マウンテッド!Blog
2006-03-31 アニメ感想
■[anime] かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜
ラストにはなんとなく納得いかないのは、はずむの選択が自殺しそうなメンヘル系の娘に取り込まれていく男に見えるからなのかなあ。アニメ用に一応の結末をつけた、というのはわかるし、ちゃんと形にはなってるけど。
それにしても結局このアニメは百合じゃないよなあ。しかし男が観たい百合としてはこれくらいでいいのかな。あんまり生々しい話をされても困っちゃうし。恋愛幻想説みたいな感じ。シスプリが近親相姦のアニメじゃないのと同じく、メジャーを指向するにはこれくらいでちょうどいいのかもしれないけど、それでもなんか思い入れできないなあ。
ちょっと話がずれるけどハーレムアニメでよくある「選ばない男」は男の考える優しい男で、少女マンガによくある「選ぶ男」が女の考える優しい男っていうのを考えながら観ると男女マンガの違いが見えてきて面白いよ。
■[anime] 鍵姫物語 永久アリス輪舞曲
最終回が番外編かよ!
今まで登場しなかったキャラ総登場。はいいんだけどデザイン的に気に入ってた緑色の人がいまだにOHPでも公開されてないのは何故?他のページもあんまりやる気ないのでこんなものなのかな。
なんだかんだで今期一番楽しめたアニメだったりして。このアニメに関してはキャラ萌えよりも純粋にシナリオの巧さが光るなあ。中盤以降ぐいぐいと面白くなっていくのはさすが。前半チャラチャラした萌えキャラが、後半になるとその性格形成やらなにやらに深い暗い理由がある、というのはD.C.でも使われてたけど、これほど効果的なのはやはり観ているほうもどこかで裏切られたいということなのかもしれん。ていうかこういうのはKEY作品と同じ構造?
鍵姫物語自体のメタな構造も含めて東浩紀先生あたりに考察してもらいたいところ。このアニメを観ている我々の世界は、物語の世界から観ると一体なんなのか?みたいな。
はてなキーワードで宮崎なぎさ監督の項目が出てるけど、個人的には止め絵の演出よりも密かにセクシャルなカットを入れてくるのを評価したくなったりして。
■[anime] Fate/stay night
アニメがダメな理由がセイバー・凜ルート両方が混じってるせいで、士郎のピンチが倍になってるからという指摘を書いてる人の文章を読んで初めてそうだったのかと気づく昨今。あんまり真面目に観てないのか俺は。ガンパレード・オーケストラみたいに3部構成にしておけば頭使わなくて済んだかも?つーか原作のゲームのシナリオが長すぎるんだけど。
ストーリーはさておきイリヤ様はアニメでも素晴らしいですね。これでえろいシーンがゲームであれば神認定なのに……くっ!
えろい同人を描いてる人は間違っているよ。イリヤは徹底して責めキャラであるべきなんです!奈須きのこマゾヒスト説を忘れないように書いておこう。
Fateより月姫のほうがやっぱり好きなんだなあ。
■[anime] ノエイン
ハルカが死ぬのは解っていても、それを受け入れるかどうか、ということなのか。そのわりにはハルカは淡々としているから、この解釈は間違い?他の友達もみんな死ぬもんな。
誰かに認識してもらうことで、自分の存在が確定する、という考え方は唯脳論的だけど、そう考えると個人個人の脳内世界なんて他人と共有することなんてできないんじゃないの?とか思ったりして。ちょっとややこしい。
でもこういう考えかたができるのがSF的に深くてそういうところも含めて良かった。
アトリとミホの関係が好きなのは俺の好みです。ええ。
てな感じでアニメもいろいろやってるけど、最近やっと借りられたビーストウォーズリターンズのDVDを観て爆笑。これだよこれ!
コメンタリーを聞くとアドリブは遊んでいるように見えて、声優同士の真剣勝負なんだというのがよくわかる。アカギなんかも閉じた空間内での声優同士のぶつかり合いみたいな感じだけど、遊びを遊びに見せないのもまた芸のうちなのよね。
オタクの分散化をかつてのSFに例える人もいるけど、単純にコンテンツが増えすぎてるだけのような気もするなー。
いくらいいものを作っても、それがちゃんと受け取ってもらえないのは寂しいと思う。のは作り手に寄った意見なのかもしれないけど。
そのうち地上デジタルが始まったら、今視聴率とってるドラマやバラエティ番組でも、共通の話題を友達と話しあえない時代が来るのかもしれんね。そういう意味ではアニメは最先端なのか?
2006-03-29 ボーボーせんたいー!
いなばペットフードの懸賞で3000円の商品券ゲット!超うれしい。一生ついていきます。<安っ!
■[show] スカイシアター 第1弾「轟轟戦隊ボウケンジャー!スカイシアターに現わる!!」
http://www.tokyo-dome.co.jp/cgi-bin/schedule/User/hero/schedule-hero.cgi
4月2日で終わりなんて早いなーと思ったけど春休みは毎日公演なんですな。天気が良いこともあり平日だけど6割ほどの入り。まだやってるのでサラリと。
「この箱を開けるには、3つの鍵が必要だってことだ」
「そんな面倒なことしないで、箱ごともっていこうよ〜。アレ?岩に食い込んでて動かない」
「太陽を形作るエンブレム……」
「え?どうしたブラック」
「いや、なんでもない」
宝箱の鍵を探すのが今回のミッションだ!
「カーズたちよ!残りのエンブレムを探すのだ!」
「「ギョエー!」」
「おまえたち、なにか隠し事をしているんじゃないだろうな……残りのエンブレムはどこにあるのだ?隠すとためにならないぞ?」
「大変だ!このままじゃみんなやられちゃうよ!大きな声でボウケンジャーって呼んで!せーの」
「ボウケンジャー!」
今回の司会はいつもどおりヒロちゃん。
いきなりなにか誤解しているぞガジャ様。
「あっ!イエロー!」
「こいつを突き落とされたくなければ、おまえたちが持っている残りのエンブレムを出せ……」
「ッ!そんなものはない!」
「隠しても無駄だ。おまえたちからはエンブレムの匂いがする……」
イエローを人質にとる卑怯なガジャ。
「人間どもが何用だ……」
「こちらは偉大なる生命の創造者、竜王様であらせられる」
「竜王?」
「ジャリュウ一族の長だ!」
リュウオーンも登場!同じプレシャスを狙ってボウケンジャーたちと戦うぞ。
「私は無駄な争いは好まん。さあ、そのエンブレムをこちらに渡すのだ」
「フン、これは面白い。そっちこそエンブレムを寄越すんだな」
「仕方がない。我らジャリュウ一族の力を見せてやれ!」
激突する二つのネガティブシンジケート。ボウケンジャーに策はあるのか!?
「ブロウナックル!ハアッ!」
マジレンジャーのときより火薬ポイントが増えてて演出がカッコいいぞ。
「プレシャスは私がいただく……ハッ!」
「トアアッ!おまえの好きにはさせない!」
レッドとリュウオーンの対決!
ガジャも剣をとってボウケンジャーたちと戦う。華麗なアクションが見どころ。
今回は顔見せということで、基本的な要素を押さえたシナリオ。つーかTV1・2話をもとにした内容。
プレシャスを狙うゴードム文明とジャリュウ一族とボウケンジャーの三つ巴の争いを描いているのだけど、正直ややこしい!一応シナリオ的に筋は通っているのだけど、話のせいでストレートに活劇を楽しめないところが残念。シナリオをアクションで繋いでくれればいいけど、そういうふうに作ってないんだよね。TVの脚本の人が書いたのか?あとシナリオ的なヤマの盛り上げがてんで足りないのも寂しい。終わりかたもこれで終わり?って感じの終わりかただし、会場から応援してもらうシーンがないのはヒーローショーとしてどうかと思う。
各人の武器を使ったアクションはとてもカッコイイし、以前より火薬を気前よく使ってるところなんかも見どころなんだけど、シナリオのせいで足を引っ張られてる感が否めないのが残念。
ていうかこのわかりにくさ、ボウケン自体の魅力のなさはTVのボウケンジャーにも言えることなんだよなあ。
先週のピンクの話が面白かったのが、ボウケンジャーの世界観と関係ない話だから、というのはマズイと思う。そもそもテーマであるはずの冒険ってなんなのかいまだによくわからないんだよね。とりあえずボウケン言っとけばいいやみたいな。ネガティブシンジケートが複数あるというのも、キャラ立てと両方同時にやろうとして説明が追いついてないというか、今のところプラスに作用しているとは思えない。
戦隊としてのレベルは押さえているのだけど、ボウケンジャーらしさ、という点では物足りない感じ。なんとかならんかのう。
人気が出なかったら30周年記念作品という宣伝文句もいつの間にかなくなったりするのだろーか。
http://tiyu.to/permalink.cgi?file=news/05_02_17
こういうことを書くとボウケンジャー嫌いみたいに見られちゃうかなあ。
全然関係ないけどリボルバー式のケータイって今全然売ってないのな。何故だ。シェア5%って。
アクセルラーのデザインっていいと思うんだけどナー。ジャイロで発電するとか。
工業デザインの人はもっとオモチャデザインに注目するべきですよ!
■[toy] アートワークスモンスターズ ホースオルフェノク・センチピードオルフェノク
http://www.megahobby.jp/artworks/orphnoch2/index.html
http://www.megahobby.jp/special/bn/scoop/007/index.html
http://www.megahobby.jp/special/scoop.html
S.I.C.響鬼や装着変身牙狼も売ってるけど俺はやっぱりこちら。今回も出来イイー!
篠原デザイン自体がカッコイイのはもちろん、それが完璧に立体化されている。
唯一文句があるとすれば塗装かな?ホースオルフェノクのフンドシ部だけなぜか白い塗装なんだけど、ここだけ色を変える意味がわからん。前回のドラゴンのときメタリックな感じはどうかと思ったけど、今回のセンチピードに関してはメタリックな質感がバッチリハマッててメチャメチャイイ感じ。控えめな墨入れが上品。パッケージの篠原保コメントにもあるけど、拘束具みたいなデザインがたまらんですな。
可動部はホースは手首のみで、剣を上に振り上げた感じにできる。センチピードのほうは肩が動き、ムチを手から外すことができるので、C3-POみたいな感じのポージングが可。とはいえ基本的に動かすものじゃないのでこれでオッケー。手に持ってぐるんぐるんまわしながら360°方向から鑑賞するべし。次のエビ姐さんと薔薇社長も楽しみですなあ。
このシリーズにに限らずメガハウスの造形物はたいがい出来が良くて大好きだー。関係各社は見習ってほしいところ。ダンバインシリーズは安売りしてるけどな。
ていうかさくホビでS.I.C.アクマイザー3が半額売り中。売れてないの?
「琢磨く〜ん。遊ぼうよ……」
「き、北崎さんやめてください〜!」
豪大帝
>ボウケンジャー
人物も含め各組織の違いがあんまり出てない気がしますね。同じく複数の敵が出てるジャンパーソンだと、
それぞれのボスが強烈な個性を持っていてグイグイ話を引っ張ってくれたんですが。
>深夜アニメ
かしましは最終回だけ時間変更のせいで見逃し…最終的にはやす菜を選んだようで。
Canvas2は最後に急展開とか贔屓キャラが死にそうになるわと個人的にハラハラしました(笑)
キン肉マン二世は原作と違うハッピーエンドなんですけど、なかなか燃える展開。でも、
普通の子供向けの時間帯でやっても良い内容なのに放送形態のせいで損をした作品かも。
今季は新番が膨大すぎて、エアチェックするだけでテープが何本になるやら
(月・火・水だけでアニメ放送本数が30本以上…)。
こちら東海地区だと、火曜日に七番組集中、しかも上手い事時間帯が全部ずれてるという
とんでもない事態に(笑)
kasindou
遅くなってごめんです。
>ボウケンジャー
アンチスレだと敵側の怖さもインパクトも1/3になってるって書いてて、それもそうだなあと思ったりして。敵側か味方側かどっちかに描写を絞ればいいと思うんですけどねー。複数の敵組織というとマイトガインを思い出すなあ。
>夜アニメ
キン肉マン二世はアメリカ先行放送だそうで、日本の商品展開的にはゲームだけなのであの時間に押し込められちゃったのかな。あんまり観てなかったけど最初のアニメ化の時のほうがレベルが高かったのでちょっと悲しいですね。
新番組はカンで選んでいくしかないのかなあ?期待の超大型アニメっていうのは特にないので、忘れずにビデオセット出来たものだけが生き残るって感じになりそうです。
2006-03-28 鬼譚としての響鬼
時間がかかるのも納得していただけるでしょうか。
■[hp] よみうりランド 仮面ライダー響鬼スペシャルショー レポート 最終之巻「戦う鬼(おとこ)」
http://www.geocities.jp/kasindoux/heroshow/yomiuri060319/
空白の1年を繋ぐストーリーがついに完結。まさに響鬼の理想の最終回。1年を通して語られる独自の設定は、鬼譚としての響鬼を求める人にも納得してもらえるのではないかな。
いくら設定の素晴らしさや、個人の妄想を語っても、見えないものを人に解ってもらうことはできないわけで。こうして実際に形になったものと、受け手のダイレクトな反応こそが全てだと思う。
このショーも完成されているように見えて、さらに妄想が広がるところがステキだなあ。劇場版で語られなかったのは、魔化魍オロチとの戦いではなく血狂魔党の総大将との戦いだったのね。そして単なるオマージュに終わらないオタク心をくすぐる設定の数々。うーん、燃えるぜ!
太秦映画村でも同じテーマでやってたけど、場所によって料理の仕方が違うのが面白いですな。
レポはザンキの呪文がググッてもわからなくって大変だった。元ネタはなんなのかなあ?
写真をいくら多くしてもそのアクションや演技の全てを伝えられないのが残念。今回は和太鼓がミソなのに。なんとか雰囲気だけでも伝われば幸い。
執筆にはウィキペディアの響鬼の項を参考にしました。知識は荷物になりませんなあ。つーか設定集とか買ってないだけなんだけどネ。
■[web] むさしの村 仮面ライダーカブトショー
http://moetirakasi.blog11.fc2.com/blog-entry-320.html
各地でカブトショーも始まっていますな。どこのショーもまだ暗中模索って感じかな?
当たり前のことながら、ショーを観るときはマナーを守ろうぜ!
korohiti
レポ、お疲れさまでございますです。
それにしてもよみうりランドの鬼達はノリがいいですねー。
響鬼の場合、主人公である明日夢が変身しないということで、どうしてもテレビとは違う話で展開させなければいけないというのが、逆に独自路線でいくいい材料になったんでしょうか。やっぱり明日夢はいら…いやいやいや(笑)
kasindou
どうもです。写真に出てないところではもっといろいろあるんですよー。全部載せてるとキリがないので……。
TVのシナリオに関してはそうですねとしか(w
ショーのほうは設定に凝ってない初回から個性全開で、読み直してもすごく面白いし、子供たちのウケもいいんですよね。キャラクターの個性・素材ということで言えば、やはり響鬼はいいものを持っていたと思います。個性を追求することは大事だけど、面白さのツボを外さないっていうのは重要だなーと痛感した次第。
2006-03-26 ベルト売り上げ前年比180%!
