『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』動画見逃しはこちら
この記事はドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』のあらすじやネタバレについて書かれています。未見の方は閲覧に注意してください。また、第1話、第2話、3話を見逃した方のために動画を視聴する方法も書いています。『CRISIS』見てみたいんだけど、1話、2話、3話を見逃してしまった・・・という方も今から追いついて視聴できますのでぜひお読みになってください。
鍛冶の狙いってなに？？
1話から見て特捜班の生みの親である鍛治（長塚京三）が悪い人ではないか、と思っていました。自分の利益になることのためだけに特捜班を利用している、と思っていました。でも5話でいい人なんじゃ？と思ってしまうような出来事がありました。さてさて、6話ではっきりするのか・・・。
11年前のテロの実行犯である里美を特捜班に追わせる鍛冶。「里美は警察にとって靴に入ったような小石。取り除かないといけないから俺が率先してやってるんだ」といいます。警視総監の乾（嶋田久作）からも圧力がかかったわけですし。圧力がかかったのは訳があったんですよね。自分の部下だった里美がテロの実行犯だという事実を消してしまいたかったのかもしれませんね。
後ろ盾になる、と言ったのも成功したら自分の手柄にもしてその消し去りたい事実を隠すため、ですかね。本当に救えない世界、というテーマがぴったりですね。「君もこの椅子（警視総監）を狙ってるんだろう」と乾は鍛冶にいいます。やっぱり鍛冶も出世の為だけに特捜班を利用してるんですかね。
特捜班が里美が公安の人間でカルト教団に寝返ったという真実にたどりついたことを鍛冶は青沼から報告をうけます。そろそろ手を引いた方がという青沼に対し、通過儀礼として必要だ、といます。「でも里美がテロを成功させたらあいつらの責任になる、明日の朝までに里美の狙いに気付けなければヒントを出そう。もし、自力でたどり着いて何か要請を受けても答えなくていい」とも。何故ですか？と青沼とともに思わず聞いてしまいました（笑）
「小石をダイアモンドに変える」、これって特捜班の為、なんですかね。里美を逮捕して里美が何故テロを実行したかを特捜班は聞きます。テロの計画を公安に連絡したのに何も起こらず、自分は助けにもきてもらえなかった、仲間に裏切られ見捨てられた。自分に残された道はテロを実行することだけだった。でないと殺されていた・・・。
「俺の気持ちが分かるか！？」・・・どれほどショックだったでしょう。どれほど恐怖だったでしょう。テロを実行したときの覚悟も。怒りも悲しみも・・・公安の世界には自分の居場所もない。犯罪だと分かっていてもそこにしか居場所がない。警察なのに・・・救うことが仕事なのに、奪う側になってしまった・・・。本当にズシっときますね。
悪も善も全てを吸収し強くなって、いつか本当の悪を！！という鍛冶の想い、願いが込められていた回だったようにも思えます。今よりもっと強くなって・・・という特捜班の為を思って、なのかもしれません。自分が悪役になることで特捜班を育てることが目的なのかもしれませんね。
見逃し動画おススメ
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