちに走るんだよな。ラジオだけじゃないんだから。
そっち走るの。テレビでも行っちゃうんだもんね。」
克「うん。」
篠田「よく、観てます。」
錦「私生活そっちに走りっぱなしだからね。」
克「オリンピック当時のことって聞きたいんですけど、やっぱり練習練習でしょ?
そういうときに、恋だの愛だのって言ってられない?」
篠田「ないですね。恋愛は禁止でした。」
錦「禁止なんだ。」(おどろいて)
克「でも隠れながらそういう、つきあってた人ってやっぱりいました?」
篠田「いないですね。」
東「芸能記者じゃないんだから。(笑)」
篠田「出会うチャンスがなくて。もう、ほんとに学校行って、そのまま自転車で
練習場行って、終わったら10時とかなってて、で、そのまま帰って・・。」
東「並大抵の稽古じゃないんだよ。オリンピック出るから。」
克「やめようかな?とかやっぱ思っちゃうでしょう。」
篠田「ああそんなの、しょっちゅうですよ。やめてやる!っていうの。」
錦「彼女はね、オリンピック行くっていうんだからふつうじゃないよ。」
克「オリンピック行くって決まったときは、うれしかったでしょう。」
錦「CMでやってるでしょう。「ご主人は?もちろんオリンピック。」って
いう。あれは、オリンピックでご主人出会ったんじゃないの?」
克「ちがうちがうちがう。」
篠田「それは、オリンピックちがい。」
錦「そのパンプスどこ?もちろんオリンピックって。オリンピックで
知り合った、ご主人と結婚して・・・。」
篠田「それはちがう。」
錦「あっちがうんだ。」
東「よく知ってるよね。」
克「よく見てるよね、テレビ。」
錦「わたし、あの、テレビ本編は見ないで、CMばっかり見てますからね。」
東「そうなんだ。(笑)ここで一曲いきますか。じゃ、ご紹介していただき
たいと思います。」
篠田「はい。4/19に発売になります、わたしたちのニューシングルです。「Don’t stop 恋愛中」。」
曲:太陽とシスコムーン「Don’t stop 恋愛中」

東「今夜は太陽とシスコムーンの4人に来ていただいています。じゃ、ゲスト
ブックをさっそく書いていただいて。これ、ニシキ、入会の同意がとれたら
なにか?」
錦「入会の同意がとれたら?なんか。」
克「えーとですね、毎回来てもらった人にですね、3か条っていってたとえば
女の人だったら、「男とはこうあってほしい」というのを書いて自分のサイン
をしてほしいんです。ここのゲストブックがありまして、それでは一人ずつ
書いていただきましょう。よろしくお願いしたいと思います。」
東「では小湊さんから書いていただいて。」
小湊「1.音楽が好きであること。2.SEXYであること。」
錦「SE・・・あ、びっくりした。」
小湊「・・3.わたしで遊んでくれる人。」
東「ああ、わかりました。」

錦「大丈夫なの?こんなこと言って。全国のストーカーあたしのところに来い
っていう宣言に聞こえるんだけど。」
東「わたしで遊んでくれる人、ね。ニシキなんかいいんじゃないですか。
小湊さんで遊べる、できそうでしょ。」
小湊「遊んでくれますか。」
錦「ぼくの場合ね、なにがどうなっているのかもうわかんない状態なんですよ。」
小湊「自分で遊んでくれないと、意味がないので。ゲームで遊ぶっていうよりかは、
わたしと遊ぼう。」
克「なんか人生知り尽くしてるみたいだ。」
錦「すごいね。すごいなあ。ま、おれの得意技にタケコプターっていうのが
あるんだけど。」
克・太陽とシスコムーン:笑
克「やめなさいって。」
太陽のメンバー「さ、稲葉さんがんばって。」
稲葉「1.目。終わり。」
錦「あっ。書き順がちがう。」
克「今、目の書き順全然違ったぞ。」
稲葉「あ、ちゃんと一応わかってます。わたし二つ字を書けるので。
ペン字検定2級です。」
東「ああ。」
克「じゃすごいんだね。」
稲葉「(今書いたのは)かわいいほうの字で。2.動物にやさしい。
3.危険な香り。どっかデインジャラスな感じです。」
東「(笑)これもニシキじゃないですか。動物にやさしい、とかね。」
稲葉「やさしいですか?」
東「うーんそうだね。」
錦「危険な香りとか、動物的な香りもしちゃうからね。」
太陽「野生的?」
錦「ワイルドって言われているんですよ、最近。」
東「じゃつづいてルルさん。」
克「あの、レ点とか返り点とかつけてくださいね。」
ルル「1.中華料理が作れる人。」
東「ラーメンとか、チャーハンでもいいんですか。」
ルル「はい。だいじょぶです。次は、・・」
克「字、うまいね。」
太陽のメンバー「筆で書いてるみたいだ。」
錦「大切にして・・。」
克「あのーめいっぱい書いてるんだけど、自分のサイン書かなくちゃいけないから。」
ルル「忘れちゃった!とっても緊張しているから。」
克「ハハハハ。」
太陽「すごい緊張してるんで。始まる前もドキドキして大変だったんですよ。」
東「ほんとに?でも俺たちが中国で知れ渡っているって知らなかったね。」
ルル「すごい有名ですよ。すごいですよ。」
東「今も?」
ルル「はい。」
東「はあー。うれしい発見でしたね、今日は。」
錦「ぼくはタイに行ったときにね、デパートで、エスカレーターで上がって
いったら、自分のポスターと対面しました。「なんでここにおれがいるんだ。」ってね。」
ルル「タイでもすごい人気でしたね。」
錦「少年隊の隊があっちのタイです。」
克「(笑)ちがうちがう。」
太陽「どうだったかな。」
錦「少年タイランド!」
(笑)
植草「最後」
ルル「3.たくさん食べていいよって言ってくれる人。」
東「これもニシキっぽいじゃないですか。中華料理の作れる人。
(お母さんを大切にしてくれる人。3.たくさん食べていいよって言って
くれる人。もう、すぐおごってくれますからね、ニシキ。」
ルル「おわーいいなあ、みんなで行こう。焼き肉がいいよー。」
東「焼き肉がお好き。」
克「みんななんか焼き肉好きだよね。」
太陽「芸能人の条件て最近言われているらしいです。焼き肉好きが。」
克「あ、そう。どうしてだろうな。」
錦「芸能人になる人っていうのはよっぽど芸能人になるまでは焼き肉って
食ったことないんだろう。」
(笑)
錦「意外とみんな貧乏でさ、焼き肉を食べられなかったっていうの多いです
からね。わたくしもそうです。」
克「必ず行くっていうと、叙々苑とかさ、行くよね。」
錦「芸能人になる前はさ、俺とかバイキングに連れて行かれて、子供のとき
だからさ、肉よりもソーセージとか、餃子とか焼きたがっちゃって、おやじに
ひっぱたかれたりして。「もったいないから肉にしろ」って。
「こういうところに行ったら肉食うもんだ」って。そういうもんです。」
東「篠田みほさんできました。1.ひろい心を持っている人。
2.けちけちしない。3.わたしより年上であること。もうニシキじゃないですか!」
錦「わたしもう今度の5月で、四捨五入すると40になるんですけど、
篠田「わたしね、40以上でも全然平気なんですよ。年下がだめなんです。」
東「ふーん。」
錦「みんなに聞きたいんですけど、年上と年下どちらがいいですか。」
小湊「年上です。」
錦「小湊さん年上。」
稲葉「わたし年、かなり自分が子供なんで、歳かなり下でも一緒に遊んじゃう
タイプ。」
ルル「あたしも年上。10歳以上。」
東・錦「10歳以上?」
克「今歳いくつだっけ?」
ルル「24。」
錦「おれだ。おれだ。5月で四捨五入して40だもの。」
稲葉「3回ききました。(笑)5月ですか?誕生日。」
ルル「何日ですか。」
錦「22日。」
太陽の一人「近い。18日だもの。」
錦「あとは?」
ルル「3月18。」
錦「あ、もうじき。もうじきって、もう過ぎましたね。ラジオってこのへんが
ね。ラジオのマジックなんですけどね。」
錦「もうひとりは?」
篠田「3月13日。」
錦「おっ。おって感じですね。奥さんは。」
小湊「2月15日。」
克「みんな2、3、4、5月ぐらいにかたまっているのね。」
太陽「そうなんです。」
ルル「何型ですか。」
克「おれ?0型です。」
錦織「0型。」
東「A型です。」
ルル「はあ、(ためいき)以上。」
克「何型が好きなの?」
ルル「A型。」
東「でも今日書いてくれたのは、けっこうニシキにあてはまるの、多いですね。
もう一回読んでみましょうか。1.音楽が好きである。」
錦「2.SEXが好きである。」
太陽「Yがあります。」
錦「SEXYである。」
東「3.わたしであそんでくれる人。」
錦「タケコプター。そろそろ出しちゃおうかな。やっちゃおうかな。
やってあげないんだけど。」
東「つぎが稲葉さん。目。動物にやさしい・・。ルルさんね、中華料理が
作れる人。お母さんを大切にしてくれる人。」
ルル「(錦織さんに)なにがつくれる?」
錦「あたし全部永谷園に頼っている。」
東「お母さんていうのはご自分のお母さん?」
ルル「そうです。お話相手とか。」
錦「背中も流しますよ、おれ。」
ルル「それはいいです。」(笑)
錦「それはいいですって。(笑)」
東「で、篠田さん、広い心をもっている人。けちけちしない。わたしより年上
であること。この条件をすべてクリアしているのはニシキじゃないですか。」
太陽「おお。おめでとう。(パチパチ)」
東「おめでとう?」
克「おめでとう(笑)。」

曲:太陽とシスコムーン「GoGo東京」(4/19発売のカップリング曲)

克「へやのかべにかかっているものをうかがっているんですけど、
自分の家のかべ、なにかおもしろいものかざってあるよっていう人います?」
太陽のひとり「ミニ掛け軸。」
錦「ひとり暮らし?」
その人「はい。」
錦「ひとり暮らしで掛け軸。ちょっと趣味おかしいよ。」
克「なにかいいことかいてあるの?」
その人「書いてありますよ。「あきらめないから夢 近づいてくる。」」
克「かけ軸に?」
錦「もう一回言って?」
その人「あきらめないから夢近づいてくる」
錦「その下に、虎がこんなになって、」
克「笹の間から虎が出ている。」
錦「どんなつながりあるんだ、そんな掛け軸は。」
克「ないだろう。」
その人「でもそれをくれたのは篠田の母なんです。」
篠田「うちの母がメンバー全員に。」
錦「あなたのうちのお母さん趣味おかしいよ。だめだわそれ、女の子に。」
克「(笑)なんで掛け軸なんか・・・。」
東「でもね、この言葉はこれからのこの子たちにいいんじゃないかって。」
克「今一人暮らし?」
篠田「実家です。」
克「じゃ実家すごいでしょ。掛け軸だらけで。」
篠田「トイレとかにも。」
(大笑い)
克「いいなあ。全部お母さん書いてるんだ。」
東「日めくりカレンダーも?」
篠田「そう。一枚一枚はがすとその日の言葉が書いてある。」
克「あるあるあるある。このぐらいの大きさで。」
錦「みつをとか、そういうはんこが押してある奴でしょう。
「苦しくたって、今日が苦しくたって、いいじゃないか。それが人間だもん。」とか書いてある。」
篠田「そうそう、そうですね。人間だもんっていうのがお決まりですね。」
もう一人「すごい知ってますね。」
東「じゃ、篠田さんとあつこさんの部屋には、これがかざってあると。」
錦「ま、実家はいいよ、あなたたちはおかしいよ。一人暮らしで掛け軸は。」
太陽「けっこうかわいいですよ。」
克「くれちゃったんだからさ、かけなきゃ悪いよ。」
錦「男の子が遊びにきて、たとえばおれが遊びに行ってさ、部屋に掛け軸
かかっていたらさ、この女どういう男とつきあってるんだろうっていう感じ
になるよ。」
太陽「そこだけ和風なの。」
錦「和風だよ。」
東「小湊さんは?」
小湊「にわとりの逆さづりの置物。にわとりを料理の途中でぶらさがっている」
克「よく中華街で下がっていますね。」
小湊「そうです、そのゴム製のおきものが、ぶらさがっていて、あります。」
東「なにかそれは魔除けかなんか?」
小湊「撮影のときかかっていて、ルルが包丁をもっていて、すごく危なっか
しい手つきで、それが気になって、これはもらっていっていいですかって
わたしがきいたらあげるよって。」
錦「どこにぶらさがってるの?」
小湊「ふつうに部屋にぽろっと。にわとりがさかさづりで3羽。」
錦「だいじょぶか?なんかおかしなことになってるよ。みんな。」
克「ほんとだよな。」
東「ルルさんちは?」
ルル「あたしは一番ふつうです。自分の写真だけです。」
太陽「自分の?(笑)」
東「(笑)自分の写真?」
克「あそう。好きなんだ、自分の写真飾るのが。」
ルル「そうです。自分だけ切って。」
錦「4人で写真とっても、自分だけで、捨てちゃうんだあとの3人は。」
克「自分だけよけりゃいいんだ。」
ルル「そうですね。」
克「いいよ、そういう性格。なかなかいないよね。」
東「はっきりしていていいかもしれない。」
克「あとほかには?写真以外では?」
ルル「お正月のときは、「福」という字。」
克「赤いので金の文字で書いてある奴ね。」
ルル「はい。かざってました。」
東「やはりお祝いは2月にやるんですか。」
ルル「そうです。お母さんと。」
克「あのー中国の旧正月っていうのはたとえば絶対こういうのをやるって
いうのはあるの?」
ルル「必ず水餃子食べますね。」
錦「餃子も日本のお餅と同じなんだ。」
ルル「そうです。中身入れて。」
錦「中身入れて、餃子の中に爆竹が入っていたら、あたりだね。」
ルル「(笑)それはないです。」
錦「そういうのなかったっけ?」
ルル「そういうのはないです。」
克「甘い餃子があったり、辛いのがあったり、しょっぱいのがあったり。
おもしろいんだね。」
ルル「コイン入ってる餃子食べたら、今年はたくさんもうかる。」
克「お金も入れてるの?」
ルル「はい。」
克「じゃ食べてるときキーンとかなるわけ?」
ルル「はい。」
克「それも不思議だよね。」
ルル「子供たちはおはしでさして、コインがわかるのでこれだ、と思って
取るんですよ。」
東「そういうの、文化がちがうから、それもまたおもしろいね。」
ルル「すごい楽しいです。」
錦「コイン飲み込んじゃったとかいう事件はないですか。」
ルル「それはないです。」
克「気がつくだろう、どう考えたって。」
錦「日本ではじいちゃまばあちゃまがもちのどにつまらせたりするみたいに
中国ではコインをって。」
ルル「それはないです。でも爆竹で火災になったり。だから今は禁止して
います。」
錦「中国はすごいもんね、部屋の中でやっちゃうもんね。」
ルル「いや、それはないです。」
克「やんない。」
東「いま夏に向けてツアー中と思うんですけどどんな活動予定ですか?」
稲葉「あ、はい。」
東「担当なんだ、やっぱり。」
稲葉「あたしにきかないほうがいいかもしれない。」
克「リーダーってだれなの?」
太陽「いないんです。」
克「でもまとめ役なんだ。」
稲葉「いやこういう告知とかあるときは。」
克「まあわたしがやるという、じゃ稲葉さんから。」
稲葉「4/22中野サンプラザで2回公演、5/6大阪のIMPホール、
5/7名古屋のダイヤモンドホールで2回公演やりますのでお問い合わせは
ファンクラブハロープロジェクト 03−5474−1311まで
お問い合わせください。」