もう3月も終わっちゃうなあ……。いろいろがんばろう。
■[show] よみうりランド 仮面ライダーカブトショー 『01 カブトVSザビー』
よみうりランドカブト初登場。天気も良くて春休みということで太陽の広場ステージは満員。
来週も同じ話なのでサクッと。
「おまえは!?」
「天の道を行き、総てを司る男」
「天の道?総てを司る?」
「仮面ライダー、カブト。おばあちゃんは言ってた。望みさえすれば、運命は絶えず味方すると」
「頼む!助けてくれ!」
ゼクトルーパーは新作だと思うけど、こちらでもやはりマスクドフォームはなし。
「言っただろう。運命は絶えず味方すると」
「その運命を助けたのが俺ということか」
「おまえは!?」
「会場のみんな、階段の上を見て!」
「おまえの運命はおまえが決めるんじゃない。決めるのはZECTだ」
ザビーも初回から登場。矢車ザビー版。
ちなみに声は予想通りヒビキをやってた人。カイザ>カリス>ヒビキ>ザビー。
「だがこれだけは覚えておいてくれ。みんなが心をひとつにして数を数えると、最高の必殺技を見ることができる……と」
「数を数える?」
「少しだけ練習だ。1・2・3と数えるんだ。いくぞ」
今回は普通に応援練習+天道のムシ豆知識講座。
1・2・3の掛け声を練習するぞ。
「残るはやつ一人か」
「一人じゃない。 言ったはずだ、二兎を獲れと!」
「俺に指図するんじゃない。指示を出すのは俺だ」
「ウガー!」
クロックアップ戦闘も再現。右の戦闘員ワームはゆっくり動いてるのだ。
このシーンは設定を巧く使った殺陣だけどちょっとわかりにくいかも……。
ショーのあとの握手会。
カブト大人気。ザ・ザビたん……(涙)
ということでカブト初回。
先週の盛り上がりから一転、普通に戻りました。
よみうりらしくTVの展開をなぞった内容だけど、天道のキャラがみんなの力を借りて戦う、っていうタイプじゃないのでヒーローショーのノリに合わせるのは大変そう。
TVの展開を完全無視し、会場の声を毎回うまく取り入れてた響鬼のほうが、必殺技や魔化魍の見栄えはともかくキャラ的にショーにしやすかったのだなあ。
天道は「応援ありがとう」じゃなくて、「みんなと一緒に戦えて楽しかったよ」というんだけど、思いがストレートに伝わりにくい天道のセリフまわしまで再現してるのよね。ヘタをするとイヤミになるんだけど、それがボケに見えるようないいツッコミ役がまだいないのが残念。登場編ということで説明ナレーションも多いけど、ちょっとくどいのでクロックアップだけでいいと思う。今年はファーストインパクトとしてはちょっと物足りないかな?
会場はカブトグッズを持ってるちびっこがいっぱいいたんだけど、それだけおもちゃは今年はちゃんとアイデアを練ったんだろうなー。もう失敗できないし。なりきりしやすいってのは重要だなあと実感。
なんにせよちびっこが楽しく遊べるのが一番です。
■[sfx] 仮面ライダーカブト
加賀美の変身は劇場版にとっておくんじゃないのかー?と思ったけど今回は燃える展開で良いね。やっぱり大人としては加賀美に感情移入して観てしまうな。天道の全能感は子供と同じであり、そういう意味でも天道は子供に人気あると思う。いや実によく練られてる!
天道はやることはすごいけど実はボケキャラ、という部分が今回は巧く出てた感じ。加賀美がツッコミ役として上達してきたということか。セイザーXのたっくん並になってくれたらかけあいだけでかなり面白くなりますぜ。
OPでもやってた爆発の中での戦いは、実は爆発のほうが速いはずなんだけどそのへんはハッタリ優先。バイクのキャストオフも違和感なく、CGの使い方を心得てる田村監督という感じ。窓からあふれる黄色い光のカットは555の#15と同じだね。田崎監督の登板も楽しみで仕方がないぜーっ!
ゼクターの意志って正義とは関係なくて、フィーリングの合うやつって感じなんだろーか。カブトは王様キャラ向け、ザビーは指揮官キャラ向けみたいな。だとすると、気持ち次第で誰でも変身できちゃうかも。パワーアップ形態はダブルゼクター合体みたいな感じで予想してみよう。
■[etc] にゃんこへんしん
「加賀美にできるならオレも……」
「変身!」
“ヘンシン”
「天の道を行き、総てを司る男」
「いや君メスやん」
こういうことをしてると動物虐待と言われそうですなー。
これにはさすがにかなわないけど。
kotoiakira
こんばんは。よみうりのザビーの声は私の好きなあの方ですか。なんだかスーツアクターの伊藤慎さん繋がりっぽいですね。(考えすぎ?)加賀美ザビーになったら声が変わっちゃうのかな。それはイヤ・・・。
テレビではライダーキックに釘付けにされ高岩カブトにメロメロです。「加賀美くん変身」で一人テレビに向かって拍手してました。まさかこんなに早く変身するなんて、ちょっと意表をつかれたなー。
ネコちゃんカブトかわいい!!ツノがいい感じです。
kasindou
どうもです。
よみうりの声の人、名前はわかんないけどいい声ですよね。デカレンジャーだとボスの声もやってたしアドリブも巧いです。加賀美ザビーは固定じゃないと思うので、たぶん大丈夫だと思います。
カブトのTVはキャラ紹介やビジュアルは十分だと思うけど、かけあいがちょっと物足りないので、もう一味って感じですねー。
ネコは眠そうな時がチャンス!
2006-03-25 王道はやはり美しいのだ
よみうりショーレポを書きはじめたけど、血狂魔党を全部血車党って書いてたことに今頃気がついたよ。てひひ。あとで直そう。
変身忍者嵐とも繋がってたりしてて、鬼譚としての響鬼はこっちで完成しているような気がするよ。
■[sfx] 牙狼 #25
これでもかっ!とワイヤーワークの体当たりアクション。うーん、カコイイ!なんだかんだ言って牙狼で一番好きなのはこういうアクションなんだよね。主人公たちのHPが多すぎなのはヒーローの条件なのでツッコミ不可で。やっぱり王道展開は良いね。
最終回は集団ホラーや巨大メシアとCG戦になるのか?ってところが最大の不安だけど大丈夫かな?さすがに暴走巨大化した牙狼が巨大ライダーキック!みたいなのはカンベンだけど、ヒーローものとしてのカタルシスも欲しいところ。
■[sfx] ウルトラマンマックス #39
最終回だけどデロス側の心変わりが急すぎて、お話的にはなんだか駆け足な印象。デロスも人類と同じくらい暴走してるじゃん!とはいえノンマルトの逆バージョンと考えるとちょっと面白いというか、指導者の勘違いでひとつの世界が滅ぼされるというのもまたリアルなのかも(?)。
アクションパートはずっと観たかったマックスギャラクシー剣を見せてくれて嬉しかったなあ。やっぱりあれはこう使うべきでしょ!独立したデバイスとして、マックス復活のキーとして使うというアイデアも良かったと思う。実はウルトラマンのアイテムも、地球人に解析出来る範囲内のテクノロジーだったとすると、それはそれで妄想が広がるなあ。
各地に林立するバーサークシステムの絵なんかも良かったし、特撮パートは文句なし。
脚本家の小中千昭氏が最終回についてコメントを書いてるけど、最後だけにやっぱりいろいろな人の意見があったんだなあ。まとめるって大変!小中氏自身のアイデアだとどんな感じになっていたのかな?
HPで脚本も公開されてるので大石脚本*1の書きかたと比較したい人はどうぞ。響鬼本スレでも擁護されないのって……。*2
マックスはこのとっちらかり方が魅力ではあるけど、連続ものにしなくてもいいからもう少しキャラを固めてくれたほうが良かったように思う。ギャグ話でギャグをやっても、普段やってることがシリアスというわけじゃないからそんなに意外性なかったりして。あとキャラが固まってないと個人的にはあんまり思い入れできなかったりして。
要するに話のレベルが多少ガタついてもキャラで持たせることができたと思うんだよね。
あと怪獣を素直にやっつけて終わり、というパターンから外れた話が続いたりすると、やっぱり落ち着かないというか、マックスという作品のスタンダードがわからないのが惜しかった。視聴者が過去のウルトラを知ってるというわけじゃあないんだし、前半こそスタンダードな話を固めておくべきだったと思うよ。
後半になってやっと怪獣や宇宙人とまともに戦う話になったせいで後半のほうが面白いと思って観てた。そういう意味でもシリーズ構成は要ると思った次第。
環境問題とかのテーマは説教じゃなくキャラの行動で語ってる話はオッケー。
■[sfx] 超星艦隊セイザーX #25
もうサンダーラの出番終わりなのー?とはいえ役割的にはもうこれで十分なんだよな。
カッチリとテーマを見せつつストーリーを進めて次週に引っ張る展開はさすが!やっぱりメインライターは一味も二味も違うぜ!
Xデーまであと1日!なのに残り話数はまだ1クールあるんだよね。どういう構成なんだろう?楽しみだなあ。
3将軍のソフビの希望も出さないとネ。つーか超星神ソフビはもっと塗り面積を増やしてー。素材そのままじゃちゃちく見えちゃうんだってば!
2006-03-24 作品の『消費者』って言われるとムカつくタイプ?
カタログを見てもいいことしか書いてないから何がどう素晴らしいのかは結局よくわからず。ネットでの評価のほうを参考にしたりして。結局3CCDと新開発のCCDとではどっちが良いのやら。
おばあちゃんちに遊びに行ったら叔父さんに「伯父さんになった祝いで乾杯」された。全然実感なしですけどー。
■[dvd] 魔法少女リリカルなのはA’s vol.3
注目は#7の修正カットの嵐!
やっぱり本編スタッフも気になってたんだろうなー。EDで斉藤良成氏の名前しか書いてないから、斉藤が丁寧に描きなおしたのだという人もいるけど、総作画監督として奥田氏の名前がOPに出てるのだから、やっぱり奥田氏が直してるんだと思う。普通アニメの絵コンテとか名前は出てなくても監督が全部チェックして直しを入れるし、顔のアップとかは総作画監督にまわすように指示があるのだ。ただ時間がないと流しちゃうこともある(制作の都合orミス)ので、昨今のアニメラッシュの中TV放映時で完璧というのは難しかったんだろう。
DVDでの直しは、DVDの売り上げで制作費を回収する深夜アニメならではだけど、お金の問題じゃなく、作り手としてのプライドの問題でもあるわけで、TVで完璧にしとけよ!と怒るより、DVDを買った人向けのサービスだと考えたほうが幸福になれると思うよ。このへんはものを作ったことのある人と消費する人の差なのか。
ところで#7を観直して、バインドをくらったなのはが「あんなに遠くから!?」って言ってるセリフが仮面の男の正体を隠すミスリードのためのセリフなのをいまさら認識。巧いよなー。
#7修正カットについて画像のあるサイト。並べてみると一目瞭然!
http://d.hatena.ne.jp/blaze/20060324/p2
魚眼カットはやっぱりヘンすぎたよなー。演出も作画も一人にお任せとなると、監督が途中でチェックすることはまずないわけで。チェックした監督も絵コンテ段階ではこんなに魚眼になるとは思ってなかったのかも。ラッシュであがってきた段階でもう直す時間がなかったのだろーな。
1,2はこちら。
個人的にはクセのある絵がときどき入るのは許容範囲だし、TVシリーズではそういうのがないとやっぱりつまらないと思う。差がありすぎるのはさすがにアレだけど。鍵姫物語も直してください。
アニメーターの個性がその作品の絵柄自体を変えていく、作画陣全体のレベルの底上げになるというプラス作用については、クレヨンしんちゃんの昔のビデオとか見るとよくわかるよん。
■[web] 週刊大極宮 第245号
http://www.osawa-office.co.jp/weekly/weekindex.html
別業界の話ならともかく、同じ仕事仲間への文句をこうして公開するというのはちょっと異常な気がするが、それだけ腹に据えかねるものがあったのだろーか。
一般の人ならいいけどプロの人としてはどうか?という意見は納得できる。
自分もアマチュアがネットで論争してる分には何を書いてもいいと思うし。
「ツマラんものは愛せない」んじゃなくて「愛がないからツマラない」んだと思うんですが、いかがなものでしょうか。もっと正確に言うなら「愛せないと思い込んでいるからツマラない観方しかできない」んじゃないんでしょうか。
結局これが真理なんだろーな。
自分も作品を分析して正しいことを書いてるつもりで、実は自分の意見を補強するためのコジツケを書いてる、ということにならないように気をつけよう。
きっとこの人たちは、サッカーを愛する人たちの中に入ったら、善良な人たちなんだろうな、と思う。他の価値観を持つ人を許容できない、というだけの世間的には善良な人たち。でも、ほんの少しでも自分のアイデンティティや安全が脅かされると感じたら、過剰な反応、それも衆を頼んで無体を働くんだろうな。
あと、僕が気持ち悪かったのは、こういう人たちが持つ「自分の正しさへの妄信」だ。
(略)
2005.2.16 牧村家を襲う人たち より
というのがあって、これもそうだなあと思う。これは「サッカーを見て喜ぶ人がわからない」と書いた岡田氏がバッシングを受けたときの文章だけど、それ以前にも岡田氏は人間の思い込みや先入観の怖さ*1みたいのをときどき書いてて鋭いなあと思う。
こないだAAAさんが雰囲気が本質を凌駕するって話をコメント欄に書いてくれたけど、そういうことなのかもしれん。
認知的不協和ってやつね。
ところでよみうり響鬼の設定は東脳内響鬼を以前からとっくに越えてると思うんだけどどうだろう?『妖怪文藝〈巻之弐〉 響き交わす鬼 小学館文庫』にも桃太郎の話が収録されてたけど、悪者の桃太郎の話って以前筒井康隆か誰かが書いてたような気がするなー。思い出せん。
AAA
どもですー。
そうですね。例えば台本で言うと芝居で三十分の短編時代劇を書くのも、ヒーローショーを書くのも、書き手としては同類項だったりするのですが(どちらも活劇だし)、
ヒーローショーを普段は見ないような年配の方でも時代劇なら「良かった」と言って下さったりします。
あるいは同じ時代劇でもTVや小説ベースの人だと、キャラクターが茶髪なのはちょっと…、となりますし、逆に大衆演劇や歌舞伎がベースの人は茶髪っておとなしいね、となります。
表層的なビジュアル面や台詞回しなんかはそういう傾向が多く見られると思いますし、それはそれである意味では健康的な楽しみ方だと思っています。
ただ、そういう意味で割を食っている筈のアニメや特撮を楽しめるのがオタクだ、と言ったのは岡田斗司夫氏ですが、その是非はともかく「自分の好きな(嫌いな)ジャンルだから」と言う理由のみで判断はしたくないなぁ、と個人的には思います。
kasindou
拡散とタコツボ化というたとえかたをすると、ちょうど現在のオタクシーンを語る言葉になってしまいますね。
クリエイターというのは、古いものと新しいもの、深いものと広いものの狭間でウケる何かを探しているようなイメージがありますね。正解はあるのかないのかわからないんだけど、それを探さずには居られないような感じ。
岡田氏は「偏見」は個性だからどうしようもないけど、それが「無知」と結びついて「差別」にならないようにすることが大切ということを言ってて、正論だなあと感心します。
モネ
はじめまして。
京極氏の記事の件ですが東氏のことではないらしいですよ。
(本人がブログで語っています)
kasindou
どうもです。
うーん、これだと本人のことかどうかは特定出来ないのかな?
