約半月後に迫ったWWDC 2017で、Siri搭載スピーカーとともに発表が噂されている10.5インチのiPad Proについて、台湾メディアDigiTimesが「3月から4月に量産を開始した」と報じています。
3月~4月から大量生産を開始していた?
現在販売されているiPad Proは、2016年発売の9.7インチモデル、2015年発売の12.9インチモデルの2種類ですが、次期iPad Proは10.5インチになるとの噂があり、今年3月に発表されると見込まれていました。10.5インチのiPad Proは、9.7インチモデルと同じサイズながら、ディスプレイのベゼルが細くなるなど外観デザインが刷新されるとみられています。
台湾メディアDigiTimesは今年2月、10.5インチ版を含めた次期iPad Proは5月までリリースされないと報じていましたが、同メディアの19日の報道によると、新しい10.5インチiPad Proのサプライヤーの出荷台数が最近増加しており、月間出荷量は現在の50万台から、7月には60万台に増加する見込みです。
また一部の市場観測では、10.5インチのiPad Proは3月~4月に大量生産を開始したとしています。
10.5インチ版とともに噂される12.9インチ版iPad Proのアップグレードモデルについては、量産スケジュールは現在明らかになっていないようで、第3四半期に出荷量が安定し、6月から量産を開始するとの予想です。
WWDCではiPad ProとともにSiri搭載スピーカー、新MacBookも発表か
開発者向けの会議「WWDC」では、iOSやmacOS、tvOS、watchOSといったソフトウェアの次期アップデート内容の発表が中心で、ハードウェア関連の発表は近年行われていません。
Apple関連の情報で知られるアナリストは、今年のWWDCで発表される可能性を70%以上と見積もっていますが、WWDC 2017では、新しいiPad ProやSiri搭載スピーカーとともに、新型MacBookの発表も噂されています。
Source:DigiTimes
(asm)