19/19
第十八話:大賢者は流星を放つ
大賢者マリン・エンライト。俺本来の姿になっていた。
【進化の輝石】の効果で進化し、強化された変質の力を使って大賢者の力と姿を取り戻したのだ。
俺はオルフェを背中にかばいつつ、彼女を襲おうとしていたベルゼブブの分裂体を焼き払うと、次なる魔術の準備を始める。
時間がない。【進化の輝石】の力はあくまで一時的なものだ。
数分で元に戻り、マリン・エンライトの姿を維持することができなくなる。
「お父さん!」
涙を目に溜めたオルフェが叫んだ。
「オルフェ、よく頑張った。あとは俺に任せろ」
優しく微笑む。
この子は俺との約束を守り、最後の最後まで頑張りぬいた。
だから、今度は俺が約束を守る番だ。
ここから先は俺が何とかする。
「お父さん、死んだはずじゃ」
「俺は大賢者だ。死んでも娘を守るために駆け付けることぐらいやってみせるさ。……とはいえ回数制限も、制限時間もあるがな」
この肉体はそう長くはもたない
【進化の輝石】で得た力が消えていくのを感じている。
あと、四分五十秒。それが今の俺に許された時間だ。それが過ぎればスラちゃんに戻る。
やがて、レベルを上げ、魔物を吸収し続ければ自在にこの姿になれるだろうが、それはまだまだ遠い。
魔術式の展開。
禁忌の発明品を取り出す。
それは【錬金】によって作った特製の液状ミスリルが入った瓶。
液状ミスリルを空間に広げる。
二十八層のミスリルで出来た魔方陣が空間に描かれ輝きだす。
儀式魔術を即席で作るために開発した発明品だ。そのほかにも儀式魔術を支援する礼装を次々に取り出す。
「どうして生き返れるなら、早く戻ってきてくれなかったの? お父さんがいなくて、みんな、ずっと悲しくて、泣いたんだよ」
オルフェの声を背中に受けながら、魔術を組み立てていく。
残り、四分十秒。
たった、一撃の儀式魔術で今も増え続けているベルゼブブを倒せなければ、終わりだ。
一秒たりとも無駄にはしない。
「お前たちに秘密にしたのは悪かった。だが、勘違いするな。俺は死んだ。その事実は変わらないし、生き返ってなどいない。この身は幻だ。すぐに消える。ここに来れたのはオルフェたちが頑張りぬいたから起きた奇跡にすぎない」
オルフェが息を呑んだ。
彼女はきっと、俺が生き返り、これからずっといれると思ってしまったのだろう。
「そんな顔をしないでくれ。オルフェは強くなった。一人でも歩いていけるだろう」
振り向かなくても、オルフェがどんな表情をして、どんな仕草をしているかはわかる。ずっと、一緒に暮して来たんだ。
オルフェは強い子だ。涙をぬぐって、まっすぐに俺の魔術を見ているはずだ。この奇跡の時間を無駄にしないために、脳裏に俺の魔術を焼き付けて、全力で学んでいる。
だから、一世一代の魔術を披露しよう。大賢者の名に恥じない。なにより父として誇れる最高の魔術を!