ただ後期響鬼を前期と区別してくさしてるのは同じなので、京極氏が問題にしている人と同類と見られてもしょうがないと思うんですよね。京極氏の文は特定の人を攻撃してるわけじゃなく、そういう人は困ったもんですねという話ですし。
東氏の以前の発言を読んでるとどうしてもヲチスレみたく考えてしまいます。
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1143113701/266-292
2006-03-23 アニメを観るのは好きだけど
■[anime] 鍵姫物語永久アリス輪舞 #12
とりあえずお話的には完結?監督自らコンテを切って、さらに原画にまで参加している力の入れよう。の割にそんなに作画が良いという印象がないのは何故だろう。
今回はありすと背中合わせで胸を貫かれるカットと、倒れたきらはの視点からのカットが印象的。寝そべって開いた自分の足の間から相手の顔を見る視点って男性ではちょっと描けないというか、それこそ女性ならではのえげつなさ(?)なのかもしれない。
アリスロワイアルのそもそもの始まりからして女の情念というのが明かされる。このアニメにおいて、男性は二人しかいないのだけど、一方は利用されるだけ利用されて殺され、もう一方は狂言回しの域を出ない。そこまで女性が強いのに、メインの女の子たちが戦うのは好きな男のため、というところが巧いなあ。
そのへんが同じく女の子同士が戦うローゼンメイデンと微妙に違うところで、作り手の宮崎なぎさ・池田眞美子コンビと松尾衡・花田十輝コンビの女性・男性の視点の違いに思えて面白い。
鍵姫物語が徹底した女性原理のお話なのは、やはり監督・脚本家とも女性ならではだと思うし、その点においてこのアニメは凡百のハーレムアニメとは明らかに一線を画しているしそこがたまらなく魅力に思う。
とか褒めちぎってるけど介錯原作は未見だったりして。どうなんでしょ。
竹田PDのアニメ作品(ハガレンでも種でもエウレカでも)が若者の不満の代弁みたいなものを含んでて、そこが人気の秘密というなら、宮崎なぎさ作品は女性の感性がミソだと思うんだけど、これをちゃんと評価する人はいないんじゃないだろーか。そのへんが惜しい。ていうか女性監督って少ない。メタ的な展開もすごく面白いのだけど、設定オタからは無視されそうな感じ。
お話としては落ち着くところに落ち着いてしまった12話だけど、来週はなんの話をやるんだろう?
1話で全レギュラー出しちゃうせいでちょっととっつきが悪かった(D.C.のときもそうだったが……)けど、この構成はさすが。やっぱり池田眞美子は巧いなー。
今期のアニメでは一番好きかも。D.C.S.S.でガッカリしたファンは今からでもキッズステーションでチェックするべきですよ。
■[anime] 今期深夜アニメ
よみがえる空もあいかわらずリアル指向でいいね。これ深夜アニメではなく実写ドラマでやってたら、もしくはゴールデンでやってたら、名作として一般に認知されるんじゃないだろうか。
練馬大根はユキカが出てからかえってテンションが下がった感じなのが残念。初期の2話のままのルーチンアニメを貫いてたほうがいいと思うんだけどな……。
かしましはイイ感じ、というか王道的な盛り上げかた。にしてもこのアニメの面白さって百合の魅力とは全然別だと思う。シスプリが近親相姦のタブーとは無縁なのと同じく。
ギャグキャラ扱いの明日太とはずむの物語でやってたらまた全然別の魅力が出たのかもしれんけど、それじゃメジャーにはならないということをあかほりさとるは解ってて書いてると思うし、そこが巧いなあ。
灼眼のシャナがダメだったのは言葉はユニークなだけで設定的にありがちな点はさておくとして、結局主人公が三角関係にまったく絡んで来ないせいかもしれん。というか町を捨てるにしても全然悩まないよなあ。活劇としてはそこにドラマを置くべきではないのかもしれないけど、生にも女にも執着しない主人公に同一感は抱けないよ……。割り切ってギャルアニメとして楽しむには、シャナはちょっとデレ過ぎな気がするし、キャラとして薄いんだよな。
ネギま!なんかは主人公から性の要素をスポイルすることで、読者はカタログ的に女の子たちの行動を楽しむことができるわけで、そういう点で赤松健は巧いと思う。
ノエインは全編通して主役・脇役ともに全員巧く機能しているし、きちんと話が収束して言ってる印象。もしかしたらセカイ系に属する内容なのかもしれないけど、SFドラマとしてきちんとまとまっている。赤根監督の最高傑作になりそうな予感!
Fate/stay nightはやはりゲームをやってると先が見えちゃってるのがダメなのかもしれないけど、ゲームのシナリオをヤマとか考えずにそのままアレンジなしにアニメ化しても、アニメ作品として面白くならないというのがよくわかるなあ。かえってお当番制のギャルゲーアニメのほうが、区切りがはっきりしてる分素直にアニメ化できてるという感じ。
つーかアニメ版のキャスティングにいまだに慣れません。ジェネオンやら角川やらの思惑が入らずに、渡辺製作所がキャスティングしていたらどんなキャストになったんだろう?
ところで一般の人気(視聴率なんか)が作品の面白さ・内容のレベルの基準だとは思わないけど、その面白さを説明するには『俺が面白いと言ってるんだから面白い』じゃあお話にならないわけで。
ただし面白いところを書いちゃうとネタバレで未見の人の楽しみを著しく削いじゃうというところがこういうのを書いてるときのジレンマであるな。
■[book] メガミマガジンDELUXE
これでメガマガのリリカルなのはA’sの絵は全部補完されてるかな?本当は毎号ポスターついてたけど、版権イラスト(グッズの絵とか)をそのまま使ったものはこの本には収録されてないので、VFBを買えということか。
見開きで見やすいし折り目がないのはいいけど、やはりポスターサイズのを以前に見てしまうとちょっとパワーダウンしている感じが否めないのは確か。ただクリスマス絵は雑誌掲載時よりも大きいのでヨシ。とはいえクリスマスCDに印刷されてた二人の設定画の大きいのってどこにも掲載されてないんだよなあ。ちゃんと全身絵をみたいところ。って重箱の隅をつつきすぎですか。
今回の描き下ろしの表紙絵、せっかくだから字の入ってない絵もちゃんと1ページ使って紹介してくれよう。
肝心の寝姿ポスターは……あっ!中学生バージョンだ!ちがうんだよ!
とはいえ先月号の予告をよく読むとちゃんと中学制服と書いてあるのでこれは俺の油断なのかッ!?でも寝ころがってるフェイトのふとももがえろい*1のでこれもアリかもしれん。関東11ろりのこの俺が!
この絵って別に描き下ろしじゃーなくてアニメイトで出す商品をちょっと早めに手に入れられるってことなのね。ならメイトで買ったほうがポイントがつくからいいような気がしないでもないなあ。しかし抱き枕はこのポスターよりも少しサイズが縮んじゃうのであった。ちゃんと140センチサイズで作ってー!(原寸大主義)
http://www.animate-shop.jp/tokusetsu/2006_lyrical/lyrical_index.html
先月足が切れてる!と文句つけた小学生バージョンはちゃんと足先まで描かれていたのね。これもリアルスケールでやってくれないなんて……くっ!
ローゼンメイデンはリアルスケールで商品化されててうらやましいですね。
http://www.animate-shop.jp/tokusetsu/2006rozen/2006_rozen_cg.html
2006-03-22 いまさらな話題ながら
20万ヒットどうもです。
■[web] 【仮面ライダーカブト】にパクリ疑惑?
http://www.moegame.com/sfx/archives/000554.html#more
『クロックアップ』って言葉はどう考えてもcron*1こと白倉PDのアイデアだと思うけどなー。同じアイデアでも新しい言葉を作り出すのもSF作家のセンスなわけで。
■[web] 特撮脚本家スレッド2
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1140353632/99-
響鬼29話の台本がヤフオクに上がったことでまたまた話題が。
ただ単にケチをつけるだけじゃなくて、具体的に直しを入れるところまでやられてるのが良心的だなあ。同スレ162以降参照。カブトOHPブログでの米村脚本もさっそく話題に。
やっぱり内面までいちいち書かれたら演出や演技の余地・モチベーションがなくなっちゃうよな。そこまで脚本に絶対の自信があるのかと問いたくなっちゃう。というのが個人的感想。
出品者を見ると29話以外の台本も出してるので読み比べるのも一興。それにしても一番ダメなところがアップされちゃってるという感じがする。これで脚本が素晴らしいと強弁されてもちょっとね。
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e54718679
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/83982138
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f43326725
最終3話の台本が気になるけどどうなっているのかなあ。
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1142510234/l50
さっそくネタスレにされてるし。
現場に任せておけるところは任せておけばいいし、それが仕事上の信頼だと思う。アームド響鬼の戦闘描写のシンプルなこと!
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b65322378
4月からカブトにも井上敏樹参戦ということで、オラなんだかワクワクしてきたぞ!
matuoka
4月から参戦ですか?うわあうれしすぎる。牙もふくめてスーパートシキTIME。
(このネタ100人くらい使ってそうですが!!)
kasindou
どうもです。やっぱり今のカブトに足りないのはトシキ分だったんですねー。用法・用量を守らないと危険っつーか。
田崎監督も戻ってくるあたり、白倉PDが最高傑作を作ろうとしてるというのも納得できます。
コメント欄大変そうですが力を抜いてがんばってください。
utumi_k
はじめまして。
たしか、アニメ用脚本の話で、「戦闘内容とかを現場まかせにしたいなら実写でやって欲しい。アニメだと脚本段階から具体的に書かないといけない」という事を聞いた事があります。
このあたりは、役者や道具などが既に存在して自分で動いてくれる実写と、ゼロから絵で書かなければならないので先によく考えておかないといけないアニメとの違いなのでしょう。
kasindou
どうもです。コメントはお気軽にどうぞ。
実写は自分で動いてくれる、というよりが制限が多い(ロケの都合や天候)ので、現場で任せられることは脚本に細かく書いてもしょうがないのかもしれませんね。
ただアニメの場合でも脚本にないシーンなんかを演出で足したりするのはよくある(たとえば戦闘中の富野セリフ)ので、どちらも演出を通したところで変わる、という点は同じだと思います。
アニメでは「演出は脚本を壊すところから始まる」という演出さんもいるそうです。さすがにそれはどうかなーと思いましたけど……。
korohiti
こんばんはー。
ネタ的には随分前に某はすはなさんから聞いて大石ヘタだよなーと話題にしてたんですが、内容は(も?)ともかく脚本の書き方ってのはやっぱりある程度勉強したほうがいいんでは…と思いました。たまたま久世光彦氏が向田邦子を登用したときの話を読んだんですが、勘のいい人は二三回書けば掴めるそうですけどね。
しかしあんなもんが2マンとか3マンで売れていいもんか?(苦笑)
まあトシキをありがたがる風潮も判らんのですが、出来上がったものが面白ければいいです。ちなみに「牙」はトシキの構成が遅れて現場は大変らしいですヨ。
kasindou
どうもです。やはり芸能界、コネって大事ですねー。シナリオ教室にお金払って通うよりもずっとプロへの近道というか。ライターとして文章を書くのと脚本を書くのとでは全然違うのは本人もわかってたと思うんだけどなあ。本気で脚本家を目指している人は悔しい思いをしてそうな気が。
いま17話の台本も出てますけどカッコの中の文多すぎ!
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n36897364
勉強や才能よりも、PDや役者が内容を変更してもついていける柔軟性と根性がTV脚本家にとっては一番大事なのかもしれないですね。
「牙」はツーカーな白倉PD作品や、制作サイドからなんでもオッケーのお墨付きをもらってたギャラクシーエンジェルと違って、制作側のいろんな人の思惑が絡んでそうなので大変なのかも?
korohiti
笑ったー。すでに羞恥プレイですかね?(笑)
コネ>ライターから脚本家は結構ありがちなのかな?私も昔伝手があったとき一人紹介したことありますが、簡単ですよ。あとは本人次第だし、コネや運も実力のうちですかね。小林さんみたいな逸話もあることだし。
牙>アニメだと細かい脚本じゃないといけないから大変だとか…?特撮向けなのかもしれないですね、トシキ師匠は。
kasindou
運でチャンスをつかんでも、結果がストレートに出るのがプロの世界ってやつですねー。長石監督が参加しなかったのも納得とか響鬼スレに書かれてるし。
牙のほうは、脚本に書いてない指定は監督がやればいいことなので、脚本の書きかたが特に違うってことはないと思います。ただ俳優のキャラを活かして脚本に反映するトシキ師匠の作風は、やはり1年のつきあえる特撮シリーズが一番向いてるんでしょうね。
2006-03-21 ショー関連のネタを書いてるとそれだけで時間がなくなっちゃうな
今のビデオカメラのカタログをいろいろ見て調べてみたけど、今使ってるカメラより小さくていいのがバンバン出てきてるのね。当たり前のことながら。
今はまだ現役で使えるレベルだし不満はないけど、将来的にはどうなるのかなあ。
もう十分元はとってると思うけど……。
■[show] 西武園ゆうえんち 仮面ライダーカブト ショー
行ってキター。初回は観に行ってないので今回は2話目。
お天気がよいせいもあってウエストステージはかつてないくらいの大盛況。
もともとの人気もあるのかな?
“ヘンシン”
「ゆけい!」
「天の道を行き、総てを司る男。又の名を、仮面ライダー、カブト!」
初めにワーム軍団が現れる定番の展開。
ショーステージではマスクドフォームは出ずにいきなりキャストオフ。
次々にワーム戦闘員を倒すカブト。TVどおりの強さが気持ち良いぞ。
いきなりクナイガンを持って戦うところもちゃんと再現されてたりして。
「さて、ワームをも支配する謎の男……。ただ者じゃないことだけは確かだな。しかし、ZECTのやつはこそこそと覗き見の趣味があるようだな」
「さすがはカブト。最初から気づいていたか」
「当たり前だ。ブンブンと羽根の音がうるさかったからな」
「手短に用件を言おう。我々は、人類のためにワームと戦っている。君にも、行動を共にしてほしい」
「なぜ行動を共にする必要がある?」
「スタンドプレーは戦闘にはふさわしくない。戦闘においてもっとも重要なもの。それは、パーフェクトハーモニー。完全調和だ」
なるほど今年の悪ボスはそういう解釈で来たかー。ていうか去年の悪ボスもなんだかよくわからないままだったけど。
「なかなかやるな……」
「フッ、おまえもな」
「ハアッ!」
激しく戦う二人のライダー!
どっちも殺陣がTVどおりでとてもいい感じ。
ただしスーツはツノがあったり肩の出っ張りがあったりで跳んだり転がったりのアクションは大変かも?
「順番にいくぞ番号!」
「いち」
「いち」
「いち」
「……どうするよオイ……」
今回はお遊びのコーナーもアリで。人間の中に紛れ込んだワームとして手を挙げてもらったちびっこに対して戦闘訓練をするぞ。
こういうのがあるのが西武園の面白いところ。
「ワームよ!おまえの声をこいつに集中させろ!」
ズガガーーーン!
「うあっ!」
気になる敵のクロックアップは、ライダーが無人のステージの上で一人でドタンバタンとやられてるところで火薬が次々と爆発するという演出。
一応ナレーションを入れたほうがわかりやすいかも……。
「おばあちゃんはこう言ってた。俺が願えば、きっと運命は俺に味方すると……」
「やかましいわ!フン!そのライダーシステムを破壊してやる。覚悟ーッ!」
「ギエーッ!」
「フン……決まったな」
助けに来たザビーもクロックアップ!
