鹿児島土産はこれを見てから!鹿児島に行かなくても、鹿児島に行った気分を満喫できる、取り寄せてでも食べたくなる鹿児島の絶品土産18選を鹿児島マスターが全力で紹介します。
皆さんは旅行のお土産はどうやって選ぶだろうか?ググったり、ガイドブックを見たりされるのだろうか。僕はしない。現地で、その土地の人に本物のおすすめを聞いてから買うようにしている。
本当に喜ばれるお土産は現地の人こそ知っている。
そこで、鹿児島で生まれ育った僕が絶対に喜ばれる鹿児島土産を18つに絞ってお届けしたいと思う。きっと、取り寄せてでも食べたくなる。
鹿児島でお土産を買われる方へ
鹿児島でお土産を買うなら以下の3つをご利用される方が多いのではないだろうか。営業時間を書いておりますので参考にされてください。
◆鹿児島空港売店 6:40~最終出発便15分前
◆鹿児島中央駅みやげ横丁 8:00〜21:00
◆かごしま特産品市場(かごいち:天文館) 9:30 ~ 19:00
それでは、全力紹介、スタート!
1.「nest coffee」カフェオレベース
いきなり鹿児島マスターのとっておきの土産を紹介する。鹿児島市中山町の自家焙煎珈琲の店、nest coffee。実はこのお店、鹿児島が誇る自家焙煎珈琲の名店なのだ。2008年から販売を始め、徐々にその名を全国に広げることとなり、昨年度25,000本以上の販売を行うまでになった。
厳選されたスペシャリティコーヒーを自家焙煎したコーヒー豆はもちろんなのだが、あなたのお家をオシャレカフェに変身させる魔法のアイテム「リキッドベース」がおススメだ。ホット・アイスカフェオレが楽しめるのはもちろんのこと、手持ちのアイスクリームにひとかけしてほしい。全く違うスイーツに様変わりする。
鹿児島=コーヒーというイメージ、中々わかないかもしれないが、このリキッドベースのカフェオレをぜひとも一度使ってみてほしい。きっと虜になるはずだ。旅行だけでなく、出産・結婚・新築・快気祝い。何の祝い事でも、誰に渡すにでも喜ばれる万能お土産だ。
「nest coffee」・カフェオレベース
2.「尾塚水産」うに醤(うにひしお) ・うにみそ
宮川大輔の「うまーい」でおなじみの番組・満点☆青空レストランで紹介されたので、暫くは売り切れが続くかも。
南国・鹿児島阿久根市の美しい海でとれる『ムラサキウニ』。北海道などでとれるウニとは違う種類で、鹿児島県阿久根のムラサキウニは小ぶりな大きさだが、旨味と甘味が凝縮された深い上品な味わいを持つことから『花姫うに』と名づけられている。
うに醤(うにひしお)は、平成26年の「調味料選手権」で最優秀賞を受賞した逸品だ。うにと芋焼酎を食塩で漬け込み、じっくりと熟成させて香りをだし、旨味たっぷりのボラ醤と合わせて作り上げた、まったく新しい液体調味料。濃厚で奥行きのあるうにの旨味に、きっと驚くはず。冷ややっこ、炊き込みご飯・・・食のバリエーションが何倍にも広げ、料理の格を高めてくれるはずだ。
「尾塚水産」・うに醤(うにひしお)
3.「アンテレサントミルフィユ」薩摩 黒糖黒豆 和三盆
皆さんが思い浮べる「和三盆」とは全く違う。これはダックワースか?違う、ただのダックワースではない。 喜界島産の黒糖を使ったたっぷりのクリームに、オーナー選りすぐりの黒豆がおしげもなくサンドしてある。洋菓子に和の要素を加えた、和洋折衷スイーツだ。
「アンテレサントミルフィユ」薩摩 黒糖黒豆 和三盆
お取り寄せ:A.I.Mille feuille WebShop
鹿児島で買う:shop | A.I.Mille feuille(鹿児島市下荒田)
公式ホームページ等:A.I.Mille feuille
4.「城山観光ホテル」知覧茶ジャム
ジャーニーズの嵐にしやがれで放映され、一気に知名度を上げた鹿児島の幻のジャム。このお茶の葉は、全国茶品評会で2年連続日本一を受賞している鹿児島のお茶処、知覧で栽培されている。そしてジャムとして加工するのが鹿児島が日本に誇る有名ホテル「城山観光ホテル」。鹿児島のVIPたちが泊まる高級ホテルだ。知覧茶ジャムは品質保持のため、このホテルの製菓調理長が一人で製造している。
城山観光ホテルの朝食バイキングは楽天トラベルランキングで全国7位。ちょっとお高めの2,700円であるが、この朝食バイキングでパンと共に提供されるジャムがこの知覧茶ジャムなのだ。鹿児島の人でも買いだめする人がたくさんいる。鹿児島空港でも販売されているのでぜひ試されてほしい。
