長生きの秘けつを探るには死因を考えてみる
長寿の国として日本は世界的にも有名ですが、
どうして長寿が実現されているかを
考えたことがあるでしょうか?
おそらく、これはほとんどの方がないと思います。
そして、長生きの秘けつを知るためには
ネガティブな意味合いではなく、
まずは死因について知っておくことが大切です。
ボクは仕事柄、健康に関する情報が多く入ってくるので
その重要性を日々痛感しています。
死因について、複雑なイメージを
もたれている方も多いかもしれませんが、
実はガンと心疾患と脳血管疾患によって
亡くなっている方は、全体の6割。
不慮の事故や老衰などの10倍の数となっています。
そして、さらに細かく原因を特定していくと、
日ごろの健康管理では細胞の生まれ変わりと
血管の働きさえケアしておけば、
ガンや心疾患、脳血管疾患から距離をとることが
お分かりいただけると思います。
今のうちからできる取り組みを知っておくだけで、
今後の活動時間が変わるはずです。
タンパク質の種類を知っているだけで長生きの秘けつが分かる!
早速ですが、タンパク質には
いくつかの種類があることをご存知ですか?
実はタンパク質には、動物性と植物性の
2つのタンパク質が存在しています。
それぞれの名前からもイメージできるかと思いますが、
動物の肉や油に多く含まれているのが動物性タンパク質。
そして、大豆などの自然由来の食品に
多く含まれているのが植物性タンパク質です。
このタンパク質は、細胞の生まれ変わりに
最も関係の深い栄養素であり、
水分やミネラルなどの栄養素と合体することで
1つの細胞が生み出されます。
このタンパク質とともに摂取してしまう脂質が、
先ほど紹介した死因の引き金になっしまっています。
ちなみに、みなさんは納豆や豆腐を
お肉と比較した時に、どのくらい食べていますか?
現代では、お肉を簡単に食べることができるために、
動物性タンパク質ばかり摂取してしまう、
ということが知らず知らずのうちに習慣化しているはず。
それにともなって、摂取カロリーが増加した結果として、
ガンや心疾患や脳血管疾患が死因の
ほとんどの割合を占めるという結果になっているのです。
メタボはダメ!ダイエットは長生きの必須項目
「じゃあどうしたらいいの?」という質問に、
もっともシンプルにお答えするとすれば、
ダイエットをすることです。
先ほども紹介したように、お肉をはじめとした
脂質と摂り過ぎは簡単に身体の異変となって現れます。
生活に最低限必要な栄養素以上のものを食べていれば、
今度は余分な脂肪として蓄えられていきますので、
「太っていて健康」ということはまずない、
と考えましょう。
お肉などの脂質を控えて
お腹が空いてしまうと感じる場合には、
大豆をメインとした植物性たんぱく質を
摂るように工夫しましょう。
食事は食べたいということを我慢しなくても大丈夫なんです。
その代わりに、植物性タンパク質の量と
動物性タンパク質の割合を調整することが大切です。
納豆や豆腐も食べられる量に限りがありますので、
プロテインを活用するなどの方法もおすすめです。
このようにバランスを自分で調整することが
長生きの秘けつなんです。
ボクだって好きなものだけ食べたいのは当然のことだけど、
こういった意識があるだけで、大豆をはじめとした
野菜もたくさん食べてやろう、といった心掛けが
自然とできるようになってくるのです。