本題は今度予定されているXeon Scalable Familyが、現行のXeonと比較しin-memory SAP HANA workloadsにおいて1.59倍の性能を有することが、SAP Sapphire Now Conferenceで示された、というものですが、このプレスリリースの中に気になる一分があります。
Intelの不揮発性メモリによって、大容量のデータがXeon processorにより近いところに置かれ、ストレージ階層に革命をもたらす。特にSAP HANAのようなin-memory applicationではこれがより強力な効果をもたらすだろう。2018年にIntel不揮発性メモリはXeon Processor Scalable Family refresh(コードネーム:Cascade Lake)の一部として導入できるようになる。
2018年に“Cascade Lake”の名で呼ばれるXeon Scalable Family refreshに相当するものが予定されているようです。ここではIntelの不揮発性メモリ技術が何らかの形でもたらされるようですが、単純にプラットフォームでOptane memoryないしはOptane SSDをサポートするという話なのか、あるいはXeonのダイと不揮発性メモリのダイを1つのパッケージに封入してしまうのか(“Broadwell-C”のeDRAMを不揮発性メモリに置き換えたようなもの?)、いろいろと推測がなされます。何にせよ2018年に何かがあるのは確かなようです。
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