「城山観光ホテル」知覧茶ジャム
5.「福山黒酢」黒酢・桷志田
鹿児島の名産・黒酢で有名な福山地方”国内最高峰”の黒酢「桷志田」。舌の肥えたセレブへのお土産としていかがだろうか。自信を持っておススメできる玄米黒酢だ。
一時期、健康志向の高まりから”黒酢ブーム”で国民的知名度を獲得した黒酢。それでも黒酢独特の匂いと味に馴染めずやめる人も多かったそう。そんな方はぜひ、もう一度玄米黒酢"桷志田"を試してもらいたい。鹿児島の良質な玄米と麹、福山町の湧水、そして伝統製法によって造られた"桷志田"は水でわるだけで最高に美味しい。
3年という長期の熟成期間を経た黒酢なので、色も美しい琥珀色でまるで宝石のよう。味は極めてなめらか、香りも芳醇な大人の飲み物なのだ。 調味酢として使えば、料理の味が格段に引き立つ。
「福山黒酢」黒酢・桷志田
6.「とらや」かりんとう饅頭 サンクロウ
(引用:鹿児島中央駅 えきマチ1丁目鹿児島)
「とらや」は明治に創設された徳重屋を起源とする。あの西郷どんも「まことに美味」と称賛したらしい。伝統ある老舗であるにも関わらず、革新的な薩摩菓子を次々と生み出しているこの「とらや」が僕は大好きだ。
特に激押しなのがこの「かりんとう饅頭 サンクロウ」だ。鹿児島県喜界島の黒糖を使い、香ばしく揚げたかりんとう饅頭。黒糖の濃厚な甘さとかりんとう風のオイリーな舌触りがお腹にしっかりと伝わってくる。発売と同時に爆発的に売れ、とらやの定番商品となっている。
「とらや」かりんとう饅頭 サンクロウ
7.「薩摩蒸気屋」かすたどん
鹿児島が誇る名物土産。ふわっとやわらかいスポンジの生地に、なめらかなカスタードクリームがたっぷりと入っている。子どもからお年寄りまで、幅広い年齢層に喜ばれるテッパンお土産。幼少時の浜崎あゆみがCMに出演し、「好きです、かすたどん」のフレーズが今もなお、鹿児島人の頭の中に焼き付いている。
「薩摩蒸気屋」かすたどん
8.「明石屋」かるかん
かるかんの材料は、自然薯、米粉、砂糖のみ。シンプルが故に愛される鹿児島の郷土菓子。鹿児島県・旧薩摩藩主であった島津斉彬公が大好きだったことは有名な話。
明石出身の菓子職人を鹿児島へ招へいし、かるかんを生み出したと言われている。このかるかんの元祖と言われるのが「明石屋」のかるかんだ。県外へのお土産としてはもちろんだが、どこか懐かしい味のため、お盆や正月など、鹿児島へ帰省する者を迎える菓子として明石屋を利用する鹿児島人が多い印象だ。
「明石屋」かるかん
9.「フェスティバロ」ラブリー
販売から25年以上が経過し、鹿児島の定番土産として定着している。鹿児島空港で販売したところスチュワーデスの間で評判となり全国的な知名度を得るようになったのは有名な話。からいもを素材にし、甘すぎず、何個でも食べたくなる小さなケーキ。
「フェスティバロ」ラブリー
10.「薩摩家」薩摩家ぷりん
さつま揚げの名店「薩摩家」の屋号を使った店の威信をかけた勝負ぷりん。2013年に発売されて以降、徐々に人気を上げている鹿児島の新参お土産。コラーゲン入りでなめらかな口どけ。ノーマルだけでなく、安納芋、紫いもなど鹿児島の名産を用いたものから、練乳プリンにドライフルーツをのせたしろくまぷりんなど多彩な種類を楽しむことができる。
「薩摩家」薩摩家ぷりん
11.「パティスリーヤナギムラ」茶畑いっぽん
鹿児島のパティスリー「ヤナギムラ」が3年の施行錯誤の末に生み出したラングドシャ「茶畑いっぽん」。もう、このディスプレイを見てほしい。茶畑いっぽんの名に恥じぬ一面の茶畑だ。
「お茶の美老園」という鹿児島の老舗茶屋とコラボし、茶どころとして有名な“奥霧島茶”を使用。奥深い味わいを凝縮したさくっとした食感のラングドシャ生地に、特製のホワイトチョコをサンドしている。爽やかな風味とほのかな苦味が、繊細な甘さのホワイトチョコレートと見事に調和し、包み込んでいる。
「パティスリーヤナギムラ」茶畑いっぽん
お取り寄せ:通販解禁 茶畑いっぽん| Patisserie Yanagimura
鹿児島で買う:Patisserie Yanagimura(鹿児島中央駅)ほか
公式ホームページ等:Patisserie Yanagimura
12.「薩摩煎餅やまとや」薩摩手焼き煎餅
