愛知県一宮市の名神高速で18日、トラックが軽乗用車に追突するなど、5台が絡み6人が死傷した事故で、トラックの運転手が、「携帯電話で地図を見ていた」と話していることがわかりました。
この事故は、18日午後一宮市の名神高速上り線で、渋滞の最後尾にいた軽乗用車にトラックが追突するなど、あわせて5台が絡んだもので、軽乗用車に乗っていた林鍵一さん(90)と妻のとめ子さん(88)が死亡、4人がケガをしました。
現場にはブレーキ痕がなく、トラックを運転していた奥村晃史容疑者(45)は、「携帯電話で地図を見ていた。前をよく見ていなかった」と話していることが、関係者などへの取材でわかりました。
警察は、19日小牧市にある奥村容疑者の勤務先を家宅捜索して事故を調べていて、中部運輸局も、運行態勢や勤務状況などの確認のため監査に入りました。(19日17:17)