戦闘員がステージでドタンバタンと。番組を観てない人にちゃんと伝わってるかな?
パンチ技をメインにキックボクシングみたいな感じの戦いかたのザビー。
“1・2・3”
ズガガーーーン!
「おのれ……カブト!そしてザビー!この勝負はかならずつける。貴様たちを倒してな。せいぜい今のうちに楽しむがいい!」
てな感じで。アクションがちゃんと再現されてて好印象。
火薬も多くて良かったけど、いつもやってた上からのジャンプが今日は全然なかったのが残念。マットはどこへやっちゃったのかな。
シナリオはTVのほうのキャラがまだ深いところまで描き込まれてないせいかベーシックな内容。カブトがあんまりピンチにならないところがTVの強さをちゃんと再現してる感じで良かったよ。
2006-03-19 みんなの代わりに桐矢を殴ってきたよ
そんなわきゃーない。
■[show] よみうりランド仮面ライダー響鬼スペシャルショー 最終之巻「戦う鬼(おとこ)」
千秋楽。
心配していたお天気のほうも、朝降ったっきりでいいお天気に。そのかわり風がすごくて寒かった!
しかしながらショーのほうは盛り上がったぞ!
TVでは見られなかったオロチ封印の顛末がいよいよ明らかに!
「サトリ、貴様も甦ったか。これで西の年のしもべ全てが揃った。これで我ら血車党は完全復活を遂げたということだ。うぬら3人が揃えば、総大将にとっては、まさに鬼に金棒」
「うつけものーっ!」
「ハハッ!これは総大将」
「『鬼に金棒』とは、なんというたとえ」
「ああ〜っ、なんと、申し訳ございません。さすれば、『鬼の金棒をへし折るくらいの金棒』、では?」
「もうよいわ……」
ついに揃った西の年のしもべたち。血車党が全員集合!その圧倒的な力は響鬼たちを追い詰めていく!
「隙あり!たあっ!」
「ぬうっ!?」
「背中が急所なんだろう?自分の心配をしたほうがいい!」
「京介!」
「君はまだ、序の六段で……」
「勝手に鬼になってはいけないはずっす!」
「京介!来るんじゃない!」
響鬼たちのピンチを救う京介!しかし……。
「フゥアッ!」
グサッ!
「ぐああっ!……京…介を……放せ……!」
「「ヒビキさん!」」
「これでおしまいだ……鬼は外〜ッ!」
京介をかばって深手を負ってしまう響鬼。
果たして響鬼の運命は!
「待ってください。どうしてなんですか?俺だってもう一人前の鬼です!ダメなら一人でも戦います!」
「京介!おまえ!」
「ううっ!なにするんですか!?」
「やめてくださいトドロキさん!」
「トドロキィ!」
「ヒビキさんが、どんな思いでおまえの身代わりになったかわからないのか?弟子のために命を懸ける、師匠の侠気が、おまえにはわからないのか!?もしも、自分のせいで、師匠を……師匠を失ったら!そのときの辛さって言ったら……!」
「トドロキさん……」
実力を認めてもらえないことに不服な京介。このへんは最終回前の、成長する前の桐矢なのだ。うーん、確かにこういうやつだったなー。
「勝負あったようだな……。これが我ら血車党の」
「貴様たちの恐れるオロチの」
「本当の力というものだ」
「さらばだ!鬼は外ーーっ!」
「やめろーーーーーーーーっす!」
「俺たちの最高最大の音撃は、やっぱみんなの応援っす!みんなで『がんばれ』って言って欲しいっす!せーの」
「「がんばれー!」」
今回は基本にたちかえって、「がんばれー!」の声援で。
「いくぞ、みんな!」
「「オーーーーッ!!」」
「ぬ……!?ぐあ……お、おまえたちはなにものだ!?なんだ!?なんなんだ!?」
ドドン!
「「キエーーッ!」」
「なんという清めの音だ……!」
「一気に力が戻ってきたぜ!ありがとな、京介!」
「今日だけは、キョウキって呼んでやってくださいっす。ヒビキさんの、戦う鬼の姿を見て、出した答っすから。猛士のメンバー、桐蔭学園和太鼓部の仲間との、共演っす!」
ヒーローショーの枠を超えた夢のコラボレーションがついに実現!
「ヌウウウウウウ……!」
「鎧の中のお出ましか。貴様は!」
「ひとーつ!人の世の生き血をすすり……」
「ふたーつ!不埒な悪行三昧……」
そして鬼の鎧の正体もついに明らかに!
7人の鬼の力を越える鬼の天敵との戦いの行方は!?
「ま〜たね〜!」
「会場のみんな!」
「今日はオロチを封印してくれて、ありがとう」
「えっ!?」
「おばあちゃんは言ってた。オロチは鬼に任せろって」
撮影回後の最後の挨拶。
トークショーと撮影会の長蛇の列で、撮影会が終わったのはなんと閉園時間後。
寒い中最後の最後まで残ってた人々だけが見られた最後の挨拶。
仮面ライダー響鬼らしい、よみうりランド以外ではとてもできないここならではの最終回。
こういうのができるのも仮面ライダー響鬼だけ!というところが素晴らしい
トークショーもちゃんと盛り上がって、良い1日だったよ。寒かったけど。
■[etc] コメント欄返信
遅くなってしまってごめんなさい。
>AAA さん
確かに雰囲気というかイメージ戦略は大事かもしれません。
初めのワクワク感があれば、作品の評価が初めから底上げされるわけですし。その一方でいざ失敗したときにガッカリ感が増える心配いうのもあるかもしれませんけど、これは実力勝負ですね。
響鬼のときもちょっと書いたけど『認知的不協和』というのを頭に入れてものを評価するとちょっと面白いです。
ヒーローものでいえばキャラクターが初めにあるけれど、お芝居の場合は難しそうですね。チラシやポスターのデザイン、演目のタイトルなんかの工夫は大変そうですが、その分自分たちで全てを作ることのできる楽しみがありそうです。って気楽に書いてるなあ。学生のころお芝居をやってる友達がいたのですが、チケットがさばけないで大変そうだったのを思い出します。
素人意見ですが、芝居でもヒーローショーでも、キャラを立てることが一番重要だと思っています。個性がぶつかるところにドラマが生まれるわけですし。ただ単純に演技がカッコ良ければ人気が出るというわけじゃないのが面白いところですね。
裁鬼の活躍で一番ウケてたのはやっぱり大きいおともだちでしたねー。幼年誌でも本当は強いんだよ的な紹介されてたのに、なんでTVではあんな役回りばっかりだったのかな?
>korohiti さん
超星神シリーズに関しては同意ですね。555の後半はバトルがかなり単調になってしまってたので、グランセイザーの殺陣は斬新に思いました。結局3年目で終わりでも、特撮業界的にはかなり刺激になったのではないかと思います。それが結実したのが今年の状況みたいな。
やっぱり東映がケレン味のある見せかたが巧いのは時代劇の土台があるのかなあ。仮面ライダーはもともと京都で時代劇映画を作らせてもらえなかったスタッフの作品ですし。ゴレンジャーの演出は白波五人男が元ネタというのも有名ですね。
子供番組だと、アクションそのものもたしかに重要なのですが、真似しやすいというのも重要なので、その分ポーズや殺陣に明確な方向性がある東映ヒーローが一番人気が出るのかなあと。好調なリュウケンドーはケレン味を大事にしてますよね。
そのへん超星神シリーズはちょっと弱いような。コスモカプセル転送のポーズは別にカッコ良くないし……。方向性が違うのは良いし、差別化は大事なのですが、そのへんも研究していたらまた違った結果がでたのかもしれません。
アクションの素養のある役者さんを起用するというのも大事なのですが、映像の場合は吹き替えが効くので、自分は宮内氏同様無理にアクションできる役者をあてる必要はないと思ってます。
デッサン出来なくてもネームだけ描いて絵の巧い人に描いてもらったほうが確実に人気出るわけですし。デスノートみたいに。やっぱり大きいおともだちにはミトラスよりパイシーズのほうが人気あるってことでゴニョゴニョ。
2006-03-18 春に○○な人が増えるのはコメの中の栄養が減るからってホント?
■[etc] コメント返信
>AAA さん
どうもです。そろそろ各地のGWのショーの予定も公開になってますね。がんばってください。
匂わせるだけの情報で、観ているこちらの想像力をかきたててくれる、という魅力は確かにどちらも一緒なんですが、そこからさらに一歩踏み込んで「お客が観たいものを見せてる」という点がよみうりランドが面白い要因だと思うのです。
たとえば音撃棒だけじゃなく他の武器も使いこなす響鬼とか、弦の鬼のトリオの活躍とかやられるだけじゃなくてメインとなって敵を倒す裁鬼とか、オロチとはなんだったのかとか。TVでは結局観られなかったものが全部ステージで再現されているわけで。
結局設定好きな人もそうでない人も、新旧響鬼ファンも結局本質的に観たいものはヒーローのカッコいい活躍であって、雰囲気だなんだと言ってもそんなに変わらないんじゃないか*1と思いますね。
個人的にヒーローショーのキモはやはりヒーローの実在感であり、シンプルなパワーゲームであり、客席との一体感だと思うので、話は凝りつつもそのへんの面白さのキモを外していないから、よみうりランドのシナリオがオタにしかわからないようなセリフを入れても楽しめると思っていますし、パワーでおせるというのは同感です。
実際鋭鬼なんてTVじゃ1回しかでてないわけで、正直ゲストで来ても喜ぶ子供なんていないんじゃないかと思うけど、ショーの中ではレギュラーキャラを喰っちゃうくらいにキャラが立ってて活躍してたのはさすがだと思います。エエ気分ですなあとか言いたくなるよ。
字にしないとわからないネタはやっぱりどうかなーと思ったりするけど一長一短なのかも。
もちろん脚本だけじゃなくて、それを魅せる演技やアクションの力も大きいのは言うまでもないのですが、静止画のショーレポだとやっぱり伝わりにくいですね。変身後は格闘しかしないTV本編のキャラよりも、ステージショーのヒビキたちのほうが親しみのわくキャラになっていると思うし、身体の芝居で表現するものが多い(TVのスーアクさんの演技がダメといってるわけじゃなくて、演出上そういう演技が観られる機会が少ないということ)ところも好きです。TVのほうでも変身後は戦っているだけのシーンのライダーより、コミカルな芝居も一緒に見せてくれるセイザーXのほうが好きだったりして。
ちなみにサバキさんの芸はちゃんとウケてました。サバキファンはみんなあったかいやつらばかりだな!
■[sfx] 牙狼
最終回も近いということで盛り上がる展開。今回は王道な展開で面白かった!
予想通りに京本先生はやってくれやがったな!単なるチョイ役で終わるわけないと思った。
闇の力に身を委ねて力を得た鋼牙だけど、果たしてバラゴも同じように闇の力を得なければならない理由があったとしたら?ということを考えるとなかなか面白い。ダース・ベイダーみたいな感じ。牙狼は悪側の思想を意図的に単純化していると思うのだけど、やっぱりそういう部分を突っ込んでいってくれても面白いと思うんだよねー。
■[sfx] ウルトラマンマックス
最終回ひとつ前で盛り上がるお話。やっぱり平成ウルトラマンは小中千昭がいないと始まらないというか、やっぱり巧いよねー。ロボットもやけにカッコいいデザインだなあと思ったらさとうけいいちだし。ビッグオー好きには嬉しい!
今回の相手は地球の先住民族ということで、ウルトラセブンのノンマルトの回を意識しているんだと思うけど、2006年のウルトラマンは、人類はどういう回答を示すのか?
マックスは「王道回帰」。昭和ウルトラの良さを現代に甦らせる、というコンセプトの話をいくつもやっている中で、過去のウルトラシリーズのデタラメなヒューマニズムやウルトラ倫理の罪滅ぼしをしているような印象の話もいくつかある。
単に筋立てが似ていたり、同じ怪獣がでているからといっても、焼き直しをしているわけではなく、スタッフは昭和のシリーズのときに、もしかしたら選ばれたかもしれないもう一つの可能性に挑んでいるように思える……というのはちょっと持ち上げすぎかなあ。でもそう考えるとちょっと楽しいよね。
■[sfx] 超星艦隊セイザーX
雷将軍キター!4属性ということで、いつかは登場すると予想されてたけどこんな形で出るとは!やはりメインライター林民夫流石なり!なぜか沖縄娘なのも良いですね。倉田雅世のロリボイスだし。セイザーXは将軍たちも双子もアテレコしてる役者さんたちのセレクトが巧いなあ。
Xデーの話なんて今まで全然言ってなかったのに、本筋に戻ったとたんにぐいぐいと展開していく今回のお話。このまま中だるみナシで一気にラストまで突き進んじゃうのかな?目が離せないぜーっ!
■[book] ヒーロー神髄
- 作者: 宮内洋
- 出版社/メーカー: 風塵社
- 発売日: 1999/01
- メディア: 単行本
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宮内洋が役者生活について語った本。
個性的なヒーローをいくつもやってきた宮内氏が、どういうふうに役作りをしたのか、アクションの秘密は何か、というのが読めてなかなか面白い。全ページ上半分が写真で、下半分が文章という構成で、写真が豊富なのもポイント。
先週セイザーXの殺陣がすごいんだけどわかりにくいという話を書いたのだけど、それに関連してここにちょっと面白い話が書いてあったので紹介。
だから、千葉先輩(千葉真一)の様にカメラのトリックが解っている方の蹴りというのは、足がビューンと伸びて見える。私のは空手の蹴りそのままだから伸びない。実戦用の蹴りだから、伸ばせばそれは必ず相手に当たってしまうのだ。だから殴るのでも「パカーン」で終わってしまって、それでは迫力が足りない。思いっきり引いた「パッカーン」という感じが必要で、レンズのトリックが解っていればいくらでもそう見せることができるのである。
(略)
走り方にしても同じような工夫というものがあって、それを私は「八の字」と読んでいる。もし実際に走ったなら、マラソン選手や短距離選手のほうが速い。短距離選手なんかの走り方は、より風の抵抗を少なくする走り方だが、そんなのを撮影でやっても、カメラを通すと面白くもなんともなくなってしまうのだ。より一生懸命に、より危険の中を走っている感じをだすのが「八の字」なのである。
みたいな感じで、やはり実戦の動きとカメラを通した芝居の動きというのは別物なのですね。
グランセイザーのときに、ミトラス役の人は実際に拳法の有段者なのだけど、TVでは速すぎてよくわからないからわざとキックを遅めにしている、とインタビューで答えてたのを読んで、それなら別に拳法の有段者をキャスティングする意味はないじゃんと思った覚えがある。東宝はこれ以前にリアルなアクションを目指してカットを割らない殺陣を見せて失敗したガイファードという作品をやっていて、こういうアクションのリアル指向はもしかしたら東宝の傾向なのかもしれない。
役者は役を演じるのが本業なので、アクションが苦手ならそれはスタントマンにまかせてしまえばいいのである。私はアクションが得意だったからやったに過ぎない。その代わり「アクションができる」ということも立派な役者のウリになるので、私がアクションを演じる場面では「宮内洋がやっていること」がはっきりと解るような画面を撮影してもらった。
ということも書いてあったり。やっぱり役者と演技、アクション、スタントはまた別ということなのかな。
スカイシアターで飛び込みやる役者さんはすごいよね。生のアクションを観ていると、やられる役の人の動きがすごく大事ということに気がつくので、注意して観ると面白いよん。
別に超星神シリーズのアクションがダメと言いたいわけじゃないし、なんか微妙にズレた話を書いてしまってるけど、超星神シリーズは戦隊シリーズなんかと比べるとアクションも特撮もある意味すごく真面目なんだよなあ。それが味でもあり、弱点でもある。
■[toy] ミニプラ ゴーゴーダイボウケン
http://www.bandai.co.jp/candy/products/2006/33269.html
おおっ!ウワサどおりすごい出来イイよ!
