2017年
5月
13日
土
暑くなってきましたね。。
散歩していると、草木の匂いをむわっと感じる季節になりました。
以前、こちらのブログにも書きましたが
ゴールデンウィーク中は、新潟日報の家庭欄コラム「甘口辛口」の
エッセイを書いていました。
文章はまったくの素人なので、ご依頼をいただいた時は
正直、戸惑いましたが、やっとこさ書き上げました。
イラストレーターとして「飲食」に関するエッセイをという
お話だったので、無い頭を絞って駄文をつらつらと書かせていただきました。
10本の私のエッセイを俯瞰して見ると
私の食の好みって、子供っぽいんだな。。と思います。
何せ一番好きな食べ物が「フライドポテト」なので。
昔、ベルギー旅行をした時の話を書いたのですが
ベルギーはチョコレートで有名ですが
実はフライドポテト発祥の地でもあるのです。
本場のフライドポテトは、「フリッツ」といって
太いじゃが芋を二度揚げしていて、外はカリッと、中はホクホクとしていて
とても美味しいのです。
マヨネーズをつけて食べるのが、日本と違います。
そんな感じで、私の子供舌ぶりが炸裂しているエッセイが
5月下旬から、新潟日報に掲載されます。
機会がありましたら、ぜひご覧ください。
よろしくお願いします!
2017年
5月
05日
金
楽しいGWをお過ごしでしょうか?
私は今年も家で仕事をしています。
まあ、GWはどこに行っても混み混みだし
フリーランスなので、いつでもGWにしようと思えばできます~。(負け惜しみ)
今日は「こどもの日」端午の節句ですね。
仕事部屋にも気持ちのよい風が入ってきて、ウトウトと眠くなります。
せめて午後にでも、近所の和菓子屋さんで柏餅と菖蒲を買ってきて
節句を祝おうかなと思っています。
柏餅ってなんで柏の葉っぱで包むのだろう?と思って調べてみたら
カシワの葉は、新芽が育つまで古い葉が落ちないことから
「子孫繁栄(家系が途切れない)」という縁起をかついだもの
という由来が出てきました。
子供のいない私は、あまり意味のない食べ物なのでは?と思いつつ
カシワの葉は愛らしい形で好きなので、いつも美味しく頂いています。
ところで、ジャパトラ5月号(住まい教育推進協会)の
森久美子さんの小説「木は生きている」第五話 夢を追いかける2
の挿絵です。
端午の節句、みなさんにも鯉のぼりのように
気持ちのよい風が吹いていますように。。
2017年
5月
03日
水
「アート・リトミック」(幼児向け音楽教本)の表紙と本文のイラストを
描きました。
久しぶりの貼り絵タッチのお仕事でした。
一般に流通している書籍ではないので、版元はお知らせできませんが
子供達に、音楽を楽しく体感してもらおうと工夫されているのが
全体に感じられて、制作している私も楽しかったです。
版元は気に入って下さったようで嬉しかったです。
幼児向けなので、明るい色調と分かりやすさを心掛けて
制作してみました。
デザインしていただいたのは、日本図書設計家協会でご一緒している
中村欽太郎さんです。
中村さん、どうもありがとうございました。
めろくん、りずむちゃん、ぶれいくんなど
今回、何人かのキャラクターを設定してみたのですが
中村さんがキャラクター原案を、それを私が貼り絵のイラストにしました。
お子さんがいらっしゃる方は、どちらかでご覧になっていただけるかも。。
よろしくお願いいたします!
2017年
4月
29日
土
新緑が鮮やかな季節になりました。
みなさん楽しい春をお過ごしでしょうか?
ジャパトラ4月号(住まい教育推進協会)の森久美子さんの小説
「木は生きている」 第五話 夢を追いかける1 の挿絵を
描かせていただきました。
広い世界に夢を馳せる少年を描きました。
描きながら、20代の頃に初めて行った外国を思い出しました。
歴史を感じる美しい街並み。
知り合いでもないのに気さくに挨拶をしてくれる外国の人達。
味わったことがない料理。日本にはいない物乞いの人達。
ベルリンの壁。エッフェル塔。。。
その全てが新鮮で、ワクワクしたのを覚えています。
もうあの感性で、旅はできないのだろうなと思うと
「可愛い子には旅をさせよ」という諺は、なるほどと感じます。
ゴールデンウィークも近いことですし、みなさんもよい旅を。。!
2017年
4月
21日
金
昨日まで、取材のために新潟に行ってきました。
東京に戻りそのまま、所属する図書設計家協会の会議に出てきたので
今日は何だかクタクタです~。
何の取材かといいますと。。
実は、5月下旬から新潟日報で10回連載の
「食」に関するエッセイを書かせていただくことになりまして
そのための取材旅行でした。
イラストではなくて、エッセイというのが
なかなか不思議なお仕事なのですが
来たお仕事は、基本断らない性格なので
今回、頑張って書かせていただくことになりました。
しかしこのブログを読んでいただいても分かる通り
文章はまったくの素人でして
正直、誰かに添削して欲しいです。汗(←こういうのは書けないし)
「食」がテーマになっているので
色々なものを食べてきたのですが、やはり新潟は美味しいですね。
美味しい空気と水とお米とお酒。。
笹団子、栃尾の油揚げ、のっぺ、えご、わっぱ飯
お酒は、久保田、八海山、景虎、鶴齢などが有名でしょうか。
新潟は米どころで有名すが、もともとは湿地帯なので美味しいお米ができず
「鳥またぎ米」(鳥さえも食べずに跨いで通る)と呼ばれ
新潟の米は不味くて有名だったのだそうです。
昭和初期から、コシヒカリなどの品種改良が進み
特に魚沼地方での努力が実り、今では日本一美味しい
お米の生産地になったそうです。
そんな事も、今回の取材で知り
改めて農業の技術の進歩や、それに携わる方のたゆまぬ努力のおかげで
私たちの「食」は豊かになっているのだなと感じました。
5月下旬より、新潟日報家庭欄「甘口辛口」というコラムで
書かせていただきます。
よろしかったら、ぜひご覧ください~!
2017年
4月
15日
土
近頃は目が痒かったり、くしゃみが出てまして
人生初めての花粉症。。?!かもしれません。
今年は相当飛んでいるのかもしれませんね。
何かと忙しくしていて、ブログやSNSの更新が滞っていました~。
朝鮮半島情勢が緊迫していて
何かが起こりそうで怖い毎日ですが
平和ボケしているのか、日常に埋没した日々を送っています。
どうなるんだろう日本は、世界は。。
この穏やかな日常が、あっという間に崩れ去る日が来るのでしょうか?
戦後70年の間で、日本にとっても
今が一番、緊迫した時だと感じています。
核戦争や生物化学兵器など、愚かなことは避けて欲しい。
しかしアメリカや世界は、北朝鮮の核開発を黙っては見過ごせないだろうし。
うーん、どうなるんだろう?
私の解決策としては。。
黒電話さん一族に、どこかの島を丸ごと与えて
一生、豪邸などあらゆる贅を尽くさせると国連で保障する。
黒電話さんもしょせん人間なんだし、ある程度の幸福感を感じるのと
死を選べと問われたら、そっちを取るんじゃないかと。(それは冗談ですが。。)
戦争の一番の犠牲者は、結局市井の人間で
シリアや紛争地域では、未来のある沢山の子供達が
世界のパワーバランスの中で命を失っています。
やっかいな事が起きないことを祈るばかりです。
厳しい話題だったので、気分を変えて。。
最近はあまりパンの探索などに行けてなくて
ネットで見つけたのですが
神戸パンに、こんなパンがあるみたいです。
「鬼太郎パン」
わ~欲しい!と思ってしまいました。
http://takakunen.exblog.jp/15337957/
鬼太郎軍団が、この世界の状況を解決してくれないかなあ。。
2017年
4月
06日
木
近所の善福寺公園の桜が満開になったので、お昼ご飯を持って
ぶらっと池のほとりでプチお花見をしてきました。
この公園、どの駅からも歩いては行けない陸の孤島のような公園なので
この季節は桜の穴場スポットです。
東京の開花宣言は、靖国神社の桜を見て出されるということを
今年になって知りました。
そういえばこちらの方は、都心より開花が遅い気がします。
みなさんは桜の下で、何を食べるのが一番美味しいですか?
私はおにぎりが一番美味しいと思っています。
実際にはあまり感じないのですが、桜の匂いとご飯が合う気がするので。。
それはさておき、ジャパトラ3月号(住まい教育推進協会)森久美子さんの小説
「木は生きている」 第四話 負けてたまるか4の挿絵を描きました。
古民家(築50年以上経った伝統構法で建てられた家)の温かみを表現できたらと思いながら描きました。
京都府古民家再生協会の代表の奥田様が
ブログにその時の挿絵について書いてくださったのですが
こんな風に書いてくださって、ありがたいやら嬉しいやら。。
どうもありがとうございました!
このようなご意見を励みに、これからもますます頑張りたいと
思っています。
これからも、よろしくお願いします。
2017年
3月
29日
水
少しご無沙汰していました。
今日は、本当に久しぶりにお散歩したのですが
公園の桜がほころび始めていました。
春ですね~。
菜の花やこぶし、ニラの花も満開だったので
蝶々のように、あっちの花にこっちの花に行っては眺めてみました。
春の散歩は楽しいです。
スーパーで、うどが売っていたので買ってみたのですが
酢味噌和えにでもして、春を味わおうかと。。
3月はなんだか怒涛のような日々でした。
人生で初めて4徹夜(ほぼですが)というものにトライしました。
トライというか、せざるおえない状況だったというか。。
ツイッターでその事を書いたら、ことのほか反響があって
面白かったです。
最近はずっとアウトプットな日々なので、ちょっと疲れ気味でして
できれば4月は映画を観たり、展示を観たりとインプットをしたいなあと
思っています。
もうすぐお花見シーズンですが
まだまだ寒いので、みなさんお花見で風邪をひかないように
気をつけて過ごしてくださいね。
2017年
3月
15日
水
大分春らしくなってきましたが
まだまだ寒い日々ですね。
おかげさまで東京装画賞2016展は、盛況のうちに無事に終了いたしました。
お越し下さった皆さま、気にかけてくださった皆さま
本当にどうもありがとうございました!
受賞・入選された方々の作品もさることながら
過去の日本図書設計家協会の展示や
ホール・オブ・フェームの宇野亞喜良さん、武井武雄さんの
原画や印刷された書籍、限定本などの展示もあり
スタッフながら、貴重な展示に立ち会わせてもらった喜びを
感じることができました。
搬出の時に、ガラスケース越しではなく、本当に近くで武井さんの
限定本をスタッフの皆さんと拝見して
ここはどうして、この様に印刷されたんだろう?とか
鈴木成一さん(日本でとても有名な装丁家の方)は
こんなことをおっしゃっていたよ。とか
そんなさりげない雑談も、勉強になりました。
私が表紙を描いた会報も、期間中、会場に置いていただき
多くの方々にお持ち帰りいただけたのも嬉しかったです。
この絵は、厳しい鈴木成一さんも褒めてくださった一枚です。
最近、何かと忙しくて目が回りそうですが。。
青汁を飲んで今日もがんばりたいです。
青汁+バナナ+ヨーグルトのスムージーはホント体に良いですよ~。
2017年
3月
06日
月
ここ最近は、仕事やイベント、確定申告で
何かと忙しい日々です。
2月の展示のお礼状もぜんぜん手が着けられず。。
お越し下さったみなさま、お礼が遅くなり申し訳ありませんです。
忙しいの「忙」は心を亡くすと書きますが
忙しく心が荒立っている時は、よくこの事を思い出します。
昔の人も私と同じ様に、忙しい時は心が荒立っていたのだなあと。笑
多かれ少なかれ、人とはそういうものなんだと思うと
気持ちが落ち着いてきます。
今度の3月8日(水)~12日(日)の5日間ですが
日比谷公園内の日比谷図書文化館というところで
私が会員になっている日本図書設計家協会の
「東京装画賞2016」展が開催されます。
東京装画賞の選考基準でもある「本の魅力を伝え、読者の手に取らせる
力のある作品」に基づき、厳正なる審査によって選び出された
入賞作品38点・入選作品52点。その90点の力作が一同に会します。
今年の課題図書は
江國香織の「神様のボート」
江戸川乱歩の「黒蜥蜴」
児童書部門 ヒュー・ロフティングの「ドリトル先生航海記」
私も一昨年、入選させていただき
今は、そのご縁で日本図書設計家協会の会員として
この賞のスタッフをしています。
審査から立ち会わせていただきましたが、審査会場は
有名なクリエイター、協賛会社の方々による審査の緊張感と
応募されたクリエイターの皆さんの、作品から感じるフレッシュさと
熱気で、私も気持ちが熱くなりました。
よろしかったら日比谷公園にお散歩がてら、ぜひお越しください。
どうぞよろしくお願いいたします!
2017年
2月
27日
月
なんとなく空気の中に春を感じる今日この頃です。
みなさん、インフルや花粉症などに負けずお過ごしでしょうか?
2月14日から始まったギャラリーMalleの「ネコ・モノ」展が
昨日、無事終了いたしました。
寒い中お越しくださった皆さま、気にかけてくださった皆さま
本当にどうもありがとうございました!
生憎お会いできなかった皆さま、在廊していなくてすみませんでした。
おかげさまで2週間の会期が終わり、ほっとしています。
それにしても「ネコ」というテーマで5人の作家が
それぞれの切り口で作品を展開しているのは
参加している私も、見ていて面白かったです。
今回、女性作家さん達とご一緒させていただいて
作品もさることながら、ファイルの作り方など
色々と気がつくことがあり、とても勉強になったというか。。
私にとっては実り多い展示になりました。
「ウチの〇〇ちゃんはカワイくて~!」とネコ談義に花が咲いたり
「3か月前から、突然絵を見るのが面白くなりDMを見て、観にきました。」
というお客様がいて、そんな方々とお話をしていると
絵を描く楽しさや本質を、感じさせてくれる瞬間がありました。
そう考えると、今回の私の「絵画の中のネコ」というのは
ちょっと伝わりにくいテーマだったのかな?とも思わなくもないのですが
そういうことも含めて、色々と勉強になった気がしました。
2週間、何かと出ずっぱりだったので
ここ数日は、のんびりしていたい今日この頃。
その前に確定申告をしないとです。。汗
2017年
2月
20日
月
2月14日(火)から始まりました
恵比寿のギャラリーMalleで開催中の「ネコ・モノ」展が
前半が終わり、残り一週間となりました。
お越しいただいた皆さま、気にかけてくださった皆さま
本当にどうもありがとうございました。
後半もよろしかったら、お気軽にお越しくださいませ。
19日(日)に在廊しましたが、週末のせいか
沢山のお客様でにぎわっていて、とても嬉しかったです。
今日は風が強くて、外を歩いていると吹き飛ばされそうでした。
休廊日だったので、千葉まで出かけて
千葉市美術館で開催中の「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」を
見に行ってきました。
チェコスロバキア共和国のブラティスラヴで2年ごとに開催される
世界最大規模の絵本原画のコンクールです。
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2016/0104/0104.html
錦糸町のホームで、鉛色の空に浮かぶスカイツリーを
ぼーっと眺めながら、「どうなんだろう?」という一抹の不安と好奇心が過ぎり
強風の中、たどり着いた美術館で待っていてくれた至宝の数々。。
はっきり言って、とてもおススメな展示です!
ブラティスラヴァで受賞した、日本人作家さんの原画が展示されているのですが
赤羽末吉さんの「スーホーの白い馬」や
安野光雅さんの「旅の絵本」や
スズキコージさんの「エンソくん きしゃにのる」とか
層々たる作家さんの原画が観れたので
贅沢で幸せな時間でした。
絵本のイラストは、いつも接しているイラストとは
若干違う感じというか、、
より作家性を強く感じる絵が多い気がします。
曖昧な表現ですが、コクがあって深い感じとでも言いましょうか。
見ていて飽きないし、好きですね。
私もいつか、一度くらい絵本の絵を描いてみたいです。
2月26日まで開催していますので、よろしかったらこちらも。。
2017年
2月
13日
月
2月の中旬になり、ホントに寒くなってきましたね!
ここ一週間は、深夜の寒さにしばれながら制作していましたが
昨日ようやく搬入してきました。
今日は昼過ぎまで爆睡でした~。
ああ、寝るのって気持ちがよいです。笑
明日2月14日(火)~26日(日)まで
恵比寿のギャラリーまぁるで「ネコ・モノ」~ネコには無数のモノガタリ~
が開催されます。寒い毎日ですが、お時間やご興味がありましたら
ぜひお立ち寄りください。
場所:ギャラリーMalle
時間:12:00~19:00(最終日16:00まで)
☆2月20日(月)休廊
実力派作家がそれぞれのネコのモノガタリを描いています。
私は今回、絵画の中のネコをテーマに描きました。
大画伯の方々の名画をテーマに、イラストを描くなんて
おこがましいことこの上ないと思いましたが
昔から親しんできた名画へのオマージュとして、作品中のネコをテーマに
描きました。
古今東西の画家が、時には愛をこめて、時には象徴的に
作品にネコを登場させて、私たちを楽しませてくれます。
そこにはネコという生き物に魅了された、画家達の温かい視線を
感じます。
作品のテーマになった絵画と、イラストを照合させて
楽しんでいただけたら嬉しいです。
<参加作家>
なかむら葉子/ナツコ・ムーン/新倉サチヨ/もとき理川/古川じゅんこ
明日はバレンタインですね。
チョコをもらう予定の方も、そうでない方も。。
楽しい一日をお過ごしくださいね☆
2017年
2月
04日
土
あっという間に2月になりました。
みなさん恵方巻は食べましたか?