鹿児島県姶良市に本店を置く「薩摩煎餅やまとや」。あまりの美味しさに評判を呼び、一躍鹿児島の名物土産の一つにノミネートするまでになった。なんと言っても美味しい煎餅。素材の味が濃い。鹿児島名物“きびなごの姿焼き”や、貴重な姫甘海老を贅沢に使用した“姫甘えび”など、とにかく海の幸の味が広がる鹿児島マスターの大好物だ。
「薩摩煎餅やまとや」薩摩手焼き煎餅
13.「キンコー醤油」手造り鹿児島黒豚みそ
ここらで少し「ご飯のお供」を紹介しようと思う。黒豚みそだ。ごはんと味噌をからめて食べる。これは鹿児島の定番スタイル。何杯でもご飯を食べちゃう驚異の食欲を生む魔法のお土産。このキンコー醤油の黒豚みそは黒豚スライス肉を贅沢に使用しているので、他の黒豚みそと違うしっかりとした肉の食感を楽しめる。味噌ももちろん自社産。オールイン鹿児島の名物ごはんのお供ぜひとも食べていただきたい。
「キンコー醤油」手造り鹿児島黒豚みそ
14.「珍味かごや」鰹チャンジャ
ご飯のお供をもう一つ紹介させてほしい。鹿児島産の鰹を使用した鰹チャンジャだ。にんにく、玉ねぎ、しょうがなど、香味野菜の旨みを効かせつつ、コチュジャンをベースに、十数種類の調味料を使って漬け込んでいる。どちらかと言うと塩辛に近い味。
ご飯のお供としても最強だが、豆腐料理や炒め物など幅広く使えるので誰にでも喜ばれるお土産だ。鹿児島で言えば、当然ながら芋焼酎との相性も抜群。お酒好きのお父さんへのお土産にいかがだろうか。
「珍味かごや」鰹チャンジャ
15.「勘場蒲鉾店」さつま揚げ
鹿児島の名物さつま揚げ。さつま揚げは、今から約150年以上前、琉球を統治していた薩摩藩に、中国から伝わった料理がこの「つけあげ」。東京を始めとした関東近郊では「さつま揚げ」、関西では「てんぷら」と言われている。
さて、鹿児島マスター激押しのさつまあげは勘場蒲鉾店(かんばかまぼこてん)のさつま揚げだ。皆さんもさつま揚げを食べたことはあるだろうが、ここのさつま揚げは絶品だ。なんと言っても甘いのだ。魚のすり身が甘い?騙されたと思って一度食べてもらいたい。老舗のさつま揚げ店舗が乱立する鹿児島にあって、飛びぬけた味を表現してくれている名店だ。ちなみに、勘場蒲鉾店は鹿児島県いちき串木野市にあるのだが、「さつま揚げ」はここ串木野が発祥の地と言われている。
「勘場蒲鉾店」さつま揚げ
16.「サクラカネヨ」醤油
醤油?そう、醤油だ。鹿児島の醤油は「甘い」と言われていることを、一時期、鹿児島県外に住んでみて初めて知った。鹿児島県民にとっては当たり前の甘い醤油。本来の料理の味を調える調味料としての働きを十分に果たしてくれる。
ちなみに、一時期ブームとなったTKG(卵かけごはん)に鹿児島の醤油は最高に合う。一度試してもらいたい鹿児島の甘い醤油の使い方だ。醤油の甘みが料理の味を何ともまろやかに仕上げてくれる。
「サクラカネヨ」醤油
17.「石窯パン工房メリチェル」西郷どん顔型チョコ
西郷どんを食べる。なぜか爆発的に売れる「西郷どん」の顔型チョコレート。1ヶ月に400個近く売れたらしい。鹿児島マスターの僕も、なぜこれがそこまで売れたのかは分からない。instagramなどで広まったのだろう。確かにインスタ映えする商品ではあるが・・・。「リアリティーあるお顔が逆にキュート」らしいのだ(#^^#)
このチョコは冬季限定であり、現在は発売されていないようだ。2018年大河ドラマ「西郷どん」(せごどん)が放映され、再び人気が再燃する可能性が高いが、再度売り出されることはあるのだろうか。桜島SA、鹿児島空港売店、道の駅霧島、ホテル、道の駅などで販売されていた。
「石窯パン工房メリチェル」西郷どん顔型チョコ
18.「文旦堂」西郷せんべい
最後にもう一つ、西郷どんを食べる。こちらは全身の「西郷どん」せんべいだ。シンプルな材料で作られた西郷せんべいは、ほんのり甘く、さくさくとした歯ごたえが特徴の素朴なお菓子。子供からお年寄りまでおいしく食べていただけること間違いなし。もう何十年もデザイン変わってないなあ・・・頑なにデザインを守り続ける老舗のお土産だ。
「文旦堂」西郷せんべい
いかがでしたか。
いや~。誰もが知る有名どころから、知る人ぞ知る鹿児島人の秘密のお土産まで紹介しましたが、実はまだまだ紹介したい!特に芋焼酎!黒糖焼酎!・・・だけどココでお酒の紹介しちゃダメなんですね。ああ・・・残念。焼酎は現地・鹿児島で。ぜひ鹿児島へお越しになって堪能してくださいね。