各パーツのメカの可動部が多いせいかモノは小さいのだけど、足も長くて可動範囲が広いのがめちゃめちゃ嬉しい。可動派おもちゃファンにとっては必携のアイテム!
写真は夏に登場のゴニョゴニョダイボウケンに向けた合体パターン。胴体部分が伸びるというところが合体ロボ好きには果てしなく高評価!この画像だけでプロポーションが想像出来るね。まあ手の部分の大きさ・長さのバランスにもよるんだけど。今年もすごく楽しみだなあ!
■[toy] マックスファクトリー 柊ちはや
http://www.maxfactory.jp/chihaya.html
買おうか迷っているうちに店頭から消えてしまって、結局ヤフオクでややお安く入手したのだけど、やはり買って良かった!
「かわいいは、かっこいいより……その……強い」
というタイプなもので。これに関しては決定版というかたったひとつの答えというレベルでもう他のはいらんと断言。造形それ自体の出来がいいのもさることながら、動きのあるポージングで、空間を満たしている感じがあるのも巧い。立体としての存在感があるよ。このエロさを超えたステキなサムシングを説明出来る言葉が欲しい。
まあ作品的にはTV版よりビデオ版のほうが好きなんだけどネー。
欲を言えばソフビ素材のほうが好きなのだけど、PVCとどっちが変色に強いのだろう?
見本品よりもグラデが控えめなので、ホッペタにパステルを塗るのが自分流!
AAA
どもです。
観たいものを見せる、というのはサービス業の本道ですね。
客の観たいものを外していない、という意味ではライダーの好きなスタッフなのだな、と感じます。
僕自身、最近はショーよりもお芝居の方に主戦場が移りつつあるのですが、「雰囲気」というかパッケージングの重要さを実感する日々です。
ある場合に於いては本質すらも凌駕してしまう…、とうのは自身が客となった場合でも思い当たる節はあります。
もちろん全てを「パッケージング」と言ってしまえばそれは暴論に過ぎませんが。
ヒーローショーの面白さは、実在感、シンプルなパワーゲーム、一体感。全て的を射ていると思います。その通り!
どれが欠けても全てが成立しなくなるのが最も面白い部分ではないでしょうか?
サバキ、受けると思います。
ああいうのが一番、受ける…、というのは井上脚本的な裏切る楽しさもあるのでしょうね。
korohiti
アクションに関しては特に注意してみてるってワケじゃないんですが、やはり全特撮見てると自然とそれぞれ違う方向へ進化しようとしてて面白いですね。
そういう意味で東映は戦隊にしてもライダーにしても見せる=魅せるに特化してて、火花もそうなんだけど子供が好きそうなハデでカッコイイ画面作り主体にノウハウを積み重ねてて、後発の東宝なんかはあえてリアルアクション指向に向かっているのが見て取れるんでそれはそれで面白いなあと思います。
アクションてやっぱり動きだけじゃなくカメラワークや演出も重要なので、初期の超星神はリアルアクションはいいんだけどその辺でまだ見せ方が判っていなかった感があったものの、ジャスティライザーでカメラワーク、ワイヤーも含むアクションの種類なんか随分いろいろ試してて、それらの答えがセイザーというふうにちゃんと進化してただけに今回で終わりというのが残念ですね。
どちらにしてもリアルアクションはどんなに面白く見せても火花散る東映画面には勝てないといえばそれでお仕舞いなんですが。(といっても東映アクションの底力もそんなもんじゃなく、今年はマジの殺陣などかなり楽しませてもらいましたが)
見せ方という意味で上手い下手が見えたのは同じアクション監督のTHE FIRSTと牙狼で、監督が見せ(魅せ)方を判ってるのとそうじゃないのであれだけ違うのかと思いましたね。リアルアクションて引きで全体を見せようとすると単なる格闘ゲーム画面になってしまうんで、今のセイザーのようにカット割りも含めた流れで見せるしかないと思うんですが、そうすると士郎正宗のマンガのように玄人しか面白さが判らないってことになってしまうというジレンマがあると思うんですよ。(これは分る俺カコイイ!じゃなく、好みの問題だと思いますが、ライトユーザーにはやはり面白さは伝わりにくいと思う)
ミトラス役の人の話は私は当時すごく納得しまして、リアル拳法が判ってるからこその発言だと思ったんですよね。絵で言うとデッサンが出来てるからこそのデフォルメみたいな。
アクションも結局のところ役者にしてもスタッフにしても、動きの何を見せたいのかが伝わらないと面白くないのかも知れんです。
ちょっと長々と失礼。
2006-03-17 本日は関東で吹き荒れる嵐……は十二之巻
外で働いてる人は大変だよねー。
■[hp] よみうりランド 仮面ライダー響鬼スペシャルショーレポート 十三之巻「裁ち斬る伝説」
http://www.geocities.jp/kasindoux/heroshow/yomiuri060312/
今日中にといいつつ25時過ぎてるけど土曜のうちに読んでねってことで。斬鬼・裁鬼の友情のエピソード。やっぱりTV本編もこんな感じで設定をちゃんと活かすべきだったと思うですよ。
ということで日曜の千秋楽に備えて予習せよ!
でも日曜日は降水確率60%なので不安だなあ。ちょっとくらいの雨でもやってくれるはずだけどカサをさされると見えなくなっちゃうのよね。
桐矢変身体の活躍に期待するぜー!
ちなみに前回のザンキトークショーの様子ははてなダイアリーだとこちらが詳しい。
http://d.hatena.ne.jp/ichisaka/20060312
http://d.hatena.ne.jp/ichisaka/20060313
あとはファンサイトなんかを探してちょ。
そういえばよみうりランドはGWは魁ちんとヒカル先生が来るのね。
またまた混みそうな予感!マジシャインはともかくスモちんが出てくれるといいなあ。
2006-03-16 『理由』を知りたがる人は『学者』タイプ
■[book] 女という病
- 作者: 中村うさぎ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/08/17
- メディア: 単行本
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中村うさぎが実際にあった事件を元に犯人の心理を探る創作小説。新潮45連載。
というよりかなり突っ込んだプロファイリングで、実際こうだったのではないかと思わせる内容。果たして実際のところはどうだったのか、そのへんを単行本化の際に検証してくれてたらもっと面白かったかもしれない。
タイトルは「女という病」ではあるが、結局登場人物の気持ちが理解出来ないのは男女の差が問題ではなく、他人の心の中を完全に理解することなんてできるわけはないということなんだよなあ。
内容は重たいもののスルスル読めるのもイイ感じ。
■[book] ウルトラマン・ダンディー
- 作者: きくち英一
- 出版社/メーカー: 風塵社
- 発売日: 1995/08
- メディア: 単行本
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帰って来たウルトラマンのスーツアクター、きくち英一氏の回顧録。この本でしか読めないお話もいろいろあってなかなか面白い。今ファミリー劇場で帰りマンをやってるけど、これを観てから観るとまた違った印象を受ける。スーツアクターの人は昔も今も身体を張ってやっているのだなあ。毎日真っ白になるまで塩をかけたサラダを食べていたのに、撮影終了後の検査で塩分不足と言われたというエピソードはすさまじい。
美形の俳優が演じるTV向けの芝居もいいけれど、やっぱり全身を使って表現する芝居はそれを上回る魅力があると思う。だからこそ変身ヒーローやヒーローショーが好きなのかもしれんね。
ちなみに今一番好きなのはセイザーXの面々。戦ってるシーンだけじゃなく、コミカルな部分の芝居もちゃんとやってくれてるせいで登場人物がちゃんと『装着』してるなあって感じがするよ。
■[anime] 鍵姫物語永久アリス輪舞
今回も話的には盛り上がるもののフツーのTV作画で、前回の神作画とつい比べちゃうなあ。戦ってるときに横を向いちゃダメだろーに。
有人・きらは・キサそれぞれの思いが交錯する話。だいたいこういう三角関係は単に主人公が優柔不断なだけの話が多いけど、この番組は乗り越えるべき壁が兄妹であったり、同性であったり妄想であったりと複合的なところがミソ。
三者三様(四者?)の許されない恋が他人によって無理矢理に収束させられることによる葛藤のドラマ。字にすると簡単になっちゃうけど本当に巧く出来てるなあ。
キサがきらはを好きになった理由が、他人から見れば本当にどうってことのないことなのが泣かせる。お互いを憎む理由なんてないのに、お互いを思いやるせいで、否応なしにぶつかり合ってしまうという葛藤がたまらなくイイ。ヒキもバッチリ。池田眞美子GJ!
つーか俺こういう話大好きですね。ちなみに『ドラマ』の語源は『葛藤』とか『対立』という意味でありますよー。
たとえ作画や演出が良くても、やはり根っこの部分が良くないと話に引き込まれないっつーか。作画やキャラデザその他のガジェットに力があって、それをネタにいくらでも妄想出来ちゃう、というのもひとつの評価ではあるけど。
実を言えばこの番組は全然キャラやら声優やらの萌えで観てなかったりして。原作も未見だったり。宮崎なぎさ監督のファンなんだよなー。演じてる人よりも、それを創ってる人に惹かれるというタイプなのさ。
2006-03-15 東映は今年の夏はライダー映画だけなのかな?
桜もそろそろ咲いていますなあ。
■[movie] ワンピース カラクリ城のメカ巨兵
今回は前回の問題作『オマツリ男爵と秘密の島』の反動なのか、すごくライトな感じに仕上がってて、フツーに楽しめる内容。
TV版のシリーズディレクターの宇田鋼之介監督ということで、ギャグはナミのツッコミがくどいものの面白いし、テンポも良いけれど、劇場版ならでは!という演出や飛び抜けた作画がなくて(デッドエンドの冒険のほうが気合が入っていたような……)、テレビスペシャルを観ているようであまり強い印象が残らないのがちょっと残念。稲垣吾朗・極楽とんぼのアフレコはなかなか巧かった。チョッパーは伊倉一恵。大谷さんはどうなっちゃったの?
ということで全体的にライトなファン向けな感じ。
『オマツリ男爵と秘密の島』のほうが、話的にダメなのに語りたい気分になるのはやっぱり細田守監督の演出のせいなのかなあ。やりたいことはわかるし、演出もすごいけどどワンピースにこの展開は馴染まないよなあ、という内容だったりして。『仲間』が肯定的なものではなく、呪いのようにさえ見えてしまうに描写は圧倒されるので、未見の人は観ていろいろ考えてみてください。宣伝の人って大変だよねー。
作画的にももっと評価されても良いと思う。
通りすがり いつも読ませていただいてます。チョッパーの声は、大谷育江さんが産休に入られたことによる代役ではないでしょうか?
kasindou
どうもです。体調不良というのは読んだことあるのですが、やはり産休なのでしょうか?それにしては長い気がするし……。ちゃんとプロダクションのOHPで発表になってもいいのになあ。
伊倉さんのチョッパーも悪くないですけど、やはり大谷版で観たかったです。今月はキッズステーションで劇場版の放映があるので忘れないようにしないと……。
2006-03-14 おくれても感想
本音を言えば日曜はゆっくり寝ていたいんだ!
■[sfx] 超星艦隊セイザーX
今回は副長軍団大活躍編。
いつもの脚本の人じゃないけど、ちゃんとキャラの活躍を見せてくれててなかなか良かった。ゴルドさんてああいうしゃべりかたの人だったのね。普段もうちょっとセリフあげてもいいのになあ。
アイン・ツバインが可変種だったというのも面白かった。きっと他の種族が可変種の赤ん坊をどう育てるかというテストケースに使われたに違いない……ってスタトレDS9*1を観てる人しかわからない話をしてみたりして。実際セイザーXの連中は宇宙人ばかりなわけだし、SF方面に向いた話も作れば作れるのかもしれんね。
今回は殺陣も香港映画っぽく小技が効いてて面白かったし、コスモカプセルの技も珍しくサポート技だったけど、細々した技をやっても子供がマネしない(遊びに組み込みにくい)し、コスモカプセルの技が組み合わせで変わるというのも結局覚えられない(ブレイドと同じく)ので、がんばってるわりに子供ウケしなさそうでちょっと寂しい。それはつまり、ライトなファンにはわかってもらえないということだったりして。アクションはほんとに他の特撮番組に全然負けてないと思うんだけどなあ。こういうの評価出来る俺カコイイ!と言いたいわけじゃないけど、少しでも偏見を打破したいところ。
■[sfx] 仮面ライダーカブト
ザビたん!ヘイヘイ!
いきなり料理対決!な展開は井上チックだけど叩かれないのかしらん。直接のライダーバトルだけでの対立ではなく、それ以外でのバトルを見せてくれるのは面白いけど。
ザビーの活躍はイイ感じ。ワームはOHPにあるとおりまぎらわしすぎかな。2体作れない予算と時間の問題か。使い回しとはいえ特徴のある部分は変更出来ないというジレンマが。
まあこのへんをなんとかクリアするのがデザイナーのセンスでもあるわけだけど。普通は顔が違えば別キャラに見えるんだけど、エリマキが特徴ありすぎてやっぱりよくわからんね。
次回はライダーバトル。ライダー同士が戦う展開は別に悪くないけど、叩く人は結局その理由の点で満足できないということなんだろうなー。ヨッパライのケンカみたいな理由で殺し合われてもなんだし。続いて登場のライダーたちの立ち位置が気になるところ。
■[anime] 焼きたて!ジャばん!
最終回。
落ち着くべきところに巧く収めたなあという印象。連載が続いている以上こんな感じかな。
個人的に一番好きだったのはモナコカップ編だったりして。あの決勝戦のSFなオチには脱帽。ていうかアレを越えるリアクションは無理なんじゃないだろーか。
2006-03-12 「そばにいるから……ずっと、ずっとな……」
降水確率50%の予報にも関わらず最後まで持ったよ。
■[show] よみうりランド 仮面ライダー響鬼スペシャルショー 十三之巻「裁ち斬る伝説」
今日はコスプレ博も同時開催、しかも人気のザンキトークショー開催ということで先週以上の大変な人出。親子連れだけじゃあなくザンキファンのおねえさんたちもたくさんいたぞ。
「ヒビキさん!」
「サバキさん!」
「おまえたち!よっ、シュッ!」
「どうしたんすか!?」
「オロチ、いや血車党との戦いは、鬼の力を合わせて戦えって、吉野に言われてるのに!」
「まあ、いろいろとな。ていうかさ、サバキさんもやられちゃったし、なんとかして欲しいかなって……ヘヘ」
いつもはやられっぱなしだからと、孤軍奮闘する裁鬼。しかし結果は……。
裁鬼といえばやっぱり!という登場に納得の展開。
「キッキー!」
「ケケーッ!」
「なに?」
「マシラ……。キギシも甦ったか。復活の祝いだ。鬼の肉をたんと喰え。ただし屍肉だがな」
「ああ屍肉だよ。だが、猿や鳥のエサにはならん!」
サバキをイブキとトドロキに託し、残って戦うヒビキとザンキ。しかしはぐれてしまい一人で戦うザンキの前に、新たなる魔化魍キギシが現れる!