3/21ゲスト加藤紀子
今日のホストは克ちゃん&錦織さん。(ヒガシ君はおやすみ)
ゲストは加藤紀子さん。

「こんばんは。植草克秀です。」
「こんばんは。舞台俳優の錦織一清です。」

「この番組も時差が生じてきたみたいだ。今日は3/21ですが、もうずっと前に3/21をやったような気がする。」(笑)by克ちゃん&にっきさん

加藤紀子さんは三重県鈴鹿市出身だということで、錦織さん「よかった。この前の島田律子さんも千葉出身で千葉出身者がつづいたから。)
加藤さんはフランスが好きだそう。「フランス映画は結末がわかるまでながいけどそれが好き。」
克ちゃん「ポネットっていうフランス映画、あれは泣けた。あれはよかった。女の子が主人公の映画。」
加藤さん「ずっとロングランになった映画ですね。」

克ちゃん「今夜のテーマは”旅”です。」

一曲め:嵐「HORIZON」
二曲め:加藤紀子「いつか王子様が」

加藤紀子ちゃんは今年のお正月、パリに行っていて、二日後にマレーシアに飛んだそう。「猿なんかもいました。まあいるところへ行ったわけなんですけれども。」でそこからチンパンジーだけど頭がいいオリバー君の話になって、にっきさん「オリバー君は植草よりも頭がいい。」

加藤紀子ちゃんは外国に一人で一週間行ったりもするそう。それを聞いた克ちゃんは「おれはだれかと一緒に行きたいな。」
錦織さん「おれはみんなと行っても買い物なんかはひとりで行きたい。」

克ちゃん「なにを目的で旅に出るの?」
加藤「わたしの知らない土地になにがあるのかなと思うとそれが楽しい。」
克ちゃん「事務所の人に止められない?」
加藤「どこに泊まるかも決めずに行くので事務所の人もどこにいるのかわからないんです。」
錦織さん「おれなんか事務所の人にも一緒に行こうって言われたことがない。事務所の人、「あたしが行ってきて良かったから行ってくれば?」だって。」→ひとりで行けという感じだそうです。
錦織さん「そうやって一人で旅していると、そのうち好きな人と旅行行ったりしてもひとりでいったときのほうがよくなってわずらわしくなったりするんだ。」

中国の話
錦織さん「むこうは日本よりお昼たべにいったりすると飲茶が充実してるね。」
克ちゃん「おいしいね。」


加藤「外国人男性より日本人男性がいいですね。文化がちがうからかやはり日本の常識の中で育った人がいい。すごく疲れているときにわたしはお茶漬け食べたいのに相手はステーキ食べたいといって離婚した人がいるんですって。それはきついなと思う。」
錦織さん「hugはどう?おれはけっこうやるね。だって東映京都撮影所にいってたときもちょんまげゆったままで(親しい人がくると)hugしてあいさつしていた。」
克ちゃん「川平はhugやるね。」
錦織さん「あいつはだっておかしいもん。」

flush back memories
加藤「今きいてもらった曲(3曲めの)もフランス・ギャルっていう人の曲をカバーしたジャズって心っていう曲なんですけどフランス・ギャルが好き。もともと歌手になろうって思っていたんですけど・・・保育園のときピンクレディーが好きでそれで歌手になろうと思った。」
克「保育園のときもうピンクレディーいた?」
加藤「いました。全盛でした。」
加藤さんと克ちゃんはピンクレディーの中ではケイちゃんが好きだったそうで、錦織さんは「おれはピンクレディーよりキャンディーズ派だった。ミニスカートをはいていてパンツがみえそうでみえないのがキャンディーズ、みえるのがピンクレディー。」
克ちゃんはキャンディーズではスーちゃんが好きだったそう。
加藤「じゃそのころはほかの人ではだれがいたんですか?西城秀樹さん?」
克ちゃん&にっきさん「世良公則はいたね。」
錦織さん「世良公則はよかった。おれの姉もはまっていた。一緒にレコード買いにいって姉が「世良公則ありますか。」ときいたら店のおやじが「あります」と言ってもってきたのがさだまさしだった。俺は店の奥で笑った。」
4曲め:加藤紀子ちゃんの思い出の曲ということでフランス・ギャルの「夢見るシャンソン人形」

男の3か条
加藤紀子ちゃんの思う「男とは・・・」
加藤「1.叩いちゃいけない。最近暴力をふるう人がいるじゃないですか。自分の意見が通らないからといってたたいたりしてはいけない。」
錦織さん「暴力をふるわれるのがうれしい女もいる。」

加藤「2.働かなくちゃいけない。(お金があっても)楽しく働く。3.やさしくなきゃいけない。」

克ちゃん「少年隊の3人を恋人・夫・友達にするならだれを?」
錦織さん「今ふたりでやってますけどほんとうはぼくたちは3人のグループなんです。知ってますか。」
加藤「はい。うすうす。」

加藤「(3人を夫・友達・恋人にするなら・・・)3人とも一日ずつそれぞれの役をしてくれたらいいなと思う。」
克ちゃん「ちょっとちょっと、(話をすすめるその前に)ニシキ、立ってしゃべるのやめなさいよ。きのうの少年隊夢でも椅子があるのにあなただけだよ立ったまましゃべっていたのは。」
錦織さん「男っていうのは地に脚をふんばっていないとだめなんだ。座ると発揮できる力が立ったときの半減するっていうし。」

加藤紀子ちゃんの部屋の壁にかざってあるもの
「ポスターが5枚貼ってあります。」
克「立体的なものは?」→ないそうです。紀子ちゃんは「松方さんちみたいな鹿のおきものはない」、と事前にこの番組をきいていたようです。
錦織さんは加藤紀子ちゃんに「将来は兼高かおるさんみたいな世界を旅する人になってください。・・・おれは”世界の車窓から”という番組が好きなんだ。今度一緒に(外国の列車に)乗りにいこう。」

最後の曲:錦織さんのソロ曲「数千マイルから君を」
ニッキさん「JFNのラジオ局では毎週この曲がかかっていますが東京FMでもやっとかかりましたね。」

この前放送中にしたプレゼントの当選者発表
「鳩時計」→静岡県の木村のぶえさん
「ロマンチックタイム特製ウォッチ→平塚市の飯島めぐみさん、はぶさとこさん。そのほか8名。
「蒲田行進曲ポスター」1名→「これね、プレミアがついてますね。2000万くらいのプレミア。」(by錦織さん)→練馬区高橋なつみさん
克ちゃん「おめでとうございます。楽しみに待っててくださいね。」

錦織さん「今後のゲストは・・・来週 太陽とシスコムーン。4/4がkiroroの二人。4/11はメロン記念日。なんだか祭日みたいですが、メロン記念日という方がゲスト。4/18はV6(の、ただしだれが来るかはわからない)。4/25はポケットビスケッツの千秋ちゃん。そして5/2はjovi jovaのみなさん。5/9は石井竜也さん。ずいぶんこうラインアップ、だいぶ形になってきましたね。」
克ちゃん「そうですね。なんかすごいですね。石井竜也さんもきてくれるということで楽しみにしていただきたいと思います。・・口がまわんなくなってきた。(笑)」
錦織さん「じゃあね!」
克ちゃん「さよなら!」
数千マイルから君を、を聞きながら終わり。

 

3/14 ゲスト 島田律子
3/14放送分
克「こんばんは。植草克秀です。」
錦「どうも。タモリです。(タモリさんの声のまね)」
錦「もう3月になったんですけれどもね、もうナポリです。」
克「ナポリ風にって書いてあるのに、もう、ナポリです、はないでしょう。」
錦「いやー、しかしね、まだ寒いですけれどもね、いつになったらあったかくなる
か、桜が待ち遠しい季節になってまいりましたけれども。はい。最近どうですか。

克「(笑)なにが?」
錦「ぼくももう、とっくにね、舞台のほうは終わってね、だいぶ身体のほうも調子
を取り戻してきたようですけれども。」
克「ぼくのほうは、”渡る世間”の2時間の特番を録っているのと、あと、4月に
、バスの本を出しますんでね、」
錦「どこの?東急とかそういうバス?」
克「そういうんじゃなくて。」
錦「そういうんじゃない。あっ。釣るほうですか。」
克「出た時また・・・。多分4月中に出ると思うんですけれども。」
錦「どういった内容の?」
克「あのね。バスのプロみたいに、これで釣るといいぞとか、そういうことじゃな
くって、どうしてバスを好きになったか。なんでバス釣りをやめられないのか。を
。」
錦「それじゃぁ、作文じゃないか。「ぼくはバスが好きですっていう。」」
克「まぁ、エッセイ集みたいなもんです。ジャニーズ事務所に入ったときはもうバ
ス釣りをやっていたとか、子供のときからのバス釣りに関するエッセイをね、こう
、まとめて本にしているんですけれども。」
錦「ということは、それを読んだからといって、バス釣りがうまくなるとか、そう
いうHow toもんではないよ、と。」
克「How
toもんではないです。ただ、ちょっとそういうことは書いてありますよ。こうい
うことをやったらこういうのが釣れた、とかそういうことは書いてあるんだけども
・・」
錦「バス釣りをするときは絶対に針を使ってください、とか。」
克「そりゃもちろん。だって、針使わなきゃ釣れないもん。」
錦「うーん。」
克「あたりまえのこと?」
錦「うーん。だけど、本日のゲストなんですけれども、島田律子さんですね。はい
。エッセイストですけれども。・・だから、エッセイに関しては(克ちゃんより)
先輩だよ。」
克「あ、そうだね。じゃ、エッセイの人だったら、書き方教わろう。で、島田さん
もですね、千葉県出身で、同県民。」
錦「この番組はね、千葉県出身者がね、」
克「多いね。」
錦「けっこう、多いです。はい。」
克「そこらへんもきいてみよう。」
錦「元あの、スチュワーデスだったということでですね、」
克「ぶうぶう。」
錦「なにやってんの?おれは道歩くとけっこうスチュワーデスにぶつかるっていう
・・・。」
克「ハハハハハハ。」
錦「いやなこと言うんじゃないよ。(よく聞き取れませんでした。なにか克ちゃん
が言ったようでした。)ちょっと興味がありますんでね。」
克「フライトアテンダント。」
錦「フライトアテンダント。スッチーという言い方は今しないらしいんでね。」
克「あのね、パイロットは運行乗員部になるのね。パイロットはね。」
錦「パイロットって今言わなくなったもんね。」
克「パイロットはパイロットなんだけど、ほんとはね・・」
錦「万年筆の会社からクレーム入った・・・。」
克「それ、ちがうちがう(笑)そんなことじゃない、そんなことじゃない。なんか
、4年前に、明石家さんまさんの、”恋のから騒ぎ”に出演してから、エー、一躍
注目を浴びたという、エッセイ&タレントさんとして、活躍中ですという。ちょっ
と、どう?聞きたいことある?」
錦「聞きたいこと・・友達を紹介してもらいたい、とか。」
克「ハハハハハハ。そうね。じゃちょっと楽しみにしたいと思います。それでは、
曲のほう聴いてください。kinki kids 好きになってく 愛してく
です。」