今年の恵方は北北西だとか。
私は巻き寿司を、あんなに沢山食べるのは苦手なので
節分には、たまに豆まきをするくらいです。
豆とはいえ、床に放り投げるのは、なんだか食べ物を粗末にしている感じがして
終わったらハトのように拾って食べたくなってしまいます。
(私は枝豆でも小豆でもインゲン豆でも豆大好き人間なのです~。)
お仕事の報告ですが、ジャパトラ2月号(住まい教育推進協会)では
2ページ見開きで森久美子さんの小説「木は生きている」 第四話 負けてたまるか3
の挿絵を描かせていただきました。
まだまだ寒い季節ですが、春を先取りして仙台の桜を描きました。
縦横比率上、画像が小さくなってしまいましたが
少し早い「春」を感じていただけたら嬉しいです。。
2017年
1月
24日
火
毎日寒い日々ですが、みなさんお元気でお過ごしでしょうか?
最近は2月の展示に向けて、作品を制作中です。
アメリカのトランプ新大統領の就任式も終わり
彼の一挙手一投足が何かと世間を賑わしていますね。
EUも危うくなってきた感じで、これから世界に少し動きが出てくるのかな?
なんて感じています。
ところで
今度の2月14日(火)より恵比寿のギャラリーMalleで「ネコ・モノ展」を開催します。
冬の寒い時期ですが、よろしかったらぜひお越しください!
ネコというと、昔シャムと日本猫のハーフの真っ白いネコを飼っていました。
小学3年生くらいの時、父が酔っ払って中華屋さんから貰ってきた子でした。
たらい桶に入った真っ白い仔猫を見て
狂喜乱舞したのを覚えています。
まったく平凡な名前ですが「ミーコ」と名付けて
家の中を一緒に駆けずり回っていました。笑
24年も生きて、私たち家族の一員だったミーコ。
作品のどこかに登場させられたら。。と思っています。
2017年
1月
16日
月
ここ数日、本当に寒いですね~。
今年一番の冷え込みだとか。。東京も氷点下までいきました。
夜更けまで絵を描くクセがあるのですが、あまりに寒いので
0時には布団にもぐりこんでいます。
お正月のモチだの、頂いた甘いお菓子だのが
もれなく贅肉となって私の体に貼りつきつつある今日この頃。。
今年の目標を見つけました。
「強くなる」
自分の信念を持って強く生きようと努力すれば、細かいことでグダグダ悩む事が
少なくなるのではと思います。
私は己が弱いところがあるので、今年は自分をしっかり持って
他人の顔色ばかりをうかがわない様にしたいです。
と。。最近、ある方と話をしていて深く感じました。
ところでお仕事のご報告ですが
ジャパトラ1月号(住まい教育推進協会) 森久美子さんの小説「木は生きている」
第四話 負けてたまるか2 の挿絵を描かせていただきました。
一軒一軒を営業で訪ねるサラリーマンを描いたのですが
まさに今の私にぴったりなイメージです。笑
2017年
1月
12日
木
昨年のお仕事になりますが
住教育推進機構のテキスト「親子で学ぶ住教育」の表紙イラストを
担当させていただきました。
家族が地方でも都会でも、健康的に過ごしてゆけるイメージとのことで
このようなイラストになりました。
「地球は一つ~割れれば二つ~♪」と
幼少の頃、よくガッチャマンの替え歌を友達と歌っていたのですが
何となく、そんなイメージですね。
鏡開きが終わり、お正月も終わりですね。
あっという間に、また大晦日なんだろうなあ。
最近、本当に時間が経つのを早く感じます。
一日、一日を大事に過ごしたいです。
2017年
1月
05日
木
2017年になり、新しい年を迎えました。
みなさま今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年、祖母が亡くなり喪中なのですが、年内に喪中はがきを送らず失礼いたしました。
年賀状をくださったみなさま、どうもありがとうございました。
お気になさらず。。
昨年末から今日まで、怒涛のように忙しい年末年始を過ごしていました。
大掃除から始まり、年始のおせち作り、正月の親戚への挨拶、仕事。。
新年早々、なんだか疲れ果てています~~。
温泉にでも行ってゆっくりしたい気分です。
2日には、親戚に会いに群馬県館林市に行ってきました。
分福茶釜で有名な茂林寺が近くにあり、そこにも遊びに行ってきました。
日本全国で有名な、タヌキが茶釜に化けそこなう民話ですが
茂林寺には、伝説の茶釜が本当にありました!
これが、タヌキの化けた。。と眺めてきましたが
本当にタヌキくらいの大きさの真っ黒い茶釜でした。
参道にも、タヌキの焼き物がずらっと並んでいて
なかなかユニークなお寺で和めました。
せっかく来たのだからと、よく蕎麦屋などの店先にある
狸の焼き物をお土産に買ったのですが
さて、こんな濃ゆい置物、どこに置こう。。汗
ということで
今年も本業のイラストでがんばりたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!
2016年
12月
31日
土
今年も大晦日になりました。
年末に入り、寒さが身に凍みてきましたが
みなさん、今年はどんな年だったでしょうか?
私は以前、このブログにも書きましたが
春の個展、日本図書設計家協会の入会、バンドに参加など
新しい動きがあったので、緊張することが多くエネルギーを使いましたが
まずまず、充実した年を過ごせた気がします。
そうそう、最近は、図書設計家協会の方々+お友達で編成された
Tバックスライダーズ(お上品なバンド名でしょ。笑)というバンドの
キーボードをやっていて、家でピアノの練習をしています。
人生初の、バンド参加なのですが
セッションって、やはり面白いですね。。!
頭を真っ白にして、みんなの音と一体になっている感覚が
楽しく、心地良いです。
メインのイラストの方は、上手く描けない日々が続き、悩んだり
コンペに落ちたりで、自分の中で、これだ!というものが
上手く掴めてなかったのですが
幾人かのデザイナーの方々に、厳しくも温かい励ましのお言葉をいただきまして
おかげ様で、希望を持って前に進めそうな気持ちになりました。
アドバイスをくださった皆さま、本当にどうもありがとうございました。
そう悩みながらも、世界を見回すと
今年もテロや戦争、災害など、目を覆いたくなるような悲しい事があり
私の悩みなんて、幸せのうちだな。。と思います。
悩んでいても、どこかそんな風にマクロで物事を見ていたい。
その思いは、年を重ねるにつれて強くなってきた気がします。
でも、どんな小さな悩みでも、痛いものは痛いのですが。笑
そんなこんなで、今年のまとめにさせてもらいます。
お世話になった皆さま、最近お会いできてない皆さま
どうかよいお年をお迎えください。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします!
2016年
12月
25日
日
みなさん、楽しいクリスマスをお過ごしですか?
私は昨日のイブは寒中お見舞いのデータ作成、今日は仕事と
まったくクリスマスムードのない日常を送っています。
ラジオから聴こえてくるクリスマス・ソングで、季節を味わっている感じで。笑
毎年ラジオでクリスマス・ソングを聴いていて
「こんなクリスマス・ソングがあったんだ。」と気になる曲があります。
北園みなみさんの「ひさんなクリスマス」↓
曲名とアレンジが素敵だなあと。。
https://www.youtube.com/watch?v=FBYYUaF2P9Q
ところで、久しぶりにお仕事の報告です。
ジャパトラ12月号 森久美子さんの小説「木は生きている」
第四話 負けてたまるか1 の挿絵を描かせていただきました。
毎月のこのシリーズですが、色々と試行錯誤をしながら
何とか6回目を迎えました。
来年はより魅力的な挿絵を皆さまにお届けできるよう
頑張りたいです。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!
2016年
12月
16日
金
本格的に寒くなってきましたね~。
実は先日、誕生日を迎えたのですが
旦那さんが、美味しいフランス料理のレストランを予約してくれました。
忙しい中、気を遣ってくれて嬉しかったです。
結婚して9年目、子供には恵まれませんでしたが
お互い、好きな事をして何とか暮らしてゆけているので
ありがたいなと思っています。
そして母が、バラとカーネーションのブーケをプレゼントしてくれました。
母から誕生日に花束をもらうのは初めてなのですが
華やかなプレゼントはやはり嬉しかったです。
友達からカードやプレゼントも届きました。
シュトレーセンやキャラメル、焼き菓子など、甘いもの大好きな私にはたまらない
クリスマス仕様のケーキセットです。
みんな、どうもありがとうございました!!
周囲の人々に、ありがとう。色々とごめんなさい。という気持ちを抱えつつ
50歳の誕生日を迎えました。
ひえ~、とうとう50になってしまいました。。!
50代とは、いったいどういうものでしょうか。
美味しいのでしょうか?
玄妙なのでしょうか?
新世界なのでしょうか?
「四十にして惑わず」「五十にして天命を知る」といいますが
「五十でも惑っている」私は年齢より幼いのかもしれません。
子供がいないせいか、どこかドッシリしていない感じがあります。
まあ、それでも大事な人生です。
でも惑っていない人なんているのかな?
今年は春に個展を開催したり、日本図書設計家協会に入会したり
新しいレギュラーの仕事が始まったり、色々と新しいことがあり緊張しましたが
忙しく充実した一年を過ごせたと思っています。
こうして、毎年変わらず誕生日を祝ってくれる
身近な目の前の旦那さんや、家族や友人を大事にすることが
本当の意味で、周囲の人を大事にすることにつながるのかな。。?
と思いました。
2016年
12月
11日
日
昨日は、2年前にお世話になった装画塾の忘年会でした。
表参道のイタリアンレストランで
総勢40名くらいの楽しい忘年会になりました!
塾生のみなさん、それぞれに活躍されてて
私もますます頑張りたいなと思いました。
最近お疲れモードのせいか、テンション上がりませんでしたが
先生方や塾生のみんなと久しぶりにお話しできて、勉強になったり楽しかったり。
装画塾は良い意味で刺激をくれるところなので
また集まりがあったら、参加したいです。
先生方もお仕事でお忙しい中、体調不良で出席されたり
他のギャラリーのパーティーとのはしごで奔走されたり
「あ、これが本当の師走だ。。」とアホなことを思った夜でした。
年末の忙しさで、なにかと体調を崩しがちですが
みなさん、忙しい中でもリラックスする時間を少しでもつくって
体調に気をつけてお過ごしください。
リラックスしたいときに、いつくか聴く曲があるのですが
その一つが、プリドーンの曲「Suddenly」です。
よかったらどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=r-etQjPbzFY
2016年
12月
02日
金
あっという間に師走ですね。
今日はポカポカと小春日和で気持ちがよいです。
蒸かしたサツマイモがおいしいです。
ご挨拶が遅くなりましたが
11月25日に神田の竹尾見本帖本店で開催されていました
日本図書設計家協会、(株)竹尾協賛の
「本迷宮 本を巡る不思議な物語」展が無事終了しました。
おかげさまで会期中は沢山のお客さまにお越しいただき
色々なご意見をいただけました。
お越しいただいた皆さま、気にかけてくださった皆さま
本当にどうもありがとうございました!
会期中はほとんど在廊できず失礼いたしました。
友人・知人の皆さんから「行きましたよ~。」とメールをもらう度に
ありがたいなあと感じました。
私は今回、特装本(特別に装丁された本)での参加だったので
紙の選定から、活版や金箔押しなど、始めてチャレンジする事ばかりでした。
新鮮で面白かったり、もっとこうすれば良かったと反省したり。。
楽しく充実した展示だったと思います。
ブックデザインをしてくださった柳川貴代さんにも感謝いたします。
今回、始めて日本図書設計家協会の展示に参加させていただいたのですが
他の会員の皆さんの、作品のクオリティの高さに刺激を受け
プロの集団の中での緊張感みたいなものを感じた展示でした。
むむむ。。私ももっとがんばらねば~!と襷をしめて
これからもイラストに精進したいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
2016年
11月
28日
月
先日は、大学のサークルの先輩、城谷俊也さん(イラストレーター)の
透明水彩教室に友人達と参加させてもらいました。
透明水彩はとても気になっていた画材で、自分の作品でも時々使うことがあるのですが
繊細な画材なだけに、その扱いも難しさを感じていました。
昨日の教室では、来年の年賀状を透明水彩で塗るという
初歩的な技術を教えていただきましたが
今までに城谷さんが培われた透明水彩の技術が凝縮されていて
とても興味深く、面白い3時間でした。
城谷さんの繊細でレトロフューチャーな世界観のイラストは
昔からクオリティやオリジナリティが高く、いつもため息をついて眺めていましたが
実際にその技術を少し伝授していただき、自分で描いてみると
そうかこうやって描いていたんだな。。と目から鱗の心境です。
城谷俊也さんHP↓
http://www2.ttcn.ne.jp/shirotani/
水彩のさーーーっと溶ける気持ちよさに埋没しながら
何か自分のイラストに活かせないかな?という思いが過ぎります。
教室が終わった後は、奥様のフランそあ根子さん(イラストレーター&占い師)の美味しいお料理をご馳走になりながら、近所のパン屋さんも乱入し、みんなでワイワイと楽しい飲み会になりました。
フランそあ根子さんHP↓
http://furansoaneko.jimdo.com/
根子さんはルポイラストを得意とされるイラストレーターさんですが、その視点が独特で面白いので、これからもっと活躍して欲しい才能を持った作家さんです。
下北沢で毎月開催されているタロット占いも好評なようで、リピーターのお客さんもいらっしゃるようです。
城谷夫妻や他のみんな、そして美味しい料理、美味しい時間に感謝です。。!
各々の心境や事情を抱えながら、こうやってみんなが一つの場でワイワイできるのは面白いし、癒されたりするなと感じる夜でした。
2016年
11月
19日
土
本屋でブラブラしていると、買う気は無かったのに
つい興味のままに手が出てしまい、本を買ってしまうということがあります。
平積みになっている本は特に要注意ですね。
この前、ついつい手が出てしまった本で
米澤貴紀さん著の「神社の解剖図鑑」という本があります。
(株)エクスナレッジから出版されている「解剖図鑑」シリーズで
他にも色々なシリーズがあり
「日本の名城解剖図鑑」「戦国武将の解剖図鑑」「名所・旧跡の解剖図鑑」
「日本の戦争解剖図鑑」など。。
こういう知識って、本当に興味のある人は色々な資料で知り尽くしていると思うのですが
むしろ、私みたいな脆弱な知識欲を持った人間の心をくすぐる
上手い企画だなと思いました。笑
表紙のデザインにもくすぐられました。
昔読んだ妹尾河童さんの「河童の覗いたニッポン」を思い出すけど
こういう本って、時々出版されているのでしょうか?
母方の先祖が、島根で神社の神官をしていたというルーツがあり
そういう事も神社に興味を持つ理由なのかもしれません。
特に狛犬を見ているのが好きで、訪れた神社の狛犬を
写真に撮って集めたりしています。
この神社の狛犬はチワワみたいだな。。とか
あっちの神社の狛犬はメタボ気味だなとか。。
靖国神社の狛犬は「バビル二世」に出てくるロデムに似ている気がします。
この本では日本各地の神社を紹介しているのですが
写真を一切使わず、いとう良一さんの図解イラストで
説明しているところが面白かったです。
著者の解釈みたいなものがなく、あくまで淡々と事実を伝えているのは
読んでいて物足りない気もしたけれど、それもありなのかな?と思いました。
解釈するのは、神社を訪れた一人ひとりの心の持ち様ですしね。
ということで、今回は本の紹介でした~。
2016年
11月
13日
日
11月に入ってから風邪を引いてしまい
しつこく後を引いてすっきりしません。
駅前にはクリスマスのイルミネーションが、ピカピカと光っているので
年末だなあと実感しています。
年末だからでしょうか、やはり何かと忙しい日々です。
みなさんはどんな年末をお過ごしでしょうか?
最近、本当に久しぶりに家のピアノを弾き始めました。
子供の頃に習ったっきり、ぜんぜん触らなくなったピアノが家にあるので
調律をしてもらい、練習し始めました。
久しぶりに鍵盤をたたくと、やはり楽しいです。。!
指も子供の頃のようには動かないし、曲も「ネコふんじゃった」ぐらいしか
弾けないのですが、弾きたい曲が幾つかあるので少しずつ練習してみようかと
思っています。
どうして急にピアノをと思いますか?
ふっふっふ。。それは後日のお楽しみに。
ところで、ジャパトラ11月号/住まい教育推進協会の森久美子さんの小説
「木は生きている」第三話 古民家に新しい息吹を3の挿絵を
描かせていただきました。
古民家で武道家が空手の型をつけているところです。
森さんから教えていただいた資料写真を元に描いてみたのですが
ピンと張り詰めた空気が気持ちよさそうでした。
少林寺流空手道錬心館だそうです。
2016年
11月
04日
金
小春日和の今日この頃ですね~。
先日、玄光社さんより日本図書設計家協会編集の
「WORKBOOK ON BOOKS 11 装丁・装画の仕事」が発売されました。
私も装画家のページに4Pほど載せてもらっています。
この本は、日本図書設計家協会の会員の装丁家と装画家が
自分の仕事を紹介しているものです。
15年くらい前から、日本図書設計家協会の存在は知っていましたし
ワークブックも購入したことがあるのですが
自分が載る日が来るとは思ってもみませんでした。
昨年の東京装画賞に入選したご縁で
入会させていただいた日本図書設計家協会ですが
半年が経ってみて思うことは。。
会員のデザイナーやイラストレーターの方々とお話したり
お仕事を拝見し、色々な刺激をいただいて
貴重な経験ができたことが、何よりもありがたかったです。
日本画家の上村松園や奥村土牛が残した言葉に
「優れた作家というのは、人格も高い人が多い。」という言葉がありましたが
活躍されてる方々とお話ししていて、ふと思い出しました。
偉ぶらないし、周りの人にとても優しい気遣いをしてくださるのですよ。
頭も心も柔軟な方々なのだなと思いました。
一人の売れっ子装丁家さんに、帰りの電車で
「これからの時代は、君達みたいな若い人達に頑張ってほしいね。」
と言っていただいたので、家に帰ってからその方の歳を調べたら
私のたった4歳年上でした。。。。。ガビーン。
いえ、私と比べるのもおこがましいくらい活躍している方なので
比べる方がおかしいのですが、考え方もしっかりしているし人格者なので
もっと年上の方だと思っていました。
これが才覚というものなのだろうか?
