ここ最近、プライベートで流しソーメンのイベントの企画と運営を行いまして、これにかなりのエネルギーを費やしていました。発狂するぐらい考え抜いた甲斐もあり、無事成功できたのですが、そのとき考えたことを備忘録としてまとめてみます。これを読めば、貴方も様々な困難を乗り越えて、流しソーメン大会を運営できる!!

なお、様々な価格を比較してみると、一見安い竹もあるのですが、長さが短いと絵的にショボいです。安いからといって1.5mぐらいの竹を一本だけ購入するのは、お勧めしません。1.5mぐらいの竹なら2本買うとか、竹脚(竹の三脚)付とか、送料とかを複合的に考えて賢い買い物をしましょう。あと、竹脚付のキットを買った場合は、縛り紐が付属されていないことがあるので、これも要準備です。
他の選択肢として、プラスチック製の竹を購入するというものがあります。鮮度を気にする必要が無いため、長期間保管できますが、3,4年のうちに3,4回も流しソーメンを企画する人は流石にレア。竹はかなり嵩張るので保管にはスペースが必要ですし、きちんと管理していないと、カビが生えてくることもあるでしょう。そんな竹筒で流しソーメンなんてしたくないのが人情です。実質的に1回愉しんだら捨てるのと考えた方が良いでしょう。ただ、雨天順延になったとしても生竹と違い、翌週に持越しができるのは、心強いアドバンテージです。
まず、流しソーメン用の竹を設置できるぐらいのスペースが必要です。ホースが暴発すると、周囲が水浸しになる可能性があるので、屋外が望ましいでしょう。水を使うということで、蛇口などの水の調達に便利な場所を探す必要も出てきます。ペットボトルで水を大量に積んでいくのもアリですが、ソーメン600g流すのにおそらく水10kgでは、足りないかもしれません。さらに水だけでなく、ガスコンロなどの火の確保も必要です。当然のことながら、ソーメンを茹でるのには火が必要なのです。もちろん、茹でたら水ですすぐため、その火の元にも水道が必要でしょう。
広さ、水道、ガスコンロの三拍子がそろった場所を探すのは中々しんどいです。キャンプ場だと水道の独占使用で中々気まずいでしょうし、都会の公園の場合はカセットコンロを使用して火を付けているものなら監視員が注意をしてくる可能性も充分にありえます。一番無難なのは、家の庭です。また、水浸しになるのを恐れなければ、家の中も案外アリです。ちなみに私は、キャップ場のキッチン付コテージのテラスで行いました。
もしも水道もない、ガスも無いという過酷な環境で行いたい場合は、ソーメンは多少カピカピになるのを承知の上で予め茹でて持参。水道の代わりにペットボトルなどで持ち運んだ限りある水は、電動ポンプなどで下流から上流に循環させるという荒業があります。
なお、ホース関係器材は100均で買うのは、あまりお勧めしません。専用のジョイントが必要で結果的に高くなったり、クオリティに難があってちょっと強い水圧がかかるとすぐに外れ、周囲に水が飛び散ったりすることになります。
そして、上流だけではなく、下流も考えなければならないです。竹筒を流れた水は、当然竹の下側の先端から滝のように流れ落ちていきます。足元をいたずらに水浸しにしないように、その水を受ける容器があった方が良いでしょう。バケツもしくは、収納ボックスをその先に配置しておきましょう。また、その容器にザルをガムテープなどで括り付けて滝下に配備しておくと、取りそこなったソーメンをそこで回収でき、いやしんぼさんが後で食べることができます。なお、容器に溜まった水は定期的に捨てましょう。
それと、水回り全般で助言をするとしたら、ガムテープをうまく活用すること。竹脚の固定、ホースの固定、受けザルの固定で何かと重宝します。また、意外と忘れがちなのは雑巾の準備。1,2枚あれば安心です。
という訳で、ここまで購入物についてのおさらいです。
・竹 (可能であれば全長3m以上。状況に応じて竹脚も2,3セット以上)
・ガス台orカセットコンロ
・水道(可能であれば2か所で、1か所は火の傍に)
・新しくてきれいなホース (施設にもよりますが5m以上)
・下流の水受け用のバケツor収納ボックス
・ざる(素麺を茹でる用、下流の受け用)
・ガムテープ
・縛り紐
・雑巾
・泡沫蛇口用ニップル(台所から取水する場合)
・水道などの水を管理する人/ソーメンを流す人(ここは二人に分けても良い)
・中流でソーメンを食う人
・下流でソーメンを食う人
カップルやソロ充では、中々厳しいです。また、流しソーメンキットを購入して組み立てる場合も、竹脚の組み立てを独りでやろうとすると、結構心細いので、準備段階でも二人はいた方が良いでしょう。なお、流している本番では、竹1.5mぐらいにつき、左右に1人ずつ食べる人を配置できます。
・きゅうり、水餃子など具として相性の良さそうなもの。
