ちょっとうらやましいぞ!
Apple Watchで密かにテスト中と噂の、血糖値測定機能。糖尿病の患者さんには何よりもありがたい機能となりそうですが、米メディアのCNBCは新たに「Apple(アップル)のティム・クックCEOがApple Watch接続の血糖値測定デバイスをテストしている」と報じたのです。
CNBCによれば、クックCEOは自分の体にテストデバイスを装着し、食事やエクササイズによる血糖値の変化を測定。またこのデバイスはApple Watchに接続されていたそうです。将来的な一体化を目指して、現時点でのテストデバイスは分離式となっているのかもしれませんね。なお先月の報道によると、このApple Watchの血糖値計測機能は「非侵襲的」、つまり針などを利用せず身につけるだけで利用できるそうです。
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現在は心拍数が計測できるApple Watchですが、その初代モデルの開発段階では「より多くのヘルスケア関連機能を盛り込もうとし、そして諦めた」ことが語られています。そのひとつに血糖値測定機能が含まれていたことは想像に難くありません。
次期Apple Watchに血糖値測定機能が搭載されていたら、きっとヘルスケア市場で大きな需要を喚起することができるでしょう。一方、価格の上昇や本体サイズの大型化もあり得るかもしれません。スマートウォッチの存在意義が問われることも多くなってきた今、Apple Watchがヘルスケア方面へと舵取りするとすれば、それは正解となるのでしょうか?
top image: Stephen Lam / Getty Images News / ゲッティイメージズ
source: CNBC
(塚本直樹)