曲:kinki kids 好きになってく 愛してく

錦「火曜の夜に限定Openする、少年隊 Club
J。今夜のゲストはエッセイスト&タレントの、島田律子さんです。こんばんは。

島田「こんばんは。よろしくお願いします。」
克「なんか、あの、すごい、はっきりとした感じの方ですね。」
島田「あそうですか。あーあー。言われますよ。なんか、大阪出身?なんてよく言
われるんですけどね、千葉県出身なんですよ。さきほどもちょっとふれていただき
ましたけれども。」
克「千葉のどこ?」
島田「あたし、千葉の稲毛。」
克「稲毛?ぼく、新宿町です。」
島田「新宿町ってどこですか?」
克「あのー、ダイエーあるでしょ。千葉市内の。」
島田「ありますありますあります(早口で)。」
克「あすこらへん。」
島田「そうですか。ねえー。」(やたらと語尾をのばす島田さん。お水口調になっ
ています。)
克「スチュワーデスやってらしたんでしょ、どうしてやめてしまったんですか。」
島田「なかなか激務なんですよ、スチュワーデスという仕事は。時差時差時差で。
で、体調をくずしまして、やめることになった。」
克「実際どこを飛んでいたんですか。」
島田「どこも飛んでいました。」
克「このあいだ、”秘密のスチュワーデス”っていう本をお出しになった。」
島田「あっ。過去に。ねー、出したことありますけどね。」
克「これはどういう本ですか。」
錦「暴露本ですか。」
島田「暴露本ですよ。先輩はこわいぞとか、こんな芸能人が乗ってきたぞ、とか。

克「そんなこと書いてうらまれなかった?」
島田「うーーん、わかんない。もういいの、やめちゃったから。ふっふっふっ現役
じゃないので。」
克「いいですよね、サービスがね。」
錦「こうやって離陸中、離陸していくときに、まだ斜めになっていて早い状態なの
に、パイロットの判断で、ポーンてボタン消しますから、そういうときに押してい
くのいやだなとか、そういう経験ありますか。」
島田「ありますよ。やっぱり、まだ飛行機がななめですから、がに股にならないと
歩くときバランスが取れないから。スチュワーデスってすごいですよ。顔は笑って
るけど、下半身見ると、足がこう、ガニガニしてるっていう。」
克「じゃ、足腰強いんでしょう。」
島田「強いですよ。腰痛の人とか多いんですね。これは職業病になってしまうんで
すけれども。わたしはなんか腰強かったのか、平気でした。」
錦「ま、今、ハイジャック事件とか、レインボーブリッジをくぐれとか、そういう
馬鹿なことを言ってるやつもいますけど、そういう馬鹿なことある前っていうのは
、割と新規に入った若いスチュワーデスさんが、コックピットに襲われにおいでっ
ていう、餌食になる、そういう話もあるんですか。」
島田「あるわけないじゃないですか、そんなの。(笑)でも、機内ではないけど、
向こうでステイが二泊とかあるわけでしょ。そこで同じホテルなの。パイロットさ
んと、フライトアテンダントさんと。だから、そういうところでなにかあったかも
しれないですね。」
錦「そうですか。パイロットががんがん酒飲んじゃってね。明日結婚しちゃうか?
なんて言うとか。」
島田「でもまぁ、あたしはなかったんですけどね。」
錦「あ、そうですか。」
島田「はい。」
錦「でも、風のたよりでいろいろきいたんですけれども。」
島田「実際それでカップルになって結婚した人もいるわけですからね。」
克「だいたい、スチュワーデスさんと、パイロットさんと、結婚する人多いものね
。」
島田「あのね、やっぱりパイロットの人たちからみたらほぼ100パーセントスチ
ュワーデスと結婚してるんですよ。でも、スチュワーデスはなんせ6000人もい
るので、パイロットつかまえられる人はほんの一握り。」
克「ああ。」
島田「あとはあたしみたいなあごできちゃうみたいな。」
克「でも、パイロットってすごいよね。勉強してね、ずーっとね。」
島田「大変よー。パイロットって月に一回くらい身体の検査しないといけないし、
視力が1.0から落ちた瞬間にもうだめになっちゃうとか、ダッシュ400とかい
ろんな新しい飛行機が入ってくると、そのたびにこんなぶ厚い資料読んで勉強しな
くちゃいけないから、一生勉強ですよ。」
克「うん、そう。血吐くほど勉強しなくちゃいけないって言っていたもんね。僕の
友達(パイロット)いるんだけど、はじめダッシュ400に乗ってて、MDに乗り
換えて、またダッシュ400に乗り換えるっていうんで、もとダッシュ400に乗
ってたんだけれども、また同じ勉強しなきゃいけないって。同じダッシュ400に
乗り換えるのに。一回乗ってるからって勉強しなくていいわけじゃないの。」
島田「そうですよね。」
克「そういうのがちょっと。」
島田「うーん。大変だと思います。でもまぁ、いいお金とってるからね、あの人た
ち。そのぐらいやっていただかないと。お客様の命を預かってるわけですから、ね
ぇ。」
克「機内アナウンスなんかやってます?覚えてます?」
島田「なんとなく覚えてますけど。」
錦「あの、最後が、「Thank you ,very
much,and,さよなら」っていうね。」
島田「それあたしやっていなかったな。」
克「あとなんだっけ、マニュアルじゃなくて、なんとかモードに切り換えてくださ
いっていうのが、あるでしょ。乗った瞬間に。」
島田「ありますね。なんとかマニュアル・・それは違う、コックピットの人が言う
んですよ。」
錦「ドアモード(に切り換えてください)、だよ。」
島田「そうそう。」
克「じゃ、まず、シートベルトのところをやってもらおうかな。どうぞ。今、飛行
機のビジーがかかってますんで。(機内のような音がバックに流れはじめる)」
島田「行きます。皆様、本日は21時発Jラインをご利用くださいまして、まこと
にありがとうございます。この飛行機、まもなく離陸いたします。お座席のベルト
は腰の低い位置でしっかりとお締めでしょうか。どうぞ、今一度お確かめください
。Thank you for waiting,ladies and
gentleman,we ’ll be taking off in a few
seconds so , please make sure at the
seat belt fasten,tight and low. Thank
you.」
錦&克「おおーー。(拍手)」
島田「みたいな感じでやってたんですよ。」
錦「これはあれですよね、電話みたいなとこでやるもんね。そういうところに座っ
たりするとね、タバコ鼻ん中に入れたりして笑わせたりしてましたけど。」
島田「そうなんですか。やめてくれ!」
錦&克:笑
島田「でもけっこうこれね、気持ちいいもんでですね、酔いしれてやっちゃったり
してね、「もう、みなっさま」そういうふうな感じでやっちゃうんですけれどもね
、そんな感じでゆっくりやっちゃうと、言い終わる前に飛行機飛び立っちゃうんで
すよね。ちょちょっとやらなくちゃいけなかったんですよね。」
克「やな客っていたでしょ。」
島田「そんなのいっぱいいましたよ。」
克「なんかやられた?」
島田「セクハラまがいのね、こととか「あの、お姉ちゃん」みたいな感じでお尻さ
わられちゃったりとか、ありますよね。あとね、お客様すごく飲まれるんですよね
。」
錦「お酒みんな、飲みますよね。」
島田「飲みますー。そうです、ビールお願いしますとかっていわれて、はいってや
ると、「2、3本置いてって」ってそんな感じです。で、飛行機の中って、実は地上
よりも気圧が低いので、山の上で酒のんでるようなもんですから、」
克「酔いやすいんですね。」
島田「酔いやすい。で、べろべろになってしまうんですけれども、そういうお客様
に水割、とか言われると、あたしたちはとりあえず、氷水出したりとかして、「水
割りでございます」とか言ったことありましたよ。」
錦「一気にこう、飲んでてもね、酔わないんですよ。最初酔わないんで、おかしい
な、地上より酔わないじゃない。って飲んでたら、エアーポケットみたいに、飛行
機がストンって落っこった瞬間に、ガーンてすごい酔って・・・。」
克「ハハハ」
島田「そうですか。」
錦「一気に。なんだか宴会にまにあわなくてパーティーに行ったときに、駆けつけ
3杯飲まされるよりも、もっときいたよ。ショットガンみたいなコースターでバン
って、テキーラ飲まされてってあんな感じになっちゃった、いきなり。」
島田「シュートされちゃったんですよね。ドッカーンって。」
克「おれ、やばくてトイレ行ったことある。あのー、どこだっけな。ドンペリ飲ん
でて。」
錦「ああああ。俺の隣にすわってて、そういうときにかぎって窓際の奥座ってんだ
。お前、通路に近いほうへすわってろよって思うんだけど、窓際窓際ってさ。」
島田「ええ、ええ、窓際で、どいてくださいって。あれ、みんなどかさなくちゃね、
外出られないから。迷惑だわ。」
克「ドンペリドンペリ。ドンペリが出てて、おっドンペリじゃんって。」
島田「ファーストクラスでしょ。おお、偉そうじゃん。」
克「仕事で出してるんじゃん。で、それでドンペリガンガン出してて、酔わない。
ほんとに酔わない。で、なんかのきっかけで、錦が言ってるみたいにごーんときて
、気持ち悪くなっちゃって、錦が横で、たしかおぼえてるの、「だいじょうぶか、
だいじょうぶか、おまえ」って言ってるの。」
錦「だいたい、寝ててね、起き上がる奴っていうのは危ないですからね。酔っ払っ
て寝てて、むくって起きた奴、もう危ないですから。そのとき、寝てたものが、や
だなぁと思ったら、むくっと起きたんだ。奥の席で。」
克&島田:大笑い
錦「・・・俺は立ち上がったよ。早くしろ、行けって。だからやめろよ、窓際座る
の、奥座るのはって。こっちだよ、そういうやつは。そういう危険性のある人間は
。」
島田「そうですよねえ。」
克「で、ずるいのはさ、こう寝過ごしてて、和食か洋食かって聞きに来るじゃない
、で、俺たち寝過ごしてたから聞けなかったんだよね、たぶん。スチュワーデスの
人が。で、いちおう聞きにきたわけ。で、、ぼくが「和食」って言ったら、「すい
ません、和食切らしてるんです」って。じゃ、聞かないで出したっていいわけじゃ
ん。」
島田「「これでございます」ってね。」
克「で、見たら、自分たち(スチュワーデス)は和食食ってるんだぜ。」
島田「エッほんと?」
克「そうだよ。」
島田「ファーストクラスの話?」
克「そうそう。」
島田「それはあたしたちはビジネスクラスの余ったご飯をたべてるんですよ。だか
ら、たまたまその時はビジネスクラスで和食が余ったんだと思うよ。ファーストク
ラスのじゃないと思うよ。」
克「ああ、そう。「食ってやがる。どうしておれたちには出さない。」っていやな
こと、思った。」
島田「まーーいろいろありますわな。」
錦「今夜島田律子さんをお迎えしてますけれどもね。こんなテーマを用意しました
。”スチュワーデス物語”。」
バックに「フラッシュ・ダンス」のテーマ曲
錦「あたしはのろまな亀です。教官、あなたのカメで撃って撃って撃って、そんな
こと書いてありませんけれども。教官にそういった感じでしごかれたこと、ありま
すか。」
島田「えーっ。」
錦「なんか今の意味深でしたね。教官のカメで、撃って撃って撃って。教官にしご
かれたことありますかって。」
島田「やめてよ、やめてよ。危ない、危ないよ。ないでしょう、そんなこと。」
克「ああいう訓練なんですか。」
島田「あんなふうに、「ヒロシーは、なんとかーで、一番」なんて言ったりはしな
いですけど、2.9ヶ月、約3ヶ月あったんですけど、大変でしたよ、朝8時まで
に、羽田の、ラインセーブビルみたいなそんなとこに行って、制服着て授業尾受け
て、8時までにそんなことやらなきゃいけないんです、で、夕方5、6時ぐらいま
で授業で、それで家に帰ってきてからもとにかく勉強しなくちゃいけないんですね
。で、またやらしいことに、月曜日がテストなんですよね。80点とれないと追試
になっちゃうんですけれども、月曜日がテストっていうことは、土日遊ぶなってい
うことじゃないですか。そういう感じでですね、もう、なんかあの時期は灰色の受
験生みたいな感じでしたね。」
錦「でも年齢的には堀ちえみちゃんのドラマとか観たほうなんじゃないですか。」
島田「あーみてました。憧れてましたよー。」
錦「でも、堀ちえみちゃんみたいな人間だったら、なれない・・・。」
島田「なれない、なれない。あんなのいない。みんな気ー強いですよー、スチュワ
ーデスは。」
錦「教官だって、あんな、風間杜夫さんみたいな人はいないもんね。」
島田「い、いるのよ。」
錦「あんな、芝居じみた人が、いるんですか。「松本!」あんな芝居じみた人がい
るんですか。」
克「(笑)だってさ、意外にかっこいい人、いっぱいいるよ。おおやさん(克ちゃ
んたちの知り合い?)だってかっこいいじゃん。」
島田「パイロットに関しては、制服着たらだれでもかっこよくみえて、あれ脱いで
、ふつうのジャージ着てて、パチンコやってたら、ただのおっさんになっちゃって
るんですけどね。そうなんですよ。」
克「そうかもしれないな。」
島田「スチュワーデスも、制服着るとけっこうきれいな女の人に見えるの。でも、
その代わり、きれいな子はふつうになっちゃって、あんまりきれいじゃない子はふ
つうになるっていう、みんなふつうになっちゃうんですよ。あんなもの制服マジッ
クなんだと思うんですけれどもね。」
克&錦「ああ。」
錦「じゃ、聞きたいことも山ほどありますけれども、曲のほういきましょうか。」
克「はい。何にしましょうか。」
島田「はい。では、スチュワーデス時代、合コンの2次会でよくやっていた曲です
よね。そのころのわたしの師匠であった、テレサ・テンの「つぐない」です。」
曲:テレサ・テン「つぐない」
錦「えー、ゲストに、買ってにテレサ・テンを師匠になさっている島田律子さんを
お迎えしています。やはり。あの、テレサ・テンとか。」
島田「中森明菜とか、そうですね、師匠でしたねー。」
克「はい、それでは、ここでカードのほうをひいてもらいたいと思います。」
錦「さっきとだぶっている質問もあるかもしれませんけれどもね。」
克「そうですね、レッドカード、イエローカード、ホワイトカードと3つに分かれ
ているんでね。えーっと一番悪いのがレッドカード。」
島田「はい。」
克「ひかないようにしてください。それでは、open the cardです。」
島田「これにしときます。おっ。」
克「イエローカード。はい。「ワインコーディネーターとしても活躍中の島田さん
。少年隊にぴったりのワインの、味や香りを、ソムリエになった感じで教えてュだ
さい」ということです。」
島田「えー、わかんないですね。こんなむずかしい感じやつなわけ?これ。まじめ
じゃないですか。そう、ワインコーディネーターっていう資格をとったんですよ。
けっこう簡単にとれる資格なんですけれども。」
錦「みんな、「恋のから騒ぎ」の人間っていうのはみんなワイン好きね。」
島田「ああそうですか。」
錦「昔遠山せいあっていうやついたんだけど、あいつもワインにうるさいやつでね
。」
島田「あ、せいあちゃん、知ってる!番組出てたでしょ。一緒にラジオやってらっ
しゃいましたよね。」
錦「そうなんだよ。ラジオでアシスタントやってもらったことあるんだけどね、、
あいつもワインがうるさくてね。がんがんがんがんワイン頼んで、放送作家のやつ
と一緒に飲みにいったんだけど、めしくって、フランス料理みたいの食って、「ワ
インあたしに任して」なんて言って、ワイン上から順番にいきやがってさ、払った
の、俺だよ!」
島田「うわっほんと?あの女と食事に行っちゃだめよ。大変なことになりますよ。
・・・そうなんですか。じゃ、まず、錦織さんはこういうキャラクターでございま
すから、あのぜひぜひ高いワインを、女の子に・・あっ女の子と飲むときワインと
か飲まれます?」
錦「たまに飲みますよ。だけど僕は実を言うと、あのー、カリフォルニアワインと
か、軽めのね、割と安いワインが好きで、昔赤よりは白にぼく、凝ってたときがあ
って、で、周富徳さんからぼく、「これおいしいよ」って薦められたのは、「ちょ
うじょうワイン」っていう中国の、長細いビンに入ったワインなんですよ。」
島田「あ、知らない。」
錦「それが、軽くて飲みやすくてね、いきつけのバーでも、「中華街とかそういう
ところで、ちょうじょうワインあったら、買っといてよって。」
島田「じゃ、軽いものがお好きなんですね。」
錦「あんまりだからぼくは、くゆらせて飲む、大きいワイングラスで飲むっていう
のもいいんですけど、それも好きなんですけど、どっちかっていうと、あのーたと
えばさ、イタリアのほうに行けば、たとえばしんちゅうみたいなコップでみんな酌
み交わしてるっていうのあるじゃない。そういうコップでも飲めるようなワインが
けっこう好きですね。」
島田「ああああ、ちゃばちゃば飲めるやつ。わかりました。じゃあ、錦織さんには
ですね、軽いカジュアルな赤ワインということで、イタリアのバルポリチアあたり
のワインを。」
錦「イタリアワインね。」
島田「はい。あたしちょっと思ったのが、なんだっけ、解禁になる、あれ、なんだ
っけ。」
克「ボジョレ。」
島田「ボジョレ。あれ、すごく時期があるじゃないですか。」
錦「はい、そうですね。」
島田「でも、イタリアのそのバルポリチアワインっていうのはほとんどボジョレみ
たいのが年中出ている。で1000円ちょとなので、せいあちゃんにかけたような
高いワインとちがいますから、」
錦「冗談じゃないよ。とろ味があるようなワインばっかり頼みやがってさ。」
克「とろ味ー。(笑)」
島田「ねえ。バルポリチアだったら、お食事も選ばなくてすごくカジュアルに飲め
るワインなので、すごく錦織さんにぴったりかと思いましたですね。」
錦「そうですか。ありがとうございます。テイスティングまで自分でしやがって、
うん。」
島田「なまいきだね、あの女。じゃ、植草さん、どんなワインがお好きですか。」
克「ぼくはね、あんまり飲まないんですよ。」
島田「うえーそうなんですか。」
克「で、友達が来ると、ワインをもってきてくれたりとか、家でみんなワイン開け
てのんでるんですけど、おれだけそんな飲まないからね、ちょっとひとくちずつの
ませてもらったりとかで、今まで飲んだのの中ではね、バローロっていうやつが。