・ウィンナー、玉ねぎなどバーベキューの定番。
・ミニトマト、ブドウ、さくらんぼなど転がりやすいもの。
・チョコレート、白玉団子などの固形物。
意外なことにぶどうなどめんつゆに合わなさそうな具材でも、参加者は気にしないで掴みにかかります。また、具だけでなく、葱、山葵、生姜、キムチなどの薬味を充実させるのもアリですし、めんつゆの他にごまだれを用意するのもアリでしょう。また、サイドメニューで卵焼きなどタンパク質系のものを用意すると、食べた気にはなるでしょう。サイドメニューを考える上でのヒントとしては、流しソーメンは屋外になることが多々あり、机の確保が大変だということ。基本的に参加者は右手に箸、左手にめんつゆ容器を持っている立食パーティー状態な訳で、サイドメニューを食べる為にめんつゆ容器を置き、別の皿に持ち替えるというのは、なるだけ避けたいところです。
一方で、何かのイベントの1つとして流しソーメンを行う場合、色つきソーメンや変わった具材を流し、同じ色を取ったもの同士、同じ具材を取ったもの同士でチームを組ませ、ゲーム等次のプログラムのチーム分けをすることもできるでしょう。
これだけの考える要素を潰していけば、流しソーメンイベントは愉しいものになる筈です!!今回、私もこんな感じで、結構がんばって企画しました。参加者からは「ソーメンが流れているだけで何故、愉しいのか分からないけど愉しい!」「回転寿しよりテンションが上がる」などの声を頂きましたですハイ。実は開始前後に雨が降り、流しソーメンが流れソーメンになってしまうのか不安だったのですが、何とか開催できて良かったです。
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【1】竹の確保
まず必須アイテムとなる竹ですが、竹山から切り取ってくる必要があります。しかし、大多数の人は自前の竹山など持っていませんから、どこからか購入してこなければなりません。その際は、オンラインショッピングが便利です。ただ、竹は、黄色くなる等の劣化や衛生面から考慮すると、切り取ってから長くて2週間が寿命となりますので、使用予定日を予め業者と相談してから発送してもらうことにしましょう。なお、様々な価格を比較してみると、一見安い竹もあるのですが、長さが短いと絵的にショボいです。安いからといって1.5mぐらいの竹を一本だけ購入するのは、お勧めしません。1.5mぐらいの竹なら2本買うとか、竹脚(竹の三脚)付とか、送料とかを複合的に考えて賢い買い物をしましょう。あと、竹脚付のキットを買った場合は、縛り紐が付属されていないことがあるので、これも要準備です。
他の選択肢として、プラスチック製の竹を購入するというものがあります。鮮度を気にする必要が無いため、長期間保管できますが、3,4年のうちに3,4回も流しソーメンを企画する人は流石にレア。竹はかなり嵩張るので保管にはスペースが必要ですし、きちんと管理していないと、カビが生えてくることもあるでしょう。そんな竹筒で流しソーメンなんてしたくないのが人情です。実質的に1回愉しんだら捨てるのと考えた方が良いでしょう。ただ、雨天順延になったとしても生竹と違い、翌週に持越しができるのは、心強いアドバンテージです。
【2】場所の確保
一番難しいのって、案外場所の確保かもしれません。まず、流しソーメン用の竹を設置できるぐらいのスペースが必要です。ホースが暴発すると、周囲が水浸しになる可能性があるので、屋外が望ましいでしょう。水を使うということで、蛇口などの水の調達に便利な場所を探す必要も出てきます。ペットボトルで水を大量に積んでいくのもアリですが、ソーメン600g流すのにおそらく水10kgでは、足りないかもしれません。さらに水だけでなく、ガスコンロなどの火の確保も必要です。当然のことながら、ソーメンを茹でるのには火が必要なのです。もちろん、茹でたら水ですすぐため、その火の元にも水道が必要でしょう。
広さ、水道、ガスコンロの三拍子がそろった場所を探すのは中々しんどいです。キャンプ場だと水道の独占使用で中々気まずいでしょうし、都会の公園の場合はカセットコンロを使用して火を付けているものなら監視員が注意をしてくる可能性も充分にありえます。一番無難なのは、家の庭です。また、水浸しになるのを恐れなければ、家の中も案外アリです。ちなみに私は、キャップ場のキッチン付コテージのテラスで行いました。
もしも水道もない、ガスも無いという過酷な環境で行いたい場合は、ソーメンは多少カピカピになるのを承知の上で予め茹でて持参。水道の代わりにペットボトルなどで持ち運んだ限りある水は、電動ポンプなどで下流から上流に循環させるという荒業があります。
【3】水回りの配置
