「鉄道ヘッドマーク付きビール」企画の舞台裏

毎年変わるテーマ、今年は「エル特急」

今年のヘッドマークチャームは「エル特急」が18種類だ(筆者撮影)

4月26日、今年もあの祭りが始まった。

そう、列車のヘッドマークを模したチャームがビールのおまけとして付いてくる「ヱビス 日本の鉄道ヘッドマークチャーム」キャンペーンである。

昨年のテーマは寝台特急だったが、今年のテーマは「エル特急」。特急はわかるが、エルって何? という方も多いと思う。私もエルと聞いて真っ先に思い浮かぶのは『デスノート』のL、古くは『The・かぼちゃワイン』のエルだ。

エル特急について調べると、運転本数が多く昼間に運行する特急で、全列車に指定席と自由席があり、「エル」は英語のLINERやLOVELYのLから取ったと言われている……という。国鉄時代につけられた名前で、今ではほとんど見られなくなった。

今回の「祭り」は去年より楽…?

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なるほど。私もヘッドマークに「L」とついたものや、時刻表で「L」と書かれたものであればエル特急、ということしかわかっていなかった。

意味がわかったところで早速、収集祭りの開始である。

今回は比較的簡単だ。昨年はコンビニごとに違う種類が置かれていて、集めるのに難儀したが、今年は全国のコンビニで、同じものが置かれている。

最初に行った1店舗目で、まず、つばさ・ひたち・あさま・しらさぎ・しおさい・しなの、と6種類も集まった。全部で18種類なので、これなら3店舗回れば全部集まるかも? と一瞬考えたが、そう甘くはなかった。

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