高校に進学しないと頑なに決めたうちの次男に対して、自分は高校を出ていないので「高校ぐらい行っとけ」とか「学歴は大切だ」と、父親として何も言えなかったので、41歳後厄のわたくしは大検(高卒認定)を受ける事にしました。
次男が「やはり高校に行って勉強すればよかった」とか「専門的に何かを勉強したい」と思った時に父親として経験を通じて解決策を教える事が出来るようになっておきたいのです。
まぁ、 そう言った父親としての気持ちもありながら
面白そうだし、ノリで受けてみるか (・ω・)ノ
と言う気持ちも、正直、半分あります。
いやね、いやね、わたくしこう見えて会社を起したり、親になるのが早かったりと、人生勉強においてはソコソコな経験値はある方だとおもいますし、自分の兄は超絶頭が良いし、自分がたまたま勉しなかっただけでやればできる子かもしれないし、ドラマで知能犯の役とか演じてきましたし、学校の先生の役とかも演じてきましたし、なんだかんだ言っても高校までの勉強ですからね、だから
意外と、楽勝なんじゃね?
と、心の何処かで思ってしまってるんですわ。
しかも、長男も次男も大学に行く気がないし、せっかく貯めた学費も宙ぶらりんになってますから、代わりに父さんが大学でも行ってやろうか?みたいな気分なんです。
あくまでも、気分です。
(ちなみに、これは番組の企画とかでは無いですからね、万が一そんな企画が来ても受けませんからね)
何はともあれ、高卒認定が自分にとってどれぐらいの難易度なのかを調べる為に本屋さんに行き過去問題集を買ってまいりました。
これがまた結構な厚さがあるんですな。
とりあえず、国語、英語、数学、主要な三教科から攻めてみました。
で、結論から言いますと
全く解けませんでした。
見事に、解りません。
そりゃそうですよね、小学三年からほぼ学校の勉強してないんですもの。
ホント、よく今まで問題無く生きてこれたと自分で感心します。いや、問題が起きた事にも気付いて無いのかもしれませんがね。
こうなったら、家庭教師でもお願いするしかないですかねぇ。
でも、仮にお願いしても家庭教師が「さっそく勉強始めましょう!」と息子に教えようとしたら、机に座ってるのが父親で
お父さんの方ですか?!
え?お父さんの方ですか?!
と、間違いなく目をひんむいてビックリするでしょう。
そんな家庭教師に
「学と言うものは人生の選択肢を広げる一つの手段だと思います、私は父として息子の人生の選択肢を広げてあげたいと思ってるんです」
と、わたくしは真っ直ぐな眼差しで言おうと思います。
そんな事を言ってる父と家庭教師に次男はお茶を入れながら
「すいませんねぇ、うちの父、四十一歳にもなって僕の為に高卒認定試験を受けたいなんて言い出すものですから、、、もう、うちの父、言い出したら聞かないんです」
と、言う姿が目に浮かびそうです。
さて、どうするか。
試験は8月で、今は5月もうすぐ6月、、、。
願書も出してしまったし、もう後には引けないし、、、。