俺の作ったノベルゲームをAndroidに! 移植方法の打ち合わせvol.01
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
俺がシナリオを担当して作り上げた『泣きたくなるほど優しい』を届けるファンタジーノベルゲームのAndroid版移植の作業を請けてくれる方を募集しました
【報酬15万円】Nscripterで開発したノベルゲームのAndroid移植を担当してくれる人を募集
そして、ご応募くださった方と、2017/5/14に早速打ち合わせをしてきて、とっても楽しかったのでブログでご紹介します
あんまり需要のないノベルゲームの制作日記ですが、よければお楽しみください
正式依頼からアポ取り、実際に会うまで約半日というスピード対応
2017年5月14日 00:05 【BG】正式に依頼させて頂きます、よろしくお願いします
2017年5月14日 05:05 【相手】今日都内に行くのですが、打ち合わせしませんか?
2017年5月14日 09:09 【BG】OKです、電話番号を連絡しますので電話しましょう
2017年5月14日 09:57 電話で都合を調整
2017年5月14日 12:30 合流・ファミレスで打ち合わせ開始
元々、昼間はシナリオとブログに使うつもりだったので、流れるように本日の予定が決まりました
こういうので速度よく出来ると、歯車が噛み合っている感があって、すごい嬉しいのですよねー
もう、それだけでテンションあがってました
ねえ、個人な同人サークルだからね、たまに同人の話を思いっきりできるとそれだけで嬉しいんですよね
そして、ファミレスです、ドリンクバーです! ノートとペンを用意して会話するんです!
打ち合わせといえば、まさにこれですよね
移植についての打ち合わせ① 課金の実装方法
詫び石で有名なクリスタルなどをウチのゲームに当てるには
運営のミスに付け込んで詫び石はよ! と叫ぶ人が多い、あの詫び石
あれを購入してもらうことでの課金というのが、今のメジャーです
じゃあ、ウチのゲームの場合はどうするのか?
【長編】vol.01 戦場の最前点
【短編】vol.02 点を支えし者達
【長編】vol.03 有色の戦人
【長編】vol.04 銀環の誓い
【短編】vol.05 有色の姫巫女
こんな感じに章ごとに分かれたノベルゲームが存在する形です
なので、解決方法は『長編用』と『短編用』のクリスタルを価格を変えて発売する方式になります
vol.01は購入時にプレイできるようにしておくので、長編クリスタルを購入してからvol.02やvol.03を選ぶとプレイできるようになる
そんな感じですね
そうなると、一番の問題は、値段ですよね
長編300円の短編100円
長編400円の短編200円
このあたりが落としどころだと思いますが、どうするのかは俺の裁量なのでこれからたっぷり悩みます
画面の遷移方法を検討する
ウチのゲームを起動したときの画面はこれです
右にあるスタートを押せばノベルゲームの開始
でも、今回の課金で、その画面遷移も見直さなければなりません
何章をセレクトしてプレイするなら、それを検討できないといけません
案1 左右に動くよ!
よくあるやーつ!
右と左にある△をタップすると、次の話が選べる奴ですね
起動するゲームを選ぶという意味では素敵なんですが、これ、全部で何話あるかが見えないんですよね
自分が、全部読んだことあるのかな? まだ読んでないのはないかな?
それを把握するためには、全量表示じゃないとまずいと思うんですよ
案2 全部表示するよ、どれをプレイする?
