iTunesにしがみついてきた40代男性におすすめしたい「Apple Music」(2017.05.15)
■ダウンロードもできる。歌詞も読める
さて、定額配信のApple Musicだけれど、オフライン(電波がつながらない状態)でも聴けるように、ダウンロードの機能がついている。パケット通信のデータ量が気になる人にもいいサービス。まぁ、最近の定額配信では半ば常識になってきてるけど、この機能が無いと「不便だなぁ」って思うのも真実なり。
ダウンロードするとライブラリにリストアップされる。こうすれば今までのiTunesに保管した楽曲と同様に扱えるから、プレイリストも作れる。iCloudミュージックライブラリーを活用するので、他のMacやiPadなんかと共有するのも可能だ。
それと、カラオケ派や昔聴いてた曲を歌いたい……そんな人には、歌詞も用意されている。古い曲だと一部無いのもあるけれど、英語のヒアリングができず、30年来適当に歌っていた曲がちゃんと歌えるのは嬉しいものだ。
■あっ、これってYouTubeの“無限視聴”と同じだ
レビューと称してApple Musicをいじっていたら、曲から曲へ気の向くまま、エンドレスに聴き続けてしまった。だって、いくら聴いても料金は同じだから。これって、YouTubeの関連動画をエンドレスに観続ける”無限視聴”と似た感覚だ。もしかして、すっかりApple Musicにハマってる?
まあ、仕事中は流しっぱなしにしてられるし、もう大人だから980円をケチるのはよそう。しかも、ダウンロードするよりは安上がりになると思うし。iPhone、MacなどのApple製品だけじゃなくて、Android端末、Windows PCでも聴けるから、いつでもどこでも聴けそうだし……。
ってことで、筆者はApple Musicをしばらく聴くことにした。iTunesのダウンロード楽曲もいいけれど、Wi-Fi接続環境で聴き放題にして、自分の音楽世界を改めて広げてみたいから。
40過ぎ、かつての音楽好きな同士のみなさん。自身の「プレイリスト」のアップデートと、過去の音楽シーンの深掘り、そして何より音楽と触れ合う時間をもう一度増やすなら、Apple Musicを使うのって、いいかもしれませんよ。ハマり過ぎて「もう一度バンドでもやろうかな?」なんて事態になっても責任は取れませんが(笑)。
文/中馬幹弘(ちゅうま・みきひろ)
アメリカンカルチャー誌編集長、アパレルプレスを歴任。徳間書店にてモノ情報誌の編集を長年手掛けた。スマートフォンを黎明期より追い続けてきたため、最新の携帯電話事情に詳しい。ほかにもデジタル製品、クルマ、ファッション、ファイナンスなどの最新情報にも通じる。
※記事内のデータ等については取材時のものです。
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