今までの人生、毛穴開いて生きてきたか、そうでないかの違いなのだろうか?
たぶんどちらもなのでしょうね。
私は4歳下の人に、このようには振舞えないと思います。
もちろん実績も。。
その圧倒的な存在に、ひれ伏す自分と、少しでも近づきたと思う自分がいるのですが
そういう方々に沢山インスパイアされて、これからも頑張ってゆきたいなと思いました。
話をワークブックに戻すと
大型書店などに置いてあると思いますので、ご興味がありましたら
ぜひお手に取ってみてくださいね~!
2016年
10月
28日
金
(株)技術評論社から10月に発売された「かんたん年賀状素材集 2017年版」
のイラスト・ハガキデザインを制作させていただきました。
もうい~くつ寝ると~お正月♪
この前、正月を迎えたばかりだと思っていたのに
月日が経つのは早いですね、来年は酉年です。
技術評論社さんから初めて年賀状のお仕事をいただいたのが、一巡り前の
申年からなので、かれこれ13年のお付き合いです。
12年前の酉年の自分の仕事を見ると、目も当てられないのですが
こうして13年間、毎年お仕事をいただけたおかげで
私も少しは成長できたのかなと思っています。
酉といえば、私は鳥の置物が好きなので
家の中には、飛べない鳥があちこちに置いてあります。
カモ、ペンギン、鶏、フクロウ、アヒル。。。
その置物の後ろに、安野光雅さんの「旅の絵本」が飾ってあって
鳥たちが、安野さんの描いた鳥瞰図の風景の中で
自由に飛んでいる姿をイメージして置いてみました。
そういえば、昨年の秋に安野さんと同じパーティーに出席させていただいたのですが
遠くからお姿を拝見するだけで、勇気がなくて声をおかけできませんでした。
安野光雅さんの「旅の絵本」↓
http://www.fukuinkan.co.jp/anno/01.html
一言、「あなたの絵本を見て感動しました。」とお伝えしたかったのですが
でも安野さんなら、百万回はそんな事を言われているのだろうから
もう私のささやかな一言なんて、売れ残ったクリスマスケーキみたいなものです。
(意味不明。。)
今年もあと2か月になってしまいましたが
2016年、ラストスパートで過ごしたいと思います。
みなさん、楽しい年末をお過ごしくださいね!
2016年
10月
22日
土
薄ら寒くなってきましたね~。
外出する時、何を着て良いのか分からない今日この頃です。
お知らせが遅くなりましたが
今年から入会させていただいた、日本図書設計家協会の展示
「本迷宮 本を巡る不思議な物語 展」が昨日から始まりました!
おかげさまで昨日のオープニングバーティーには
沢山のお客様にお越しいただき、盛況に始まり感謝しております。
10名の作家の方々に、「本を巡る物語」をテーマに小説を描き下していただき
協会の会報で掲載したものを、一冊の本にまとめて
今回、竹尾(紙のメーカー)見本帖本店の2階で展示しています。
https://www.takeo.co.jp/exhibition/mihoncho/detail/20161021.html
竹尾さんの12種類のファインペーパーを本文に使い、ドイツ装にし
協会の会員(装丁家とイラストレーター)がブックカバーを想定したもの。
同じ本文に、手製本、特装本したバリエーション展示。
の2種類が楽しめる、見応えのある展示になっております。
本も一冊3000円で販売しております。
私は今回、装丁家の柳川貴代さんにデザインをしていただき
特装本で参加しています。
10名の作家の方々の物語は、本という深淵なる宇宙を
あてどもなく旅をする気分が感じられて、読み終わった後には
一冊の本との出会いを大切にしたくなりました。
そんな気分を、静かに語っているような装丁にしたいと思い
イラストを描かせていただきました。
柳川さんに、金箔押しとスリーブの活版空押しのアイディアをいただき
今回、初めてチャレンジできたのは面白かったです。
後でお聞きしたのですが、活版は手で押して制作されたとのことで
本当に手作り感満載の造本になっています。
他の方々の作品も、本当にクオリティの高いものに仕上がっていますので
よろしかったら、ぜひお立ち寄りくださいませ。
2016年
10月
14日
金
友人達が、「シン・ゴジラ」は面白いので観てみて~。
と言っていたので、そこまで言うなら見てみようかなと思い
先日、観に行ってきました。
http://www.shin-godzilla.jp/index.html
4DXという、体験型シートで観てみたのですが
実は3Dすら経験したことがない私が、いきなり4DXなんて
いったいどんなことが起こるんだろう?とドキドキしながら観てみました。
いやこれが。。。スゴかったです。
4DXは+1300円くらい払って特別なシートで観るのですが
シートが左右にグラグラと動いたり
シートの奥からリクライニングのように、ボコボコボコと背中やお尻を突いてきたり
肘掛から風が出てきて顔に吹きかけたり、プシュッと水しぶきが出てきたり
足のすねをサワサワと何かが触ったり
はっきり言って、刺激が強すぎて映画に集中できなかったです。笑
ゴジラが海でバシャっと水しぶきを上げるたびに、顔に水しぶきが吹きかかるのですよ。
笑えたのが、ゴジラ退治の為にミサイルを落とすのですが
ゴジラの背中に当たる瞬間に、ボコボコと同じ数だけ背中を突かれたので
ゴジラに共感して欲しかったのかな?と。
さて、肝心な映画の内容です。
ネタバレになるので、あまり言えませんが
純粋にゴジラ映画としての完成度が高く
特撮がスゴイとか、モーションキャプチャーで野村萬斎さんが
ゴジラの振り付けをしているという部分も良かったと思いますが
日本政府官邸の動きや自衛隊、官僚、民間企業
周辺諸国、そして同盟国のアメリカの対応などが
日本の現状を皮肉った感じの描写になっていて、そこが面白かったです。
災害や有事に対して、国としてどう対処するか?
今日本が問われている核心的なところを、ゴジラに想定して描いている気がしました。
リアルじゃないんだけれど、くリアルっぽい感じといいますか。
それにしても4DXはどうなんだろう?
ディズニーランドのスターツアーズみたいなアトラクションと考えれば
面白いかもしれません。
映画を純粋に楽しみたかったら、あまりおススメはできないです。
菅官房長官じゃないけれど
「一度経験したら十分。」という感じでした。。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161014-00000551-san-pol
2016年
10月
08日
土
先月の中旬に甥っ子(兄の長男)が結婚しました。
もちろん叔母として、結婚式に参加させてもらいましたが
本当に久しぶりのお式と披露宴参加だったので
昨今のお式も昔にくらべて雰囲気が変わったな。。と思いました。
披露宴にいらっしゃる女性のみなさんの恰好が
昔はそのままディズニーランドのパレードに出れそうな女性がいましたが
控え目になってきていてるなと感じました。
(それでもパーティードレスなのですが)
披露宴も、本人達の趣向もあるのだと思いますが
やたら形式的なものではなく、手作り感がある
気持ちのこもった温かい披露宴でした。
まあ、甥っ子のお式なんだから、どんな式でもめちゃ嬉しいのですが。。
披露宴の最後に甥っ子がデザインしたパンを
式場で焼いてくれたという、趣向を凝らしたパンをもらいました。
パン好きの私としても、こんなに美味しく、食べるのが惜しいパンは無かったです。
甥は私によく似ているのですが、新郎新婦の顔は出せないので
私が男になった顔を想像して見てください。
叔母自慢になってしまいますが。。優しくて、よく気が利く甥です。
お嫁さんも、明るくて利発そうなお嬢さんです。
甥が保育園で熱を出してしまい、家にも実家にも私一人しかいなかったので
大学生の私が迎に行ったのですが
帯紐(黒いベルベットの昔の帯紐)が上手く結べなくて
背中におんぶした甥が、落ちそうになって焦ったこととかが
走馬燈のように式の間中よみがえり。。
そこに、フルートとかハープとか、オルガンとか讃美歌とかが
追い打ちをかけるように私の気分を高揚させたので
私の涙腺は決壊してしまいました。笑
これから、甥達は人生で色々な経験を乗り越えてゆくのでしょうが
どうか末永くお幸せに。。!幸多いことを祈っています。
2016年
9月
30日
金
先日、美味しそうな紅玉リンゴが売っていたので
思わず手をのばしてしまいました。
酸味と蜜のハーモニーがぎっしりつまっている紅玉リンゴは
この季節にしか味わえない美味しさです。
パイにしようかな?コンポートにしようかな。。
ところで先日、広島の情報誌「FLAG!Vol.5」(ザメディアジョンプレス)の
表紙イラストを描かせていただきました。
広島の各地域のとっておきの情報を発信している雑誌です。
今回は県北のゲストハウスやカフェ、里山ブランディングプロジェクトなど
面白い情報が満載です!
よろしかったら、ご一読ください。
私の母のルーツが広島なのですが
私は一度しか訪れたことがなく、もう一度ゆっくり旅をしてみたい場所です。
原爆で亡くなった親戚も何人かいて
子供の頃から、その話を母から聞かされてきたので
広島というと、そのイメージが強いです。
だからよけい、美しく楽しい広島を感じてみたいと思っているのかもしれません。
先日、久しぶりに知人からもみじ饅頭をいただきましたが
昔ながらの人形焼のような饅頭ではなく
餡の種類が沢山あり、美味しく上品な味に進化しているもみじ饅頭でした。
ベタですが、秋の宮島に行ってみたくなりました。。
2016年
9月
23日
金
ここ最近雨ばかりですが、だいぶ涼しくなりましたね。
テルテル坊主を作って、ハレを祈願しようかなと思う今日この頃です。
9月は人に会ったり、楽しい場所に出向くことが多く
出不精の私にしては、めずらしく華やかに過ごしていた気がします。
そのせいか、ここ数日は少しお疲れモードです。。
ゴーヤチャンプルでも作って、英気を養おうかなと思っています。
昨夜は、友人達と吉祥寺で飲み
大いに盛り上がりましたが、知り合いの独身女性や男性を集めて
高尾山でパーティーをしようという話になりました。
秋の高尾山。。美味しい空気、山歩き、その後の美味しいご飯。
楽しさは膨らみます。
若い女の子が「恋愛のアドバイスをして下さい!」と聞いてきたので
恋愛に関しては不肖の私が、つたない経験を思い出して
不遜にもアドバイスをしてみました。笑
みなさんは「恋愛」に関して、どんな考えをお持ちでしょうか。。?
私は、寂しいから誰かと付き合うことばかりを考えず
シングルの時代を大切にした方が良いと思っています。
シングルの時にしか出来ない、楽しく気楽なことは沢山あると思うので
その時間を充実させるのが良いのではと。
楽しく過ごして、人と会う機会を増やす内に、自然とその人に合った
パートナーが見つかるのでは?と思っています。
昨夜は美味しいお刺身をつつきながら、珍しくそんな話で盛り上がりました~。
2016年
9月
16日
金
ここ数日は出かけてばかりだった気がします。
仕事もそうですけれど、人付き合いにも波があると思いませんか?
外苑前はギャラリーが多く、よく立ち寄るのですが
最近お付き合いしている仕事先の事務所が近くにあり
昨日、美味しい蟹料理のお店に連れて行っていただきました。
沢山の蟹アラカルトが割とリーズナブルに楽しめます。
「蟹漁師の家」↓
http://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13007353/
私は蟹ユッケと蟹コロッケ、蟹チャーハンが美味しかったです。
ランチもお得な感じで美味しいみたいですよ。
。。とお店の回し者ではないのですが。
2年前にお世話になった装画塾の修了装丁展が
外苑前のギャラリーDAZZLEで開催されています。
12名の作家さんが、4名のブックデザイナーの方々とペアを組んで
装画と装丁の展示をされています。
私もオープニングにおじゃましましたが、ブックデザイナーと作家の方々の
課題に対する真摯な答えは、見ていて気持ちの良いものだと思いました。
18日までなので(最終日はトークショーがあります)よかったらお立ち寄り下さい!
私も2年前は緊張してトークしていたなあ。。懐かしい。
友達のイラストレーター、室谷雅子さんの個展も
18日まで青山一丁目のドイツ文化会館ロビーで開催されています。
時代小説の装画で活躍されている室谷さん。
情感豊かな人物描写と、はんなりとした美しい色彩感覚が素晴らしいです!
オープニングパーティーのお手伝いをさせてもらいましたが
ビールを3ケースも頼むというので、「ちょっと多いんじゃない?」と聞いたら
「だって、ドイツ人って浴びるようにビール飲みそうじゃない?」とのこと。
ぜんぜん、浴びていませんでした~~。笑
よろしかったらこちらも。
http://www.oag.jp/jp/veranstaltungen/ausstellungen/3700/event-ausstellung-von-murotani/
そして今日伺った、アートフォーラムあざみ野で開催されている「DLI展 2016」展
都心から少し離れているのですが、足を延ばす価値のある
グループ展だったと思います。
現在活躍されている、23名のイラストレーターの方々の展示でしたが
クオリティーの高い作品が、数多く一堂に拝見できるので
こちらも見応えがありました!
18日までなので、よかったら。。
http://i.fileweb.jp/news/topics/3295/
と今回は、でずっぱりの成果をお知らせしました。
涼しくなってきましたので、展示を巡る散策などいかがでしょうか?
2016年
9月
09日
金
9月になっても日中はまだまだ暑いですね。。
みなさん、残りの夏を楽しんでいらっしゃるでしょうか?
私は何となく、梨やぶどうが食べたくなってきました。
「ジャパトラ」9月号(住まい教育推進協会)・森久美子さんの小説「木は生きている」
第三話 古民家に新しい息吹を の挿絵です。
小説にはチャイコフスキーのピアノ協奏曲が出てくるのですが
チャイコフスキーの情感豊かな旋律を聴きながら
イメージを膨らまして描いてみました。
鹿児島が舞台の小説で、遠くに見えるのは桜島です。
絵を描くときは、なるべく集中したいので
ロックよりもクラシックを聴きながら描くことが多いです。
何となく絵のイメージに合う作曲家の作品を選ぶのですが
ドビュッシー、ラベル、ショパン、ラフマニノフ、マーラーあたりが好きで
よく聴きながら作品を描いています。
知り合いが「モーツアルトを聴きながら仕事すると気分が良い。」と
言っていたのですが、実際に脳からのα派が出やすくなるみたいですね。
眠れない時も、聴くと効果があるみたいです。
秋の夜長に、モーツアルトを聴きながら眠りにつくのも良いのでは。。
2016年
9月
01日
木
8月はなんだか慌ただしく過ごしていました。
気がついたら9月です。。。
日中はまだまだ暑いですが、朝晩は涼しくなりましたね。
今年も夏らしいことをあまりできずに、夏が終わりそうです。
そんな中、前から行きたいと思っていた夏フェスに行ってきました。
「サマソニ2016」
毎年、幕張メッセで開催されている夏のロックフェスです。
http://www.summersonic.com/2016/news/
沢山のグループがライブしていましたが
友達とかき氷を食べながら、ゆる~く楽しんだので
4グループを中心に堪能させてもらいました。
メタファイブ
ザ・ジャクソンズ
サカナクション
レディオヘッド
一番の目当てはレディオヘッドだったのですが
前のサカナクションから見ていたので
4時間の立ちっぱなしはさすがに足腰にきました。
レディオヘッドを最初聴いた時は、「暗いなあ。。」という感想しか持てなくて
あまり好きになれなかったのですが
とてもステキ!と思う曲もあったりするので、何となく聴いてしまいます。
サマソニでライブを初めて見て、CDで聞いているよりも
より熱を感じるからでしょうか?前より好きになった気がします。
トム・ヨークの美しい声が、夏の夜空に溶けてゆくようでした。
また機会があったら、夏フェスは行ってみたいです。
ところで、「フジロック」って今は苗場で開催されているのですね。
てっきり富士山の麓あたりで開催されているのかと勘違いしていました。
苗場でフジロック。。ナエバロックでは何となく恰好がつかないからでしょうか。
2016年
8月
18日
木
台風7号が過ぎ去ったと思ったら
ムシムシとした猛暑になり、どこにいてもお風呂に入っている気分です。
みなさん、熱中症にはくれぐれも気をつけてお過ごしくださいませ。
地球は本当は温暖化しているのではなく
(そう唱えているのは、CO2利権をむさぼる人々で)
本当は小氷河期に向かって寒冷化してるという説を、最近よく耳にしますが
こう暑いと、どうなんだろう。。?と思ってしまいます。
ジャパトラ8月号の森久美子さんの小説「木は生きている」
第二話 心を癒す家づくり3 の挿絵を描かせていただきました。
小説に登場する赤いバラを描きたかったので
実際にバラを買ってきて、眺めながら描いてみました。
凛として温かいバラを描きたかったのですが、描いている最中
頭の中には加藤登紀子さんの「百万本のバラ」の歌が流れていました~。
2016年
8月
10日
水
本当に暑い日々が続いていますね。
みなさん、お元気でお過ごしでしょうか?
