欅坂46「二人セゾン」に対抗し、本家セゾングループが非公式ライバルに名乗りを上げた?
クレジットカード会社「クレディセゾン」がアイドルグループ「東池袋52」を結成。
欅坂46のシングル「二人セゾン」への勝手なアンサーソングとなる「わたしセゾン」を5月19日に公開しました。
ネーミングから振り付け、映像まで、完全に「プロの仕業」なこのユニット。
“デビュー前”からTwitterのトレンドに「東池袋52」が入るなど、ネット上で話題に。
当初は19日午後7時に公式サイトを正式オープンする予定でしたが、反響の大きさから4時間前倒した午後3時に公開されました。
「わたしセゾン」のPVはこちら
「正気かってくらいクオリティ高い」
「めっちゃ笑った」
東池袋52はリアル「会いに行けるアイドル」です
なぜ「東池袋52」は誕生したのでしょう。
BuzzFeed Newsの取材に、クレディセゾンPR事務局の担当者は次のように回答しました。
「楽天カードなどネット上の関わりのみで終わるクレジットカードが増える中、クレディセゾンでは、セゾンカウンターやインフォメーションセンターを中心に、直接人と触れ合います。人とのつながりを作りたい、大切にしたいという考えから東池袋52は生まれました」
メンバーは全員、クレディセゾンおよび関連会社の女性社員。全国の支社、関連会社から応募しました。
セゾンカウンターに立ち業務を行う社員から、社内勤務など働く場所はさまざま。実際にカウンターに「会いに行けるアイドル」といえます。
3月上旬からレッスンをはじめ、メンバーはみな日々通常の業務をこなしながら、ダンスや歌唱の練習に励みました。
ライバル?の欅坂といえば、センターが誰になるかが注目を浴びますが、PR事務局によれば、東池袋52では「PV撮影の際、とくにセンター争いはなかった」そうです。
ちなみにユニット名の「52」は同社が東池袋サンシャイン60の52階にあることから名付けられており、メンバーの数は52人ではなく、24人です。
余談ですが、欅坂46も46人ではなく、長濱ねるをいれて21人です。
セゾングループの本気っぷりがすご…いや怖い
練習の甲斐もあり、PVでは本家・欅坂を彷彿とさせる、切れのある揃ったダンスを見せている東池袋52。両手を使い、S字をつくるフリもかわいい。
メンバー24のプロフィールは現在、ホームページに掲載中です。
実は関わる人々も一線級。
「わたしセゾン」の作曲を担当する多田慎也さんは、AKB48「ポニーテールとシュシュ」などアイドルの曲を数々手がけた人物。
作詞の仲畑貴志さんは「目の付けどころが、シャープでしょ。」「愛情一本チオビタドリンク」など数々のキャッチコピーを手がけた日本を代表するコピーライターです。
振付はモーニング娘。、私立恵比寿中学、チームしゃちほこなど、有名アイドルグループを数々手がける「振付屋かぶきもん」が担当し、PV撮影も乃木坂46のPV撮影を行った監督やカメラマンを招聘。
そりゃクオリティ高いはずだよ!
アイドルグループらしくCDも作ります。しかもジャケット違いを3種類も…。CDはセゾンカード、UCカードのポイントサービス「永久不滅ポイント」で交換することができます(6月1日開始)。
「東池袋52」にはある秘密が…。
実は、当初PVは社内用に作られ、一般には公開予定がなかったのです。
ところが、同社の林野宏社長が映像のクオリティに驚き「ぜひ、これを外にも出したい」と一般公開が決まりました。
このクオリティのものが、社内限定で作られていたことにも驚かされますが…。
「東池袋52」は現在のところライブの予定は特にないそう。
ですが、参加メンバーは「いつかはあのアイドルグループと共演したいですね」と欅坂46の共演を望んでいます。