それこそが俺がオルフェのためにできる最善。
最後の贈り物だ。
二十八の魔法陣のうち、二十二の工程が完了。残り六の陣を構築すれば魔術が完成する。
「お父さんの魔術、綺麗、完璧な術式、清流のような魔術の流れ、これがお父さんの本気」
オルフェがうっとりとした声をあげる。
なつかしいな。オルフェとの出会ったときも彼女は綺麗と言った。
大賢者マリン・エンライトでいられる時間は残り二分八秒。
「その眼に焼き付けろ。これが大賢者マリン・エンライトの幻が放つ。禁呪……」
二十八の魔力陣が鈍い音を立てて起動する。
魔法陣に刻まれた魔術刻印と儀礼文字がぐるぐると周り、半径数キロから根こそぎ魔力をかき集めていった。
この身にはわずかな魔力しか残っていない。
進化し、魔力の生産量があがった、膨大な魔力の器を得た、なれど、その器を魔力で満たすには時間がかかる。
それを待ってなんていられない。
……だから、自分以外の魔力を使う。
それは、大地や木々が帯びる力。
それは、すべての生物から漏れ出た力。
そして、この地に漂う魔術の残滓。
人や魔物が魔術を放つとき、魔力を100%変換できるわけではない。超一流の魔術士でも80%といったところ。変換しきれなかった魔力は、空気に溶けこみ漂い、やがては消える。
この地には、数百発分の魔力の残滓が漂っている。
そのすべてをかき集める。
この術式は、戦争で使用することを想定した戦略級魔術。
お互いの陣営の魔術士たちが魔術を打ち合えばとんでもない量の魔力が空間に満ちる。それを使うことで、消耗なしで最強クラスの魔術を使うことを目的に開発した
「やっぱり、お父さんはすごい。まだ、私の腕じゃここまで」
そうだな、オルフェが使うにはもう少し修行がいる。
だけど、いつか必ずたどり着くだろう。
この子は俺の娘にして、【魔術】のエンライトなのだから。
始めの五つの魔方陣によりかき集められた魔力が、次の五つの魔方陣で精錬されて加工しやすく変換され、別の五つの魔方陣で一つに束ねられ、さらに五つの魔方陣で加速し圧縮され、さらなる五つの魔法陣で増幅し、最後の三つで大賢者マリン・エンライトにふさわしい魔術への昇華する。
その名は……。
「刮目せよ。これこそが我が秘術。大賢者マリン・エンライトにのみ許されし戦略級魔術!」
高らかと詠唱しよう。星の魔術を。
「裁きの刻は今! 許されざる者達の頭上に、星たちよ降り注げ!【聖光流星群】!!」
野太い光の帯が天に伸びる。
上空で光は星となり、はじけて、数千の流星へと変わる、その一発一発が、群体であるベルゼブブに光の速さで降り注ぐ。
光の速さゆえに回避は不可能。照準が完璧であれば逃れられる道理はない。
そして、その数千の流星の一つ一つがベルゼブブの群体の一体一体を【自動照準】の術式で捕捉していた。
俺はベルゼブブの群体を【吸収】している。
そのおかげで、ベルゼブブの生物的な特徴を分析しつくし、自動照準に必要な情報を揃え、【聖光流星群】を放つときに、すべてのベルゼブブの群体に狙いをつけた。
数千の流星たちはすべて必中、すべての分裂体が消滅する。
悲鳴を上げることすら許さない。
「終わったよ。オルフェ、お父さんはすごいだろ」
振り向いて、笑いかける。
すると、想像していたとおりだ。さきほど涙をぬぐったばかりというのに、すべてが終わり、安心しきったオルフェは子供のころに戻ったみたいに幼い表情になり……俺に抱き着いてきた。
「やっぱり、お父さんはすごいね。こんな、魔術、まだ遠くて、遠すぎて、全然追いつけてないって思い知らされて、悔しいけど、やっぱりお父さんはすごいことが、うれしくて」
いろんな感情がオルフェの中で爆発している。
そんなオルフェが愛おしくて仕方ない。ぎゅっと抱きしめてやる。
「俺はおまえの道しるべで、超えるべき壁だ。簡単に超えられては困る。たくさん学べ。今、見せた魔術はおまえに向いているよ。おまえが放った百人がかりの儀式魔術と根っこは一緒だ」
オルフェが俺の腕の中で頷いた。きっとオルフェは、今日、この魔術を見せたことを無駄にしない。
いい子だ。オルフェの頭を撫ぜてやる。
残された時間は一分二秒。
「オルフェ、そろそろ俺は消える。限界が来たようだ」
「そんな!? やっと会えたのに、すぐに居なくなっちゃうなんてひどいよ。もっとずっと一緒にいて!」
「さっきも言っただろ? 俺は死人だ。今、ここで話せているだけで奇跡なんだ」
「そんなのいや! 離さないもん」
その言葉の通りにオルフェはぎゅっと、俺を抱きしめる。
苦笑してしまう。
「ひどいな。俺に心残りを作らせないでくれ。……おまえは強い子だろ。俺の好きなオルフェは一人で前を向ける子だ」
残り四十秒。
俺の存在が崩れ落ちていく。
「そんな言い方ずるい……そんなこと言われたら、甘えられないよ……」
オルフェが俺から離れる。
「できれば、笑ってほしいな。笑顔のほうがオルフェに似合う」
オルフェは涙で濡らした顔のまま笑みを浮かべた。
思ったお通りだ。オルフェには笑顔のほうが似合う。
「お父さん助けてくれてありがとう。私は、大丈夫。お父さんがいう通り強い子だから」
残り二十秒。
最後の言葉を残そう。
「一緒にいられなくてもいつも見守っている。だから、これからもがんばれ。それでだめなら、お父さんが、また助けに来てやる」
オルフェと見つめあい、笑いあう。
「最後の頼みだ。背中を向けてくれないか。体の維持が限界だ。娘にかっこ悪いところは見せたくない」
「うん、わかった。”またね”お父さん」
万感の思いを込めて、オルフェはまたねと言った。
オルフェが背中を向けるそれと同時に、俺の限界が来た。
どろどろに体が溶けて、青透明のスライム色になる。
【進化の輝石】で進化する前の元の姿だ。【進化の輝石】で得た力は失われている。
