「立派なだけじゃ 子どもがたまらないわね」
「プライドにはなるから 良い母さんだよ」
個人的に今回イチバンの名シーン(台詞)はここだと思います。
ひさしぶりに母親に会えた喜びでつい軽口を叩いてしまうベルリ → 3人娘には母親がいないことに気づき、すぐ謝る。
→ それを優しく受け止め、かえって彼を気遣うアイーダ、ノレド、ラライヤ。
すごく“あたたかみ”を感じるシーンでした。
せわしなく動く物語の中で、彼と彼女たちの絆は着実に結ばれているんだな…と。
ちょっとジブリ臭漂う作画も、ある意味このエピソードには適切かもしれない。
匠の人間描写に酔いしれる「ガンダム Gのレコンギスタ」第22話の感想。
…まぁとはいえ、さすがに今回は1回ですべてを理解するのはキビしいです(苦笑
わりと本気で超展開カットと呼んで差し支えないくらい、いろいろスッ飛ばした。超展開・カットじゃなくて、超・展開カット。
法皇人質事件とかトンでもないじゃないですか!それをマスクが解決したって!?
外伝エピソードといえばその通りですが、合間にめっちゃ状況動いてる。
だけど、そういう重い話よりも、あくまで身近な生活を描くのが『Gレコ』なんだよな。
Aパートにおけるゴチャゴチャした日常。
あれこそ本作の魅力であり、既存のガンダムシリーズにとらわれない挑戦ともいえる。
それに物足りなさを感じる人の気持もわかります。
でも僕からしたらやっぱり戦争よりコッチを求めてる。故に「最高!」と歓喜する以外ない。
キア隊長、めっちゃ慕われてた
死者に鞭打つダメゼッタイ。
我が国の伝統文化ですが、さすがに美化されまくりで草生える。
「フルライトだ!満艦飾!」ってギャグでやってんのかと(ry
でも自分の失態を命で償ったのは責任感あったわけだし、
そういう人に礼をもって尽くすのはやはりこの作品に“悪人”がいない証明なんだろうなぁ。
(それは↓のラ・グーの話をみればより納得できる)
フラミー先生「隊長が泣いています!」
ジャイオーン「(泣きたいのは俺のほうだよ…)」
ちょwww和田がRECONGUISTAに!?wwww
などとフザケてはいられないほど、放送中は「ヒエッ…」となったラ・グーの真実。
まるで即身仏のような…
なるほど。無重力だから骨が細くなり筋力も衰える。
それでも技術力のおかげで寿命だけは延びる。
はるか未来の話でありながら、ひどく現実的な話にも思えます。
そう考えると前回の「まだ」って表現もかなり陰鬱なものに聞こえる。
こういう理にかないつつブラックさを隠し切れないのが御大だなぁ(^_^;)
もしかしたら子安の出番これで終わりかもだけど、やはりマトモな役じゃなかった。
「弱肉強食の世界で人間を強化」 「地球を別の銀河に移行させる」
さらっと不穏なワードが飛び出しましたが、そりゃ金星もレコンギスタ(地に足つけたい)思いますよ。
チッカラ姉さんの筋トレとか案外そういう対策込みだったりして。
う~ん、考えれば考える程おもしろい!
「私は人類の女性として健康!」
やっぱ立ってみて歩かなきゃ!スタートきって走らなきゃ!
スカッシュの伏線はここで消化だ。エンディングの歌詞そのままにカラダで命を感じる姫様。
や、ホント健康的でございます(ニッコリ
妙に印象に残る手の動きからはじまって、
「見栄っ張りで強がってるだけかもしれない女」という自己評価。
気丈に振る舞うも、「いまは泣きたいんです!」と玉ねぎ言い訳あふれる涙。
なんかすっげーヒロインヒロインしてる!
最近薄れ気味だったけど、コレですよコレ!コレこそ我らが求めるアイーダ・ポンコツ・スルガンの姿!(先週あたりのアブドゥルっぽく
イイですよねぇ…やっぱなんだかんだで姫様がナンバーワンだな。
【白い】Pセルフ、鬼に金棒【悪魔】
パーフェクトパック強すぎだろこれ…
フォトン・トルピードって対消滅光子魚雷ェ!?
こんなフェストゥムみたいな攻撃、主人公のやることかよォ!!
ハッパさんの有能ゲージとどまること知らなくてもはや怖い。
そりゃただでさえ無敵の機体にこんな武装取り付けたらスタッフも倒し方わからなくなるわ…
ベッカーさん超ひさしぶりの登場なのに一瞬でやられててカワイソス。
(なお、手負いのまま次の戦闘に向かった模様。死んだな(確信) )
ジーラッハの素人操縦感よく出てるトリッキーな動きも良かった。
てかあらためて後4話の状況で主要キャラ総乗り換えって異常w
あとズゴッギーって普通に宇宙戦もイケるんかい!
「圧倒的な味方となります!」
( ;∀;) イイハナシダナー
このBGMに乗せて一気に感動的に仕上げる流れ。
ちょっとブレンパワードっぽいなぁと思いつつ、まんまと感動した。
身も蓋もない言い方すれば、マニィさんてばさらりとMS盗んでる。
メガファウナからすれば堪ったモンじゃねえって感じですが…ま、それはお互い様か(笑)
視聴者からすればこの笑顔(&マスクのルインとしての自覚)が見られただけで十分よ。
願わくばこれが“幸せの絶頂”でないことを望む。
でもって、そんな二人から離れて、ひとり何でもないように振る舞うバララ。
この描写がまた素晴らしいんです!
素っ気ない態度でマスクから離れてさ。顔は映さない。
マスクもちょっと呆気にとられるんだけど、すぐにマニィの方へ意識が向く。
御大の力か、宮地さんの力か、あるいは河村さんの力か。
いずれにせよ、「プロの演出」をひしひしと実感します。
こんなタメになるアニメが来月で終わりって嘘やろ?
「3月は別れの季節」って言葉…ようやくわかってしまうかもしれん。
予告ロックパイ「いい表情してるだろ…死にゆく男の顔だぜ」
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