オロチの幹部3体に苦しめられる斬鬼!
「やつらの音を、大きな清めの音でかき消すっていうのはどうよ?」
「大きな音?」
「ここには、そんなに大きい音が出るものなんて……」
「ひとつあるぜ」
「え?」
「少年少女諸君。両手を前に出してみて。それを、パチンと叩く」
今回の応援はみんなで拍手。
西武園のネタを利用しているのかな?一体になる会場!
「少年少女諸君、ありがとな!よし、一気にカタをつけるぞ!ハアッ!」
「ッ!?……ザ、ザンキさん!?」
「我は血車党のしもべ!」
「なに?」
「どういうことっすか!?」
「ハハハハハハハ……!どうだ?おもしろいだろう。返魂の術で、うつせみを漂う鬼の魂を操ることなど、たやすいこと。鬼同士のケンカ、楽しませてもらおうか」
「おまえら!」
後半戦、会場のみんなの力を借りて反撃に転ずる鬼たち。しかし斬鬼が敵に!
絶体絶命の轟鬼!
弦師弟のピンチを救えるのはあいつしかいないぜ!
「今日の俺は、調子がいいぜ。音撃真弦、ウクレレ!」
「キーッ!」
「ケケーッ!」
「来い」
この武器をどうやって弾くのかという謎も明らかに。なるほどネ!
本日はトークショー開催とすごい人出とで1回目の撮影会が終わったのが2回目のショーの15分前、2回目の撮影会が終わったのは閉園5分前だったりして。みんなタフですなー。
ていうかそれまで見てるこっちもアレだが。
お客さんのリクエストに合わせてかなりいろいろやってくれる鬼の人たち。轟鬼を斬鬼と引っ張りあったり轟鬼を殴るポーズで撮ってもらってる人もいたぞ。こういうのもよみうりランド名物ですなあ。トドロキが人気。
セリフ起こしはだいたい終わったけど今回も小ネタがいろいろと。
次回はいよいよ最終回!7人の鬼戦士の最後の戦いや如何に!?
トークショーはザンキさんがネタを盛り込んで会場を沸かせつつちゃんと「ザンキ」として答えてくれてたので好印象。ちゃんとザンキとして有終の美を飾ってくれたという感じ。
握手会は限定300x2だったけど客席をぐるりと回るくらいの長蛇の列。これがザンキ人気か!
果たして来週はどうなるのかなあ?
2006-03-10 今日は降ってもいい。しかし日曜は……!
4日分の日記を一度に書くのって問題あるヨネー。てひひ。
■[hp] よみうりランド 仮面ライダー響鬼スペシャルショーレポート 3月5日 十二之巻「吹き荒れる嵐」
http://www.geocities.jp/kasindoux/heroshow/yomiuri060305/
なんとか一週間以内にできた!ザンキ・サバキ主役(予想)のエピソードに備えて日曜の予習をせよ!
鋭鬼のキャラ立ちがステキすぎる十二之巻。ぜったいちびっこはうちに帰ってから「エエ気分ですなあ!」とか「エイ・エイ・キー!」とかマネしてると思うよー。こういうちびっこにアピールするキャラがもっと出ていればTVのほうの人気も全然違っていたのかもしれんね。大人のファンなんざどうでもいいこってす。
しかしこうして動画をキャプチャしてレポを書いてみるとわかるけど、やっぱり色調もシルエットも似てる鬼たちはいざ集団戦をしてみると誰が誰やらよくわからないよなあ。子供はちゃんと識別出来てる、という問題ではなく、それ以前に知らない人を引き込めないのはメジャーを指向する作品の死でもあるわけで。劇場の鬼をカラフルにした白倉PDの判断は正しいよ。
今日は雨だけど日曜は晴れてもらわないと困りますなー。
■[book] 魔法少女リリカルなのはA’s ビジュアルファンブック
魔法少女リリカルなのは A's ビジュアルファンブック (晋遊舎ムックシリーズ)
- 出版社/メーカー: 晋遊舎
- 発売日: 2006/03/10
- メディア: ムック
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買ってきましたよー。
ストーリー紹介、色付きの設定画(原作者コメント付き!)は基本として、原作者自らの魔法設定解説&ビジュアルラフ案が読みどころ。このへんは絵も描ける人ならではという感じで読みごたえ十分。
さらには版権イラスト集、キャストの一言と原作者ロングインタビューと、2800円の値段相応の内容で、ファンは必携!DVD5巻以降の版権イラストや、Megamiマガジンの絵なんかは自分で買えということか。12月号のクリスマス装束のなのは&フェイトの設定画が見たかったんだけどなあ。設定関係は色付きで載ってるのはいいけど、てんで物足りないので買える人はアニメイトの設定資料集を買っておいたほうが良いよ。
原作者自ら無印とA’sで視点が違えているというのは納得。こっちが思っている以上に、ちゃんと計算して作っているんだなあ。と同時になのはたちの日常をもっと描きたかったというのには納得。SSでもそういうのが見たかったしね。
続編は『まだ何も言えません』とのことだけど、これだけファンのほうの盛り上がりがあればなんらかのリアクションが欲しいところ。商売になりまっせー!
まあ中学生バージョンの続編をやられてもそれほどハマらないと思うけど。長髪のお嬢様幼女キャラに弱すぎな俺!ていうかそういう文脈で好き好き言ってる人はあんまりいないと思うけどきっと深層意識ではそういう人はきっといっぱいいますよ。本気になれば呪文ひとつで大人の男をいくらでも手玉にとれる小学3年生ハァハァ。
豪大帝
>劇場の鬼をカラフルにした白倉PDの判断は正しいよ。
カブトの新ライダーもかなりぶっ飛んだデザインだとか(笑)リュウケンドーも
パワーアップの噂があるし、子供たちに夢中になってもらうには
色々と趣向を
凝らさないといけないわけですね。
豪大帝
>ギャラクシーフォース
マイクロン伝説以降の商品がいわゆる「先祖返り」してるのは、カーロボットなどで値段に
見合わない超絶ギミックを組み込んだ結果、子供がついてこれなくなってしまったという
事情があるからなんです(苦笑)だからあえて難しすぎない変形に重点を置いてるんですね。
バックギルドやファストガンナーは難易度と可動のバランスが上手く取れている良品だと
思います。
値段が高めな事と、商品数が多すぎるのが近年の苦戦の原因かもしれないですね(あれだけ
数が出てたギャラクシーフォースにも、さらに日本未発売品が大量にあるというのが…)。
アニメに登場しない玩具が当たり前のアメリカと、登場するキャラを優先する日本側という
状況の違いがあるのでなかなか難しい問題ですが。
kasindou
>新ライダー
デザインは難しいですねー。単純にカッコ良さだけを求めるのはマンネリになっちゃうし、かといって奇をてらいすぎると肝心の子供にそっぽを向かれてしまうし。実写作品なら画面映りやおもちゃのギミックのことも考えないといけないし。特撮オタがそういう制限を考えた上で批判出来てるといいんですけど。
結局似顔絵がすぐ描けるのが良いデザインという気がします。
リュウケンドーも目がゴーグル化するような予感!
>TF
僕の好みが可動中心というのは自覚しているのですが、それを差し引いてもやはり単純に割高になってる感じがするのは否めないです。会社の景気の問題なんでしょうか?フォースチップよりマイクロンスイッチのほうが遊びのバリエーションが大きいと思うし……(さすがに3年マイクロンはマンネリ、というのはわかるけど)
日本未発売商品があっても、毎年商品点数は多すぎなのにそうしてでも売らないと利益が出ない自転車操業おもちゃがTFという印象がありますね。
ガンプラみたくもっと細かく売れ筋を見て生産数を変更できたら(種デスのときはガンダムよりザクのほうが売れたのですぐにザクの生産を増やしたそうな)いいのに、という記事もどこかで読んだ覚えがあるのですが、TFでは難しいのかも知れないですね……。
2006-03-09 幼女キャラがいなくても良いものは褒めるさー
■[anime] 鍵姫物語 永久アリス輪舞
うわっ!終盤に向けて毎回グングン面白くなっていってますよこの番組は!
「想像力が創造力に変わるとき、終わらない物語を終わらせるための戦いが始まる……」
ヒロインが実は脳内彼女だったという展開もさることながら、実はそれが主人公の、妹への愛情の代償でしかないという容赦のない展開に目が離せない!他のヒロインたちの物語が心の中のトラウマの代償行為であるのと同じく、ヒロインさえも実は主人公のトラウマの産物だったのだ。
前回前々回も書いたけど、宮崎なぎさ&池田眞美子コンビはこういう女の情念みたいなのを描かせたらピカイチだなあ。というよりこういう退くに退けないところにこそドラマがあるというか。
単なるギャグキャラのようなキサも(もちろんギャグもやるけど)今回はセリフのひとつひとつが重くて切ないよ。自分の立場をちゃんと自覚している、と言う点で有人よりも心の中にはずっと重いものがあるのかもしれない。
お互いがみんな好き同士なのに、肉親であるとか、同性であるとか、現実の人間ではないとかの理由で、決して素直に結ばれることはない。それなのに、好きで好きでたまらない!その4者4様の気持ち。
果たして有人がありすかきらはを選んだとしてもどちらも幸福にはなれないし、もしきらはを選んだとしたら、それは同時に妄想でしかないありすの『死』を意味するのだ。単なる妄想ではなく、それが同時に生きた人間だったら、有人の優柔不断を簡単に責めることはできないわけで。こういう苦悩こそがドラマなんだよなあ。やっぱりこういうのがあってこそ人は感動するのだし、他の戦闘美少女ものとは一線を画していると思う。
今回は志田ただし&青木哲郎作画監督ということで、いつもより気合の入った作画!正直毎回これでいってくれれば神……だけどさすがに難しいか。途中で青木氏が助っ人に入ったって感じなのかな?
脚本・演出・作画スタッフが少ないせいで、少数精鋭ならではのクオリティを保っているところもオタク的注目ポイント。ネギま!のときのスタッフは入ってないわけで、宮崎監督はやはり気心の知れたスタッフなら100%以上の実力を発揮出来るということか。こうして面白い作品を観せられちゃうと、ネギま!のときの宮崎監督を責める気にはなれないのよね。
いまさらのようにハマっているけれどキッズステーションで1・2話の放送を見るとちゃんと初めから伏線を張っているんだよな。うーん、深いぜ!
EDで出てるゲストキャラは残りの話数で活躍の機会があるのかなあ……。
ところでアニメ版のFate/stay nightがイマイチなのは、ゲーム>アニメのトランスレーションに全然ひねりがないせいもあるけれど、そういう葛藤の部分が全然ないせいなのかもしれんね。先を知ってるから、というのはあるかもしれないけど、ストーリーをアレンジするのが難しいというのはあると思うけど、アニメ誌の盛りあげ記事に反してストーリー面がアニメ的にヤマを作ってないせいでどうにもダレる(ストーリーをなぞってますよ)感が否めない。作画はがんばってると思うんだけど、もっと考えてほしいよ。
そういう点ではAIRは究極だったのかもしれんなあ、といまさら思ってみたりして。
2006-03-08 一応年に100冊以上は読みたいと
■[book] 人生テスト
- 作者: 岡田斗司夫
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2000/04
- メディア: 単行本
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よくある占いや、宗教を単なる気休めと断じ、本当の自分探しなんて結局偽り。これが決定版の人生の取り扱い説明書と言い切る潔さが気持ちいい。
簡単に説明すると、人間は「王様」「軍人」「学者」「職人」の4つのタイプに分けられ、さらにそれがそれぞれ対立構造と優位・劣位があると体系づけて語っているところがポイント。占いと違いちゃんと性格を判断させて、さらに相手のタイプ別に対応の仕方が提示されているのが親切。
確かにこれは面白い!
今までと違うモノサシを与えてくれるという点でも、激しくオススメであります。
後に詳しく説明しますが、人間の本質的な欲求は大きく4種類に分類できます。その4つの欲求には、個人毎に必ず偏りがあります。そこでその偏りに注目し、どの欲求を一番強く持っているかによって、人間を大きく4タイプに分類できるのです。その、4つのタイプとは、
・軍人
・王様
・職人
・学者
の4タイプです。ではこれから、その4タイプを説明しましょう。
負けず嫌いで、常に勝ち負けや順位にこだわるタイプです。仕事も恋愛も家庭も、すべて他人と比較して、誰に対して勝ち、負けているか、客観的、社会的に見て自分はどれ位のレベルかをいつも計っています。当然レベルがあがることが喜びであり、下がることが悲しみや嫉妬になります。・王様タイプ
とにかく、誰よりも注目されたい。ほめられたい。認められたい。かま
われたい。という欲求が強いタイプです。勝負で負けても、「惜しいね」と注目され、慰められさえすれば、あまり気にしません。逆に、無視されたり、ないがしろにされるのが、一番つらく感じるタイプです。
自分の考えている通りに、ものごとをやり遂げることにこだわるタイプです。客観的な成功や完成ではなく、他人の目からはわからない確固たる基準や理想像が自分の中にあって、それに近づく事が喜びとなります。逆に、いくら努力しても近づけないことが悲しみや怒りになります。
ものごとの仕組みや法則を、自分なりに理解・発見・推測することに喜びを感じるタイプです。たとえ勝負で負けても、なぜ負けたか分かれば納得し、他人から嫌われても、なぜ嫌われているか理解する方が大事な事です。逆に成功しても、その理由がわからないと落ちつかないのです。
欲求を満たす、という点に絞って話を進めているところがミソ。
判定してみると、自分は「職人」タイプ。なんだけど同時にかなり「学者」寄りなんだよなあ。結局どちらもこれ!と言い切れるほどの傾向が強くないのが自分の最大の弱点(個性が弱い?)なんだけど。「軍人」タイプの欲求はよくわからんので、やはり職人なのかも。
確かに他人から見ればどうでもいいことに拘ってみたり(もちろんそれを自覚した上で!)、一歩引いて世の中を観たくなったりもするけれど、そう言い切れるほど自分の能力が高くないことも自覚していたりして。他人から見るとどう見えるのかな?
結局人によっては単なる気休めなのかもしれないし、人によってはすごく役に立つかもしれない。あ〜いるよね〜みたいな感じで楽しむのももちろんアリ。というよりいいトシして自分はあんまり多くの人に関わってないなあと思ったりして。男と女でもまた違うと思うしね。
岡田斗司夫氏は連載時の原稿をWebで公開するという大変男らしい人なので、なんと本の内容のほとんどをタダで読めるぞ。是非あなたも判定してみては?
http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/priodical/torisetsu/index.html
■[cd] 魔法少女リリカルなのはA’s SS03
- アーティスト: ドラマ,八神はやて(植田佳奈),フェイト・テスタロッサ(水樹奈々),高町なのは(田村ゆかり)
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2006/03/08
- メディア: CD
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今回は14話ということで、4年生になったなのはたちがみんなでお花見!というおはなし。
うわー締められてる〜!というよりいきなり6年後を提示されて呆気にとられてしまったテレビ版と違い、ゆるやかなエンディングの14話。うーん、ほんとにTVの6年後はなんだったんだろう?あれはあれでまとまってはいるんだけど、俺は否定派なんだよねー。
今回もファンアイテムという感じの内容なので、無理に聴くこともなかったりして。一番本編に絡んでくるのはSS02なので、ヴォルケンリッターのファンはチェックだ。
ていうか7日にフラゲしたのに、これで終わりと思ったら聴く気になれなかったんだよなー。この俺にこんなピュアな気持ちが残っているなんて!