島田「いいワインじゃないですか。高いですよ、それ。」
克「で、そのバローロっていうのが、高いの?けっこういいねっていう話。」
島田「じゃ、けっこう重いワインがお好きなんでしょうか。」
克「あの、甘いよりも、渋めのほうがいい。」
島田「でイタリアのものがお好きだと。」
克「たまたまそれがイタリアだったのね。」
島田「ま、バローロはかなり高級なワインですよね。じゃ、植草さんにはどうしよ
うかな。ふだんはそんなに飲まないけど、家にお友達がきたときにワイワイやるの
がお好きだということでやっぱりそういうときは華やかなお酒として、スパークリ
ングワインていうのが似合いますよね。でもシャンパーニュって高いじゃないです
か。みんな5000円ぐらいして。ま、それは高いのでもっとカジュアルにという
ことで、たとえばイタリアのスプマンテとか、あとスペインのカバ?スパークリン
グワインと一緒の製法なんだけど、人件費がスペインとかイタリアのほうが安かっ
たりとか、ぶどうがいっぱい取れるとかいうことで、お値段が1000円ちょっと
ナ買えるものがあるんです。そこらへんのスパークリングワインなんかいかがでし
ょうかね。」
克「ああ、いいですね。」
島田「華やかなんでいいですよね。シュパシュパシュパっと。」
錦「これで俺とおまえ二人で2000円で済むからね。」
島田「安いのしか頼まないんですか。」
錦「おれらみんな1000円クラス。」
克「おれそれでも全部飲みきれないの。1杯でいっちゃう。もう1杯でどっかいっ
ちゃいますから。」
島田「えーそうなの?え、錦織さんはどのくらい飲まれますか。」
錦「ぼくはけっこう飲みますよ。」
島田「そうですよね、そんな感じですよね。」
克「にしきはね、いい酒飲むよね。(しみじみと)」
島田「ほうー変わるの?だって普段から飲まなくてこれじゃないですか。飲んだら
どうなっちゃうんですか。」
錦「いや、ふつうですよ。」
島田「普通って、だってのまなくてこうだって。(笑)」
錦「えっとね、こっから下がおかしくなります。」
島田「こっから下っていうのは目から下っていうことですか。」
錦「こっから下が違う人格になりますから。」
島田「どうなっちゃうんですか、こわいなあ。そうなんですか。」
錦「昔はこっから下かと思ったんですけど、ここもちょっとちがう人格になって、
こっから下。でもここもよくあるなっていうんでこっから下。」
島田「なんか目から下、鼻から下はとにかく違うものになってしまう。アニマル君
になっちゃう。」
錦「はい、そうです。」
島田「コワーイ。」
錦「はい、こっから下、イタリア人になっちゃうからね。」
克「(笑)ヒガシは変わんないね。」
島田「あの方ってどうなんですか。あんな感じなんですか。」
克「変わんない。まんま。飲んでもまんま。」
島田「やっぱりあの方はもっと高級志向でいらっしゃいますでしょうか。」(ヒガ
シ君のことになると急にていねいな言葉になる島田さん)
克「なんか、いいワイン飲んでんじゃない?」
島田「ああそう。それだったら・・。」
克「あいつはうるさいんじゃない?たぶん言い合いになると思うよ。それじゃちょ
っとあれだなって、ね。」
島田「えーほんとう?あ、よかった、今日いなくて。そしたらですね、ヒガシさん
はですね、一応女性との2ショットがとても似合うようなイメージがありますから
、どうしよう、そういうときはボルドーのシャトーカドーセデュールというワイン
があるんですけれども、ラベルがこう、ハートの形が書いてるんですよね、で、け
っこうアメリカとかでは恋人どうしがバレンタインに開けましょうという感じでち
ょっとこうロマンチックなお酒なんですけれどもここらへんいいんじゃないでしょ
うかね。お値段もお高めですし。まぁ年代によっても違いますけれどもね。」
克「じゃこれをヒガシに聞かしておこう。」
島田「みなさんはどうなんでしょうな。」
錦「そういうもんじゃない。イタリアワイン飲んでね、二人でフジテレビのスタッ
フとさ、酒のみ交わして「いいね、やっぱりイタリアワインはいいね」なんて飲ん
でたんですよ、「どこのワインだこれ、」へーって読んでたらね、読めるっていう
ことがまず、おかしいっていうことが気がつかないんです。酔っ払ってますからね
。どこだ販売元はっていったらね、販売元:杉並区どこどこって書いてありました
。」
島田「それ、「うれしいワイン」とかじゃないですか。「ワィンカフェ」とか。」
錦「南区どこどことか書いてあるんですよ。明大前とかあの辺のみたいで、やんな
っちゃった。」
島田「葡萄ジュースみたいな。」
克「さ、次のカードお願いします。」
島田「じゃいきます。あっ赤いのひいちゃった。」
克「パイロットや教官と恋におちたことはありますか。」
島田「あたしないんですよ。でも誘われたことはあるわ。」
克「パイロットに?」
島田「はい。あのね誘われたっていうか最初に・・・。」
克「その人かっこよかった?」
島田「かっこよかったですよ。でも、そんなこと無理かなとかって思ったんですけ
ど、最初に飛行機に乗る前にね、そのスチュワーデスとパイロットの人たちで輪に
なるっていうか、自己紹介みたいのをして、天候状態はこうで、このへんでタービ
ュランスが起きるかもしれないって、パイロットから説明を受けることがあるんで
すけど、そのときから目がバチバチッて合うの。で、やーだーなんで合っちゃうの
って、でも素敵な人だなって思ってて、で、またフライト終わって飛行機降りて、
たしかオーストラリアだったんですけれども、こう入国するときに並ぶじゃないで
すか、そのときになんていわれたかわすれちゃったけど、話しかけられたんですよ
ね。で、夜みんなで食事に行ったんですけれども、そのときに隣に座って話しかけ
られて、で、ご飯が終ったんで「解散」とかっていったら、「飲みにいきませんか
」って言われて、で、イヤーンとか思って、でも行っちゃおうかなとか思チて、と
りあえず飲みに行ったんですよね。で、ホテルの1階のバーで飲んでいたら、ふた
り2ショットだわって思っていたら、ほかのパイロットの人がどんどん入ってくる
、みんなそこに飲みに来ちゃって、みんなで輪になっちゃったっていう。」
錦「せっかく勝負下着をつけていたのに。」
島田&克:大笑い
島田「そんなこともありました。えーまだ(カード)ひくの?全部ひくんじゃない
の?これもしかして。」

