どうもガッキーです
僕はフランスに1年間修行に行っていて、渡仏する前には専門学校でフランス語を勉強してきました。
フランス語を勉強していて一番最初に感じた壁というか、『何でだよ』ってつっこみたくなったのが『数字の数え方』です。
フランス語の数字ってちょーややこしいんです。
厚切りジェイソン風に言うならば
「Why French people!」
といったところでしょう。
どこがつっこみ満載なのか、今から1から100までを説明しますね。
ここが変だよフランス語、数字の数え方
まあ普通なら先に中学校で英語を覚えるので、数字のベースは英語の覚え方だと思います。
しかしフランス語の数字は英語のようにはいきません。
フランス語数字、覚えるだけの1~20
ここは、覚えるだけですね。
英語も同じでここを覚えて20からは応用ですよね。普通。
そう信じてフランス語の勉強が始まりました。
まずは基本の基本1から10
●1un,une(アン、ユヌ)
なぜか1だけ男性名詞(unアン)と女性名詞(uneユヌ)を分けるスタート。
いきなりやってくれるぜ。
しかし男性名詞・女性名詞を分けるのは1だけなので、ここからめげずテンポよくいきましょう。
●2deux(ドゥ)
2からはひたすら順番に覚えるだけで、英語を覚える時と一緒です。
●3trois(トロワ)
●4quatre(キャトル)
●5cinq(サンク)
●6six(シス)
●7sept(セプト)
●8huit(ユイット)→パンケーキのお店88のユイットユイットはフランス語なんです。
●9neuf(ヌフ)
●10dix(ディス)
少し難しいが基本の11〜20
●11onze(オーンズ)
●12douze(デゥーズ)
●13treize(トレーズ)
●14quatorze(キャトルズ)
●15quinze(キャーンズ)
●16seize(セーズ)
●17dix-sept(ディセット)→なぜか急に10(dix)が出てくる。
●18dix-huit(ディズユイット)
●19dix-neuf(ディズヌフ)
●20vingt(ヴァン)
英語とは違い、急に17から10のdix(ディス)という読みの関係性がでてくる。
ここで英語とは違う謎の法則性が出てくるが、難しくはないと思う。
深く意味を考えす覚えてしまおう。
ここを覚えなければフランス語は100まで数えることができない。
わかりやすい21~59
21からは法則性が当てはまる。
とっても数えやすい。
●21vingt et un(ヴァンテアン)
●22vingt deux (ヴァントドゥ)
と、20の『vingtヴァン』と『ト』と『下一桁』の最初の読み方をくっつけるだけでいい。
下一桁が1の時だけ『ト』を『テ』と発音するところを気をつけるだけでいい。
この調子で29 (vingt neufヴァント・ヌフ)まで数えたら、
30も
3trois(トロワ)と似ていて30trente(トラント)となる。
なので、
●31trente et un(トランテアン)
●32trente deux(トラントドゥ)
と30も問題ない。
40も4quatre(キャトル)を少し変えて40quarante(キャラント)。
●41quarante et un(キャランテアン)
●42quarante deux(キャラントドゥ)
50も、5がcinq(サンク)なので50はcinquante(サンカント)。
●51cinquante et un(サンカンテアン)
●52cinqante deux(サンカントドゥ)
と続く。
ここらへんで『お!法則性見つけてきた!英語と同じじゃん』と思う頃でしょう。
しかしフランス語は、ここからがカオスの始まりである。
なぜこうなった?60~79
先ほどの法則が見えてきて意気揚々と60は、6がsix(シス)だから、似ているであろうと大体想像がつく。
そう!
60はsoixante(スワサント)と言い若干予想を超えてくる。
しかし、まだなんとか許容範囲。
この調子で、61soixante et un(スワサンテアン)、62soixante deux(スワサンテドゥ)といき69soixante neuf(スワサンテヌフ)
と数えて恐らく次の数字は7セプトだから70はセプタントとか思っただろう。
実際、自分もフランス語を勉強しているときは確信を持ってそう考えていた。
しかし70は予想よりもはるか上をいくものであった。
soixante dix『スワサントディス』
ん!?
