こちらも日本テレビの”鳩の休日”とならんで、関東の夜ふかしさんには有名なTBSのいわゆる”ガラス棒”といわれるクロージングである。当クロージングは、昭和48年から62年まで使用されていた。
クロージングはもちろんのこと、この筆記体のロゴマークもまた懐かしい。このロゴマークは長いこと使われていたが、平成に入ってある日とつぜん変わってしまった。それも変なフォントのヤツに。
これぞ新鮮なイメージを作ろうとして失敗した好例ではないだろうか。いままでの伝統のあるロゴマークに慣れ親しんだヒトたちは、拒否反応があったにちがいない。このロゴマークはすぐに消えて、ごくふつうの書体のロゴマークに変わってしまった。
テレビ局のロゴマークというのは、さまざまなテレビ番組のエンディングの最後を飾るわけで、インパクトもあるし長くなれば長くなるほど、懐かしい番組とともに思い入れも深くなってくる。
新鮮なイメージも大事だろうが、そこはテレビ局も留意していただきたいものだ。
今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。