克「あっホワイトですね。「スッチーといえば合コンベストワンの職種ですが、合
コンで起きた珍プレー好プレーとは。」お酒の失敗談ですね。」
錦「まあ合コンですからまさに珍プレーとはこういうことですね。」
島田「そうですね。とにかく合コンはいっぱいしましたよね。もうね、どっちが本
職なのか、スチュワーデスの仕事が本職なのか合コンが本職なのかわからないくら
い合コンを。とにかく合コンの嵐だったんですけれども。」
克「ステュワーデス時代って、寮とかあるでしょ。」
島田「でもあたしは寮じゃなくて自宅から通ってました。訓練所のときは寮だった
んですけれども、自宅から通っていたんですけれども、珍プレーですか、お酒の失
敗談ですか。だいたいあたしってもりあげ役に徹するわけですよ。で、なになにち
ゃんがおしゃべりしてないわっていうと、気遣っちゃって、もりあげてじゃあ、わ
たし一気のみしちゃいます、踊っちゃいますとかー、そんな感じで一生懸命がんば
っちゃうんですけれども、そうすると、だいたいね、合コンてはじめて合う人ばっ
かりで、共通の話題なんてないわけ。でもとりあえずあたしが肴になるわけ。で、
「島田律子ってへんなやつだよね。ところで電話番号教えてよ」っていうような会
話がどんどんどんどんできていって、2ショットができていって、気がついたらあ
たし一人残っていてさびしく帰ったりとか。」
克「ハハハ。損なタイプなんだ。」
島田「あたし合コンてあれだけやって、あたしのまわりで合コンやってひっついた
カップルってたくさんいるんですけれども、あたし一回もないの、合コンでつきあ
ったのって。」
克「ああそう。合コンってやったことないね。」
錦「ないよな。」
島田「ああそうなの?やっぱり芸能人さんだとむずかしいでしょうかね、そういう
ことはなかなか。」
克「いやそういうことは別にやったってかまわないんだけど、そういう機会がない
ね。」
島田「みんなでネタを持ちよってってやらないんですか。」
克「うん、そういうのはないね。全然ない。」
島田「そうなんですか。錦織さんはありそうじゃないですか。」
錦「ぼくもないですよ。ふつうのパーティーになっちゃいますね。」
島田「合コンていうよりもただの飲み会。」
錦「ええ。ただ知り合いが好きな人間を。ぼくの誕生日でも好きな人間を呼んでき
ちゃったりとか。」
島田「そっかそっかー。飲み会と合コンの差ってなんだろうっていうとね、やっぱ
り「人数合わせて」とか。」
錦「ちゃんと人数、合わせるんですか。」
島田「そう。何対何とか。楽しかったですけどね。」
克「いいよなぁ。一度そういうのやってみたいよね。」
島田「でもまた最近あたしのまわりで30越えた男と女たちが合コンて第2次ブー
ムで流行っているんですよ。」
克「(笑)第二次ブーム。」
島田「でもあたしの友達で・・その子はヴォーグっていう雑誌の編集をやっている
子なんだけれども、ほんとに編集部から「合コンにいってきます」っていって抜け
ていってまた合コンが終わったら編集部に戻って仕事する、みたいな、で月に2回
は合コンをこなしている女なんですけれどもね、このあいだ電話で言っていました
よ「これだけ合コンやってもいい人いないから、もう合コンやめようかな。もう疲
れたー。」なんて。」
曲:少年隊「ロマンチック・タイム」

メンバーズファイルのコーナー
克「毎回ゲストの方に言っているんですけれども、ここでクラブメンバーにはいっ
ていただきます。」
島田「よろしくおねがいしまーす。」
錦「ここで入るとね、特典として合コンができるっていう。」
島田「誰とよっ。」
克「今まで書いてくれた人と。」
島田「え、そうなの?呼んでよ呼んでよー。ほほほ。じゃ、ぜひぜひ入会させてく
ださい。」
克「男ばっかよ。」
島田「じゃ、いいじゃない。男としたいじゃないですか。」
錦「これ島田さんはラッキーだよな。男ばっかりだもん。女の子はおぎのめちゃん
と遠藤久美子ちゃん。」
島田「うれしーい、呼んでくだたーい。3人めなんですか。」
克「では、これどうしようか。こういう男がいい、という3か条。」
錦「いい男としての3つの条件。」
克「こうでなきゃいけないというのを。書いてくださいね。それで自分のサイン。

錦「また島田さんのことだから、3ヶ条で、ランチ、映画、セックス・・・。」
島田「書くわけないだろう。あのですねーまずヘ「最後に生き残る子とができる男
。」あたしはバブリーな時代の申し子なわけじゃないですか。この年頃だと。イケ
イケゴーゴーだったわけ。だけど今この時代に生き残ってる男っていうのはいつの
時代にも生き残れるいい男だと思いますので、人はやっぱりいい時期がある、最後
に真価が問われると思いますので「さいご」っていう字がわからないんですよね。
さいごに生き残ることのできる男、きったねえ字。2番目。楽な男。やっぱり男で
ぼろぼろになることはもうできないんです、ワタクシ。だからいろんな意味もこめ
て、うるさく言わないとか、束縛しないとかいろんな意味で楽なのがいい。もう疲
れる男はいい。」
錦「職業病で、今フライトアテント?アテントは源さんがはいてるやつね。アテン
ダントをやってるとね、やっぱり楽じゃないんですよ。そういうところからもイメ
ージがついてくると思いますよ。」
島田「それもあるかもしれない。3番目はふつうですけど、「誠実」ですね。まじ
めじゃなくてはだめ。男はちゃらちゃらやってちゃだめ。はい。」
克「で自分のサインを。」
島田「はい。これはパスポートもなにも全部一緒ですから。」
錦「クレジットカードも。」
島田「はい。って感じデース。」
錦「もう一度よみあげます。最後に生き残ることのできる男。楽な男。誠実。誠実
な男っていうわけですけれども、この3か条全部満たしてる男は、おれぐらいかな
。」
克:笑
島田「おや?」
克「ここで、少年隊の3人を恋人・夫・友達にするとしたら・」
島田「そうですねー。まあ全員恋人でもいいんですけどね。なかなか錦織さんの場
合いつもべったりいるとマシンガントークをおたがいとってへとへとになっちゃう
から一年に一回ぐらい・・・」
錦「映画なんか行かないしね。」
島田「行かないしね。すぐ落ち恋だしね。」
克「ハハハハ。」
島田「植草さんはねー、まあ同郷なんでね、けっこうお友達感覚の恋人で、いいで
すね。中学校どこでした?」
克「おれ、かつらぎ中学校。」
島田「そっかそっか。あたし緑ヶ丘中学校なんですけど、ちょっとわからない。学
校がちがう。」
克「どこどこ?」
島田「緑ヶ丘中学校何です。」
克「あ、知ってる知ってる。」
島田「高校が千葉女子高校なんです。」
克「そうなんだ。おれ高校はもうこっち来ちゃってる。」
島田「そうかそうか。まぁ同郷ということで。やっぱりヒガシさんは今日いらっし
ゃらないんですけれどもやっぱりあの男は恋人。どっぷり恋人。でその3人をカン
カンカンてまわせたら楽しいかなー。」
錦&克「ああ。」
錦「ぜいたくな女だなほんとに!だまってきいてりゃあ。」(笑)
克「さっきから黙って聞いてりゃあ、言いたいこと言いやがってこのやろう。(大
笑い)」
錦「とおやませいあと一緒にしないでっていうことは、遠山せいあよりあんたのほ
うがすごいよ。」
島田「そんなことないですよ。あの女はほんとすごいヨ。あの女はすごいよほんと
に。」
克「これからなんか予定なんかあります?」
島田「ちょっとあたし女優なんぞをめざして・・・ちょっとドラマになんか呼んで
いただいたことあったんですけどなにも演技できなかったんですよ。仰天というか
んじで」
錦「じゃだめじゃないですか。」
島田「全然だめで、でちょっとこれじゃまずいだろうということで演技レッスンに
週に一回ぐらい行ってるんですけど、ちょっとうまくなったのよ。最初はなにをや
っても銀座のママ風になっちゃうの。あら〜なんとかさんーみたいな。だったんだ
けど、今なんとかさんってふつうにできるようになったから、女優ができたらいい
かしらーなんて。」
錦「たいへんだねこういう女とつきあったら。これはたいへんだ。」
克「舞台なんかもやるつもりでいる?」
島田「知らない。そこまで考えたことないそこまではえらそうに考えないですね。

克「とりあえずドラマ。」
島田「わかんないですけどね。それはちょっと事務所に相談して。」
錦「大変だぞそれは。」
克「ドラマね。がんばってくださいね。いろいろな女優さんもいますからね。」
島田「はいはい。」
克「あのぜひとも、じゃ曲のほう。」
島田「Stingの イングリッシュマン・ニューヨーク」
曲:Sting「Englishman New York」

克「えー、Stingの曲聴いていただいているんですけれども、この曲はなんで
?」
島田「えーとですね、あたし、Stingがあたる十何年ぐらい前にすごく好きで
、Stingが日本に来たとき買ったんですよね。そのときに2回くらいチケット
を買って、ドームに観にいっていたんですけれども、でそんなときに、あたし、赤
坂見附の駅で立っていたら、外国人の2人組の男の人が「すいません、さくらやは
どこですか。」
って聞きまして、「さくらやはここじゃなくて新宿。」ってことで、じゃあ連れて
ってあげるっていうことになりまして、「あたし暇だしいいわよ。」とかっつって
。でしばらく話していたら、「僕はStingのあれで来ていて・・」って、スタ
ッフさんだったんですよね。で、うっちょーん、とかって思って、「あたし、St
ing大好きなんです」とかって言って・・・。」
錦「ちょっと待て。見ず知らずの人間、しかも外人だよ。それが、暇だからって、
さくらやまで連れてく奴いる?」
克「連れてく奴いねえよな。なかなかな。」
錦「この外人好き!」(笑)
島田「そんなことなーいですよ。あたし親切な日本人なのよ。」
克「根本的に、日本人より外人のほうが好きだろう。」
島田「そんなことないですよー。」(金切り声で)
克「ぜってぇそうだよ。だってさ・・・。」
錦「それだったら、夜の六本木でもぶらぶらしてろ!」
島田「そんなことないよー。(カイヤ川崎風の口調になってます。)親切だったの
、あたし。親切をしたの。そしたらね、Stingが帰る日、何便か教えてって言
ったら、あの、カンタスの何便で、次、オーストラリアへ。って教えてくれて、で
、それに合わせてあたし空港に行って、で、もちろんこれ極秘だから、みんなファ
ンの人いないわよね、で、あたしとお友達二人と、でももう一組女たちがいたわけ
よ。だから4人で、Sting!とかってお話ができて、「すごくあなたのコンサ
ート最高だったの。すごく感動したー。」そしたらもう「Thank
you」みたいな感じで言っていただいて、「もう、がんばってねー」みたいな感
じで手ぇ振ったっていう思い出があってねー。近くで見たらちっこいのよねーSt
ing。思ったより。」
克「で、その外人のスタッフとなにかあったの?」
島田「何もないわよー、またそういう言葉が。何にもないですよ、ほんとに。」
克「なきゃ、教えてくれねぇよな、普通。」
島田「よく言うよ。だから、親切にしたから、さくらや教えたからですよ。」
克「ほーんとに?怪しいよな。さくらや行くのも普通じゃないよな。」
島田「なんでよー。」
克「ほんとに、どう考えてもさ。」
島田「そんなことないですよー。あーんたたちはそんなことばっかり言ってー。」
錦「グルーピーまがいなことしやがって。」
克「ハハハハハ」
島田「グルーピーじゃないですよー。(笑)」
克「さあ、これでね、これも毎回ゲストの方に聞いているんですけれども、自分ち
のかべになにか変わったもの、飾ってあります?」
島田「べつに変わってはないんですけれども、とりあえずあたし今年厄年でですね
、節分終わって、言ってまいりました、厄祓いに。えっと近いところの方が御札と
か返しやすいかなっていうのがあって、とりあえずっていうことで、明治神宮に行
ってきたんですね。その御札がういっと飾ってあって、なんだっけ、あれ、二礼に
拍手・・・。」
錦「二礼に拍手 一。礼。」
島田「あれを、思い立ったときやっているんですけれども、飾ってあります。でも
ね、その日ねえ、明治神宮で厄祓いしてその足で、府中におおくにたま神社ってい
うのがあるるんですけれども、そこは縁結びの神様、強いらしいんですよね。だか
らその足で府中に電車に乗っていってね、府中でもお参りしたら、神社はしごしち
ゃったんですけれどもね。」
錦「神だのみでね。」
島田「神頼みよーー。」
克「神頼み。じゃ、今は・・・。」
島田「超崖っ淵よーー。」
克「彼氏とかはいないわけだ。」
島田「今ねー、いないんですけれどもー、がんばりますぅ、ちょっと片思いの人が
いるんですー。」
錦「どうなの、外人だぞー、おい。」
島田「外人じゃないですー。」
克「どこの外人なの?またStingとかそういう・・・。」
錦「こうやって、パンパン(拍手)。神頼みしてる外人好き。「今年こそ、いい外
人を。」パンパン。」
島田「そんなことないですよー。うまくいかないんですよ。そうやって、神頼みし
てまいりました。」
克「はい。」
島田「ということで、飾ってあります。」
克「まぁ、いい彼氏がみつかるといいですね。」
島田「そうですか。かわいそうな人になっちゃったなぁ。」
克&錦「ハハハハッ。」
克「ということでですね、今夜のゲストは、エッセイスト、とりあえずエッセイス
トでいいの?」
島田「エッセイスト、点、タレント。」
克「アンド、女優さんになりたい。」
島田「なりたーい!」
克「という、島田律子さんでした。ありがとうございました。」
錦「ありがとうございました。」
島田「ありがとうございました。」