2006-03-07 感想サイトならすぐに書けばいいのかもしれないけど
土日はTVづけってよくないよねー。
■[sfx] 牙狼
うん、面白かった!自分の好みでいえば今回の話がベストかもしれん。狩る対象がホラーではなく、人間であることで劇的なドラマが生まれるというか。
魔戒騎士が断ち切るのは『陰我』ということで、人間の暗い欲望にとりつくホラーを狩る、というのはヒーローものとして正しいのだけど、今回の話のようにあえて悪魔に魂を売り渡した人間の『因果』を断ち切る話を毎回やっていたら、大人のドラマになっていたかもしれないと思ったりして。人間の恨みの気持ちを成仏させてやるみたいな感じ。BLEACHみたいだな。
もし神須川が改心しなかったら?娘に対する恨みがホラーから受ける肉体の痛みを越えていたら?というのを想像すると、そっちのほうが観たくなっちゃったりして。
個人的な欲望ではなく、誰かのために、やむにやまれぬ事情で悪に手を染める人と、その悲しみを受け止めつつ対決してこそドラマが生まれるのだと思う。ただこの路線だとヒーローものとしてのカタルシスがないので一長一短かなあ。また大人向け特撮と変身のシバリについて考えちゃうな。
■[sfx] ウルトラマンマックス
全然異次元と関係ない話ダナー。ていうかせっかく再登場のシャマー星人と怪獣島のレッドキング&ピグモンのアイデアがうまく結びついていないような印象を受けた。これなら分けて別のエピソードにしても良かったかも。
エリーの万能っぷりに乾杯。これはこれで面白いので、コバケン好きなエリーの意識とカイト好きなピグモンの意識との葛藤を描く話というのも観てみたいなあ。子供番組的にはNGなのかもしれんけど……。
■[sfx] 魔弾戦記リュウケンドー
CG上でときどきすごく都会になるけど、木造住宅や川や神社といった風景のほうがリュウケンドーらしいというか。日本の平均的な地方都市ってこんな感じかな?村や島じゃあドラマにならないし。
■[sfx] 轟轟戦隊ボウケンジャー
うーん、ヤバイ!キャラ話と敵の紹介話を同時にやろうという試みはわかるけど、結局どっちつかずになってる感じ。やろうとしてることはわからんでもないけど、うまくまとまらないならせめてどっちかに絞ってくれないと。
あと毎回登場するプレシャスもあんまり魅力がないなあ。無限エネルギーやら超兵器やらは言葉としてはすごいんだけど、結局発動しない(これがイカンと思う)のでビジュアル的に全然魅力を感じなかったりして。使うと人間がブタに変身しちゃうとか、天地がひっくり返っちゃうとか、そういうちょっとファンタジーめいた方向で行ったほうがずっと面白いし、子供にアピールすると思うけど如何なものか。これから登場するのかな?
マジレンがファンタジー方面だったからリアルにしようとしてるのかもしれないけど、會川昇脚本だとほっとくとどんどん暗くなっていっちゃいますよ!
■[sfx] 仮面ライダーカブト
前回今回は天道の立ち位置の確定と、ワームには指揮権があってしゃべる上級と無口に人を襲うだけの下級がいるって説明の話か。
順当に話は進んでるけど、まだノリきれないのは隙のない天道のキャラに思い入れ出来ないせいかも。視聴者の分身たる相方の加賀美は役不足(パートナーというより引き立て役)なせいもあるので、次回から対等の能力を持ったライバルキャラが出てくることで全然違った側面が出てくるのかもしれん。視聴者が思い入れして観てるのは加賀美のほうだと思うけど、彼がライダーにならないのは痛し痒しだと思う。G3マイルドみたいのを出してくれないかな。今のままじゃワーム発見の手段を持たない天道の使いっぱだし。
カブトの考察に熱心じゃないのはストーリー的に「王の眠りは深い」とか「ダブルジョーカー」とか「吉野の見解では〜」の段階なのであんまり設定考察する気はなかったりして。白倉PDのことだからきっとどんどん変えてくるんだろうなー。
そういえば今年は映画は夏にやるんだってね。だからダイボウケンがパワーアップするのも早めなのかも。
新ライダーはデザイン的には巧くその虫の意匠を取り入れてるしデザインは理解出来るけど、あんまりカッコいいとは思ってなかったりして。動くとまた違うのかな?
■[anime] よみがえる空
うーん、カッコいい!これぞドラマという感じ。ガンパレでも水上脚本の話が合ったけど、やっぱり巧いよなあ。前も書いたけど桜美かつし監督は月姫での失点を完全に取り返した感じ。というかこれは制作側のせいなのか?
空想のヒーローではなく、現実に人事を尽くして人命を救うために働く人々のリアルな日常を描く。これがもし実写だったらもっと良かったかといえば、そうでもないと思うんだよね。
そういえばアニメ界の(実写版クロ高とかもやってるけど)重鎮、キングレコードの大月PDはなんでも実写のつもりでプロデュースしてるとか。表現方法は異なれど、表現として生まれる、人が惹かれるドラマは実写もアニメも関係ないということなのかな。
2006-03-05 「みなさんもご一緒に、エイ・エイ・キー!」
天気が良くて良かった!しかし花粉が……。
■[show] よみうりランド 仮面ライダー響鬼スペシャルショー 十二之巻「吹き荒れる嵐」
http://www.yomiuriland.co.jp/site001//public/108.html
鋭鬼登場ということでいつもの太陽の広場ではなくオープンシアターイーストでの開催。
いつもよりたくさんのお客さんが来ていたぞ。
「たわいもない。今の鬼の力とはこんなものか。これならたやすく鬼退治が出来るというもの。まずは貴様から、我が歌声で眠らせてやろう!ウォー!ヴョ〜〜〜〜……!」
「うああっ!なんて……邪悪な声なんだ……!身体に力が入らない……」
「ウォー!」
「うわああっ!」
「よーし、トドメをさせ!」
今回はいきなりヒトツミが登場。
宗家の誇りをかけてヒトツミに単身挑むイブキ。しかし苦戦!
「キキー!」
「な、なんすか?」
「やつがお目覚めか。さらに鬼の勝ち目はなくなったな」
「キキー!」
「猿!?」
「こやつは総大将の忠実なしもべ、マシラ。目覚めの朝飯だ。たんと喰らうがいい」
「俺たちは猿のエサかよ!」
「ウッキー!」
さらには魔化魍マシラが復活!助けに来た斬鬼だったが、マシラの音撃は鬼たちの音撃技を上回っていた!
「緑勝弾!はあっ!」
「みんな後ろを見て!」
「「エイキ!」」
「「エイキさん!」」
「大丈夫ですか。ヒビキさんたち」
「ああ、なんとかな。少年少女たちの応援のおかげで、持ちこたえたって感じだけど……」
「それにしてもこんなにたくさんの人前に出ると、エエ気分ですねえ!」
「シャレ言ってる場合か。気をつけろ、こいつら!」
「わかってますって。だから吉野からこれを持ってきたんですから」
「それは、大山背風(おおやませ)!?」
「鬼が何匹になろうと、我ら血車党の敵ではないわ!」
「大口を叩くのは、これを喰らってから言ってくれ。血眼党!」
「血車党です!」
満を持して鋭鬼登場!
さっそくボケてくれるエイキさんが観客のハートをがっちりキャッチするぜ!
「よし、決まったな!」
「なんだか楽しいですね」
「だろう?」
「エイキさん。なんとなく、自分のやりかたがわかったような気がします。ありがとうございました。あとは自分で答えを出します。そしたら、追いつきますから」
「わかった。がんばれよ、イブキ。エイ・エイ・キー!」
「会場のみんな、ありがとう。必ず自分のやりかたを見つけだすよ」
悩むイブキに自分の練習方法を教えるエイキ。
会場のちびっこたちと一緒に音撃を鍛えるぞ!今回も名曲「極めれば音撃!!」に合わせてアクション。もりあがるぜ!
「たあっ!」
ギュルルル……!
「喰らえ、ヒトツミ!必殺必中の型!ヒトツミに、ヒット・ツー・ユー!タアッ!」
ドンドドンドンドンドン!
「グアーーーッ!」
後半戦も鋭鬼大活躍。必殺必中の型がヒトツミに決まる!
しかし鬼の鎧が登場再びピンチに陥る鬼たち。
それを救ったのは威吹鬼!
「吹き荒れる嵐は、もう止まぬわ!」
「嵐は山に風。風のことはまかせてもらうよ」
「そして戦いの曲はこれで。『極めれば音撃!!』」
「いいねえ。よし、いくぜみんな!」
「「たあっ!!」」
5人の鬼戦士が勢ぞろい!
「総大将!」
「キー!」
「邪魔はさせない!鬼神覚声!ハアッ!」
「グオーッ!」
「これでおしまいだよ。疾風一閃!」
ポペ〜♪
「でも、肝心の正体は?」
「ま、オロチを封印出来たんだからいいんじゃない?」
「オロチは終わってはいない……」
「「なに!?」」
「この鎧は、我が声を共鳴させるためのもの。傷つこうと、何も変わりはしない……」
「むしろ、総大将の力を解放してしまったということだ」
「キキー!」
「また一人甦った。さらに西の年が力を取り戻す」
「嵐は鎮まらん。新たなオロチの伝説が始まるのだ」
「「ハハハハハハハ……!」」
「待て!」
「鬼は外〜〜!」
ズガガーーーン!
「「うわああっ!」」
しかし鬼の鎧はやられてはいなかった!
そしてオロチとの戦いは来週に続くのだった。毎年のことながらひっぱるなあ!
ということでダジャレ連発のエイキ。むっちゃキャラ立ちしてて、1回しか出なかった本編をはるかに越える大活躍!本編もこういう方向性で行っておけば良かったのになあ。
今まで妄想の中でしか存在しなかったキャラがこうして活き活きと活躍しているのを見られるのは嬉しいね。
今回もかなり凝ったネタで構成されてて、セリフ起こしながらなるほどと思うところもたくさん。今回で鬼の鎧の正体もチラ見せしてたし、ちゃんと伏線を張っているので次回の展開も予想出来るようになっているぞ。
舞台も今までの弱点だったステージの広さゆえの間延び感が、衝立を使うことで巧くクリアされていてストレスなく見られた。火薬が少ないのはしょうがないかな。
ショー終了後もお茶目なエイキさんと写真を撮るファンがたくさんいてトークショー以上に盛り上がっていたぞ。
今回は終わりの挨拶とサイン会、終了後のグリーティングがなしなのがちょっと残念。
一応週末までにはなんとかレポを書きたいところ。<弱気
トークのほうは劇中の話よりアンケートがメイン。サービスが少なくて正直子供は飽きちゃうのだけど、30分まるまる一人の役者にインタビューなので、大人のファンにとってはそれなりに嬉しいかも。
kotoiakira どうも、お久しぶりです。今年も千秋楽に行こうと思ってます。・・・でもこの様子ではブレイドは来てくれないようですね。かなり残念です(T_T)裁鬼さんに逢えるのが(少し)楽しみかなー。
kasindou
どうもです。今年はお会い出来ると良いですね。
今回のエイキが想像していた以上に大活躍だったので、サバキさんもテレビ以上に暴れてくれそうな感じです。たぶん最終回は桐矢くんの出番が多そうなので、個人的にはそっちに期待してたりして。
kotoiakira こちらに書いてしまうようなことではないのかもしれないですが、ちょっと質問を。よみうりランドは飲食持ち込み可なのでしょうか?よみうりのHPにはその辺のことが記載されてないみたいだったので。ブレイドの千秋楽に行ったとき、お昼時は何処のお店も満席でなかなか食事にありつけず、血糖値が下がって頭が痛くなってしまいました。(情けない話)軽食とペットボトルを持っていこうと思ってるんですが、どうでしょうか?
kasindou
持ち込みは全然オッケーですよん。お弁当を持ってくる親子連れもたくさんいますし、お花見のシーズンには併設の聖地公園のほうで食べる人も多いです。
握手会やトークショーは撮影禁止なので、オープンシアターイーストの席で持ち込んだお弁当のんびり食べるのも良いと思いますよ。
2006-03-04 2日連続でロフトプラスワン行き
俺ってまとめるのヘタだなあ。
■[event] 仮面ライダー THE FIRST DVD発売イベント
http://www.maskedrider1st.jp/index.html
先日分。客層はやはり30代以上の人が多かった。
壇上に並んでるマイクを見たら6本あったのでゲストに誰が来るのか予想してみたり。開場は9割の入り。時間どおり開場。
まずは司会の山本さん(詳細不明。バンダイビジュアルの人?)と上映物操作担当の東映の加藤PDが登場。
本日は3部構成で第1部が長石監督フィルモグラフィー、第2部がメイキング映像を見ながらのトーク、第3部が本郷猛を語る、との内容。
まずは長石監督、白倉PDを呼んでの第1部。
「東映のテレビ番組を確立した柔道一直線、ビデオ撮りのシャンゼリオンといった東映の転換点に常に立ち会ってきたのが長石監督」「長石監督は可能性を多く持つ男、ということでカブトの天道の名乗りの元ネタ」と監督を持ち上げる白倉PD。対する長石監督は「掘炬燵で酒が飲めるって聞いて来たんだけどなあ」と毛糸の帽子の似合うおとぼけ爺さんという感じの人。
その長石監督は初代仮面ライダーの助監督時代に、滝和也を生み出した男ということでライダー11話のDVDを流しながらのトーク。11話は現場をよく知っている助監督たちの競作だったらしく、実はこの段階で偽ライダーのアイデアを書いた人もいたそうな。このシナリオは3日で(うち1日は素材探し)書いたそうで、滝は3日で生み出された苦肉の策だったらしい。
空撮映像をふんだんに使った回だけど、「これは尺伸ばし」とか「石ノ森先生は演技がヘタ」とストレートな物言いの長石監督がイカス。空撮を1日でやる予定が取り終わらず、ホテルの駐車場にヘリを下ろしてヘリの操縦士ごと一泊したとかおおらかな時代のエピソード。
あとこのころフィンガー5の映画も撮ったそうで、コンサートツアーを追いかけて撮影して時間をぬってコンサート近くの現場で映画を撮った話とか。監督はコンサートで失神する女性ファンがいるフィンガー5がうらやましくて、「失神させるようなものを作りたいねえ」と夜っぽい発言も。
それからカゲスターOP/ED、シャンゼリオンOPの上映。カゲスターでも後ろを飛んでる飛行機が目立ってたりして、昔から飛行機や電車や車が好きだったそうな。
有名な「長石トンネル」はいまだに東映のスケジュール表とかに普通に書かれてて、ある戦隊の女幹部の女優さんに「なんで長石トンネル」っていうんですか?と訊かれて「俺が掘ったんだよ〜」と答えた話とか。イイ感じに酔っぱらう長石監督。酔うと別人格の長石2になる、とは白倉PDの弁。
ここでなんと主役の黄川田将也登場。事前に告知のあったのは小林涼子だけだったので驚き。そしてさらにスーツアクター前田浩登場で追加3人の計7人が壇上に。黄川田氏は手足が長くて本当にマンガみたいな体型の人だったよ!