ここ最近は、お仕事や帰省などで少しバタバタとしていました。
新潟で長岡花火大会を初めて見てきたのですが
うわさには聞いていましたが、とても大きくて華やかな花火大会で
目の保養になりました。
昔に比べて微妙な色合いや複雑な開き方をする花火が多く
花火も進化しているんですね。
長岡の花火大会は、終戦後まもなくに長岡空襲で亡くなった
戦没者の方々を弔うために始まったのだそうです。
大会の最初は、いつも白菊の花火で始まります。
この日も信濃川河川敷に多くの方々が集まって見ていました。
http://www.niigata-kankou.or.jp/sys/data?page-id=2441
目の前に中学生くらいの男の子がいて
何やら、隣の友達に恋の相談をしているみたいだったので
花火を見ながら、思わず耳がダンボになってしまいました。
「俺とあいつは兄妹みたいに育ったんだけれど、最近何を考えているのか
さっぱり分からなくてさ。。でも俺、この花火より大きい男になりたい。」
と言っていたので、思わずカワイイ中坊だな~~と思いましたが
相手が何を考えているのか分からなくて、モヤっとする気持ちは
分かる気がします。
想いはあるのだろうけれど、怖くてもう一歩が踏み込めないようです。
想いが通じると良いね、中学生。。
下世話にも中学生の恋バナをお聞きしながら花火を見てしまい
真夏の夜の夢のような花火大会となりました。
2016年
7月
30日
土
暑中お見舞い申し上げます。
梅雨も明け、夏本番という感じになってきましたね。
今日も暑いです~~。
アイスが美味しい毎日です。
最近のベストアイスは森永乳業の「MOW」なのですが
何の変哲もないただのアイスなのですが、素材などにこだわりがあるので
値段の割に美味しい!と感じました。
今日は午前中に都知事選挙に行ってきました。
舛添さん騒動から始まった東京都知事選ですが
いったいどなたになるんでしょうね?
個人的に有力候補の三人の方々は、どの方も今ひとつピンとこなかったのですが
どなたがなっても今度はクリーンで実行力のある都政を期待しています。
最近はというと
夏風邪を引いてしまいました~。
今年は子供を中心に、喉にくる風邪が流行っているそうです。
体温調節が難しい時期なので、みなさんも気をつけてお過ごしくださいね。
ありがたいことにお仕事も忙しくなってきまして
夏風邪と相まって、まったく身動きが取れなくなってしまいました。
色々なことが後回しになってしまい。。すみませんな感じですが
これからもよろしくお願いいたします。
2016年
7月
23日
土
雨が降って少し涼しくなりましたね。
最近、展示やお仕事の話ばかりだったので、久しぶりにパンのお話しでも。
1か月ほど前、品川区の中延商店街近くにあるパン屋さんで出会った
1個10円のパンです。
大きさは500円玉くらいで、チーズがトッピングされたハードパンでしたが
一個パクッと口に入れると、後を引くような庶民的美味しさでした。
ビールのおつまみに合いそうです。。
10円で買える物を探してみると
うまい棒(麩菓子)やマルカワのフーセンガムなどがありました。
子供が10円玉を握りしめて買える物が、この時代にも探してみると
色々とあるんですね。↓
http://portal.nifty.com/kiji/130623160965_1.htm
デフレは良くないけれど、市場に10円で買える物がいくつか存在するのは
和める気がします。
そういえば最近、ギザ10って見なくなった気がしませんか?
昭和33年が最後の発行だったとのことで、かれこれ58年ぐらい経っているのだから
見なくなっても当たり前でしょうか。
ギザ10でこのパンを買ってみたいです。
2016年
7月
17日
日
ここ数日、暑さが和らいで過ごしやすい日々ですね。
ホッと一息つけた方も多かったのではないでしょうか?
ここ最近、体力作りのために近くの公園をジョギングし始めたのですが
しばらく運動していなかった体がビックリしてしまったのか
筋肉痛と足をつるなどして一日寝込んでしまいました。
ディオさまから「貧弱!、貧弱ゥ~ッ!」(by ジョジョの奇妙な冒険)という声が
聞こえてきそうです。
とりあえず、ゆるめにウォーキングから始めてみようかな。。
「ジャパトラ」7月号/住まいの教育推進協会に掲載されている森久美子さんの小説
「木は生きている」・第二話「心を癒す家づくり」の挿絵です。
福岡県八女市にかかる寄口橋と満開の桜を描かせていただきました。
2016年
7月
11日
月
一昨日、7月10日にギャラリーDAZZLEで開催されていた
「老若男女世界文学選集挿画展 VOL.9」が無事終了しました。
暑い中お越しいただいた皆さま、気にかけてくださった皆さま
本当にどうもありがとうございました。
あいにく在廊しておらず、お会いできなかった皆さま、申し訳ありませんでした。
おかげさまで、沢山のお客さまにお越しいただき
色々なご意見もいただけて、勉強になりました。
今回の展示はマルプ・デザインさんのワークショップからはじまり
参加者の皆さんと一緒にラフ出しから展示まで3か月近く
ご一緒させていただいたのですが
他の作家さんの発想や作品に触れて、ハッとしたり、焦ったり。。
個展では得られない刺激がありました。
筒井康隆氏の「旅のラゴス」というロングセラー小説の装画と挿絵。
正直あまり自分のイラストのテイストに合っていないお題目なのでは?
という思いがあったのですが、それにトライすることに意味があるのかなと
悩みながら捻り出した装画となりました。
楽しかったけれど、色々と足りないところも見えた今回の展示で
次の課題を見つけられたのが、何よりもの収穫だったかと思います。
個展に引き続き、今回も外苑前駅のギャラリーだったので
だんだんと近場のお店を知るようになりました。
外苑前駅近くのベルギーワッフルの老舗マネケンでは
一個でもワッフルを買うと、無料でコーヒーが貰えて
テーブルでゆっくり食べれますよ~。(ドトールよりお得です。)
また、機会があったらこんな企画展に参加させていただきたいです。
とても暑くなってきたので、皆さん熱中症などに気をつけて過ごしてくださいね。
2016年
7月
07日
木
東京も夏らしく暑くなってきましたね。
ギャラリーDAZZLEで開催されている「老若男女世界文学選集」展も残り3日となりました。お越しくださったみなさま、どうもありがとうございました!
7月10日の午後2時から在廊していますので、よろしくお願いいたします。
最近は。。何かと慌ただしく過ごしていたのですが
先日秋に開催される「本迷宮展」(本を巡る不思議な物語)という展示で
特装本(特別に装丁した本)を展示することになり
初めて、造本(文字通り本を作る)のための紙を選びに竹尾(紙のメーカー)
の見本帖に行ってきました。
造本なんて、大学の課題以来というまったくの素人なので
まずどんな紙で、厚さはどのくらいで。。?という疑問から始まり
ディレクションをしていただく装丁家の方に色々とお聞きしながら
使用する紙を選んでくることになりました。
青山の見本帖は初めて伺ったのですが
瀟洒なフランス料理店などが並ぶ高級住宅街にポツンとあり
外国の街に来た感じのする、不思議な空間でした。
中に入ると、センスの良い整然とした店内に紙の見本が並んでいて
お客さんが何人か紙を選んでいました。
う~~んう~~んとうなりながら3時間
やっといくつかの紙を選定して、買って帰りました。
この世に2冊しかない特装本ができるのを夢見て、選んだ紙です。
紙って、本当に美しいですよね。。。
画材店でレジを待っている時に、他のお客さんが買う紙の束に
見惚れてしまったり、今回も色々な紙を買って並べて見ているだけでも
美しいなと感じます。
いったいどんな「本」ができるのか?!
秋になったら、またこちらのブログでもお知らせしますね。
2016年
6月
30日
木
6月28日から始まったギャラリーDAZZLEでの
「老若男女世界文学選集挿画展 vol.9」ですが
初日のオープニングトーク&パーティーには大勢のお客さまにお越しいただいて
おかげさまで盛況にスタートしました。
どうもありがとうございました!
それにしても何度経験しても大勢の方々を前にして
自分の作品を語るのは難しいです。。
いつもこういう時は台本を作ってゆくのですが
いざ本番になると頭が真っ白になって、用意したことがしゃべれなくなってしまいます。
きっと上手くしゃべろうと考え過ぎてしまうのでしょうね。
下手でも良いから、リラックスして自分の伝えたいことを
しゃべれるようになりたいです。
今回の展示は、筒井康隆さんの「旅のラゴス」という小説がテーマになっているのですが
ラゴスという男の淡々として壮大な旅行記で、読後に深い余韻が残りました。
その雰囲気を何とか装画に表現できないか?と思いながら制作してみました。
ライク・ア・デザインの渡邉さんという方にデザインをしていただいたのですが
イラストをより効果的に表現できるようにディレクションしていただいて
こちらの要望も色々と聞いてくださったので、ありがたかったです。
他の作家さん達の作品も、自分とはまったく違うアプローチや表現なので
その差を感じるのも面白いです。
7月10日まで開催しておりますので、お気軽にお立ち寄りくださいませ。
私の在廊日は、今のところ7月2日PM12:00~
10日PM14:00~います。
どうぞよろしくお願いいたします!
2016年
6月
23日
木
今度の6月28日(火)~7月10日(日)に
ギャラリーDAZZLEで開催される、「老若男女世界文学選集挿画展vol.9」に
参加します。
デザイン・マルプのデザイナーの皆さんのディレクションのもと
筒井康隆の「旅のラゴス」というロングセラー小説をテーマに
10人の作家が、装画と挿絵を描き、原画と装丁本を展示します。
この「旅のラゴス」という小説
最初は、単なるSF冒険奇譚なのかな?と思い読み進めてゆくうちに
旅をすることとは?、人生とは?ということを考えさせられて
その世界が深く、心の中で広がってゆきました。
男性が世界というものをどう捉えて、それに関わってゆくのか?という視点と
反対に、非現実的でロマンチックなものを追い求める視点が描かれていて
この小説が、男性に人気があるのも分かるような気がしました。
よろしかったらお立ち寄りください。
十人十色のラゴスがお待ちしております。。!
場所:ギャラリーDAZZLE
http://gallery-dazzle.com/
日時:2016年6月28日(火)~7月10日(日)
PM12:00~19:00(最終日は17:00まで)※月曜休廊
※初日28日、PM18:00よりオープニングトークがあります。
19:00から、別会場でパーティーもありますので、よろしかったらお気軽にお越しください。
<Malpu Design>
清水良洋 佐野佳子 渡邉雄哉 宮崎萌美 李生美
<参加する作家>
キタムラハルコ・楠木雪野・サカイヒトミ・中鉢愛・野坂英恵・ハシグチハルカ・福士陽香
溝尻奏子・山口志のぶ・古川じゅんこ
※私の在廊日は、6月28日・7月10日PM14:00~
7月2日PM12:00~です。
また近くなりましたら、追加でお知らせさせてください。
よろしくお願いします。
2016年
6月
16日
木
先日、日本図書設計家協会で主催した
宇野亞喜良さんの東京装画賞2016記念講演会に
スタッフとして参加させもらいました。
宇野亞喜良さんは、日本を代表する有名なデザイナーであり
イラストレーターですが、1950年代から現代まで
日本のグラフィックの第一線で活躍されてる
稀有な存在のクリエイターだと思います。
http://www.art-life.ne.jp/creator/artist_top.php?artist_id=C0005
私の中では、1980年代辺りからの装画や挿絵、ポスターのイメージが
強いのですが、1957年頃に描かれた「青い鳥」などの絵本を拝見すると
とても新鮮な感じがします。
ご自身は色が苦手とおっしゃっていましたが、この時代の絵本に感じる
色彩感覚は素晴らしいなと思います。
時代に合わせて、作風も様変わりしてゆくのですが
一貫して、「美しい」「妖しい」「背徳的」「抒情的」などという
言葉が浮かびそうな独特の世界観があり、大好きな作家さんです。
当日は受付をしていたので、講演は半分くらいしか聴けなかったのですが
終わってからのスタッフと宇野さんとの打ち上げの時間が
私にとって、忘れられない宝物になりました。。!
飲み会の後半、宇野さんのお隣でお話させていただいたのですが
まったく偉ぶるところがなく
一つ一つのお話に、重みというか面白味があり
私が会話に入れないでいると、「あなた、〇〇知っている?」と
優しい気遣いをしてくれるジェントルマンな方でした。
宇野さんとの会話をかいつまんで↓
〇「私は絵を描くのが遅いのが悩みなんですが、宇野さんはとても早いと
お聞きしました。」と言うと、宇野さんは「早い、遅いはタイプなので
どちらでも良いと思いますが、仕事の締め切りには遅れないように
しています。」とおっしゃられた。
〇「私は△△というデザイナー(多分、有名なデザイナーの方)に
「強姦魔」の様だと言われたんですが、その言葉が気に入っていて
他人にそのように思われたいのです。」
〇「女性が厚化粧をするという行為が、(ガングロ、横浜メリーさん)
コンプレックスを隠そうとしていて可愛らしく、面白く感じます。」
〇「落語が好きなんですが、中でも古今亭志ん生が好きです。」
〇「原節子が小津安二郎の映画「東京物語」で見せた微笑みですが
日本の女性は、決してあんな笑い方はしないと思いました。」
〇「フランスの事実婚について、女性のあなたはどう思いますか?」
と聞かれ、しどろもどろで、「日本の婚姻制度はしがらみが強くて
人生が狂ってしまう事もあり、精神的負担が大きいので
もう少しファジーな制度でも良いのではと思います。」と私が答えた。
〇ダリの奥さんの話をしていて、私が「絵で描かれているガラは
包容力のある、優しい女性に見えます。」と言うと宇野さんは
「本当は意地悪な女性だったのかもしれないよ。
ダリがそういう風に描きたかったのかもしれない。」とおっしゃられた。
〇三島由紀夫さんや森繁久彌さんとお会いになった時のお話をしていて
まったく嫌味でなく「あなた、お会いになったことがありますか?」と
お聞きになられたのが面白かったです。
本で読んだり、テレビでしか見たことがない方々です。。宇野さん。
〇最後に、私に対して「あなたの人生を聞かせてくれて、ありがとう。」
と言ってくださいました。ちょっとここでは言えない人生が私にもあり
図らずも、宇野さんにお話してしまったのですが
そんな風に言ってくれた方は初めてだったので、嬉しかったです。
気がついてみると、イラストの話をあまりしていなくて
しまった~と思いましたが、最後に宇野さんの画集「宇野亞喜良クロ二コル」の
カバー裏にサインをいただきました。(猫の絵まで!)
私にとって、宇野さんと共有した時間とサイン本は生涯の宝物です。
どうもありがとうございました!宇野さん。
これからもその華麗なイラストで、多くの人を魅了してください。
私も、そんな存在に少しでも近づきたいと思う今日この頃です。。
そして、こういう貴重な機会を与えてくださった
協会の宮川会長、どうもありがとうございました!
スタッフの皆さん、イラストレーション誌の本吉さん、大変お疲れさまでした。
2016年
6月
09日
木
東京も梅雨に入りましたね。
みなさん、ジメジメに負けず元気でお過ごしでしょうか?
庭の山吹の花が満開で、オレンジ色が目にしみます。
「Japatra 後世に伝えたい日本の伝統」6月号に掲載されている
森久美子さんの小説「木は生きている」の挿絵を描かせていただきました。
昨年、日本農業新聞で連載小説「青い雪」の挿絵を描かせていただいた
ご縁で、今回のご依頼をいただきました。
4月の個展会場にお越しいただき、絵を気に入ってくださった編集長のIさん
森さんに感謝いたします。
この雑誌、一般の書店では販売されておらず
建築業界で広まっている、古民家再生をテーマにした専門誌なのですが
普段、あまり関わりのない業界の記事ばかりなので
読んでいて新鮮で、面白いです。。!
日本には「古民家鑑定士」という資格があるのですが
古民家のコンディションを調査し、活用できるか難しいかの判定と
固定資産税の評価では0円の古民家に、文化的な価値での金額をつける
「古民家鑑定書」を発行する資格が得られるのです。
大工さんや工務店の方が多いのですが、一般の方でも
試験を受けることができるそうです。
福井県丹生群の築60年の古民家が
土地(264.46㎡)・建物で502万円。。ですってよ~、そこのあなた!
今の時代、ネット環境さえ整えば、ここでロハスな生活を満喫しながら
お仕事することが可能かもしれませんね。
森さんの小説「木は生きている」は
全国各地で古民家を守り、未来に残す家を建てる人々。
そんな人たちをモデルに、繰り広げられる連載小説です。
今回、描かせていただいたのは静夫さんという大工さんのお話です。
もし、ご覧になる機会がありましたら
どうぞよろしくお願いいたします。
2016年
6月
03日
金
5月は、目まぐるしく人と会う機会が多かったきがします。
枯渇していたお仕事も、また少しずつ頂けるようになったので
ホッとしつつありがたく思っています。
昨日は、ツイッターで私が「こんな気持ちの良い夜は、ワインを外飲みしたくなる。」
とつぶやいた事から端を発して、知り合いの女性達が「じゃあ、やろうやろう!」と
盛り上がり、吉祥寺の井の頭公園で外飲み会をしてきました。
これからの季節、ビアガーデンは増えてくるけれど
ワインを外で飲むお店はなかなか無いような気がします。
私が知らないだけでしょうか。。?
結局12人くらいの人が集まり、花見でもないのにシートを敷いてワイワイと
楽しい外飲み会になりました。
私はちょっとお疲れモードだったのか?何となく気持ちが盛り上がらなくて
ぼーーと夜空の星を眺めて、お酒を飲んでいました。
でも夜風に吹かれてのワインは美味しかったです♪
多くの人と接していて、最近感じることは
人の気持ちを察するのは難しいな。。。ということです。
自分の気持ちがあって、人の気持ちもある。
結局、人の気持ちなんて、本当のところは分からないです。
分かり合えなくても、自分なりに察して
その人と良い関係を作ってゆけたらと思っています。
大声で歌ってどんちゃん騒ぎをしている知り合いを
細い目で慈しみながら、ぼや~~と考えてみました。(笑)
2016年
5月
25日
水
あっという間に個展から一か月が経ってしまいました。
なんだか慌ただしく5月も過ぎてしまいました。
今年の3月に日本図書設計家協会という
装丁家(ブックデザイン)・装画家(イラストレーター)の
権利の擁護・地位向上・勉強などを目的にした団体に入会しました。
今までは同業者のイラストレーターの方々と接することが多かったのですが
この会は、どちらかというとデザイナーの方が多く所属している会なので
デザイナーの方々とお話しする機会が多くなりました。
同じクリエイターなのですが、、やはり感じが違うなと思います。
イラストレーターは感性が強く
デザイナーは思考が強い印象を受けます。
(感性が強いな~という方もいらっしゃいますが。)
とにかく頭の良い人が多いです。
そしてあまり変わった人がいません。
イラストレーターは、私もそうなのかもしれませんが変わっているなとか
天然だなと思う人が多いです。
他のクリエイター職はまた雰囲気が違うのでしょうか?