曲:マキシシングル「ロマンチック・タイム」から錦織さんのソロ曲「数千マイル
から君を」

克「いやー、おもしろいね。」
錦「うん。宛先。」
克「宛先は、郵便番号102−8080 東京FM 少年隊「Club
J」まで(くりかえし)です。よろしくお願いしたいと思います。」
錦「はい、えー、終わりです。」
錦&克「さよなら。」

「数千マイルから君を」を聞きながら、終わり。

3/7 ゲスト 木根尚登
克:植草君 木根:TMネットワークの木根尚登さん。

克「こんばんは。少年隊の植草です。もう、どうなってんのよ、もう3月じゃない
ですか。もう、ほんとに。だから、新幹線がよかったんじゃないですかねーなんて
やってますけれどもね、最近ね、凝っちゃってるのよ、あのCMおもしろくてね。
なんか俺と正木を見てるようだと言われちゃってね。後輩に、忍者の正木っている
んだけど、たまにスノボー行ったりしていて、正木が、「やっぱり新幹線がよかっ
たんじゃないですか。」とか言ったりして、「おまえやめろよ、CMじゃないんだ
から。」とか言ったりして、けっこうもりあがっているんです。今日もひとりです
、おれ。いったいどうなってるのよ、ほんとうに。ヒガシがまたあの、ドラマです
か、平成夫婦茶碗?もりあがってるからね、あれもね。今までのヒガシとは全然ち
がいますけどもね。ぼくも楽しみにみてます。ていうことで、ニシキ、ニシキがね
、またのっぴきならない用事でね、来れないそうなんです。ということで、僕は今
日、ひとりでがんばっていきたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います
。さて、今夜のゲストは、木根尚登さん、尚登さんがきます。尚登さんといえば、
TMネットワークなんですけれども、以前「ま、いっか」っていうドラマ、あ、ド
ラマじゃねぇや、テレビ番組、トーク番組をやってたんですけれども、そこで一回
ゲストで来てくださいまして、ちょっとね、まじめな方なのかな、すごく固い方な
のかなとおもっていたんですけれどもね、全然ちがう方でした。おもしろい方でし
た。今日はそういうところでもりあがっていきたいと思いますのでよろしくお願い
します。そんなわけで、木根尚登さんをお迎えする前に一曲お送りしたいと思いま
す。kinkikids”好きになってく愛してく”。」

曲:好きになってく 愛してく

克「火曜日夜に限定オープンするクラブJ。今夜のゲストは木根尚登さんです。こ
んばんは。」
木根「どうも、こんばんは。」
克「おひさしぶりですね。前あのー、ナオコさんとやっていた番組”ま、いっか”
以来ですよね。」
木根「はい、はい。あれで宇都宮とふたりで。」
克「あんとき僕はじめてそのお話を・・・会ってることは何回もあったんですけど
ね。」
木根「ちょうど、TMと少年隊、同期ですよね、時期的にね。」
克「そうなんです。」
木根「だから、ちょうどあのころのテレビ番組とかでよく・・」
克「会ってたんですよね。」
木根「べつにぼくらだけに限らずああいうところでほら、会ってもね、なんかほら
、壁があるじゃない。」
克「そうなんですよね。」
木根「お互い話しかけにくいだろうし。」
克「ぼくらはTMをみてて、こわい人なのかと・・・。」
木根「よく言われる。(笑)」
克「話しかけちゃいけないのかなとかって思っていた。」
木根「恐怖の人見知り集団なのね。ほんと内弁慶だから、ああいうとこ出ちゃうと
、べつに怒っているわけじゃなくて、こう、どうしていいかわからない。」
克「小室さんなんかもね、なんか冷たーい感じがして、あっいいのかな、と思う。

木根「全然そうじゃないんだけどね。」
克「なんか、うちの昔いた後輩の親戚だっていう、」
木根「小室さんが?」
克「(はい)話しかければいいじゃん、だっておまえ親戚だろう?って言ったら、
いや、話しかけづらいんですよねって。」
木根「うーんまあ、すごくわかる気がする。よくあの頃の人たちと会うと、みんな
やっぱり同じようなことを思っていて。」
克「ちがう人たちから言わせると、少年隊は逆にまた話しかけられなかったって。

木根「うんそれもあるかもしれないな。」
克「おれたちはそうじゃなかったんだけれども。」
木根「だから自分で思っているよりはね。」
克「ぼくらあの当時って、必ず振り付けが変わっていたんですよ。だから頭ん中振
り付けでいっぱいなんですよ。それで話している余裕がないんですよ。」
木根「そうですよね。おとなしくしていますよね。」
克「ヒットスタジオで、溜まり席で、みなさん歌い終わってから、もう涼しい顔を
してるんだけど、おれたちだけ暑い顔してる、汗びっしょりになっちゃって。「お
れたちいつになったらこんなことをやめられるんだろう」、みたいな。」
木根「まあ、大変な時期があってのね、今じゃないですか。」
克「ほんとにつらかったです、あの頃は。」
木根「それぞれみなさん、つらい時期がありますよ。」
克「はい。まぁ今夜はよろしくお願いしたいと思います。」
木根「こちらこそ。」
克「あの、木根さんをお迎えするということで、今夜のCLUB
JではこんなテーマをメインにUPしております。テーマは”Happiness
and
Loneliness、ということで、幸せと孤独という対照的なことですが、T
Mネットワークが’99年の10月に出したシングル曲にちなんでつくりました。

木根「はい。」
克「この曲は、タイトルがついていたものですか。」
木根「まあなんとか、麻薬撲滅運動の曲で、ほら、みんなさびしいからそういう薬
に手を出したりとか、っていうのもあって、もっとみんなそういうのやめようよ、
もっとみんなで声かけあって、で、そうじゃなくても、もっと幸せ、みたいな曲だ
ったんで、まぁ、単純に、happiness
、happiness、loneliness、lonelinessっていう。

克「高校生とか、平気で薬持ったりする。」
木根「それで、受験勉強ははかどるっていうから怖いですよね。」
克「怖いですよね。だって高校生が、ふつうの人たちが手に入れられるのがおかし
いですもんね。」
木根「これはなんかほんとにみんなで考えなきゃいけないことだなって思いますよ
ね。」
克「そうですねーそんなことで暗い話になっちゃいましたけれども、まあほんとに
よろしくお願いしたいと思います。」
木根「いやこちらこそ。」
克「では、曲のほうをご紹介してください。」
木根「それでは、TMネットワークで、Happiness Happiness
Happiness,Loneliness Loneliness
Loneliness。」
曲:TMネットワーク 「Happiness Happiness
Happiness,Loneliness Loneliness
Loneliness」

木根「サビのメロディー的にも同じことを言っているという、単純なコンセプトで
、わかりやすいですね。」
克「(笑)でも、いい感じですよね、聴いていて。のりもあるし。」
木根「ありがとうございます。」
克「ぼくはHappinessっていうと、ぼくが昔住もうと思ったマンションの
名前がHappinessっていうの。」
木根「それは幸せそうなマンションですね。住もうと思ったっていうのは?」
克「実はね、やめたんですよ。というのは、ぼくらの昔の”ABC”っていう歌の
中で、Happiness goes
onっていうところがあったんですよ。そのHappiness goes
onという歌詞のところで、ニシキが「ハピネス池尻goes
on」とか言いやがったんです。」
木根「ハハハハ。」
克「もうコンサートで言っちゃったんです。」
木根「言っちゃったんだ。」
克「それでもう、住めなくなっちゃった。やめてくれよ!」
木根「せっかく住もうと思ってたのにね。」
克「契約までしたのに。」
木根「契約までしたんだ。」
克「契約しといて、すみませんっていう話になって。」
木根「そうだよね、みんなが「あいつハピネスに住んでいるんだ」って言っちゃっ
てみんな来るよ。」
克「しかも俺のこと指差して言ったから。ひどいでしょ。」
木根「それで、あの、錦織くんは反省してるわけ?」
克「反省してないです、あいつ。平気ですから。そういうこと。今度今になって、
後輩たちのマンションの名前言いまくるもん。ミュージカルとかで。」
木根「キャラ的にらしいといえばらしいんだけど、すごいね、おかしいね。」
克「平気ですから、あいつは。ということで”Happiness
Happiness Happiness,Loneliness
Loneliness Loneliness”という曲をお送りしました。」

克「今夜もテーマに合わせた質問カードを用意しています。このカードはレッドカ
ードとホワイトカードとイエローカードに分かれておりまして、一番悪いのはレッ
ドカードです。レッドカードをひかないようにひいてください。それでは、ope
n the card。」
木根「じゃん。」
克「うわっいきなりレッドカードですね。ついてるんだかついてないんだか。」
木根「一発退場。」
克「ハハハハ。”恋の失恋といえばlonelinessですが、人生最大の失恋
とはどんなものでしたか。”」
木根「そうですね、ぼくの記憶では、高校2年のときに、ふられた子です。」
克「ふられたんですか。」
木根「ふられた、ふられました。もともと僕の友達の彼女で、僕ら高校のときから
ギターとかバンドとかやりはじめたころで、ピアノ弾ける女の子がほしくて、ディ
ナーショー、同級生で頼んだんですよ。もう一人仲間がいて3、4人くらいでやっ
ていたんですけれども、その子がつきあっていたんですよ、またその、音楽に関係
のない友達と。で、なんか知らないけど僕とつきあうようになって、」
克「それは横取り?」
木根「いや、だからその彼女の友達、僕の友達とも話して、和解したんです。その
男の人とも合って、おれがつきあっていいかなみたいな話になって、和解したにも
関わらず、半年くらいしてサの彼女、またもとの彼のところに戻っていったんです
よ。というような失恋。」
克「はーあ。」
木根「なんでこの失恋かっていうと、一番恋の痛みみたいなことをはじめて感じた
ときだったから。で、生まれて初めて曲つくって、詞を書いた。」
克「はあ、そうですか。」
木根「”自業自得”っていう曲でね。」
克:大笑
木根「あのころさ、フォークとかって4字熟語はやったことあったじゃない。”自
己嫌悪”とかさ、そういう真似したのが”自業自得”。それつくったのを覚えてい
て、そんなことありますよね。」
克「でもあのころの曲っていいですよね。いいと思うでしょう?すべてなんか意味
がありますよね。」
木根「そうそうそう。浅そうで深かったりね。」
克「そうそうそう。拓郎さんなんかもね、すごく訴えてるし、」
木根「ほんと好きだったなあ。あのころはなあ。」
克「ねえ。」
木根「だから、痛みっていう意味ではね、すごかったと思うんですよ。苦しい、あ
っ苦しいんだっていうことを、すごく感じたよね。それから随分ひきずったかな。

克「ああ、そうですか。」
木根「なんかこう、こわくなって。」
克「つきあうことがね。」
木根「思春期っていうかね、10代だから。だんだんだんだんね、どうでもよくな
ってくるんですけど、ってそれはうそですけど。免疫が・・・。」
克「でも、会ってたわけでしょ。仕事を一緒にしていたわけでしょう。」
木根「うん、仕事っていうか、それはまだ高校生のときだから、一緒に何回かステ
ージやって、それで終わっちゃうんですけれども、でも、結局は、また全然ちがう
子と結婚したっていううわさをまた5、6年後に聞くんですけれども。」
克「(メンバーのこと)派手ですからね。コロコロコロコロ・・・。」
木根「いや、人の話してもうしわけないけど、小室哲哉なんか、ほんと純粋な子だ
ったですよ、20歳くらいまで。ディナーショー、ある女性に裏切られたんですよ
。それから女性観かわっちゃってさ、”こいつの女性観はあのときからほんとに変
わったな”っていう転機をぼくは観ましたからね。」
克「小室さんとは、高校も一緒だったんですか。」
木根「彼が高校3年のときのぼくは一個上だから、もう卒業していて、っていうつ
きあいだから、20歳前後くらいまでは、ほんとうに純粋な純情な男の子だった。