「ぴゅい(時間切れか)」
オルフェが背中を向けているうちに、体を一か所に集めてスライム走りで離れ、木々の陰に隠れる。
「お父さん、もういいかな」
返事はしない。
オルフェが振り向いた。そこにはもう誰もいない。
オルフェは声をあげて思いっきり泣いた。
それを見て、胸が締め付けられる。スラちゃんの正体が俺だと打ち明けたくなる衝動に駆られる。
……だが、俺の正体を明かすわけにはいかない。
だけど、いつか。自在に人間の姿になれるようになればすべて話そう
。
「ぴゅーい……(はやく人間になりたい)」
決意を新たなにし、ニコラたちのほうに戻る。
急にいなくなったスラを心配をかけているはずだ。
いや、その前に一つ仕事をやり残した……保険を用意しておいてよかった。そうでないと見落とすところだった。考えようによってはチャンスだ。邪神を【吸収】し力とスキルを得られるかもしれない。
さて、もうひと頑張りするとしようか。
------------------------------------------------
種族:フォビドゥン・スライム
レベル:18
名前:マリン・エンライト
スキル:吸収 収納 気配感知 使い魔 飛翔Ⅰ 角突撃 言語Ⅰ 千本針 嗅覚強化 腕力強化 邪神のオーラ 硬化 消化強化Ⅱ
所持品:強酸ポーション 各種薬草成分 進化の輝石 大賢者の遺産 フォレスト・ラット素材 ピジオット素材 ホーン・バンビー素材 デンクル・ラット素材 ニードル・ベア素材 グラッジ・ドッグ素材 スロック・チンパ素材 邪教神官の遺品 クイーン・ラット素材 ベルゼブブの群体
ステータス:
筋力C 耐久D+ 敏捷C 魔力E+ 幸運E 特殊EX
-------------------------------------------------
いつも応援ありがとう! ブクマや評価をいただけるとすごくうれしいです。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-
世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。
弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全171部)
- 4713 user
-
最終掲載日:2017/05/10 18:43
回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~
――世界そのものを回復《ヒール》してやり直す。
回復術士は一人では戦えない。そんな常識にしばられ他人に利用され続けたケアル。
彼はある日、回復《ヒール》の先にあ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全64部)
- 4868 user
-
最終掲載日:2017/05/19 20:05
とんでもスキルで異世界放浪メシ
※タイトルが変更になります。
「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
異世界召喚に巻き込まれた俺、向//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全363部)
- 6912 user
-
最終掲載日:2017/05/19 00:06
人狼への転生、魔王の副官
人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。
元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全407部)
- 4586 user
-
最終掲載日:2017/05/18 11:21
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~
とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。
彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。
そうして導き出された//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全118部)
- 5689 user
-
最終掲載日:2017/05/20 20:00
転生したらドラゴンの卵だった~最強以外目指さねぇ~
目が覚めたとき、そこは見知らぬ森だった。
どうやらここは異形の魔獣が蔓延るファンタジー世界らしく、どころかゲームのように敵や自分の能力値を調べることができる//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全326部)
- 4325 user
-
最終掲載日:2017/05/21 13:29
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~
地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。
運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。
その凡庸な魂//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全359部)
- 4490 user
-
最終掲載日:2017/03/23 20:00
転生したらスライムだった件
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!
