各種ドラッグが体内に残存する期間の目安
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この記事は、読者がドラッグに手を出すことを勧めたり、ドラッグを服用している人などにささやく意図はありません。ただし、仕事でドラッグ検査を受けなくてはいけない人など、何らかの薬を服用している、もしくは服用を余儀なくされている人の場合、特定のドラッグが体内にどの程度長く残存するかを知っておくと役に立つかもしれません。残存する場所は、よく検査対象となる尿、血液、毛包です。
ビジネスインサイダーによる動画には、特定のドラッグを服用した後、それがおおよそ体内にどのくらい残存しているかを大まかに紹介しています。しかし、注意していただきたいのはドラッグの代謝産物は、この目安より長くとどまることがあるということです。体内残存期間は、あなたの年齢、身長、体重、服用量、使用頻度、全体的な健康状態、さらには身体の水和反応の状況によっても変化します。以下がその概要です:
アルコール
尿: 3-5日
血液: 10-12時間
毛髪: 最大90日
マリファナ
尿: 7-30日
血液: 約2週間
毛髪: 最大90日
アンフェタミン
尿: 1-3日
血液: 約12時間
毛髪: 最大90日
メタンフェタミン
尿: 3-6日
血液: 24-36時間
毛髪: 最大90日
コカイン
尿: 3-4日
血液: 1-2日
毛髪: 最大90日
ヘロイン
尿: 3-4日
血液: 最大12時間
毛髪: 最大90日
LSD
尿: 1-3日
血液: 2-3時間
毛髪: 最大3日
MDMA
尿: 3-4日
血液: 1-2日
毛髪: 最大90日
検査を行う職場においては通常、典型的なドラッグのTHC(マリファナに含まれる有効成分)のほか、コカイン、アヘン剤(ヘロイン、バイコディン、パーコセットなど)、アンフェタミン、(リンク始)フェンシクリジン(リンク終)(PCP)が検査対象となります。たいていは、カップに尿を入れて行う検査です。稀なケースとして、唾液、血液、毛髪も調べます。
特にあなたが慢性的なヘビーユーザーだとしたら、以上の目安は確実な範囲ではありません。例えば、初めてマリファナを吸った人の場合、数日以内で尿検査を通過できてしまう可能性があります。ところが長期常習のヘビーユーザーの場合は、結果が出るまでに最低10日は待たなくてはいけません。定期的に検査を受けなくてはいけない人であれば、ドラッグの服用を止めるのが一番です。