2017年5月16日、ロボットメーカーのPowerVision Groupが、潜水ドローン「PowerRay」を発表。同日より、同社の公式ホームページで予約受付を開始した。
4K画像をリアルタイムで転送する通信ケーブルをつないだまま、最大深度30mまで潜水できる「PowerRay」
「PowerRay」は、潜水して水中を撮影するためのドローン。
本体前部に視野角95°の4Kカメラを搭載し、スマホで1080p映像を即時レビューしたり、写真(1200万画素)や動画(4K/30fps)を撮影できたりする。操作はスマホと接続した専用コントローラーを使用。
また、下部に備え付けられた球体の魚群探知機「PowerSeeker」が、魚群分布や水中温度などの情報を取得。さらには、誘導灯を発光して魚を引きつけるなど、釣りにもってこいの機能が満載だ。本体のサイズは、約270(幅)×465(奥行)126(高さ)mmで、重量は約3.8kg。
価格は下記の通り。
エントリーモデル
「PowerRay」EXPLORER 168,000円(税別)
[同梱物]「PowerRay」/ベースステーション/トランスミッター/コントローラー/充電器/ACケーブル/通信ケーブル50m
※動画の保存容量は32GB
ミドルモデル
「PowerRay」ANGLER 208,000円(税別)
[同梱物]「PowerRay」/ベースステーション/トランスミッター/コントローラー/充電器/ACケーブル/通信ケーブル50m/「PowerSeeker」/釣り餌投下機
※動画の保存容量は32GB
ハイエンドモデル
「PowerRay」WIZARD 218,000円(税別)
[同梱物]「PowerRay」/ベースステーション/トランスミッター/コントローラー/充電器/ACケーブル/通信ケーブル70m/「PowerSeeker」/釣り餌投下機/スーツケース/VRゴーグル
※動画の保存容量は64GB
中央上が「PowerRay」。本体下部に見える球体状のものが魚群探知機「PowerSeeker」だ。写真左がVRゴーグル、中央下がトランスミッター、右がコントローラー
コントローラーにタブレットやスマホを接続して、カメラの映像を見ながら操作ができる
発表会時には「PowerRay」がどのように潜行するのかを披露。その際に撮影した下記の動画から、「PowerRay」は前進/後進/上昇/下降ができ、細かな動きも得意なことがわかる。速度は高/中/低速の3モードがあり、1~4時間連続潜行。最大前進速度は時速約7.2km
だ。
釣りやマリンスポーツに最適
「PowerRay」は、前述の魚群探知機「PowerSeeker」を搭載することで釣りをスマートに楽しむことができるドローンだが、さらにオプション機能として、本体前部に釣り餌投下機を設置することが可能。スマホで水中の映像を見ながら、餌を理想の場所に配置できるのだ。
「PowerSeeker」は取り外して単独での使用も可能
釣り餌投下機は、ANGLERとWIZARDモデルに同梱される
釣り以外の楽しみ方もある。WIZARDモデルに同梱されるVRゴーグルを使えば、「PowerRay」が視野角95°の4Kカメラで撮影した映像をライブで鑑賞できる。地上にいながら臨場感たっぷりのダイビング映像が楽しめるというわけだ。ちなみに、VR映像で海の中を見ながらの斬新な釣りも可能だ。
同梱されるVRゴーグルは、カールツァイスの「VR ONE Plus」の特別エディションを採用。ちなみに「VR ONE Plus」は価格.com最安価格で14,580円(税込)だ。
- サイズ:465*270*126mm
- 重量:3.8kg
- 最大操縦深度≤30m
- 環境温度-10℃~50℃
- 持続飛行時間高速1h/中速2h/低速4h
- 耐電流性能2m/s
- バッテリー94.72Wh(6400mAh)
◼カメラ
- 画像センサー1/2.3 インチ CMOS;有効画素数1240万
- 動画解像度4K: 3840×2160 30FPS 16:9
- スローモーション録画3倍、4倍スピードHD:1280×720 200FPS
- ビデオ記録ビットレート60Mbps
- 記録方式JPEG、PNG
- 映像データ形式MP4, MOV (MPEG-4 AVC/H.264)
- 記憶容量は最大128G
- ◼︎ベースステーション
- 重量≤0.2kg
- 中性浮力ケーブル長さ:50m/70m
- Wi-Fi距離:30m
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