え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全303部)
- 6352 user
-
最終掲載日:2016/01/01 00:00
賢者の孫
あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。
世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全120部)
- 5459 user
-
最終掲載日:2017/05/16 04:45
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~
柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全99部)
- 4591 user
-
最終掲載日:2017/05/13 00:52
LV999の村人
この世界には、レベルという概念が存在する。
モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。
また、誰もがモンス//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全266部)
- 4344 user
-
最終掲載日:2017/05/20 00:15
八男って、それはないでしょう!
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全205部)
- 5739 user
-
最終掲載日:2017/03/25 10:00
チート魔術で運命をねじ伏せる
召喚された異世界で、ソージは最強魔術師だった。ゲームの中で開発した魔術理論が、すべて「現実」となっていたからだ。さらにソージはこれから起こる「出来事」を知って//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全138部)
- 4404 user
-
最終掲載日:2017/05/20 19:18
蜘蛛ですが、なにか?
勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全492部)
- 6141 user
-
最終掲載日:2017/05/20 23:08
Re:ゼロから始める異世界生活
突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全440部)
- 4491 user
-
最終掲載日:2017/05/18 01:00
絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで
「働きたくない」
異世界召喚される中、神様が一つだけ条件を聞いてくれるということで、増田桂馬はそう答えた。
……だが、さすがにそううまい話はないらしい。呆れ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全261部)
- 4398 user
-
最終掲載日:2017/05/21 00:00
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む
魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。
彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全114部)
- 4628 user
-
最終掲載日:2017/05/08 09:04
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全286部)
- 5033 user
-
最終掲載日:2015/04/03 23:00
望まぬ不死の冒険者
辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全367部)
- 4767 user
-
最終掲載日:2017/05/02 18:00
私、能力は平均値でって言ったよね!
アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。
自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全192部)
- 5622 user
-
最終掲載日:2017/05/19 00:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを
ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全219部)
- 4754 user
-
最終掲載日:2017/03/25 21:22
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~
魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする
だが、創造の魔王プロケルは絶望ではなく希望を糧に得ようと決め、悪意の迷宮ではなく幸せな街を//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全144部)
- 7889 user
-
最終掲載日:2017/05/18 19:05
デスマーチからはじまる異世界狂想曲
アラサープログラマー鈴木一郎は、普段着のままレベル1で、突然異世界にいる自分に気付く。3回だけ使える使い捨て大魔法「流星雨」によって棚ボタで高いレベルと財宝を//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全527部)
- 5924 user
-
最終掲載日:2017/05/07 22:04
カット&ペーストでこの世界を生きていく
成人を迎えると神様からスキルと呼ばれる技能を得られる世界。
主人公は二つのスキルを授かり、それをきっかけに英雄と呼ばれる存在へと成り上がる。
そんなありきたり//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全191部)
- 4777 user
-
最終掲載日:2017/04/02 06:00
ありふれた職業で世界最強
クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えれば唯//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全266部)
- 6467 user
-
最終掲載日:2017/05/20 18:00
俺だけ入れる隠しダンジョン 〜こっそり鍛えて世界最強〜
職を失った貧乏貴族の三男、ノルは途方にくれていた。冒険者になるべきかと悩んでいたところ、ノルに幸運が訪れる。
誰一人として入り方がわからない隠しダンジョン、そ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全32部)
- 4468 user
-
最終掲載日:2017/02/19 00:24
二度目の人生を異世界で
唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。
「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」
これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全358部)
- 4388 user
-
最終掲載日:2017/05/10 12:00