これもよくあるやーつ、ですが、こっちのほうがしっくりきました
なので、今度はリスト形式で作業をお願いしました
左側の枠をちょっと大目にとっておけば、新しい物を作った場合にも簡単に対応できそうですからね
ちなみに、どこの画面からどこの画面に遷移するかも検討しました
いや、ほんとユーザーが使いやすい画面って難しいですね
新バージョン作成時の通知を実装
たまにアプリからお知らせが来る、携帯の上バーに表示される奴です
この赤枠の奴、これ、プッシュ通知っていうんですね
名前を説明してもらって、仕組みを説明してもらって、どうやら実装をお願いできそうです
ほんと、正式名称を知らないと、ググることすらままならないですからね
こうして一つずつ、覚えていこうと思います
プッシュ通知があれば、新しいゲームを発売したときにもインストールしてくれた人たちに通知できる! こんなに嬉しいことはないですね
連絡漏れや買いたいけど知らなかった、なんてことをなくせるので、ぜひともうまく使って行きたいです
第一章(無料分)にGoogle adsense等の広告掲載(枠下 or 右側ツールバー付近)
相手の方が既にスマホアプリで広告を使ってみたこともあるとのことなので、実際に効果のほどを聞かせてもらいました
結果としては、クリックによる報酬のため、スズメの涙だそうです
実際、俺のゲームの今の売り上げは一章が350程度です
うん、やっぱりその数値じゃ期待できません
ブログでも300~400PVのブログのクリック報酬なんて、たかが知れてます
数万~数十万になったからこそ、広告には意味がある
ダウンロード数が少ない状態では、そもそも広告を目にする客も少ないのです
そして、もう一つ問題がありました
他のゲームは、リザルト画面に表示するなど、一息ついたときに広告を出してくるのです
言うなれば、広告前提のゲーム構成なのです
(パズルゲームのタイムアップ後のスコア表示とか、麻雀の点数計算中とか、そういうときですね)
でも、ウチの奴は、そういう広告を出すタイミングがないんですよね
何より…
ノベルゲームは、何よりも世界観や空気を大切にします
誤クリックによって大切にしていた世界を壊したら、意味がありません
それに、レビューでもチラホラ、やめどきが分からないぐらいに楽しかったと言ってくれた方々がいます
そんな人たちが広告をクリックして、それがゲームの止めどきになってしまったら、何の意味もありません
なので、相談した結果、この依頼は取り下げとしました
次にスマホアプリで広告もいれたいのなら、どのときに表示させるべきかも含めて最初から考えるようにしたいですね
右クリック時の動作やメニュー画面について(ご指摘いただいて対応することになりました)
今の画面だと、クリックや操作が辛いとのこと
ご指摘はいただいていたのですが、私の方で対応しきれていない部分でした
この度、プログラムの際にこちらも手を入れていただけるとのこと
修正しおわったら、パッチを用意して過去のゲームにも適応していきます
右クリックで不自由していた方々、不自由な思いをさせてすみませんでした
対応いたしますので、修正後にご期待ください
楽しかった、これが全て
打ち合わせとは、どうやって進めていけばいいか?
問題点を洗い出して、解決するための方法を探して、役割分担を決める
そんな、会社で覚えた知識を本気で、まさに全力で使いましたとも
いやいや、ホント、実のある打ち合わせっていうのは、不明点が消えてやるべきことが見えてくるから楽しいですね
やる気を出すための起爆剤になってくれます
そして、帰った後にそれに向けて全力を出そうと思えるからより楽しい
というわけで、これからもゲーム制作頑張れそうです
続報も書けたらいいなと思いますので、よろしくお付き合いください
あわせてお読みください
シナリオは私(BLACKGAMER)が全て書きました
こいつのAndroid版の課金バージョンを現在制作中です!
優しいファンタジーがお好きな人はぜひともよろしくお願いします
ゲームをこれから作りたい人へ! ゲーム好きなあなたは、プレイヤー? クリエイター?
ゲームを作る人とゲームをプレイする人は全然違うよ!
『ゲームが好き』という単語で終わらせないで、もう少し踏み込んで考えてみましょうというお話です
予算1万円でtwitter広告!同人ゲームの売上はあがるのか?【宣伝効果の検証】
ウチのゲームを売りたい一心で1万円で広告してみたよ! というお話です
果たして、何本の売上効果があったのか…数値をあげて書いてますので、あわせてお楽しみください