今日のゼリーは、パイナップルジュースのゼリー。
中身はコレです。
このジュースのパイナップルは「世界の産地から選んだ」そうです。パッケージにそう書いてあります。うっかりすると、ちょっと鼻高々なことが書いているみたいに感じてしまいます。なんていうか「世界の王族です、えっへん!」みたいな感じ。
でも、考えると、いまひとつ意味がわかりません。「世界の産地から選んだパイナップル」?? そりゃあ、どこのパイナップルだろうと、世界のどこかの産地のパイナップルには違いありませんよね?? そのうえ、「選んだ」だけで、「厳選した」でさえありません(企業的には「選ぶ」も「厳選した」もどうせ同じなのだから、「厳選した」くらい書けばよかったのに、と思いますが、そこまで思い至らなかったのでしょうかね……?)。
そして、日本ではどちらかというと、「国産桃使用」とか、「青森県産りんご使用」とか、「〇〇さんのみかん使用」というふうに、範囲が狭まればせばまるほど価値が上がる傾向が強いですから、このパイナップルジュースのように、ワールドワイド、かつ、産地が特定できないのは、かなりの減点ポイントだと思うのですが、そこをあえて「鼻高々に」表現すると、ちっとも減点ポイントではないような雰囲気がただよいます。やっぱり自己肯定感が強いと、周りが受ける印象も肯定的なものになるのだと思います。自己肯定感、大切ですね。自己肯定感が低いと、どういうわけか、まわりにも伝わってしまい、なんだか残念な扱いをされちゃったりすることがありますもんね。
ところで「パイナップル」「パインアップル」の表記の違いはいったいなんでしょう?
ちょっと謎です。