自分より若い方が、ご自身の意見をしっかり持って
バリバリとお仕事をされながら、会の運営にも携わっている姿を見ていると
時々襟首を正される思いがします。
私も今年は新しい事にチャレンジする場面が多く
緊張やプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも
少しずつ進歩できたら嬉しいです。
2016年
5月
17日
火
6月30日からギャラリーDAZZLEで開かれる
「老若男女世界文学選集装画展」に参加します。
マルプデザインの清水さんはじめ、デザイナーの方々に
課題図書の「旅のラゴス」/筒井康隆の装画をブックデザインをしていただき
原画と一緒に展示する企画です。
先日、最終のワークショップが終わりました。
同じ様な企画展に2年前、やはりDAZZLEの装画塾というところに
参加した経験があるのですが
自分のラフや作品をプレゼンテーションする時は
業界の一線で活躍されてる講師の方々の鋭い視線が怖く
自然と手や声が震えた覚えがあります。
今回のワークショップでは 準備不足もあり
先日の講評では、あまり良いプレゼンができなかった気がします。
ギャラリーのオーナーの方から
「装画塾の頃を思い出してください。」と言われ
色々と気付かされる思いがしました。
この2年で色々な経験をして、どこか図太くなっているのかもしれません。
今はプレゼンをしていても手が震えることはありませんが
あの頃の必死さが無くなっているな、とふと気が付きました。
2年前は自分のベストを尽くしても、空回りして叱られてばかりいましたが。。(笑)
気持ちが鈍化してしまっていたことに反省です。
それにしても最近、色々な事に手を出し過ぎているな~と感じています。
疲れも溜まっているのか、先日の飲み会では
話しかけてくれている目上の方の前で寝落ちしてしまいました。(涙)
ちょこちょことミスが多い昨今です。
改めて、魅力的な作品を制作して
それをお仕事に繋げることを考えて、もう少しシンプルにひきしめて
過ごしてゆきたいです。
2016年
5月
11日
水
5月に入り、気持ちの良い季節になりましたね。
近所を散歩していると、心地よい風が頬を撫でるので
タンポポの綿毛のようにふわ~と浮かんでいたくなります。
みなさんは楽しいGWを過ごされたでしょうか?
私は結局、これといって出かけはせず
子供の日には菖蒲湯につかったり、近所の公園を散歩したり
友達と美術館に行ったり。。
菖蒲湯に浸かる習慣は、江戸時代からと言われていますが
端午の節句や、武士の出陣前に武運長久を願って
浸かったことが起源だと言われているようです。
(菖蒲=勝負)
もともとの起源は中国で、端午節に厄除けとして菖蒲を軒下につるしたり
菖蒲酒にして飲んだりしていたそうです。
それが日本に伝わってきたのが1300年前で
奈良・平安時代の頃だそうです。
1300年前の風習が、まだ続いているんですね!
菖蒲湯はゆっくり浸かっていると、体がポカポカしてくるのですが
実際に血行が良くなる効能があるそうです。
ちょうど腰痛だったので、なんとなく効いた気がしました。(笑)
吉祥寺美術館で開催されている「萩尾望都SF原画展」は
萩尾さんの1970~現代までのSF作品
「11人いる!」や「スター・レッド」などの原画が展示されていました。
中学生~大学生くらいまで読んでいましたが
哲学的な香りのする萩尾作品を、子供なりに刺激を受けて
楽しんで読んでいた覚えがあります。
吉祥寺市の美術館なので入館料が100円なのですが
沢山のお客さんが、小さい美術館にいらしていて
あのボリュームと見応えで、コスパがすばらしいな~と思いました。
こういう、まったりしたGWの過ごし方も良いものですね。
2016年
5月
03日
火
ゴールデンウィーク真っ只中ですが
みなさん楽しい休日をお過ごしでしょうか?
私は個展が終わり、一昨日に仕事の納品が済んで
やっと心身共に休める~!!と解放感に浸ったとたん
腰痛にみまわれました。。
ここ最近アウトプットばかりの生活だったので
色々とインプットしたい今日この頃だったのですが
ここは休まないとダメよ~~ダメダメ、という体のサインなのだなと思い
仕方なく、エビの様な姿勢で寝そべって本などを読んでいます。
読みたいと思って買ったまま、読んでいない本が何冊かあり
どれから手をつけてよいか分からなくなっています。(汗
とりあえず、仕事先から資料として送っていただいた
「古民家解體新書」(川上幸生著/住まいの教育推進協会)なる本を
読んでいるのですが、知らないことばかりでなかなか面白いです。
「古民家」とは、築50年以上の伝統工法で建てられた住宅のことです。
「木」という建材は面白くて
200~300年間強度が変わらず、800~1600年をピークに
古材の方が強度が増すそうです。
そのあたりをピークに、また低下してゆくのですが
法隆寺の建材は、ちょうど下がりカープのところに位置していて
それでもなお、新材よりも一割くらい強度が強いそうです。
鉄やプラスチックなどの材質は、新材の時が一番強く
古くなるにつれて弱くなってしまうそうです。
古民家に使われている木材は、今の家とは比べ物にならない程
良質な木材が贅沢に使われている、耐久年数の高い住宅なんだそうです。
しかし、冬は寒く、窓も小さいので部屋も暗いそうで
住むのに快適とは言い難いようです。
ただ、現代の築40年でスクラップ&ビルドされてしまう、使い捨ての住宅に
古来からある循環型住宅の古民家の良さを取り入れられないか?
と筆者の川上さんはおっしゃっています。
自分の建てたマイホームに、300年後にも子孫が住んでいるのは
夢があるなあ~と思ったりします。
昔は当たり前だったのかもしれませんが。
ということで
5月から「ジャパトラ」(後世に伝えたい日本の伝統)/住まい教育推進協会
という古民家再生をテーマにした雑誌で
森久美子さんの小説「木は生きている」の挿絵を描かせていただいています。
また、こちらのブログでもご報告させていただきますので
どうぞよろしくお願いします。
2016年
4月
25日
月
一昨日23日まで開催されていました
個展「青い雪」がおかげさまで無事、終了いたしました。
忙しい中、展示に足をお運びいただいた皆さま
本当にどうもありがとうございました。
会期中、天気にも恵まれ、多くのお客様にお越しいただいて感無量です。
そして沢山のご意見をいただけて、とても勉強になりました。
個展を始めるまでは、プレッシャーに押しつぶされそうになりながらの準備でしたが
展示を終了した今、本当に個展を開いて良かった!と思っています。
多くのお客様に原画を見ていただき、お話しできた一瞬一瞬が
私にとっては宝物の様で、夢のような一週間でした。
オープニングパーティーに、札幌からかけつけてくださった小説家の森久美子さん。
日本農業新聞の皆さん。
ギャラリーハウスMAYAの皆さん。
作品制作が難航している時、愚痴を聞いてくれたイラストレーターの友人。
オープニングパーティーを手伝うと言ってくれた友人達、スタッフ、家族。
パーティーに来てくださった皆さん。
個展にお越しくださったり、気にかけてくださった友人・知人の皆さんに支えられて
6日間の個展期間を無事終えることができました。
本当にどうもありがとうございました。
今は張り詰めた糸がぴょ~んと切れたように呆けています。(笑)
それにしても、外苑前のワゴンで売っているカレー弁当は美味しくて
レストランの本格カレー並みでした。
ギャラリーのオーナー、大矢さんからお聞きしたのですが
昔、勝海舟が熊野神社に行く途中、この場所によく立ち寄って食事をしたそうで
今でも書き残した書物が保存されているそうです。
なんだか外苑前の深さを感じた6日間でした。
個展期間中は、自分から自分の作品をディスらないというのを
密かに心に誓ってお客様に対応していたのですが
つい「この作品は自信がなくて。。」と、気がついたらディスっていました。
絵を褒めてくれた知人の方に「ほら、またそんなこと言って~!」と
つっこみを入れられて、ハッと気がつき
性格ってなかなか変えられないものだなあと思いました。
それでは。。
皆さまのご意見に支えられて、これからも楽しく精進してゆきたいと思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
※4月26日追記
日本農業新聞さんで社内デザイナーを募集中だそうです。デザイナー歴があり、やる気のある方は、採用は確約できませんがご一報いただけると嬉しいです。
2016年
4月
19日
火
今日からギャラリーハウスMAYAで
個展「青い雪」が始まりました。
今日のオープニングパーティーには、雨の中、思っていたよりも沢山の方々に
お越しいただけて、とてもありがたく嬉しかったです。
作家の森久美子さん、日本農業新聞の皆さま
そして友人・知人の皆さま。
本当にどうもありがとうございました!
これからの在廊予定は
基本的に全日おりますが、どうしても予定が入ってしまった場合
こちらのブログでもお知らせさせていただきます。
皆さまのお越しをお待ちしております。
どうぞよろしくお願いします。
2016年
4月
12日
火
本当に久しぶりに個展を開きます。
2014年10月から一年間、日本農業新聞で連載された森久美子さんの小説「青い雪」で描かせていただいた、挿絵とオリジナル作品を展示します。
よろしかったら、ぜひお立ち寄りください。
日時:2016年4月18日(月)~4月23日(土)
時間:11:30am~7:00pm(最終日は5:00まで)
場所:ギャラリーハウスMAYA
http://www.gallery-h-maya.com/
〒107-0061 港区北青山2-10-26
tel 03-3402-9849
※会場の都合によりお花は遠慮させて頂きます。
小説「青い雪」の挿絵は、こちらのブログでも何度か
ご紹介させていただいたのですが、今回の展示では
110点の挿絵とオリジナル作品6点を展示する予定です。
オリジナル作品では、挿絵とはまた違ったアプローチで
小説の世界を描いてみました。
制作するのに色々と難航したのですが
イラストレーターの友人の
「今の自分のベストを尽くせば、それで良いじゃない。」
という言葉に支えられて、生み出すことができた気がします。
応援してくれた友人、ありがとう~!
また挿絵の方も、本当に色々な方々に支えられて完走できたお仕事でした。
日本農業新聞の方々、小説家の森公美子さん、友人知人のみなさま
にも改めて感謝いたします。
ということで、私なりにベストを尽くした展示になると思います。(笑)
どなた様もお気軽にお越しいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
<青い雪 概要>
北海道北東部に住む主人公農村・美紀子が中学三年生だった1964年
東京オリンピックが開かれ、誰もが日本の明るい未来を夢見ていた。
卒業50年目のクラス会を機によみがえる切なくも楽しい青春の思い出。
初恋の人との再会を通じて、美紀子が気付いた大切なものとはー。
2016年
4月
06日
水
私の中で冬の風物詩といえば
フィギュアスケート・世界選手権なのですが
3月末にフィギュアスケート・世界選手権が、ボストンで開催されました。
今年の羽生選手は惜しかったですね~!
左足の甲靭帯損傷とのことで、本調子じゃなかったのでしょうか?
ショートは完璧だったのに、フリーで崩してしまいましたね。
でも今までが絶好調過ぎたので、ここでも完璧なフリーを演じていたら
神になってしまったでしょう。。
今年の羽生選手のショートの「ショパンのバラード一番」と
「SEIMEI」はどちらも大好きなプログラムでした。
特に「SEIMEI」(阿部清明)は、世界に日本の美しさを発信している感じの
プロで、誇らしく感じました。
今年もスペインのフェルナンデス選手が金メダルでした。
女子はロシアのエフゲニア・メドベデワ選手でしたね。
真央ちゃんは、今季は調子が悪く7位でしたが、フリーはトリプルアクセルも
決めて(回転不足でしたが)頑張りましたね。
何よりも現役続行の知らせが嬉しい知らせです。
心のどこかで見納めかも。。という気もしていたのでファンとしては
嬉しい限りです。
フリーの「蝶々夫人」は好きなプロだったので、最後に良いフリーが見れて
嬉しかったです。
それにしても時代は変わったなと思います。
ひと昔前だったら凄いことが、当たり前になってしまいました。
(例えば女子の3ルッツ+3トーループのコンビネーションジャンプなど)
本来持っている人間の可能性なんてそう変わらないのに
スポーツの難度が進歩してゆくのって、やはり教育の進歩なのでは?と感じます。
メンタル、フィジカルのどちらの鍛錬も研究が進んで
若い選手に施された結果なのかなと思いました。
他の選手もゆっくり見たいのですが。。
個展が終わったら、ゆっくり録画を堪能したいです~。
2016年
3月
31日
木
参加したいお花見は幾つかあるのですが
今年はどうやらどれも参加できそうもなく残念です。
今年は開花が早かったのかな?
この前、公園を見て来たら桜がふわふわと咲いていました。
春を満喫したいのですが、やはり個展前で
心がそわそわしていて落ち着きません。
今日DMを郵送して、ギャラリーサイトの文章を送って
やっとイラストに集中できそうです。
ところで、最近ひそかなマイブームで
美味しいパンを見つけて楽しんでいます。
春ということで、メロンパンで昨年のパン・オブ・ザ・イヤー2015を
受賞したボンジュール・ボン(吉祥寺・中野など)というお店の
桜パンを食べました。中身はこしあんとお餅が入っていて
ふわふわと美味しかったです。
形が、おっぱいみたいですよね。
春のおっぱい♪
もちろん噂のメロンパンも食べましたが
こちらも甘すぎず、メープル味が効いていて美味でしたよ。
よかったらお試しください~!
2016年
3月
24日
木
相変わらず4月の個展に向けて、作品を制作する日々を過ごしています。
気がつけば気温も温かくなり、公園の桜も咲き始めましたが
何だか色々なことがプレッシャーに感じ
心だけはキュ~~っと緊張感で縮こまっています。
プレッシャーも楽しめるぐらい、強い気持ちを持ちたい今日この頃です。
フレーバーティーでも飲んで、気分を変えて
これからも頑張ります~~。
皆さんも楽しい春を過ごしてくださいね♪
時間がないので、これにてあしからず。
2016年
3月
15日
火
最近は、個展の作品制作のため、ほとんど机に向かって絵を描く毎日で
苦しいなりに幸せな日々を送っています。
東日本大震災から5年が経ちました。
テレビを見ていると、改めて完全な復興はまだまだなのだなと感じます。
去年のブログにも、まったく同じことを書いた気がしますが。。
やはり自分に何ができるだろうか?と。
きっとそう思っている方々も多いのではないでしょうか?
災害、事故、事件、テロ、戦争などをなんとか逃れて
生きてきた自分は、本当に幸せだったなと思います。
逆にそういう目に遭い、自分の命や家族を失った方々のお気持ちは
いくばくのものかと思います。
何故、自分はそれらから逃れて生きてこれたのか?と思うと
感謝の気持ちが胸に広がります。
毎日の些末な事で、悩んだり悲しんだり怒ったりしても
それだけは忘れたくないなあ。
2016年
3月
08日
火
先日、原宿の「カフェな」で開催されていた
SESSIONART2016のトークセッションを見に行ってきました。
このイベントはデザイナーとアーティストが二人一組でコラボし
自由な発想でポスターを作り、カフェで展示するという企画で
知り合いのサイトウマスミさんも参加していて
刺激的なアロエのイラストを描かれていました。
特にテーマや制約がないポスターだったせいでしょうか
えっ、これがポスター?!みたいな作品もあり、自由な感じが面白かったです。
カフェなの飲み物も美味しいし、気取らずゆっくりまったりできる空間でした。
トークセッションは
イラストレーターの高橋キンタロー氏、谷口広樹氏、井筒啓之氏、瓜生太郎氏
NHK解説委員の中谷日出氏
デザイナーの折原カズヒロ氏
元イラストレーション誌編集長片桐淳一氏
現イラストレーション誌編集長本吉康成氏
と豪華な方々の顔ぶれでした。
イラストの業界に詳しくないと分からない方もいますよね。
いえもう、私にとっては雲の上の方々という感じで。。
年末の紅白歌合戦の会場に来た気分といえば、メンバーのすごさが伝わるでしょうか?
あっという間のトークセッションでしたが、ゲストの皆さんの
記憶に残ったお言葉を書き出してみると
・日本のイラストレーターはもっとWEBで世界に発信した方が良い。
画像を悪用されると保守的な人が多い。(ガードをすれば大丈夫。)
・賞をねらうというのは、ある意味保守的な行為では?今はEWBを駆使して自分の
プラットホームを作れるので。
・イラストレーターはビッグデータを利用して、自分の絵がどのように使われるか研究した方が良い。
・受賞しても仕事が来ないと言ってくるイラストレーターがいるが「イラストが仕事でどう使われているか、よく研究してください。」と言うと、大体一年後には皆仕事をしている。
・若さとは情熱の大きさを指す。
・有名なイラストレーターになるには、他人の追々はしないこと。オンリーワンになること。
自分に自惚れて酔いしれること。謙虚ではダメ。
・センスはつけるもの。情報量の問題。
・仕事相手にははっきり意見を言うこと。
という感じでしょうか。
WEBを利用して発信するという事の重要性を感じるトークだったと思います。
そして皆さん、時代の空気というか動きをしっかり感じながら
発言されてるのが印象的でした。
中谷さんの「自分に自惚れる」という言葉は、目から鱗で
今まで生きてきて、自分の人生には無い言葉でした。
謙虚を美徳にして生きてきたところもあったので、わざと排除していたと思います。
「客観的にみて、私の絵は~」と質問したら
中谷さんに「客観的に見なくて良いから!」と言われてしまいました。
うーん、謙虚に生きてきたけれど確かにパッとしなかったところもあるので
密かに自惚れてみようか。。と思った夜でした。(笑)
2016年
3月
01日
火
4月の個展も近くなってきて、青色吐息の今日この頃です。
今の心を素直に表現すると
やば~~~~~~~~~~~~っ
ただもうそれだけです。(汗
確定申告も済んでいませんが、今年に限って税務署から用紙が送られてこないです。
わーん練馬西税務署の意地悪!