竹筒に水を流すため、竹にばかり目が行くわけですが、その水は大抵、蛇口と繋がっているホースから調達されます。その蛇口がホースと繋がれば良いのですが、特に台所の蛇口から引っ張ろうとした場合、ホースが蛇口にはまらないことがあるのです。台所の蛇口は、水が勢いよく出てきて周囲に飛び跳ねないよう空気(泡)を混ぜる仕様となっています。どうしても台所の水道を使いたい場合は、蛇口についている泡沫キャップフィルターを外し「泡沫蛇口用ニップル」といったものを装着する必要があります。なお、ホース関係器材は100均で買うのは、あまりお勧めしません。専用のジョイントが必要で結果的に高くなったり、クオリティに難があってちょっと強い水圧がかかるとすぐに外れ、周囲に水が飛び散ったりすることになります。
そして、上流だけではなく、下流も考えなければならないです。竹筒を流れた水は、当然竹の下側の先端から滝のように流れ落ちていきます。足元をいたずらに水浸しにしないように、その水を受ける容器があった方が良いでしょう。バケツもしくは、収納ボックスをその先に配置しておきましょう。また、その容器にザルをガムテープなどで括り付けて滝下に配備しておくと、取りそこなったソーメンをそこで回収でき、いやしんぼさんが後で食べることができます。なお、容器に溜まった水は定期的に捨てましょう。
それと、水回り全般で助言をするとしたら、ガムテープをうまく活用すること。竹脚の固定、ホースの固定、受けザルの固定で何かと重宝します。また、意外と忘れがちなのは雑巾の準備。1,2枚あれば安心です。
という訳で、ここまで購入物についてのおさらいです。
・竹 (可能であれば全長3m以上。状況に応じて竹脚も2,3セット以上)
・ガス台orカセットコンロ
・水道(可能であれば2か所で、1か所は火の傍に)
・新しくてきれいなホース (施設にもよりますが5m以上)
・下流の水受け用のバケツor収納ボックス
・ざる(素麺を茹でる用、下流の受け用)
・ガムテープ
・縛り紐
・雑巾
・泡沫蛇口用ニップル(台所から取水する場合)
【4】人海戦術
流しソーメンを愉しむには、最低3人はいた方が良いでしょう。・水道などの水を管理する人/ソーメンを流す人(ここは二人に分けても良い)
・中流でソーメンを食う人
・下流でソーメンを食う人
カップルやソロ充では、中々厳しいです。また、流しソーメンキットを購入して組み立てる場合も、竹脚の組み立てを独りでやろうとすると、結構心細いので、準備段階でも二人はいた方が良いでしょう。なお、流している本番では、竹1.5mぐらいにつき、左右に1人ずつ食べる人を配置できます。
【5】流しソーメンの具とサイドメニュー
当然、ソーメンを流すのですが、やはりそればかり食べると飽きます。変わった具材を流すことで、リフレッシュできるでしょう。・きゅうり、水餃子など具として相性の良さそうなもの。
・ウィンナー、玉ねぎなどバーベキューの定番。
・ミニトマト、ブドウ、さくらんぼなど転がりやすいもの。
・チョコレート、白玉団子などの固形物。
意外なことにぶどうなどめんつゆに合わなさそうな具材でも、参加者は気にしないで掴みにかかります。また、具だけでなく、葱、山葵、生姜、キムチなどの薬味を充実させるのもアリですし、めんつゆの他にごまだれを用意するのもアリでしょう。また、サイドメニューで卵焼きなどタンパク質系のものを用意すると、食べた気にはなるでしょう。サイドメニューを考える上でのヒントとしては、流しソーメンは屋外になることが多々あり、机の確保が大変だということ。基本的に参加者は右手に箸、左手にめんつゆ容器を持っている立食パーティー状態な訳で、サイドメニューを食べる為にめんつゆ容器を置き、別の皿に持ち替えるというのは、なるだけ避けたいところです。
【6】流しソーメンとイベントをリンクさせる
例えば、白玉の中のひとつにワサビを混入させるなどロシアンルーレット具材を流す形で、流しソーメン大会そのものを盛り上げるというやり方があります。一方で、何かのイベントの1つとして流しソーメンを行う場合、色つきソーメンや変わった具材を流し、同じ色を取ったもの同士、同じ具材を取ったもの同士でチームを組ませ、ゲーム等次のプログラムのチーム分けをすることもできるでしょう。
これだけの考える要素を潰していけば、流しソーメンイベントは愉しいものになる筈です!!今回、私もこんな感じで、結構がんばって企画しました。参加者からは「ソーメンが流れているだけで何故、愉しいのか分からないけど愉しい!」「回転寿しよりテンションが上がる」などの声を頂きましたですハイ。実は開始前後に雨が降り、流しソーメンが流れソーメンになってしまうのか不安だったのですが、何とか開催できて良かったです。
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