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 19日に投票が行われたイラン大統領選は20日午前0時(日本時間同午前4時半)、開票が始まった。4人が立候補するが、対外融和を掲げる保守穏健派で現職のロハニ大統領(68)と、反米を基調とする保守強硬派のライシ前検事総長(56)による事実上の一騎打ちだ。20日中にも大勢が判明する見通し。有効投票の過半数を得る候補が出なければ、上位2人による決選投票が26日に行われる。

 イランメディアによると、イラン内務省は4千万人以上が投票したと推計。投票率は2013年の前回大統領選の72・7%を上回る可能性もある。投票は19日午後6時で終了予定だったが、一部の投票所で終了時間になっても有権者の長い列ができていたため、20日午前0時まで延長された。このため、開票作業は長引く可能性もある。

 今回の大統領選は当初、再選を…

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