ということで、3月になったことだしトップギアで頑張りたいと思います。
やっと今日、個展のDMの入稿が済みました。
イラストレーター(ソフト)はとても苦手なので、フォトショップより
3倍くらい時間がかかってしまったのですが
3200円もするパーフェクトガイドを買って、読みながら何とかデータを制作しました。
季節のDMをこれからも印刷所にお願いすることだし
これを機にイラストレーターを勉強しようかと。
ということで個展のお知らせをNEWSページに告知させていただきましたので
よかったらご覧下さい。
こちらのブログでも、もう少し日が近くなりましたらお知らせいたします。
今年もお雛様人形を飾れなさそうです。。
2年連続で飾ってやれなくてゴメンなさいな感じですが
私が生まれた時に親が買ってくれた人形で、人形の顔が赤ん坊の私に
似ていたから選んだそうです。
そう聞いて見てみると、確かに輪郭が丸々としていて赤ちゃんみたいな
顔をしているお雛様で、 自分の分身みたいで変な気分です。
弥生の月となり、少しずつ春めいてきましたね。
みなさんも風邪やインフルエンザなどに気をつけてお過ごしください。
2016年
2月
24日
水
最近は寒いせいもあるのか
家にいて仕事をしたり、篭っている事が多い気がします。
毎年この時期はこんな感じですが
ブログに書くネタも上手く浮かんできません。
頭も冬眠状態なのでしょうか。
4月に個展があるので頑張らねば。。と思う今日この頃です。
1月に幾つかの編集部やデザイナーの方々に
営業も兼ねて、寒中お見舞いを送らせていただいたのですが
某出版社の編集長の方から、お返事に温かい余寒見舞いのおハガキを
いただきました。
とても嬉しく、ありがたい気持ちで一杯です。
どうもありがとうございました!
色々な方に励まされて、支えられてイラストレーターとして
活動してゆく力をいただいているのだなと実感しています。
ああ、もっともっと魅力的なイラスを描けるようになりたい。。
2016年
2月
17日
水
先週はインフルエンザで寝てばっかりいたのですが。。
週末から、何とか復活できました。
それにしても、熱が出てても寝てばっかりいてもお腹って空くんですね。
動いていないのにいつもより空くので不思議でした。
発熱するとエネルギーを使うのでしょうか?
(元気じゃない~!というつっこみはしないでくださいね。)
3日間寝ていたら、さすがに飽きてしまったので。。
録りためていたNHK大河ドラマの「真田丸」を見ていました。
http://www.nhk.or.jp/sanadamaru/index.html
今年は三谷幸喜さんの脚本で、真田信繁(幸村)を描いているので
楽しみにしていました。
やはり、彼特有のちょっとした面白さや可笑しさが薬味のように効いていて
見ていて面白いです。
それでいて、史実に沿いながら人間ドラマもしっかり描いている感じです。
最初は堺雅人さんの幸村ってどうなんだろう。。イメージと少し違うなと
思っていたのですが、お兄さんの信幸の言によると、実際の幸村の性格は
柔和で辛抱強く、物静かで怒る様なことは無いという
およそ勇猛な武将のイメージとはかけ離れたものであったみたいなので
堺雅人さんは意外とハマッているのかもしれませんね。
お父さんの昌幸を演じる草刈正雄さんの演技が、味があってイイです。
策謀家でありながら人間臭い昌幸を、すっとぼけた感じで演じています。
徳川家康を内野聖陽さんが演じていて、ちょっとイケメン過ぎるのではと
思いましたが、家康と本多忠勝(藤岡弘さん)の関係が面白く描かれていて
ズッコケ徳川家という感じです。
本能寺の変の後の伊賀越えのシーンは笑えました。
何年か前に三谷さんの映画「清洲会議」を見たのですが
ちょっとぶっ飛び過ぎていたので、大河ドラマはどうなってしまうのだろう?と
思っていましたが、そこら辺は手堅く描いているなと思いました。
「清洲会議」の時も思ったけれど
三谷さんは、普段三枚目の俳優に真面目で堅い演技をさせて
イケメン俳優に面白い三枚目の演技をさせている気がします。
そういうイメージのトリックみたいなものも見どころでしょうか。
ということで「真田丸」は、最近の大河ドラマの中では一番面白そうなので
しばらく見てみようかと思います~。
2016年
2月
10日
水
先日、装画塾で一緒に勉強した町田七音さんの個展と
ペーターズコンペの受賞展を見に行ってきました。
町田さんは石粉粘土を使用して立体作品を制作している作家さんです。
http://nanairomachi.web.fc2.com/
街で見かけた何気ない若者達を、センス良く作っていて
素直にシンプルに、可愛い!カッコいい!と思える作品達でした。
Zineなども作っていて、スタイリッシュな個展でした。
(Zineとは個人で作る同人誌というかフリーペーパーのようなものです。)
ああ、私の4月の個展はどうなることやら。。今から頭が痛くなります。(笑
次に向かったのがペーターズギャラリーのペーターズコンペ受賞展でした。
http://www.paters.co.jp/compe/Competition2015.html
ここではやはり装画塾で一緒だった高杉千明さんや知人のサイトウマスミさんなどが
受賞されていたので、他の受賞作と一緒に観させてもらいました。
みなさん、とても魅力的な個性を放っていて面白かったです。
やはり受賞展は選ばれた方々だけあって、とても見応えがありました。
あの審査員はこの作家を選んだのだな。。という見方もできて面白かったです。
夜からイラストレーターの高橋キンタローさんのワンデースクールがあり
武者修行のつもりで受講してきたのですが
思っていたよりも温かい講評をいただけて、ホッとして嬉しかったです。
高橋さんは、一人ひとりの受講生の作品を手で包み込む様に
講評してくださったので、丁寧で優しい方だなと思いました。
そしてセオリー通りじゃないイラストに魅力を感じるとおっしゃっていたのが印象的でした。
他の若い作家さん達の、自由でセンスの良い作品を見ているだけでも
面白かったし、刺激を受けました。
私には
「あなたの描く世界はとても良いと思うので、それを大事に描いていって下さい。」
と言っていただけました。
まだ自分のスタイルには不安があり、右往左往していたところがあったので
背中をドンとたたいていただいた嬉しさがありました。
高橋さんのワンデースクールで感じたメッセージは
「自分をしっかり持って、譲れるところと譲れないところをはっきりさせる。」という
ところでしょうか。
絵って主観的に見られる事が本質だと思うので、同じ絵を見て
褒める人もいれば、そうじゃない人もいるのです。
その中で、ブレない自分の軸みたいなものをどれだけ信じられるか?
それがその作家の作家性になるのでは?と思いました。
ワンデースクールを受けている最中に体がカーっと熱くなってきたので
私、興奮してるのかな?と思っていたら。。
なんとインフルエンザにかかっていました。(涙
高橋さんや他の受講生は大丈夫かな?と心配になりましたが
FBで見ている限り、みなさん元気そうなので良かったです。
15年ぶりにインフルエンザになり、3日経った今も使いものになりません。
今年の11月には予防接種をしておこうと誓った2月なのでした。
みなさんも、くれぐれもお気をつけてくださいね~~!
2016年
2月
03日
水
先日、気分転換にと映画のDVDを借りてみました。
「読書する女」と「ミツバチのささやき」
最近は映画離れしているので、どれが良い作品か分からなくなっています。(汗
結局、TSUTAYAの発掘良品というコーナーにあった
この二本に決め、家で観てみました。
「ミツバチのささやき」は1973年のスペインの映画です。
大学時代に映画館で観て、その映像美と
主役のアナ・トレントの瑞々しい可愛さに感動した作品でした。
自分のイラストでも少女を描くのが好きですが
このあたりが原点になっているのかもしれないなと思います。
ウン十年振りに観て、やはりクオリティの高さにため息が。
スペイン内戦時の田舎の村を舞台に、主人公の少女アナの目線や
感性を共有しながら、ストーリーは進んでゆきます。
自分の子供時代にも感じた、大人社会への恐怖や好奇心みたいなものを
思い出させてくれる映画でした。
アナ・トレントさん、今はどうしているのだろう?と思って調べてみると
今でもたまにスペインの映画などに出演されているそうです。
そして、なんと私と同じお歳でした!
う~ん、感概深いです。
「読書する女」は
これも1988年のフランスの古い映画です。
フランスの映画は好きなものもあるけれど、概ね台詞が多く
独特なセンスが鼻につく時があります。
これは、まさにそんな感じの作品でした。
主人公コンスタンスが、読書する本の中の主人公マリーになりきって
同棲中の恋人に読み聞かせる話ですが
その話を映像化した、劇中劇みたいな作りになっています。
ライトなエロティック・コメディーとでも言うんでしょうか。
以前からエロスの表現というのは、ビジュアルよりも文章が
一番エロティックだと思っていましたが、この作品はそこらへんを面白可笑しく
描いている気がしました。
本を読み聞かせる話といえば、ケイト・ウィンスレット主演の
「愛を読むひと」という映画がありました。
重い内容ですが、私はそちらの方が好みかもしれません。
比べるものでもないのですが。。
でも、どちらの映画も気分転換になったので楽しかったです。
2016年
1月
26日
火
昨日、3カ月ぶりにヘアサロンに行ってきました。
私の髪はクセが強いので3、4ヶ月に一回
縮毛矯正(髪をストレートに伸ばす)をしないと
ぼさぼさになってまとまらなくなってしまいます。
それなりにいい値段がするので、洋服代をケチって行っているのですが
ここ7年くらい、ずっとストレートなボブスタイルだったので
いいかげんイメージチェンジをしたいなと思い
思い切って、前髪を作りパーマをかけてみました。
髪型を変えると、やはりイメージって変わるものですね。
自分では似合っているのか、そうでないのかもよく分からないですが。。
そういえば、野々村元県議が頭を丸めて出廷しましたが
へアスタイルでその時の気持ちや姿勢を表現するというのは
面白いものだなと思います。
頭を丸めるというのは、たぶん坊主頭になって出家して
出直す=反省の意味なのでしょうが、日本人独特の感性ですよね。
パンクスの人達は、ツンツンヘアで反体制を表現していたのかな?
それともただのファッションだったのでしょうか?
私もヘアスタイルを変えて、新しい風をイラストに吹き込めたらと思います。(笑)
※1月27日追記
野々村元県議は頭を丸めたのではなく、元々がスキンヘッドでカツラを付けていたみたいです。誤解していました。。すみませんでした。
2016年
1月
19日
火
東京も大雪が降りました。
寒いですね。。
みなさん、外出や雪かきなど大変だったのではないでしょうか?
昨日はちょっと嫌な事があって、かなり落ち込んでしまい
フテ寝してしまいました。
何だか、この1、2年ガシガシと頑張るぞ~!という気持ちで
動いてきたせいでしょうか、ささいな事でポキッと気持ちが折れてしまいました。
もうイラストも描きたくない。どうでもいいやという
投げやりな気持ちになりました。
前回のブログで書いた「悲しい事もどこか楽しみたい。」なんて言葉はどこ吹く風です。
悲しいものは悲しい。苦しいものは苦しい。
それをドップリ味わうのも人生というものです。
ドップリ味わいフテ眠りして起きたら
外は銀世界になっていました。
何人かの方から寒中お見舞いが届いていて
ある方のおハガキに、私のイラストを褒めてくれているメッセージが書いてありました。
いつもこのタイミングだ。。と思いました。
もしかしたらその方は、私の気持ちを救う気も
優しくする気もないのかもしれません。
でも今までにも何度かこの方は、こんな風に気持ちが沼の底に落ちた時に
ささやかな一言で、私の手を引っぱってくれたのです。
その方の優しさは、あまりにささやかで
雪が降って解けてしまうような感じなので
いつも「どうもありがとうございます。」と言いそびれてしまっています。
どうもありがとうございました!
あまりお会いする機会も無い方だし、ご迷惑はおかけしたくないのですが
いつか、その方が辛くなった時に私が気持ちを軽くできたらと思いました。
私はその方のように気が利かない性格なので
ムズカシイかもしれませんが。。(汗
みなさんの周りでもそんな感じの方が
お一人ぐらい、いませんか?
2016年
1月
11日
月
今日は鏡開きだったので、玄関に飾っていた鏡餅を割って
お汁粉にして食べました。
それにしても、真空パックの鏡餅は割るのに一苦労しますね。(汗
お正月は、初詣、七草粥、鏡開きなどの風習があるので
この時季になると、日本人だなあ~と実感するのですが
今年は昨年より落ち着いてお正月を過ごせた気がします。
鏡開きの由来をネットで見てみると
関西と関東では日にちが違うのですね。(関西は1月15日)
詳しくはこちら↓
http://allabout.co.jp/gm/gc/404098/
「鏡餅」は年神様の依り代(居場所)で
その年神様が魂(生きる力・気力)をその家に分け与えてくれるそうです。
その魂を、家長から子供達に貰うのが「お年玉」で
その餅玉(魂)を食べるのが「お雑煮」で
「歯固め」(年始に歯の丈夫を祈る行事)の名残が鏡開きだそうです。
お正月のアイテムは全て同じ意味(年神様からいただく魂)だったのですね。
この年になって初めて知りました。
色々な由来を知ると、毎年何となく過ごしていたお正月も
ありがたみを感じるような。
みなさんも、お正月はいっぱいお餅を食べて
年神様からパワーを貰ってくださいね。
(もれなく贅肉も貰えますよー)
話は変わりますが、いただいた年賀状で
「ブログを読みました。」と書いてくれた方がお二人ほどいて嬉しかったです。
タラタラと、私事を書いている稚ブログを読んでくださって
本当にどうもありがとうございました~!
フェイスブックはアウェイ感が強く、仕事の報告ぐらいしかしていないのですが
ブログだと、自分の家でつぶやいている安心感があり
自分には合っている気がしています。
今年も週一更新を目指して、のたりのたりと書くと思いますが
気が向いたら遊びに来てくださいませ。
2016年
1月
04日
月
昨年はお世話になりました
本年もどうぞよろしくお願いいたします
2016年が明けました。
みなさん、お正月はどの様に過ごされているでしょうか?
なんだか今年は暖かいお正月ですね。
善福寺公園のカモも、気持ちよさそうに羽を伸ばしていました。
ちなみに今年の初夢ですが
フランス人形が百体くらい置いてある部屋にいて
その人形達がいっせいに口をカタカタ鳴らすという、オカルティックな夢でした。
せめて、フランス人形達がナスをくわえててくれれば救われたのですが。。
うなされて目が覚めました~~。
そして、初詣のおみくじは末吉でした。
今のおみくじって、色々と工夫がされているんですね。
「今のあなたに合う石を授けます」と、おみくじと一緒に丸い石が入っていました。
今流行のパワーストーンというものです。
私のは紅玉髄(カーネリアン)というアンズ色の石でした。
この石は「勝運招来・意欲向上」に効くとのことです。
どうやら、今の私には意欲が足りない?みたいです。
そうですか。。
「一年の計は元旦にあり」と言いますが
今年の目標は、「色々な事を楽しみたい」です。
お仕事も、イラスト制作も、家事も、遊びも、人間関係も
辛いことも、悲しいことも、嬉しいことも、楽しいことも
どこか楽しめたら良いなと思いました。
私は生真面目なところがあるので
どんな事も真正面からぶつかってしまって、空回りしたり
小さいことで、必要以上に悩んだりする方だと思います。
頭が固い、といいますか。
色々なことを楽しむのが苦手な性格なんですね。
だから、今年は「楽しむ!」をモットーに一年を過ごせたらと思っています。
こんな私ですが、今年もどうぞよろしくお願いします。
2015年
12月
31日
木
年末の大掃除、仕事や年賀状書きに追われているうちに
気がついたら大晦日になってしまいました。。
2015年も残り3時間となりましたね。
年越しそばを食べて、シュークリームを食べて
紅白を少し見て、今このブログを書いています。
郷ひろみの声は少し伸びが悪くなったような?
聖子ちゃんは、ぜったい顔をひっぱっていると思う。
などと、どうでもいい感想が頭をよぎりました。
皆さんは、今年はどんな一年でしたでしょうか?
今年を振り返ってみると
やはり日本農業新聞での森久美子さんの連載小説の挿絵を
描かせていただいたことが、大きかった気がします。
穴をあけることなく無事に終了できたことに、ただただ感謝です。
今となっては、あの忙しない日々も懐かしい気がします。
また、東京装画賞という装画のコンペで入選できたこと
初めて装画のお仕事をさせていただいたこと
幾つかの魅力的なお仕事に恵まれたことなど
私の中では嬉しい出来事でした。
まだまだなイラストの道のりなのですが
こういったことを励みに、来年も頑張ってゆけたらと思っています。
今年お付き合いのあった皆さま、お世話になった皆さま
今年はお会いできなかった知人の皆さま
このブログを見てくださった皆さま
本当に、どうもありがとうございました!
来年も引き続きこちらのブログを
のたりのたりと更新できたらと思いますので
気が向いたら覗いてやってください。
4月には、ギャラリーハウスMAYAで
新聞連載の挿絵をテーマに個展を開催しますので
よろしかったら、そちらの方にもお越しいただければ幸いです。
来年は皆さんにとって幸多い一年になりますように。。!
良いお年をお迎えください。
2015年
12月
25日
金
Merry Christmas!!