克「硬派的な?」
木根「そうですね、チャラチャラしてないし、わりと硬派な感じで、で、ある一人
のことがきっかけで大きく変わって・・・。で、その人は遠くに住んでて、車で通
ってましたからね、あの人は。それくらい(思い入れが深かった)でしたよ。」
克「まめなんだ。」
木根「すごいまめだよ。まめってこういうことを言うんだっていうくらいまめだよ
。」
克「はあ。うちのヒガシもまめですけどね。ちょっと似たところありますね。」
木根「ある。」
克「俺見てると、ヒガシと小室さんってちょっと似たところあるなって思う。」
木根「うんうんうん、あるある。」
克「ヒガシはけっこう、ナルなんですよ。」
木根「ああ、ナルなのね。」
克「ヒガシはちょっとナルシストなところあるんですよ。自分の筋肉見ながら、鏡
で。いいだろう、みたいな。人まで呼んじゃって、ちょっとこの割れてる筋肉、見
てくれって。」
木根「わかるわかるわかる。ヒガシもたまにね、ご飯一緒に食べさせてもらって、
帰るときにタクシー乗るときとかって、ほんとに姿勢いいじゃない。ピシッと、今
から一回転して乗りそうな感じの、もう、別れ際もね、かっこいいなって思っちゃ
う。」
克「そう。家でどんなことをしてるんだろうと思うんですよね。」
木根「こう、鏡で?」
克「俺、合宿所生活していたときは、意外にまぁ、ふつうなときもあったけど、で
もなんか人が見てるからかな、ちょっと潔癖症なところもありますよ。」
木根「でも、鍛えてるんでしょ。腹筋何百回とかって。」
克「車にマットを入れてあるんですよ。
で、移動車2台あってそのうちの2台ともにトランクに、青いマットが入っている
んですね。腹筋用の。で、「家は?」って聞いたら、「家にもあるよ、赤いマット
が。」って言ってましたよ。」
木根&克:(笑)
克「それで「その赤いマット、プレゼントしてもらったんだ」、って。自慢のよう
に言ってましたけどね。」
木根「小室哲哉はそういう鍛えるのはないかな。身体鍛えるのはない。身体弱いも
ん。もーう、食べないしね、憂食家だしね。」
克「すごいですね、テレビみてるとなんかいろんなもの持ってて。」
木根「持ってるのはすごいけど、食生活がほんとに貧困でね。ほんとインスタント
そばとか、それこそパンかじったりとかね。」
克「どうしても、昔のくせが抜けないみたいな・・。」
木根「うん、ただ、まぁね、車いっぱい持ってたりとかね、」
克「すごいですよね、あの船ね、クルーザーとかガンガン乗り回してね。」
リ根「この前ね、久しぶりに話してね、「おまえは日本のカーネギーにならなきゃ
だめだぞ。」って言ったの。カーネギーって、カーネギーホールの。創った人いる
でしょ。あの人は鉄骨王で、大金持になって、そのお金をもう死んでも持ってけな
いっていうんだよ、それで、世界の美術館に寄付したの。」
克「すごいですよね。」
木根「小室君、もうこれ以上お金を稼いでもしょうがないんだから、寄付しよう。
」(笑)
克:(笑)
木根『「銅像建ててやるから」ってこの前話したんだけどね。サッカーに貢献しよ
うとかね。そんなおまえ、船とか買ってるんだったら、グランドをちょっと買おう
。』
克「かっこいいですよね。2002年ですか。ワールドカップね、日本でやります
しね。そこらへんもちょっとよろしくお願いしたいと思っているんですけれどもね
。それでは、次のカードをお願いします。」
木根「はい。じゃあ、じゃんっ、イエローですね。」
克「じゃ、読みます。A、”サングラスの奥でLonelinessを感じるとき
ってどういうときですか。”」
木根「いや、難しいな。サングラスの奥で。ぼく、目がすごく小さくて、つぶらなん
ですけれども、”寂しいとき”、これ、抽象的なんじゃない?」
克「でも、サングラスがあると、けっこうごまかせたりしますよね。いろいろと。
目線とかもね。」
木根「こうやっといて、たとえば隣に女性がいたときにね、こっち向いたとき、ど
っち見ているかわかります?わかんないですよね。そういうふうなときは・・・」
克「ありますよね。たとえばこう、タレントさんが集まっているときに、短かいス
カートはいてるタレントさんがいまして、座ってて、あっちょっと見えるかな、って
いうときに、めがねかけていないと見えないんだけど、めがねかけてると、サグス
してると、じっとみてること、あります。」
木根「人のこと言っちゃって悪いんだけど、うつ(宇都宮さん)なんかもサングラ
スするじゃない、朝の早い記者会見かなんかで、ホテルで何百人かのイベントの、
これから始まるっていう記者会見だったんだけど、やっぱり小室哲哉はスポークス
マンと話したりしてる。俺としては、ずっと、聞いてたの、そしたら、パッて隣見
たら、サングラスあいつしてて、パッと見たら、あいつ、寝てるんだよ。」
克「ハハハ。」
木根「やばい。こいつ、寝てるよ。足でコツンってやって、(いったん)起きるん
だけど、またうーって寝てて、サングラスしてるからこれよかったけど、サングラ
スしてなかったらっていうことありましたよ。」
克「サングラスしてなくても、寝る奴いますからね。」
木根「ほんと?」
克「サングラスしてなくて、しかも、生放送。」
木根「(笑)だれですか?」
克「ミュージックステーション。うちの錦織。」
木根「ちょっと待ってよ、ミュージックステーションで?寝てんの?」
克「俺もう、驚いちゃった。」
木根「(笑)それ、すごい。」
克『パッて横見たら、こんなになっちゃって。いきなりノックしちゃってんの。だ
から、俺、「おい、ニシキ、生放送なんだから、やばいよ。」って言うんだけど。
「眠いんだもん。」(錦織さんの声で)て。』
木根「おい、よかったな。上には上がいるよ。ミュージックステーションで寝るっ
て、すごいね。」
克「すごいですよ。」
木根「やっぱり度胸あるというか、心臓に毛がはえてるよね。」
克『(生放送は)関係ないですから。「どうせタモリさん、話してくれないしさ。
」なんて。せっかくMCのね、打ち合わせあんなにやったのに、タモリさん、少し
しか話してくれない。「最近どうなの?」しか言ってくれない。「それでは・・。」
なんて。その次、もう歌の方にいっちゃって、それでは少年隊・・・もうそれだけ
。』
木根「わかります。ミュージックステーションはね、けっこう。」
克「ニシキは打ち合わせでもね、けっこうあいつ、一生懸命話してるんですよ。す
っごいおもしろいことを。スタッフを沸かせながら。でも、これをそのまま生かされ
るのかなと思ったら、(冷ややかに)「最近どう?」って。「最近どう。」それが
なんか、ニシキにとって、すごくショックみたいなんですよね。」
木根「で、急にテンション下がって、寝ちゃったんだ。」
克「そう。・・でもあいつ、始まる前も寝ますからね。ふつう始まる前、自分たち
が歌う前って、緊張するじゃないですか。」
木根「緊張する。」
克『関係ないですから。「眠い」ってただそれだけですからね。』
木根「いいないいな。」
克「いいんですよ。」
木根「なんかいいね。」
克「でも、デビュー当時には考えられなかったことですけどね。」
木根「そうですね。まぁ、上手がいる。すごい。」
克「では、曲のほう紹介してもらいたいと思います。」
木根「3/22にぼくのベストアルバムが出ます。The best album
of Naoto
Kine.ごめんなさい、3/23に出ますけどね。木根尚登で、”March
for new days”聴いてください。」
曲:”March for new days”木根尚登

克「”フラッシュバックメモリーズ”このコーナーは、これまでの話の中からフラ
ッシュバックしてきた、あの頃の思い出を話していただくコーナーなんですが、木
根さんにとってあの頃といったら、いつ頃のことですか。」
木根「えー、やっぱり、本格的に、20歳以降から、プロをめざして、夢を追いか
けてて、で、一回デビューして、で、全然売れなくて、挫折して、で、TMに繋がっ
ていくっていう頃かな。一番きつかったっていうのもあったし、まぁ、だから、小
室君ともTMの前に、ひとつバンドをやってましたから、それで、「じゃ、もう、自
力で全国回ろう。」みたいな。ライブハウスに入れてもらって・・・。」
克「TMの前は、どういうバンドで?」
木根「Speedwayっていうバンドで、東芝からデビューしたんですよ。19
79年か80年くらいに。で、アルバム2枚とシングル3枚を出したんですけど、
まったく売れなかったですよね。で、ま、そうは言っても、一応デビューしたから
プロなんで、「やんなきゃ」っていうことで、ライブハウスを回ったんだけど、う
ーん、あの、お客さん、一人もいないときのほうが多かった、みたいな。3人、4
人いりゃ、いい、みたいな。でほら、自分たちで楽器を、もちろん運んで、ライブ
ハウスにこう、セッティングして、演奏2時間やって、またかたづけて帰っていく
っていうので全国回ったりしながらね。で、小室哲哉なんか華奢なんで、重いもの
持たないで、「じゃ、ぼく、シールド片づけるから、なんていうんで、シールドを
巻いたりして。ちゃんと巻いてくれりゃいいのにね、束ねるんです、全部。シール
ドぐちゃぐちゃに束ねて、こういう青いゴミ袋みたいのに入れてるの。おまえ、休
んでなさい。あとは、大きい人たちでやるから、って。もう、骨でも折られたら困
る。つき指でもされたら困るし。そんな風にしながらね。だから、なんか、すごい
、苦しいっていうよりも、楽しくもあったけどね。苦しかったけど、まだバンドだ
ったからよかったかなっていうね。」
克「今があるから、昔が楽しかったんでしょうね。」
木根「そうそう。これ、苦しいだけで終わっちゃったらね、ああ、苦しかったなで終
わるんだけどね。で、そんなんで、またそのバンドも解散して、また紆余曲折しな
がらそれぞれまた小室もちがうバンドやったり、僕もちがうバンドをやったりしな
がら、いろいろなサポートの仕事をしながら、とかね。彼は、白竜さんとか、いろ
いろな人のサポートをしながら、ぼくは西城秀樹さんとこで、ピアノを弾かせても
らったりとか、してた時期もあった。」
克「じゃ、YMCAとかの?」
木根「ちょうどそのときの、後くらいから。やったりしながら、あ、でもやっぱり
、自分たちでやりたいなんていうんで、また小室君と組んで、じゃ、ユニットみた
いのを作ろうっていうことになってね、それで、もう、初心にかえって、もう、0
にかえってもう一回コンテスト受けようっていって、デモテープを作りはじめたの
が24くらいのときだったかなぁ。24、5ですよ。」
克「それで成功したんですね。」
木根「でも、それで、デビューはしたけども、3年ぐらいは全然売れなかったです
からね。」
克「そうなんですか。」
木根「ゲットベルティーっていう曲が、アニメの主題歌になって、それが決まって
から、全国的に広がっていったんだけれども。」
克「あの曲もかっこよかったですもんね。」
木根「ありがとうございます。そういうだから、ほんとに、(夢を)追いかけてか
ら、10年でしたね。売れたのって27、8くらいだったから。そんな感じだった
かな。いろんなことがあってね。(しみじみと)何時間あっても足りないくらいの
エピソードがあるんですけれどもね。」
克「けんかなんかもしましたよね。」
木根「うん、けんか・・、わりとね、なんていうんだろう、意外とみんな中にね、
しまっちゃうタイプの人たちがけっこう多いんだ。だから、あ、怒ってるな、とか
わかってもわーっとならない。ぐっと止めちゃって、ふてくされちゃったりとか。
口きかなかったりとか。口きかないっていうこともないけども、その、大喧嘩、わ
ーっと取っ組み合いとか、そういうのはなかったかな。ほら、僕ら、3人になる前に
、それぞれ違うバンドでやってたから。必ず複数でなにかをやってきたわけよ。で
、いろんなことがあってのTM結成が24ぐらいですから、だからもう、おとなに
なってたかもしれない。どういうふうにすれば、やっていけるかっていうことを、
すでに学んでいたかもしれない。そりゃ、たしかに10代の頃はほかのメンバーな
んかと喧嘩もしたもん。そういうこともあって・・。」
克「もう、大人だったんですね。」
木根「そのときすでに、ある程度は、大人だったのかもしれないね。」
克「あの当時、僕がみててもすごい大人の人たちだなぁと思ってたからなぁ、あの
TMネット。」
木根「そういう面でだけだよ。ほかは子供っぽいところたくさんありますからね。

