2017年5月20日19時50分
将棋の棋士と人工知能(AI)が戦う第2期電王戦二番勝負(ドワンゴ主催)の第2局が20日、兵庫県姫路市の姫路城で行われ、佐藤天彦(あまひこ)名人(29)がPONANZA(ポナンザ)に敗れた。これでポナンザの2連勝となり、将棋界の頂点に位置する名人の敗北が決定。電王戦は今期をもって終了することが決まっており、近年、注目を集めてきた棋士とAIの戦いはこれで一区切りとなる。
ソフト面とハード面の進歩により、AIはここ10年ほどで急激に強くなった。電王戦は2012年に創設。AIが大幅に勝ち越しており、二番勝負になった昨年もAIの全勝だった。佐藤名人は現役のタイトル保持者として初めて公の場でポナンザと対戦した。
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