す・わ・さ・ん・と・でぃ・す??
だと!
60と10??
まさか、60と10を足すのか?足したのか?
そう、そのまさかである。
70は足し算
●70は、soixante dix(60+10)スワサントディスなのである。
ここからは、なぜか足し算で考えるらしい。
●71soixante et onze(60+11)スワサンテオーンズ
●72soixante douze(60+12)スワサントドゥーズ
●73soixante treize(60+13)スワサントトレーズ
●74soixante quatorze(60+14)スワサントキャトルズ
●75soixante quinze(60+15)スワサントキャーンズ
●76soixante seize(60+16)スワサントセーズ
●77soixante dix sept(60+17)スワサントディセット
●78soixante dix huit(60+18)スワサントディズュイット
●79soixante dix neuf(60+19)スワサントディズヌフ
数字を数えているというより、算数をしているみたいになる。
カオスな80~100
60+◯◯ときて、このままこんな感じかな?
と思って油断している頃かも知れない。
きっと80は、(60+20)で、スワサントヴァンとかだろうと予測する。
しかし、ここからがカオス。
さらに予想を上回ってくる。
80はquatre vingts(キャトルヴァン)である。
ん?
『きゃとるゔぁん??』
4quatre(キャトル)と20vingts(ヴァン)だと??
もしかして、4×20ってこと???
そうその通りである。
80からは総決算。掛け算と足し算
掛け算で驚いている場合ではない。
ここからは、今までの総決算なのである。
●81(4×20+1)quatre vingt unキャトルヴァンテアン→なぜか掛けて足すというスタイルに変化。
●82(4×20+2)quatre vingt deuxキャトルヴァンドゥ
●83(4×20+3)quatre vingt troisキャトルヴァントロワ
●84(4×20+4)quatre vingt quatreキャトルヴァンキャトル
●85(4×20+5)quatre vingt cinqキャトルヴァンサンク
●86(4×20+6)quatre vingt sixキャトルヴァンシス
●87(4×20+7)quatre vingt septキャトルヴァンセット
●88(4×20+8)quatre vingt huitキャトルヴァンユイット
●89(4×20+9)quatre vingt neufキャトルヴァンヌフ
●90(4×20+10)quatre vingt dixキャトルヴァンディス
●91(4×20+11)quatre vingt onzeキャトルヴァンオーンズ→ここからの数え方は、もはや笑うしかない(笑)
●92(4×20+12)quatre vingt douzeキャトルヴァンドゥーズ
●93(4×20+13)quatre vingt treizeキャトルヴァントレーズ
●94(4×20+14)quatre vingt quatorzeキャトルヴァンキャトルズ
●95(4×20+15)quatre vingt quinzeキャトルヴァンキャーンズ
●96(4×20+16)quatre vingt seizeキャトルヴァンセーズ
●97(4×20+17)quatre vingt dix septキャトルヴァンディセット
●98(4×20+18)quatre vingt dix huitキャトルヴァンディズユイット
●99(4×20+19)quatre vingt dix neufキャトルヴァンディズヌフ
と数を数えるだけなのに、なぜか掛け算と、足し算。
小学2年生で習うような式が並びます。
もう、法則性なんてどう見つけていいかわかりません(笑)
数を覚えるだけでもこのややこしさ。。。
このあたりでフランス語から大ダメージを受け、心が折れかけてくる頃だろう。
しかし、100まであとひとつ。
もう一踏ん張りだ。
最後に100の数え方
くーー!!
数字だけでこんな難しいなんて、フランス語なめてたぜぇ。
きっと100は、わり算とか入ってくるんじゃないのか?
しかしもう惑わされない。
どんなパターンがきても受け止めてやる。
そんな100は、
●cent(ソン)
簡単!!!(笑)
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おなかすいた〜