みなさん楽しいクリスマスをお過ごしください☆
前に描いた貼り絵のイラストですが
少しはクリスマス気分が出せるかなと思いまして。
2015年
12月
19日
土
「よいお年を」という言葉を
知人や友人と交わすような時季になりました。
気がつくと、もう今年もあと12日。。時間が経つのは早いものです。
14日が誕生日だったのですが(ああっ、年を逆行したい~。)
周りの皆さんからバースデーカードやメッセージやプレゼントなどを頂きました。
友達は少ない方だと思うのですが、こうやって気にかけてくれる方々が
いることに感謝です。
どうもありがとうございました!
最近は、相変わらず自分のイラストと格闘の日々なのですが
先日、あずみ虫さんとタムラフキコさんの「映画の女」展(HBギャラリー)を拝見して
「何かを表現するために絵を描いているのだ。」という
当たり前だけれど、自分の中で意識が弱くなっていたモノに
ふと気づかせてもらった気がしました。
お二人とも、往年の映画に寄せる熱いオマージュが素晴らしかったです。
全然、話は変わりますが
フィギュアスケートのグランプリシリーズのファイナル戦が
スぺインで開催され、羽生選手があっぱれな演技で優勝しましたね。
前人未到の世界最高得点。。
10年間ぐらいフィギュアスケートの試合を見続けていますが
こんな高難度で完成度の高い演技を見たことがありませんでした。
人間の体は変わらないのに、スポーツ競技は進化しているのですね。
優勝後のインタビューで
「どうやって、色々な壁を乗り越えてきたのですか?」という質問に
羽生君は「どうやったら乗り越えられるのか、自分でも考えて工夫してきた。」
と答えていたのが印象的でした。
ただやみくもに頑張るだけではダメで、創意工夫が大事なんだと
これもまた当たり前のことですが、はっとさせられた言葉でした。
暗中模索の時というのは、なんだか色々な事がアドバイスとなって
見えたり聞こえたりするものですね。
2015年
12月
13日
日
先日、久しぶりに映画を見に行ってきました。
日本とトルコの合作映画「海難1890」です。
いつも見ているネット番組で話題にしていて
ふと見てみたくなりました。
「海難1890」
ストーリーは約125年前に実際に起こった
トルコ親善大使として明治天皇に謁見するために派遣された
エルテュールル号の和歌山県沖での座礁事件と
30年前(イラン・イラク戦争時)に起こったイランのテヘランでの
トルコ機による邦人救出をテーマに描いたものです。
ネタばれになるので詳しくは書けませんが。。
日本から遠く離れたトルコと、このような心温まる事実があったことを
実は知らなかったので、興味がわき映画も見てみたくなった次第です。
(詳しく知りたい方はHPを見てみてください。)
トルコの教科書には今でもこのエルテュールル号の事件が載っているそうで
タクシーに乗った日本人が、運転手のおじさんに
泣いてお礼を言われたというエピソードもあるそうです。
日本の映画のCG技術も進歩したなと思いました。
特に海上のシーンは迫力があって、とにかくお金がかかっているなと思いました。
そして、この二つの美談がシンプルに心温かく伝わってきました。
子供が観ても分かりやすいような、万人向けの映画のような気がします。
ただ映画の出来とは別に、イラン・イラク戦争時に邦人救出にあたり
当時の日本政府がなす術も無かったという事実に
心寒くなる思いがしました。
日本人学校の教師・春海の台詞に、田中監督の政治的な思いが
うっすらと垣間見えた気もしましたが
どうとるかは、観る方それぞれだと思います。
そしてラストに、トルコのエルドアン大統領が
どアップで挨拶してくれたので驚いてしまいました!
(映画で一国の大統領が挨拶をするのなんて初めて観たので。)
安部首相が出てきたらドン引きしましたが。。
さすがにそれは無かったです~。
2015年
12月
04日
金
大分寒くなってきましたね~。
天気予報で聞きましたが、今年は暖冬になるそうですね。
築45年の一軒家は、すきま風があちこちから入るので
暖冬なのはありがたい限りです。
最近は、少し腰を落ち着けてイラスト制作ができているので
日々、精進な感じです。
昨年から始めた色鉛筆画はまだまだ、これだ!というスタイルができていませんが
どうしたら魅力的なイラストが描けるのだろう?
自分は何を表現したいのだろう?
という気持ちが、ぐるぐるとぐいぐいと私の手を動かしています。
絵は自分のために描くという要素もありますが
やはり他の方に見ていただいて、初めて成立するするものだと思うので
(特に商業イラストは)
見てくれる方が、どういう気持ちになるのだろう?と想像しながら描くのが良いのかなと思っています。
仕事の場合、ニーズというものがあるのでそれが大前提で
それを自分の表現に引き寄せて、その先に何が生まれるのだろう?
と思いながら。
今まで生きていて、沢山の絵に触れてきましたが
一つの作品にインスパイアされる瞬間は、とても気持ちが良く
家に帰ってもその作品に出会えて良かったな~と、幸せな気持ちになるものです。
最近では、バルデュス作品の色の美しさに息を飲みました。
(去年の5月の話なので、結構前ですね。)
まだまだ道長しな感じですが。。
これからもガンバリたいと思いますので、よろしくお願いします。
2015年
11月
27日
金
風の便りやネットの情報で
どこそこのお店は美味しいとか、面白いとか聞くと
一度は行ってみたくなったりしませんか?
最近、私もそういうお店を二軒ほど訪ねてみたのですが。。
一軒目は西荻窪の「喜田屋」で↓
http://tabelog.com/tokyo/A1319/A131907/13044291/
豆大福が美味しいという評判なので、買ってみました。
これで1個140円は安いなと思いました。
鎌倉の大仏の頭のように、これでもかと豆をふんだんに使っていて
北海道産の小豆100%で作った餡の甘さと
豆のしょっぱさと、薄皮とのバランスが素晴らしいです!
そして大きいです。
豆大福は大好きなので、至福の時間を過ごせました。
大福がお好きでしたら、おススメの一品です。
二軒目は吉祥寺の「闇太郎」で↓
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/01/16/kiji/K20150116009634580.html
吉祥寺で創業されて43年もの間
赤ちょうちん的居酒屋として、この界隈の飲兵衛や
多くの著名人に愛されているお店です。
私も吉祥寺に住んで同じくらいですが(年がバレますね。汗)
少し入りづらい不思議なお店という印象があったので
先日、勇気を出してのれんをくぐってみました。
年配のご主人がいて、テレビで野球観戦をしながら
カウンターを切り盛りしていました。
とりあえず焼き魚やお漬物を注文し、熱燗をちびちびしながら
ふと横の壁にかかった色紙を見ると。。
さりげなく大友克洋の原画が飾ってあるではないですか!
カウンターにいるご主人を、ネズミ小僧の様相にして描いたイラストが
なんとも粋です。
ペン画だったのですが、憎たらしいくらい上手いな~。
トイレにも川上弘美だの山田詠美だの久住昌之がお店の事を書いた
記事がペタペタと貼ってありました。
そしてお店のシャッターには、江口寿史の女の子の絵が描いてあります。
愛されてますね、闇太郎。
お酒やつまみが、別段とても美味しいとは思いませんでしたが
木彫りの置物に一センチも積もった埃に時間を感じながら
近づき過ぎない距離で、時折話かけてくれるご主人と
昭和な雰囲気を、のんびり楽しめる空間がそこにはありました。
一人でふらっと飲みたい時におススメのお店です。
そして名前がなんといっても「闇太郎」
あなた闇ですよ、闇。何となく怖いでしょう。。
「喜田屋」も「闇太郎」も年月を経た、ちょうど良い塩梅というのでしょうか
味わい深さがありました。
また、こんなお店を訪ねてみたいです。
2015年
11月
19日
木
ここ一週間、悲しい気持ちで
お過ごしになった方も多かったのではと思います。
フランスのパリで起きた同時多発テロは、衝撃的で恐ろしい事件でした。
ほどなくして、ロシア旅客機のエジプトでの墜落も
ロシア政府はテロによるものだと断定しましたね。
お亡くなりになった方々が
安らかに天国に召されることをお祈りいたします。
これまでにフランスに限らず、世界各地でテロ事件があり
多くの方々が犠牲になっています。
市民を殺傷し、恐怖におとしめるテロ行為は
どんな理由があろうと許せないです。
しかし、どうしてこういったテロ組織が発生してしまったのか?
という根源を考えてみると、正義をふりかざしている欧米諸国の
これまでの中東との関わり方にも、とても問題がある気がします。
(同じような趣旨の記事です↓)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151117-00010000-jindepth-int
ヨーロッパに押し寄せている難民問題にしてもそうです。
問題の先端に対処しているばかりでは
本当の問題の解決にはなかなか至らないのでは?と思うのですが。。
日本は、これからどのように関わってゆくのでしょうかね?
2015年
11月
10日
火
最近は少し訳があって
久しぶりに、池波正太郎氏の「剣客商売」を読み返しています。
池波さんの小説は、おおらかな文体の中に
ふくよかな色気みたいなものを感じます。
読者を飽きさせないストーリー展開は相変わらずなのですが
何より小説の中に出てくる食べ物の描写が、上手いなと思います。
螺汁
鯉の洗い
鯨骨(かぶらぼね)と針生姜の吸い物
などなど。。
単語で書いてしまうと味気ないのですが、池波さんの文章の中では
とても味わい深く描写されているので、思わずお腹が鳴ってしまいそうです。
時々、映画や本に出てくる食べ物を、実際に作ってみたらどうなるんだろう?
と思うことがあります。
みなさんはどんな小説の、どんなモノを食べてみたいですか?
私は、子供の頃に読んだ絵本「ぐりとぐら」の
大きなカステラに大きな衝撃を受けたので
いつか超特大のフライパンで、このカステラを作ってみたいと思いました。
山脇百合子さんの挿絵が、そこはかとなく美味しそうなんですよね。
ぐりとぐら↓
逆に、この話のコレは絶対食べたくない!という
ものもあるのでは?と思い、考えてみたのですが
私は「巨人の星」に出てきた闇鍋でしょうか。
巨人の星「友情のやみなべ」↓
http://ameblo.jp/tv-dramatic/entry-10713473665.html
大リーグ養成ギブスって、食べれるんでしょうかね。。?
2015年
11月
02日
月
前回のブログで、「みなさん風邪に気をつけてくださいね。」
なんて書いていた私ですが。。
めずらしく、一週間前から風邪を引いて寝込んでしまいました。
新聞のお仕事をしていた時の方がクタクタだったのに
時間に余裕ができたとたん風邪を引くなんて、人の体ってなんだか不思議ですね。
今はおかげさまで、元気に復活しました。
ところで、私は浅田真央選手がシニアデビューした時からの
フィギュアスケート好き、浅田選手ファンなのですが
真央ちゃんが、今期からまた競技に復帰してきてくれたので
とても楽しみです。
本人の気持ちを考えると、相当な覚悟が必要だったのでは?と思いますが。
10月の初めに、北米大陸・ヨーロッパ・日本のトップスケーター達が
チーム戦で競い合うジャパン・オープンというイベントがあり
友達Nさんのお誘いで、観に行くことができました。
どうもありがとうNさん。。!
日本からは村上大助、宇野昌摩、宮原知子選手。
外国勢はソチで金メダルを取ったソトニコワ。
2015年ワールド金メダルのトュクタミシュワ、フェルナンデス選手などなど
すばらしい顔ぶれが揃った、見ごたえのあるイベントでした。
真央ちゃんの今期のフリープログラムは「蝶々夫人」ですが
ラベンダー色の和服っぽい衣装がとてもお似合いでした。
真央ちゃんの番になると、いつもドキドキしてしまうのですが。。
冒頭のトリプルアクセルを決めて、後半にちょっとミスはあったものの
美しいスケーティングで、流れるように「蝶々婦人」を演じていました。
何よりも、表現力が前にも増して豊かになった気がします。
結果は141・70点という自己ベストに迫る高得点でした!
プッチーニのオペラ「蝶々婦人」は
アメリカ人の夫の帰りを待つ長崎の没落武家の娘の話ですが
真央ちゃんが、憂いを秘めた悲しい表情でそれを演じていると
何とも言えず健気というかカワイイですね。(笑
真央ちゃんには、そんな悲恋は経験して欲しくないな~なんて
バカみたいなおば心が出てしまいました。
グランプリシリーズも始まり
中国大会での彼女のショートプログラムも楽しみです。
フィギュアスケート・シーズンの到来ですね。
2015年
10月
25日
日
この前、冬物の衣服をクリーニングに出したと思っていたら。。
それを着る季節になってしまいました。
風邪を引いている方が多い気がしますが
みなさん体調には気をつけて過ごしくださいね。
ところで、この度(株)金剛出版から発売されました
ドナルド・W・ウィニコット氏著/妙木浩之氏監訳の
「ピグル」 ある少女の精神分析的治療の記録
という書籍の装画を描かせていただきました。
この本はイギリスの小児科医、児童分析の大家ウィニコット氏による
ピグルというニックネームを持つガブリエルという少女の
2歳半から5歳2ヶ月までの16回にわたる心理療法の記録の全貌です。
様々な立場で子供と関わる方々には、興味深い読み物ではと思います。
大型書店の専門書コーナーなどで扱っておりますので
よろしかったら、ぜひお手に取って下さいませ~!
ブックデザインは装画塾でお世話になった、装丁家の臼井新太郎さんです。
昨年から描き始めた、色鉛筆タッチでのお仕事ですが
臼井さんには装画塾の時にも、色々なアドバイスをいただいていて
今回、こういう形で装画のご依頼をいただき、感謝の気持ちで一杯です。
べージュの地色と、繊細な文字が印象深く。。個人的にはとても気に入っています。
「装画を描きたい」という夢が一つかなった、嬉しい10月でした。
2015年
10月
18日
日
先日、永青文庫で開催されている「春画展」を見に行ってきました。
http://www.eiseibunko.com/shunga/
春画は印刷物で見たことはあったのですが
肉筆画や刷り物を見たことが無かったので
一度見てみたいと思い、友達を誘って行ってきました。
念のため、18禁です。
春画って平安時代からあったのですね。
江戸時代には、貸本屋から春本を借りて楽しむ庶民から
一流絵師による豪華な春画の肉筆絵巻を婚礼調度の一つとして用意する大名まで
身分の上下にかかわらず、広く楽しまれていた様です。
色を楽しむことだけでなく、パロディとしても
当時の人々はおおらかに春画を楽しんでいたんだなと、展示を見て思いました。
多くの作品に、日本人の肌のきめ細やかさや美しさを感じました。
個人的には、喜多川歌麿の作品の「歌まくら」という作品が気に入ったのですが
構図が大胆で、人物が流麗で、「粋」な感じがしました。
展示を見終わって、4000円もする図録を買うかどうか迷いましたが
もう二度と手に入らないのでは?と思い、思い切って買ってしまいました。
装丁が凝っていて美しい図録ですよ。
この図録だけでも一見の価値があると思います。
友達Oさんは、見終わった後
「あ~~、お腹いっぱいで少し休みたい。」と言っていました。
付き合ってくれてどうもありがとうね、Oさん。。!
2015年
10月
11日
日
最近は、お仕事も比較的ゆったりとしてきたので
今まで不足がちだったインプットをしたり、部屋の大掃除をしています。
一年間まともに掃除していなかったので
私の部屋はひどい惨状になっています~~。
それはさておき、東京金属事業健康保険組合の「健康と生活」9月号のお仕事です。
世界のパワースポットを描くシリーズですが
今回はボリビアのウユニ塩湖です。
http://www.saiyu.co.jp/feature/uyuni/
世界の絶景の一つとして有名なところですが
湖が鏡のようになって空を映しているので、空が果てしなく続いているような感じです。
思わず「天国」という言葉が浮かんできました。
こんな美しいところですが、塩湖からはレアメタル(リチウム)が豊富に取れるそうで
様々な利権がうごめいているとのことです。
5月、7月号と青空だったので
今回は、少し日が傾きはじめた午後の乳白色の空を描いてみました。
2015年
10月
05日
月
秋らしくなってきた今日この頃ですが
みなさん、お元気でお過ごしでしょうか?
昨年10月から始まった、日本農業新聞で連載されていた
森久美子さんの小説「青い雪」も今年の10月3日で終了になりました。
読んでくださった皆さま、気にかけてくださった皆さま
本当にどうもありがとうございました!
この一年、小説家の森さん、新聞社のHさん、Yさんと共に
友人・知人の皆さまの応援をいただきながら
そして何よりも、読者の皆さまに支えられながら
無事、原稿を落とすことなく終えられたことに感謝しています。
最終納品を終えた翌日は、やった~~~~!と開放的になり
自分のご褒美にと、ステーキを食べて、マッサージに行ってきました。
初めての新聞のお仕事でしたが
様々なことが今までの仕事とは異なり、とても勉強になりました。
一年間、毎日ひたすら絵を描き続けるというのは
よく考えたら、人生の中で初めての経験だったような気がします。
虎の穴(古いですか)に一年間こもって修行していたような。。
気がついたら、穴の中で303枚の挿絵を描いていました。
この経験がイラストレーターとして血となり肉となっていることを信じて
これからのお仕事に生かしてゆけたらと思っています。
小説のラストは、多くは語れませんが
森さんがよくおっしゃっていた「日本の農家の方々へのエール」が
強く、たくましく、華やかに描かれていました。
北海道の農業の歩みや現状など、小説を読んで触れることができたのも
興味深い一面でした。
沢山のこういった農家や酪農家の方々の努力や苦労を経て
私達は安心して食を楽しめているのだと思います。
美紀子の恋の行方は。。ここでは言えませんが
結末がどうあれ、恋をしている人に自由に羽ばたいてゆけるのは
楽しく幸せなことですね。
どんなカタチであれ、恋というのは人生を活性化するのだと思いました。
来年の4月には小説の挿絵をテーマに個展を開きますので
よかったらぜひお越しください。
(日が近くなりましたら、お知らせいたします。)
よろしくお願いいたします。
※挿絵は8月~9月分より抜粋
2015年
9月
29日
火
少しご無沙汰していました。
さらっと近況報告です~。
昨日の朝、一年続いた日本農業新聞の連載小説「青い雪」/森久美子さん著
の最終納品が終わりました。
一年、風邪一つ引かず無事に終われたことに感謝!です。
冷え取り靴下を履いていたのが良かったのでしょうか?