克「(笑)でも、それはそうですよね。18のまんま、止まったまんま、みたいな
。(笑)」
木根「放送できないこともたくさんありますね。」
克「(笑)ありますよね。仲間のことでも。」
木根「今度ゆっくりさ、3人組討論しようよ。」
克「そうですねー。そうです、お互い3人組です。けっこうむずかしいですよね。あ
の、だいたいまん中に入っている人って誰なんですか。」
木根「まん中?一応僕ですね。」
克「俺がそうなんですよ。」
木根「でしょ。きっと。まん中にこう入ったりするのは。」
克『よく言われるのが、「おまえは潤滑油なんだから。」俺は油か!みたいな。い
いかげんにしろ!みたいな。』
木根「ハハハハ。でも、三角形の場合、それは必要なんですよ。」
克「そうなんですよね。(しみじみ言う克ちゃん)3人組ってなんか永くいくみた
いですね。」
木根「そうそうそう、うまくいけばね。だって、3人ってなにがむずかしいって、
座席、二人がけが多いわけじゃない?で、二人こっち来ちゃうと(もう一人は)一
人ぼっちになっちゃう。ほんと、くだらないことだけど、こういうところからも出
てくるからね。」
克「出てきますよね。」
木根「うん。だから、だれか一人が両方に気を遣ってないと、3人てうまくいかな
い。」
克「そうなんですよ。だれも気を遣わなかったのが、シブがき隊だったんですね、
きっと。」
木根「(大笑い)そうなの?」
克「わかんないですけど。だって、解散したでしょう?」
木根「そうだね。」
克「だから、まん中にいる奴がいなかったんでしょうね、きっと。」
木根「アルフィーの坂崎さんなんて、まん中ですから。」
克「そうですね。桜井さん、めちゃくちゃですからね、言ってること。」
木根「ハハハハ。だから、うまくいってる3人っていうのは、少年隊も含めて、や
っぱりそうですよ。必ずそういう人、いるでしょう。」
克『でも、桜井さんは、俺に言うんですよ、「俺はおまえみたいなもんだ。」って
。俺は違うと思うんだけれども。』
木根「あ、そうか。桜井さんも・・、どっちだろうね。ま、高見沢さんでないこと
は確かだけどね。」
克『高見沢さんは、東山ですよ。桜井さんが、ヒガシに「おまえは高見沢だ。」っ
て言った。(笑)なんか割り当てるんですよ。あの人。』
木根「(笑)、あ、そう。」
克『そう。「にしきは坂崎だ。」とか。「おもしろいだろう。」とか。』
木根「なるほどね、そういうふうには、ああそっか。わかりやすいな、それは。」
克「わけわからないんですよ。桜井さんは。」
木根「桜井さんはそう思っていると。」
克『そう。比較するんですよね、おまえらはどうだからって。なんかの番組に出て
いても、必ず「おまえらはこうだから。」って。(笑)そうすると、横から坂崎さ
んが「なになに?」ってくるんですよ。』
木根「一応ね、ぼくらにとって、3人組の大先輩ですから。」
克「そうですね。一応先輩ですから。」
木根「でしょ?それより上いる?3人組で。あの人たちもう46。」
克「かぐや姫。」
木根「ああ、かぐや姫ね。」
克「かぐや姫って解散してないんでしたっけ。」
木根「解散したね。だから現役組ではもしかしたら、アルフィーが、最年長。でも
、少年隊もこうやってほら、解散しないで、今一番すごく、いいムードというか、
いい感じになってみえるっていうのはね、ほんといろんなことをね・・・。」
克「なんていうんですか、惰性で来ちゃったのかな?みたいな。(もしもーし、そ
れはないですよー、克ちゃん)」
木根「惰性では行けないって。」
克「そうですねー。でもお互い3人組っていうことでね、がんばっていきたいです
よね。」
木根「ね、そうですよね。」
克「じゃ、その頃の思い出の曲っていうの、ありますか。」
木根「そうですね、思い出の曲っていうか、新しい3人組のユニットでがんばろう
っていって、じゃ、どういう曲書こうかっていってお手本にしたのがね、ELOっ
ていう、エレクトリックライトオーケストラっていう、バンドがあって、それの曲
をお手本にしてね、デモテープ作ったっていう思い出があるもので、今日はじゃあ
、その中で、Telephone
Lineっていうのがあるので聴いてください。」
曲:「Telephone line」ELO

木根さんの「男の3か条」
克「男とは・・・。」
木根「一.大地。一.空。一。海ですか。(迷ったんだけどね。)」
克「湖とか?」
木根「ちょっとひねったんですけれどね。(ふざけて)水。(笑)」
克「では、この3か条の意味を教えていただきたいと思います。」
木根「男、ですんで、揺るぎないというか、動かざるという意味で、大地。あたふ
たしたり、動揺する男ってかっこわるいじゃないですか。だから、イメージとして
、大地のように根をしっかりと。」
克「雨降って地固まる。」
木根「そうそうそう、そういうことです。」
克「全然意味がちがいますよ、(笑)大地。」
木根『いいんですよ、おなじようなものですよ。地に足をつけてってよく言うじゃ
ありませんか。「おまえ、なんか地に足がついてないんじゃないの?」って。言わ
れるじゃん、若い頃って。足をつけておけと。で、2.空。雨の日も風の日も、空
の上は快晴なんですよ。だからね、こう、構えろっていうこと。大きく。』
克「雲の上になれと。」
木根「そう。」
克「はいはいはい。」
木根「ほんとは、”富士”でもよかったんですけどね。」
克「空のように大きくはばたけと。」
木根「そう。もう、男はぐちゅぐちゅ言わない。これ、自分のことをおもって、そ
の理想を言ってます。ぐじゅぐじゅするタイプなんですよね。」
克「足が地についていないならずっとつけとけと、空にいるならはばたけと。」
木根「そうですそうです。いいこと言うねえ。」
克「ディナーショー、”水”は、”流されろ”。(笑)ちがう。」
木根「ちがう。それはちがう。」
克「”水”になれ。」
木根「水っていうのは、とうとうと流れているんですよ。ね、はじめはしずくの水
がゆくゆくは大海になる。水がながれるがごとく、とうとうと、そういう人生を歩
もうと。それが男だと。そんな男に女はあこがれてついてくると。水のように。”
お水”じゃなくてね。(笑)一滴の水のように。ほんとは海って書こうと思ったん
だけどね。水っていったから。」
克「あっごめんなさい。でもほんとは”海”ですね。結局人間は海から。」
木根「そう。はじめ、上がってきたんですよ、半魚人で。(笑)であがってきてだ
んだんだんだん。」
克「プランクトンだったんですからね。」
木根「プランクトンだったの?」
克「人間はプランクトンだったんですよ。」
木根「だから、帰れと。」
克「だから、おかあさんの羊水と、海の成分が一緒だっていうの。」
木根「その水です。羊水の水でもある。」
克「井上陽水さんじゃないの。」
木根「ちがいます。いいですね。大きくとりました。テーマを。」
克「ということで、ありがとうございました。では、曲のほう紹介していただきた
いと思います。」
木根「これもソロアルバムの中からです。Still fill
lonelinessです。聴いてください。」

曲:Still fill loneliness

木根「3月23日リリースのTHE BEST OF NAOTO KINEN
’50s’ Good daysより”Still fill
loneliness”聴いてもらいました。ありがとうございました。」
克「ありがとうございました。本当は僕が言うはずだったんですけれども。」
木根「いえいえ、ちょっと横文字多いもんで。僕もね、だめなんですよ。だめな割
に、こう、横文字をつけてしまうという。」
克「ハハハハハ。絶対僕は途中でつかえちゃいますから。
エー、そろそろお別れの時間なんですが、毎回ゲストの方にうかがっている質問な
んですけれども、部屋の壁に何か飾ってありますか?」
木根「そうですね。」
克「先ほどもう、松方さんの話はしたので・・」
木根「ね、ぼくんちはあの、鹿の首から下が。」
克「ハハハハハハ。それすごいですよね、鹿の首から下が、立ったまんま、突き出
てると。それ、怖いです。」
木根『僕はそんな、もう、普通で。パネルがあるんですよ。ずっと大事にしてるも
ので、これ、実は僕がラジオの番組をやらしてもらったときに、ポール・マッカー
トニーが、日本で初めて、東京ドームで公演をやったときに、そのときにインタヴ
ューさせてもらったんですよ、番組で。で、そのときに、一人だけカメラマンが許
されていて、(インタヴューの)前後に写真を撮るんだけど、そのカメラマンの方
に、二人でこう、写真を撮ってもらって、パネルにしてもらって、僕と、ポール・
マッカートニーが二人で、こう、ポールがギターを持って、僕が。ポールに「最初
に作った曲はなんですか。」って聞いたら、本人が「僕は17歳のとき、この曲を
作った。」って言って、生で歌ってくれて・・。』
克「うわっかっこいいですねぇ。感動ですねぇ。」
木根「それで、その写真をパネルにして、大事にしてあると。」
克「そうですか。僕は、泉ピン子さんと一緒に、”渡る世間”で幸楽に行った時の
写真がパネルで飾ってあるんですよ。」
木根「いいじゃないですか。これはもう、だって、観てますよ。」
克「(笑)ありがとうございます。ハハハハハ。」
木根「(笑う克ちゃんを目のあたりにして)もう、キャラ、違いますね。そりゃそ
うだよね。みなさんそうですよね。」
克「よく言われるんですよ。渡る世間のキャラと違いますねって、よく言われるん
ですよ。そりゃあそうですよ。」
木根「なんで、やっぱりドラマのキャラになっちゃうんだね、一般の人って。」
克『「すごい真面目な方かと思った」とかね。「しゃべんない方かと思った」とか
。また7月から始まるんですよ。一年間。』
木根「(笑)それは、どういう”また”ですか?」
克「いや、これから、やりますよ。これからまた頑張りますよ!っていうつもりで
すよ。」
木根「けっこう楽しみにしている人いますから。」
克「(うんざりしたように)もう、せりふは長いし。」
木根「そうですよねー、うーん。」
克「そうなんですよ。(明るい声で)やり甲斐はあるんですけれどね。すっごく楽
しくて。」
木根「もう、ピン子さんとか藤岡さんとか、絶対まちがえない?」
克「藤岡さんまちがえないですね。完璧ですからね。」
木根「そうなるとね、こう、みんなまちがえられないね。」
克「まちがえたら睨まれますからね。もう、怖いですよ。こんなことカットですよ
。ハハハハ。」
木根「やめて。(笑)」
克「いや、ピン子さんはいい人ですよ。ピン子さんすっごく面倒見いいし、弟のよ
うに可愛がってくれて、もう僕はピン子さん裏切れないですね。」
木根「でも、ピン子さん怖い?」
克「怖いですね。でも、藤岡さん、僕、味噌ラーメンのイメージで、すごく楽しい
人なのかな、弾けた人なのかなと思ったら、全然違っちゃってたっていう。きびし
い。もう、これですからね。(これって?)財津一郎さんですから。」
木根「でも、植草さんもそういうところでさ、なんかやるっていうのは、ずごく財
産になるもんね。」
克「すごい財産。(どちらがゲストかわからなくなっています。木根さんホストに
まわっています。)」
木根「絶対生きていくもんね。」
克「今いないですからね、あの大御所の中に飛び込んでいくばか野郎は。」
木根「で、まわりからは、すごいな、すごいなって尊敬される?」
克「尊敬されますよ。なかなかいない、あの中に飛び込んでいく奴は。」
木根「でも、偉いと思う。そうでなきゃ。」
克「そうですかね。今、ホ[ムドラマで、僕らの歳で、いないですからね。」
木根「そうだよね。で、ああいう番組ってやっぱりほら、星じゃない。ある種、必
要な、ね、とっても大切な番組だと思うし・・。」
克「第二の藤岡さんになろうと思ってがんばってますからね。」
木根「いいね、いいねー。応援してる。」
克「そのうち”味噌ラーメン”も、僕がやる。ハハハハハ。大洋食品さん、よろし
くお願いします。」
木根:笑
克「ということで、木根さんなんかは、2000年の予定は。」
木根「そうですね、TMも、また去年再び始まりまして、またレコーディングにこ
れから入っていって、シングル、またアルバム、そしてツアーっていうのも、まだ
ちょっと予定でね、具体的に言えないんですけれども、今年意欲的にやっていこう
ということで、またお知らせできたら、していきたいなと思うし、ソロも、毎回と
おカウントライブっていうのをやってるんですよ。それも今度Vol.6ってなる
んで、それもまたやりながら、ベストアルバムも出るしっていう感じで、ま、いろ
いろやっていきたいと。楽しみながら。」
克「ぜひ、がんばってください。」
木根「ありがとうございます。」
克「と、いうことで、今夜のゲストは、木根尚登さんでした。どうもありがとうご
ざいました。」
木根「どうもありがとうございました。」

曲:@りんご(by克ちゃん)

(歌の途中で)
克『えーっとですね、ロマンチックタイム、のカップリング曲で、僕のソロで、@
りんごを聞いてもらっております、が、どうでしょうか。けっこう詞に凝ったんで
すがね。えー、みなさん、この曲を聴いてよかったなと思う人は、もう一枚CD買
ってください。よろしくお願いしたいと思います。ということで、今夜のゲストは
、木根尚登さんでしたが、けっこうやっぱり木根さんておもしろいね。ね、今度
3人ずつでやりましょう、役割分担はどうしましょうって話したら面白いね。そこ
で、「アルフィーなんか呼んだらどうでしょう。」って(木根さんが)言ったんで
すけれども、俺は断りました。「いいです、うるさいから」って。ハハハハハハ。
まぁ、別個でね、アルフィーの桜井さん、個人的に集中攻撃で、呼んでみたいなな
んて思ってますけれどもね。ちょっと俺、弱み握られてるからなぁ、桜井さんに。
、ということで、みなさんのおはがき、どんどんお待ちしております。えーー、宛
先はですね、郵便番号102−8080 東京FM 少年隊 「Club
J」まで。(くりかえし)ぜひとも、はがきください。ニシキがこんなことやって
ました、ヒガシがこんなことやってました。ロケ先でヒガシがこんなことやっ
てました。「意外と違うんじゃん、ヒガシ。」とか、「ニシキは意外と真面目だっ
た。」とかね。いろいろ逆パターンがあると思いますんで、そこらへんをね、はが
きくれたら面白いかなと思ってますんで、よろしくお願いしたいと思います。それ
ではさよなら。ハートにジャンプ。」