DVDに収録されるメイキング映像を一足早く見ながらのトーク。
スネークであることを公開まで伏せていたせいで、スーツに入ってたくさんアクションしたのに宣伝などで全然トークできなかった小林嬢にいろいろしゃべってもらうという趣旨らしい。
小林嬢は「sh15uya」で白倉PDが15才の女の子を探していたときに会ったうちの一人だったそうな。
「小学生の頃からバレエをやっていたのが役に立ちました」「バレーでは寸止めすることってないのでマークさんを蹴っちゃいました」「スネークのスーツはハイヒールで動きづらかった」とか元気なトーク。マーク武蔵は本名なんだってさ!
小林嬢が一番見てほしいのはやはりアクション。スネークの蹴りは速くてなにやってるかよくわかんないくらいだけどDVDでじっくり見てくださいとのこと。
ウエンツ瑛士は打ち上げのビンゴ大会で見事な司会ぶりを見せていたとか。
前田氏に言わせると本郷猛は黄川田将也そのままだったので、無理に黄川田の演技に合わせるのではなく、自分のイメージする本郷猛の仮面ライダーをそのまま演じるという方向で芝居を考えたそうな。
あとクランクインは4月で雪なんか降らないのだけど、せっかく桜が咲いているだからそれを撮ろうというという監督の決断でそのまま桜並木のシーンが撮影され、そのせいで本郷が正気に戻るシーンの雪がより象徴性を帯びた、という白倉PDの弁。台本を読んだとき「仮面ライダーがなんて酷いことをするんだ」と言ったそうな。
第2部終了は9時で、未成年の小林嬢は退場。その前に全員揃ってプレス向けに撮影会。「肩を組んでください」との撮影陣の注文に、頭ひとつ半低い小林嬢が黄川田氏の肩に手をかけて引き寄せて写真を撮ってたのが面白かった。スポーツ新聞かどこかに載ったのかな?
第3部は本郷猛について語る。男性陣ばかりの濃いトーク。
「仮面ライダーの時代に一番輝いていた役者として藤岡弘を本郷猛に選んだように、今の時代に一番輝いている黄川田将也を本郷として選んだ」「アクションを見せなければいけないのに、動きづらいスーツで面を被ってアクションするというジレンマ」について語る白倉PD。そのとたんにお店からジョッキでワインが届いたせいで話が飛んでしまったのがちょっと残念。
東映作品ということで、スタッフは実はデビルマンと同じで、「デビルマンのリベンジやろうぜ?」というのがsh15uya。さらに「sh15uyaのリベンジやろうぜ?」として作ったのがTHE FIRSTだそうな。
黄川田氏は昔のライダーに影響されちゃうから見ないように、逆に高野八誠氏は昔のライダーをたくさん見て研究して自分の一文字隼人を作ったという話。
あと前田氏のアメリカ時代の話とか。パワーレンジャーの製作場所がアメリカより安いニュージーランドに移ったけど馴染めなくて1年で日本に戻ってきたという話。4人で二部屋の建物に住んでたそうな。
アメリカのヒーローは哀愁がない、自分はヒーローは哀愁があるものだと思っている、と前田氏の弁。
実はお仕事で最後まで居られなくて第3部の途中で退場。
正直司会の人はあんまり巧くなかった(もっと技術・造形的な話もしてほしかった)んだけど、壇上は終始和やかな雰囲気で、家族を思わせる感じ。長石おじいちゃんと白倉・加藤パパ、前田アニキに黄川田・小林兄妹みたいな感じ。
撮影のときもこんな雰囲気だったのかなあ。
■[event] 木谷高明と榎本温子のサタデーナイトメインイベント#26
http://www.broccoli.co.jp/saturdaynight/index.html
今回で榎本温子卒業ということで、会場前から寄せ書き色紙がまわされたりと満員の会場はいつもより熱気があったような感じ。
しかしながら会長が買った夕刊フジに載ってた熟年離婚の話題からスタート。なぜだ。
しかし榎本温子は大学をいまだに休学中だったりして。会長は会長で会社員になってからアメリカのカレッジに行ったけど、そこには行かずにアメリカ中を旅してたせいで講師に呆れられた話とか。
前半のゲストは中山恵里奈&tororo団長のトゥルーティアーズ宣伝組。
トゥルーティアーズの企画合宿で伊香保温泉に行ったらガラガラの駐車場に停めてたにもかかわらず会長の車が旅館の人の車にぶつけられた話とか。会議中にいきなり菓子折りを持って土下座してきた旅館の人。ベコベコになった車を見た会長がトゥルーティアーズ!トゥルーティアーズは来年アニメ化が決まっているそうで。早っ!
あとコミデジに載ってるトゥルーティアーズの漫画を書いてる人(20)が会長が今注目している人らしい。1回目と2回目の連載で全然レベルが違うそうなのでちょっと気になるね。コゲどんぼ並の活躍をするようになるのだろーか。あとクリエイターは家にこもってする仕事なので、掲示板とかで99%肯定されてても、1%の的外れな批判を読んで自信をなくしちゃってダメになる話とか。
売り上げランキング。
コミック、DVDともにリリカルなのはがトップに。なんだこの上昇っぷりは。今まで知らなかった会長も売れるタイトルということで大好きになったそうな。4月のカードの宣伝も。
ニューアイテムのコーナー。
メッセージが読まれました。あんなわけわからん文章をわざわざ読んでくれてありがたやー。
キャラの顔が書いてあるグッズではなく、劇中でキャラが使う実用品を商品化してはどうか(というつもりで書いたけどその場で書いた文章がグダグダだった……)と書いてみたのだけど、やまけん曰く「そういう商品はジレンマがあって、普通に身につけられるものはそのキャラグッズだとわかってもらえないのであまり人気がない」とのこと。難しいねえ。
あとGAパチンコの話とか。版権は下ろしてるけど作ってもらえないのはいろいろと事情があるそうな。大変だなあ。
後半のテーマトーク、テーマは「榎本温子」ということで会長と二人で今までのことを振り返りつつみっちりトーク。
冒頭に会長が「あっちゃんは媚びがないところが素晴らしいしきちんとしているのでどこに紹介しても安心できる」と持ち上げてみたり。
会長曰く「男が一番退く」という、あっちゃんの「お金持ちが大好き」というのは、仕事に恋愛を持ち込まないための、防衛手段としてのスタイル*1だという話が出たりして、なかなか踏み込んだ内容になってた。
やっぱりそういうしたたかなところや頭の回るところが、単なるアイドル声優とは一味違う魅力だというのは自分も思っていたし。毎回の司会の盛り上げかたを見てるとよくわかるけど、すごく頭の良い人だと思うんだよね。
やはりこうして月イチでこういう変わった雰囲気での仕事は珍しいし面白かったそうな。
しかしながら今回で卒業ということで。最後に次回からのアシスタントとして菜の花すみれ先生が登場。これにはみんな驚いていたけど、次回からはGA色をつけた内容にしていくとのことで、新しい形を模索していく模様。司会としてはかなり不安だけどどうなることか。
あとBS−iでやってたD-0の番組第3回で平野綾がミニスカートのままイスに座ってるシーンが放映されたことに驚いた会長、きっとお宝映像になるに違いないと断言していたぞ。録画していた人はごにょごにょ。
最後に会長からストールとハンカチ、お店と会場から花束やたくさんのプレゼントに囲まれて番組は終了。おつかれさまでした!
最後のおまけコーナーはロフトの斉藤さんのリクエストで以前よくやってたやまけんとあっちゃんのだらだらトーク。今回もなにも考えて来なかったということでやまけんがパチンコエヴァンゲリオンの素晴らしさを語りまくるという内容に。うーん、もうちょっと最後らしい感じでなにか欲しかった。
最後の最後でやまけんも今回でディレクター卒業のアナウンス。うーん、ヤバくないか?今まではあっちゃんとやまけんどちらも司会ができるスペックの人だったのでかなりスムーズだったけど両方交代というのは大変そう。次回からの担当の人の技量や如何に。
quon913
こんにちは。こちらの記事にリンクはらせていただきました。デビルマンの名前に脊髄反射でこっちの記事は超しょーもなくってすいませんなんですが。
長石監督は龍騎の公式で朝倉関連記事でデンパ出してたのが印象に残ってます。「萩野はハンサムだから深みが出る」ってどんなキャラ造形だとw。
kasindou
どうもです。デビルマンがテレビで放映されることって将来的にあるんですかねー。やっぱり作った本人たちがダメな部分もわかってたんでしょうね。「東映にこんな素晴らしい人がいたなんて!」というのが長石監督の白倉PDに対する評価だそうです。
長石監督は計算よりも感性で撮るタイプの監督で、それは自分でも認めてました。ていうかおとといはお酒を飲んで半分寝ながらしゃべってたような感じだったりして。60過ぎで本当におじいちゃんって感じでしたけど、今日のカブトの出来を観るとまだまだいけそうですよ!
2006-03-03 出かける前に更新だ
時間が時間がピンチだぜ。
■[hp] よみうりランド 仮面ライダー響鬼スペシャルショーレポート 2月12日 十一之巻「破らる封印」
http://www.geocities.jp/kasindoux/heroshow/yomiuri060212/
今週末のショーに備えて予習だ!
ということでこれからロフトプラスワンに行ってきます。
2006-03-02 戦闘美少女好きを精神分析
明日のTHE FIRSTイベントに備えて予習。漫画版THE FIRSTってスゴイんだね。
http://blog.livedoor.jp/deathtron/archives/50365861.html
来月単行本が出るというのもスゲー。2ちゃんの漫画板見ても誰も擁護しようのないのも納得。
学生のとき後輩が限定エロ画集(というのがあったの)を買って、ラフ画に色塗りしただけのペラ本ぶりにだまされた!と騒いでいたことを思い出した。
■[book] MegamiマガジンVol.71
http://www.e-animedia.net/contents/book/megami.htm
がたがた文句つけてたのにもう一冊Megamiマガジンを買う俺。いやだって並べないとほらー。並び立つろりみたいな。どんなときもふたりじゃなきゃダメなの(元ネタわかるか?)みたいな。学習研究社は俺に何を研究させようとしているのか!?
しかしMegamiマガジンのOHPの宣伝文句は恥ずかしいな。お着替え中でパンツのみとかはいてないとか頭悪そうで、ある意味エログラビア載ってる週刊誌より直接的。このオヤジ臭さとガキっぽさが同居しているところがアニメディアというか。若者向けにスカしてるニュータイプや、アニメを文化として持ち上げようとするアニメージュとは違うこの俗っぽさがたまらんねえ。ママに見つかったら捨てられちゃうぞ?とはいえ漫画はこういうストレートな表現こそが魅力なのだと唐沢俊一も書いているし、そういうパッと見B級作品をきちんと評価する必要があるというのもおおいに納得。
■[anime] 迷宮物語永久アリス輪舞曲
今週もトラウマ話。前半のえげつないミスリードなんかも巧過ぎで先週から格段に面白くなってきましたよ。「あなたの物語の裏側にある、ドロドロした醜いものを呼び覚ますわよ!」ってスゲー直接的なセリフだ(w
監督自らコンテの回というのもあるけど、作画も山本佐和子・志田ただしのD.C.で良い仕事してた人たちだし。ていうか総作画監督の空流辺広子って二宮ハルカ(宮崎なぎさ)と同じく誰かのPNなのかしらん。
トラウマと言えばシスタープリンセスも見方を変えれば兄というトラウマに囚われた少女たちの話であったなあ。長濱博史演出の咲耶の話は名作なので蟲師ファンもチェックだ。
先週も書いたけどネギま!の時でも好きしょ!は良い仕事してたので向き不向きなんだろーな。D.C.、好きしょ!に続いてついてきてるスタッフはこうしてちゃんといるわけだし。
次回はキサ対きりは?聖杯戦争よりアリスロワイヤルのほうが気になってしかたのない今日この頃ですよ。キッズステーションの放送で復習だ。
関係ないけどゲストキャラをせっかくいろいろな人にデザインしてもらってるのだから、ウルトラマンよろしくOPで紹介するというのはダメだろーかな。
「狼少女 大神ミカ 登場 by桜沢いづみ」みたいな。
korohiti 2006/04/02 17:49 ビーストウォーズって前にカートゥーンでやってたメタルス版がおかしくて夢中になってたんですが、それと同じノリかしらん?だったら興味ありますな。
>いくらいいものを作っても、それがちゃんと受け取ってもらえないのは寂しいと思う
アニメのコンテンツが増え過ぎなのはそろそろどうかと思うんですが、どうなんでしょ。今ハマるものがないからそう思うのかな。個人的にはあまり個人の趣味嗜好の枝葉を拾いすぎるのは、ジャンルの先行きとしてヤバイと思うのですけどね。
この間蟲師に絡めてマンガの裾野が広がるのはいいことだと言ったばかりなんですが、いつでも読み返せる紙媒体と違って、電波に乗るものはドラマにしろアニメにしろある一定量を超えない方がいいと思うんですよ。あまり分散化・細分化しないほうが長持ちするような気がするんだけど、ある意味ここまで個人の趣味嗜好に対して便利になってしまったらもう引き返せないのかなあ。今アニメに夢中になってない身からしたらそんなこともないと思うのですが…(「アイドル」や「タレント」も同じ状況だと思うんですが、才能の発掘という意味ではマンガに近いのかも)
クチコミで良いと評価された作品がDVDなどで後追いもできる状況なのは、少しでも救いなんでしょうかね。
kasindou 2006/04/03 01:10 >ビースト
まだ1巻しか観てないのですが、コメンタリーを聞く分には地上波で流さないこともあって無印・メタルス以上になっている模様。もともとあのムチャな翻訳も絵面が怖いのをごまかすためだったそうなので、よりダークになった今回はさらにギャグを効かせないといけなくなったんだろうなー。
ビーストの翻訳派・原語派の醜い争いは響鬼のそれ以上なんですけど、結局マイナーだから気にされなかったりして……。DVDなのに字幕をつけないというのもどうかと思うけど。
キモいキモいとキャスト陣も頭を抱えたビジュアルはこんな感じデス。
http://bobskir.com/beast_machines_publicity_stills/
>コンテンツ
何に限らず増えすぎという気がしますねー。本が好きな人にとっては新書ブームやらラノベブームやらが問題だし、お笑いが好きな人にとってはオンエアバトルやらエンタの神様が問題だし。これからはモバイル時代なので、紙媒体もすべてデジタル媒体ということになればどのコンテンツの問題も同列で語られることになるかもしれませんね。
結局人間は『感動を独り占めにできない=誰かに共感してほしい』という寂しい生き物なので、仲間を使い分ける、というのがこれからの時代の主流になるしその流れは止められないと割り切る岡田斗司夫説に、割り切れないものを感じつつ納得してたりして。
korohiti 2006/04/03 16:48 いや、どちらかというと増えるのは構わないんだけどそれが「いつでも見られるかどうか」の方が問題じゃないかと思うのですよ。そういう意味で紙媒体はまだあとからでも手に入れやすいし、タレントさんは賞味期限が短くなるだけで、露出が増える分には構わないと思うんですよね。友達にも躍起になってバラエティを録画しまくったり、歌番組を編集しまくってる人がいるけど、それは嬉しい悲鳴というう奴で(苦笑)
要は電波は殆どの物が流れてしまったら一回きりであとからチェックできないということと、量が多すぎて見極めがつかない、本当に良いものが埋もれてしまうのが問題なんだと思うのですね。そこの辺りがkasindouさんのいう「いいものを作ってもちゃんと受け取ってもらえない」ってことだと思ったんですが、違ったのかな?
悪貨が良貨を駆逐するということにならないように、どんなジャンルでも常に良作が生みだされることを期待はしているんですが…