不思議とこの靴下を履いている時は
風邪を引いたことがありません。
冷え取り靴下↓
http://naturalsocks.shop-pro.jp/
英気を養って、今日からまた再出発です!
2015年
9月
16日
水
お知らせが遅くなりましたが
9月11日(金)から日本図書設計家協会が主催する
「東京装画賞2015」展が開催されています。
私も今回、入選させていただいたので
賞に応募した作品が展示されています。
よろしかったらぜひお立ち寄りください。
日時:2015年9月11日(金)~20日(日)
場所:Gallery TOM 10:30~19:00
(会期中は無休・入場無料)↓
12日には授賞式も行なわれ
総勢80名の受賞・入選者が集まり、審査員の方々やスタッフのみなさま
関係者みなさまとの熱い交流が行なわれました。
体調不良のため、飲み会に参加できなかったのが残念ですが
賞状をいただいて、作家さんと知り合ったりできたので
楽しい一時を過ごせました。
今回、初めてコンペに入選できたのは大きな喜びでした!
これをこ励みに、れからも頑張りたいと思いますので
よろしくお願いいたします。
2015年
9月
06日
日
最近、ウチの家では
なんと、、ネズミが出没しています。
私の家は、築45年の実家を間借りしている一戸建てなのですが
あちこちにガタがきているのか
夜中に寝静まっていると、ネズミが屋根裏を走っている音が
聞こえる時があります。
家のどこかに穴が空いているのだと思いますが、業者の方に見てもらっても
なかなか確定できません。
春先にはハクビシン(どう考えてもねずみより大きな動物)が
やはり屋根裏を歩いている音が聞こえました。
そして、事件は一ヶ月前に起こりました。
朝起きてみると、居間に個袋包装されていたおかきが散乱していました。
よく見てみると、袋に食いちぎった葉型が。。
他の食材も調べてみると、インスタントラーメン、ビーフジャーキーの包装が
食いちぎられていて、食べられていました。
これは、大変だ!と慌てて食材を冷蔵庫か戸棚にしまったのですが
一週間後には、小麦粉や大麦など粉類が被害にあいました。
昔、ヒグマが人里を襲って、人間の血の味を覚えると
何度でも里に下りてきて人を襲う事件が、大正時代にあったようですが
ネズミも覚えてしまったのでしょうか?
ここに来れば何かごちそうにありつけると。
現在は、食材は全部どこかにしまってあるので
ネズミの被害はありません。
しかし昨晩、お風呂に入ろうとした時に黒い物体が走るのを目撃し
よく見てみると6cmくらいのネズミでした。
今度は風呂にまで入りに来たのか?!と衝撃が走りましたが
もう、、ここまでくると「ジェリー」と名付けて
仲良くなってみようかと思案中です。
2015年
8月
27日
木
少し暑さがやわらぎ、過ごしやすくなりましたね。
最近はというと。。
世の中では、安保法案でスッタモンダしていたり
世界同時株安などで、チャイナ・リスクが取り沙汰されていたり
南北朝鮮が緊張状態になっていたり。。
などというニュースが聞こえてきますが
日本と世界はどうなるんだろう?という
一抹の不安を感じています。
特に、安保法案は
「どうしたら、これからの国民や国益が守れるのだろう?」
という事を、冷静に自分なりに考えてみたいと思います。
なかなか難しい問題だと思います。
かたいお話はこのくらいで~~
日本農業新聞で連載中の森久美子さんの小説「青い雪」も
残り一ヶ月となりました。
ストーリーは終盤になり、登場人物たちの万感の想いが溢れています!
私も一読者として、新しい原稿を読ませていただくのが楽しみです。
最後の挿絵は、日本の一部の酪農家で使用されている
牛の餌を掃除して、元の餌場に戻すロボットです。
本当にこんな形をしていて、ウイ~~ンて動くんですよ。
実際の動画を見せていただいたら、かわいかったです。
挿絵は7月分からの抜粋です。
よかったらご覧ください。
2015年
8月
18日
火
先週の日曜日に、イラストレーターのTさんとNさんが
最寄の駅(吉祥寺)まで遊びに来てくれたので
吉祥寺の街で、久しぶりの休日を過ごしました。
ぶらぶらぶらぶら、雑貨屋をめぐり歩いたり
ぶらぶらぶらぶら、井の頭公園の池の周りを散歩したり
ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ、とりとめもなく話に花を咲かせたり
とても楽しい休日を過ごせました。
Nさんは公園のボートを漕ぐのが大好きらしいのですが
彼氏とのデートの時でも、自分一人で乗りたいと言い張るそうです。
それ、デートじゃないだろ~と
心の中でひそかにツッコミを入れるTさんと私。
その日も公園のボートに乗る乗らないの話になり
Nさんは、三人でそれぞれ三台のボートに乗ろうと言い出しました。
そこまでボートを漕ぎたかったのか~~!と脱帽するTさんと私。
でもそんな天然のNさんも、それを温かく見守っている優しいTさんも
私にとっては魅力的な友達です。
吉祥寺にはカエルグッズの専門店があるのですが
そこで出会ったカエルの置物に心魅かれ
衝動買いしてしまいました。(350円なんですけどね。)
なんとなく自分に似ている気がしたので。。(笑
いいと思いません?この気だるい感じの姿勢が。
2015年
8月
11日
火
猛暑日より少しだけ気温が下がりはしたものの
まだまだ暑い日が続きそうですね。
現在、日本農業新聞で挿絵を描かせていただいている
小説「青い雪」の著者の森久美子さんから
取材旅行のお土産を頂きました。
小説に出てくる北海道北南市のモデルになった北見市に行かれたとのことです。
北見市はハッカの産地なのですが
ハッカグッズを沢山送っていただき、感謝感激です。。!
ハッカ豆、流氷飴、ハッカ油、ハッカ湯、ミントティーなどなど。
北見市のハッカについて↓
http://www.hakka.be/knowledge/index.html
小説の中でも、ハッカを蒸留しているところや
ハッカ油を売っているところを挿絵で描いていたので
実物を手に取ってみると感概深いものがあります。
森さんに、以前から流氷飴について
「本当の流氷のような飴なのよ。」とお聞きしていたのですが
実際に見てみて、本当にそうだと思いました。
透明感のあるグレイシャスブルー。
流氷飴もハッカ豆も、一服の清涼感を感じ美味しかったです。
夏バテをしながらお土産を送っていただいたとのことで
本当にどうもありがとうございました。
2015年
8月
01日
土
暑中お見舞い申し上げます。
暑いですね~~(汗
みなさま、猛暑の中お元気でお過ごしでしょうか?
昨夜はブルームーン(満月)だったようですね。
ベランダからふと見ると、温泉タマゴのような色をした生温かい感じの月でした。
空気が温かいからそう見えたのでしょうか?
私は相変わらずの生活ですが
今のお仕事を頑張りつつ、イラストをもう少し描きためて
新しいお仕事を開拓したいという、焦りを抱えた日々を過ごしています。
焦ってもしょうがないのですが。。
とりあえず集中して、一日一日を大事に過ごしてゆきたいです。
日本農業新聞で連載中の森久美子さんの小説「青い雪」も
残り2ヶ月となりました。
重奏曲のように登場人物たちの「思い」が奏でられています。
最近は、ラブシーンを描くことが多くなってきました。
描いていて難しいと思いますが、楽しいし好きです。
5月、6月分からの抜粋です。
よかったらご覧ください。
2015年
7月
24日
金
東京金属事業健康保険組合の企業PR誌
「健康と生活」7月号の表紙のイラストを描きました。
ヒーリングスポットがテーマのこのシリーズですが
今回はハワイの「マカプウヒーリングプール」がテーマになっています。
古代のハワイアンはここに来て、必要の無いエネルギーを浄化したそうです。
今でも観光客が来て、この岩場で足を浸したりしています。
ハワイは、一度だけ親戚の結婚式で訪れたことがありますが
気温が高いわりに、湿度が低くて過ごしやすい気がしました。
日本人のおばちゃんが、レストランの店員に何か怒っていて
「ちゃんとエクスキューズしてえな~~っ!」と関西弁でぶち切れていたのが
思い出深いです。
よほど嫌なことがあったのでしょうか?
あの後おばちゃんもヒーリングプールに行ったのなら、少しは癒されたのかな?
2015年
7月
19日
日
暑いですね~~~。
アイスやビールが美味しい季節になってきました。
最近、コンビ二などで売っているクラフトビールを買って飲むと
予想外に美味しくて、最近のビール商戦も幅広く深く進化している気がしました。
個人的にはベルギービールのような濃くて深みのある味が好きなのですが
コーヒーもエスプレッソのような濃い味が好きだし
ワインもフルボディが好きだし
つくづく私は、こゆい飲み物が好きなんだと思います。
そのわりにお酒はめっぽう弱くて、二杯くらいしか飲めないんですけどね。
こう暑いと、ビール片手にイラストを描きたくなったりします。
実際やったことがあるのですが、手がフラフラして上手く描けませんでした。
結構よい絵が描けると思ったんだけれどな。。
ということで、今日もしらふで頑張ります。
2015年
7月
12日
日
一昨日、うれしい知らせが届きました。
日本図書設計家協会が主催している
第3回東京装画賞2015に入選することができました~!
惜しくも賞は逃しましたが、、自分的にはとても嬉しかったです。
今までにコンペは落ちまくっていたので、入選までいったのは今回が初めてでした。
これを励みに、これからもがんばってゆきたいと思います。
フェイスブックで報告をしたら、予想外に皆さんから
まるで賞を取ったかのように「おめでとう」のお言葉をいただけて
ちと恥ずかしかったような。。
よく知っている装画塾の友人が受賞していて
一年前には自信が無い事を言っていたその人が
よくこの一年で成長したなと拍手を送りたいです。
課題図書は向田邦子さんの「あ・うん」でした。
課題を最初に見た時に、もともと狛犬が好きな私としては
表紙は狛犬を描きたいと思ったのですが
描いているうちに、どうしたら文章のテイストや世界観を
狛犬だけで表現できるのか。。?で悩みました。
今までに出版されている、すばらしい狛犬を表紙に描いてらっしゃる作家さんに
少しでも近づけるように頑張りましたが
この結果がその答えだと思い、これからも頑張りたいと思いました。
これからも受賞を目指してイラストを描いてゆきたいです。
今回の賞に入選させてくださった審査員のみなさま
今まで叱咤激励して支えてくれた、友人・知人のみなさま
どうもありがとうございました。
描いたイラストは、また発表できる時期がきたらUPさせてもらいます。
よろしくお願いします。
2015年
7月
05日
日
あっという間に7月に入ってしまい、相変わらずの梅雨空が続いていますが
みなさんお元気でお過ごしでしょうか?
最近は、相変わらずの生活で
お仕事をしたり、時間を作ってオリジナル作品を進めてはいますが
なかなか進まず悩みの種です。。(汗
いつになったら次のステップに進めるのだろうと思うばかりですが
諦めずにガンバリたいと思っています。
一昨日はとても久しぶりに
30代の前半にOLとして働いていた(フルメイクをしてパンプスを履いて
お勤めをしていた時代もあったのです。)
会社の同僚の人達と飲みました。
みんな変わらず、気さくで楽しい飲み会でしたが
それぞれに抱えてるものとかがあって、ガンバってお仕事してるんだな。。と
そんなものがリアルに感じられた夜でした。
サラリーマンも色々と大変ですね。。!
改めて、私もガンバろうーーと思いました。
そうそう、パン好きの私は
その日に御徒町のかなやホテルベーカリーで
美味しいとうわさの、ロイヤルブレッドを一斤買って帰りました。
http://kanayahotelbakery-shop.jp/SHOP/01038.html
中のパンがきめが細かくしっとりしていて、耳はさっくり。
口の中で、フワッととろける感じで
ウワサに違わず美味しかったです♪
2015年
6月
27日
土
桜って美しいけれど、満開になると「狂っている」感じがして
ちょっとコワいです。
こちらは習作1とは、また違う描き方をしてみました。
これからも隙間の時間を見つけて、オリジナルを描いてゆきたいです。
2015年
6月
19日
金
気がついたら3月からパッタリと
日本農業新聞で描かせていただいている森久美子さんの小説「青い雪」の挿絵を
UPしていませんでした。(汗
現在222枚目まで進んでいますが、気がつけば残り3ヶ月となり。。感無量です!
ストーリーの方も佳境に入り、様々な人間模様が描かれています。
「人生、山あり谷あり」
それぞれの人が、自分の旅をしているのかもしれませんね。
どんな風に生きて死んでゆくのか?
旅の途中で出会う方々との交流や出来事を、宝物にして旅ができたらと思います。
美紀子(主人公)、幸せになって~~。
3~4月に掲載されたものからの抜粋です。
よかったらご覧ください。
2015年
6月
12日
金
梅雨まっさかりの今日この頃ですが
みなさんはお元気でお過ごしでしょうか?
アジサイの青や紫が目にしみます。
気がついたら、ブログを更新していませんでした。
これといったネタがなくて、何を書こうかと思っているのですが。。
最近は梅雨だからか、なんとなく体がだるい日々が続いていたので
どうしたものかな?と思っていたのですが
忙しくても一日一回、運動をすると調子が良くなることに気がつきました。
何となく日常に張りが出てくる気がします。
運動といっても、朝起きて近くの公園を3kmくらい早足で歩くだけですけどね~~。
しばらくは、この朝のプチ有酸素運動を続けてみようかと思っています。
仕事中は動画サイトの音楽をよく聴いているのですが
集中したい時に、クラシックを聴いたりしています。
梅雨の頃におススメの一本です。
よかったらどうぞ♪
雨の日のためのクラシックピアノ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11114165
2015年
6月
02日
火
今年も6月になりましたね。
6月からこんなに暑くて、今年の夏はどうなってしまうんだろう?と思うような陽気ですが
夏が少し苦手な私は、過ごしやすいことを願っています。
今年も半分を過ぎましたが、昨年末にかかげた目標をまだまだクリアしていなくて
焦る毎日です。
「時間というのは作るものだ。時間が無いからと言って絵を描かないのは言い訳だ。」
と、ある超有名なイラストレーターの方に言われたのは
青山塾に通っていた10年前くらいで
それが未だにできていない自分は、もう少しがんばらなければな~と
改めて感じている今日この頃です。
みんな、どうやって時間をつくっているのだろう。。?
徹底的に時間のムダを省くことが必要だと感じている今日この頃です。
ドラえもんに、その問題を解決してくれる秘密のアイテムがなかったでしたっけ?
そういえば最近「サザエさん」の新キャラクターで
堀川くんという男の子が登場していて
その言動がサイコパス過ぎて、サザエさん始まって以来の画期的なキャラだと
話題になっているみたいですね。
壁のしみを自分の弟だと言い張ったり
飼っているヒヨコに「ワカメ」と名付けて
「卵を産んだら、真っ先に人間のワカメちゃんに食べてもらいます。」と言ってみたり。
周りの登場人物とも会話が微妙にズレているみたいです。
「サザエさん」の制作スタッフに、新しい発想を持った方が加わったのでしょうか?
なんとなく時代を感じます。
http://matome.naver.jp/odai/2140586193981202801?&page=1
てなことで、私も堀川くんの様に柔軟な発想で(それもちょっとマズイですね。。)
自分の時間をつくってゆけたらと思う今日この頃です~。
2015年
5月
24日
日
展示も終わり、少しひと段落です。。
運動不足のせいか、イイ感じにぷくぷくと太ってきています。
昨日、お土産でいただいた生マンゴーを久しぶりに食べましたが
やはり、生は美味しぃ~~ですね。
いつもドライフルーツのマンゴーをヨーグルトに漬け込んで「生マンゴーもどき」を
食べているのですが、格段の違いです。
最近、久しぶりに貼り絵タッチのイラストのお仕事をさせていただきました。
東京金属事業健康保険組合で出版している
企業PR誌「健康と生活」の表紙を
隔月で一年間描かせていただくことになりました。
テーマは「世界のパワースポット」です。
初回の5月号はオーストラリアの「エアーズロック」です。
エアーズロックは、アボリジニの人達が
「ウルル」と呼んでいる巨大な赤い岩盤ですが
アボリジニの聖地として、今でも宗教的行事のある時期は登山禁止になるそうです。
アボリジニ・アートをうまく表現できないか?というアイディアが浮かびましたが
なんだか失礼になりそうなので、、やめておきました。
また次回も、こちらのブログでご紹介するかと思いますが
よろしくお願いします。
「健康と生活」5月号
2015年
5月
17日
日
昨日で「插絵画家の会2015年展・コミュニケーション」が無事終了しました。
お越しくださった皆さま、誠にありがとうございました。
おかげさまで多くのお客様にご来場いただき、盛況のうちに終了いたしました。
今回は、日本農業新聞で連載中の小説「青い雪」/森久美子さん著の
挿絵を展示させてもらいましたが
「こんなに原画って小さいの?!」というご感想を多くいただきました。
色鉛筆というタッチのある画材を使っているので
タッチを生かすために、できるだけ縮小したくないという思いから
原画を小さくしているのです。
いくつかのご感想をいただき、今回も色々と勉強になりました。
他の作家さん達にも、沢山刺激をもらいました。
うっかりして、会期中に会場の写真を撮るのを忘れてしまいましたが。。(汗
この展示を励みに、また挿絵仕事やイラストを頑張りたいと思っていますので
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!