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ニャート

旧「一橋を出てニートになりました」。出版社を過労で退職→引きこもり→派遣社員を経て、働き方や社会のあり方について思うことを書いています。

(日記)当分は一人でやっていきたい

(今日はただの日記なので、それでもいいという優しい方だけお読みください)

2017年3月末までに仕事をやめると公言していたが、母の物忘れがひどくなったことでお金が必要になり、結局やめられなかった。
(これについては2月に記事を書いたが、書いたこと自体を後悔して消してしまった)

いまのところ、母の物忘れ自体はそれほど進行していない。
むしろ、母の多動や「耳鳴りが苦痛」という訴え等について、私は悩んでいる。
最近の悩みの70%くらいがそれである。

あと30%は、やりたいことがたくさんあるのに、仕事と母の世話とで、全然できないということだ。
サイレント革命とか言ってるくせに、田舎ぐらしもできない。
そう、大きい口ばかり叩いて、結局なんにもできていないのだ。

その焦りが、ブログを通して読者の方に伝わっていたのかもしれない。

あるブログから、"ニャート氏のphaさんへの言及ぶり(求愛表現?)に対して読者はどう思ってるのかなーとふと思った"というご指摘をいただいた。

うわあああ! 求愛! そういう風に見られていたんだ! 恥ずかしい! しにたい…… と、床をゴロゴロ転げ回った!

(この方を批判したいのでは全くありません。むしろ、この方は好意で私に「こうしたらいい」とアドバイスをしてくださっています。私が気づかなかったことに気づかせていただき、心から感謝いたします)

phaさんのことは非常に尊敬していて、考え方に刺激を受けることが多く、つい言及してしまいがちですが、それ以上のことは全く考えていません。

この方以外にも、同じように感じている方がいるかもしれないので、この場で訂正しておきます。


これはブログに書くつもりはなかったけど、実は、リアルで知り合った人(Aさん)と束の間つきあっていた。
ずっと母のことで悩んでいたので、逃げ場がほしかったのかもしれない。

だから、その期間(特に4月)に書いた記事を読み返してみたら、我ながら浮かれてて、本当にあたまがおかしかった。
そのあたまのおかしさが、phaさんに向けられていると読解した人がいるなら、それこそ本当に申し訳なく、今回いろいろ非表示にした。

さて、Aさんとはリアルで知り合ったので、私がブログを書いていることなど知らない。

私はリアルでは、自分の意見を言わないようにしている。
人の話を「うんうん、そうだね~」とうなずいて、ただ聞くだけを心がけている。
リアルの私は、ネットの私が持つ頑なさを持て余しているのだ。

だけど、Aさんには普段考えていることをちょっと話した。
そうしたら、引かれてしまって、距離ができてしまった。
その他いろいろあって、たぶんもうだめだろう。

Aさんから見たら、私がのんびりして「見えた」から近づいてきてくれたのに、実はこのブログのようなことを考える気の強い女だったなんて、ちょっとしたホラーだったろう。


私にはやりたいことがあるが、それには私が女であることは邪魔だというのが、最近至った結論だ。

最近、「いばや通信」のクラウドファンディングの結果を知って、とても衝撃を受けた。
ブロガーの坂爪氏には、実際にお金を出して支援してくれる人がこんなにもいるという衝撃。
これはやはり、多くの人に直接会って、友情と信頼を得た結果なのだろう。

私はお金はいらないけど、本当にサイレント革命をやりたいのなら、どこかのフェーズで多くの人に会って信頼を得る必要は生じてくるだろう。

一人ひとりの方から、「(私個人ではなく)私が描くビジョンのために何かしてやってもいい」という気持ちをいただいて積み重ねていく必要がある(今は全く何もできていない)。

そのためには、女であることは邪魔だと(さきほどのブログから指摘を受けるずっと前から)考えていた。

今回みたいな誤解を受けることもあるだろうし、何より、私自身が相手をフラットに見られなくなる。

だから、やりたいことが成就するまでは、恋愛も結婚もしないつもりだ。

(本当は、女だと公表すべきではなかったのだが、やりたいことの一つに「女性の貧困への言及」があるので、残念ながら避けられない)

こんなことを公言すること自体が、自意識過剰で気持ち悪いと思うが、これで最後にしたいので許してほしい。


さて、私は過去に「挫折した後どう生きたらいいのか、ライフハックを作りたい/心の病などで普通の職場では働けない人たちが、体調のいい時に分業しあえる仕組みを作りたい」と言ったため、「一緒に○○をやりませんか」と提言されることが結構あって、今もリアルタイムで2件ある。

その度に、「今はまだその時期ではないので、またいつか」とお断りしてきたのだが、しばらくはその方針でいようと思う。

当分は、一人でやっていきたい。

あと、だれかの企画への協力、というのも当分はやらないことにしたい。

私は、ブログから分かると思うが、頭でっかちな理想家である。

一緒に何かを作りあげる人とは、フランクに意見を言い合える関係になりたい(それが無理なら一緒には何もできない)、と考えている。

それは、出版社で働いていた時は当然のことだったし、プライベートでも、趣味で動画を作っていた時の友達とは自然にできていた。

だけど実際には、すごく難しいことなのだ。
動画時代の友達が、単に器が大きくて、私のわがままを許してくれていただけなのだ。

私にとって、「協力=目的達成のために最善を尽くす(その中には、意見を言い合う、も入る)」というのは前提で、そこを疑ったことはなかった。
だけど、「協力=(意見は言わない)支援」「協力=賞賛」を前提とする人もいることに気づいた。

その他、「自分では気づかないけど、他人とはちがう前提」というのが、きっと地雷のようにあるのだと思う。
ネットで知り合った人と、テキストのやり取りだけでそこまで詰めるのは不可能であり、無意識に相手を傷つけてしまう可能性が高い。

一緒に何かを作ったりするのには、まず毎日のように会って、実際に一緒に何かをやっていくというステップが必要だと思う。
そして、いまの私には(時間的に)それができない。

だから、私の至らなさで、敬愛している相手を傷つけないために、一律でお断りさせていただきます。ごめんなさい。

それでもなお、こんな頭でっかちな私でも仲良くしてやってもいいよ、時期が来るまで待つよ、という奇特な方だけ、気長におつきあいいただけると幸いです。

(ここのところ忙しくてブログが書けなかったのだけど、派遣の記事を書く前に、日本経済の停滞の理由について書く必要ができたので、次はそれを書くと思います。これ以降はしばらく、固い記事でいきます。何かない限り……)