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第十六話:スライムは邪神に挑む
邪神の封印は、はじけ飛ぶ寸前だった。
迎え撃つ準備は整っている。
ストーンサークルのような、らせん状に描かれた巨大な儀式魔術陣。そこには、魔術士たちがずらりと並び、いつでもオルフェはこの場の全員の魔力を使用した儀式魔術が放てる。
そして、ニコラ特製の爆弾を搭載したカタパルトが六つ並べられており、ニコラの手元のボタン一つで角度の調整、射出ができる。
さらに、これらを守るように騎士たちが陣形を組んでいた。
あれからさらなる増援がたどり着いてくれたおかげで若干余裕ができている。
「ぴゅい!(来る!)」
瘴気の濃度がより高まり地響きが強くなる。
誰もが確信する。邪神が来ると。
封印が悲鳴を上げる。
「巫女姫様!」
オルフェがするどく叫ぶ。
「オルフェ様、わかっておりますわ!」
巫女姫であるエレシアはオルフェの儀式魔術の陣とは別の陣にいた。龍脈経由で封印の地に干渉する陣。
七罪教団が使っていたものを参考にしてオルフェが作り上げたもの。
想定以上に早く儀式魔術の陣が出来上がったので、急遽追加したのだ。
ガラスが割れるような音が幾重にも重なる。
邪神が封印を砕き始めた。複数ある封印が次々に砕かれていく。
黒い圧倒的な力が地面から這い上がってきた。
だが、絶好の機会でもある。封印を強引に破って邪神は力を消耗している。仕掛けるなら今だ。
「オルフェ様の術式と、私の【浄化】の力、たっぷり味わいなさい!」
巫女姫エレシアの桜色の髪が淡い光に包まれて風になびいた。
国宝である、宝玉が付いた神杖を大地に突き立てる。オルフェの陣に力を注ぎ清らかな浄化の光が溢れだした。
「穢れなき光の鎖よ、血と悪意にまみれし邪悪を縛れ! 大封印結界、【キリエレイン】」
浄化の力をもっとも濃く受けついだエレシアだけに許される大封印結界が発動する。
それは龍脈を通り、封印の地に施された術式と共鳴する。
彼女の【浄化】の色、桜色に輝く鎖が幾重にも這い出た黒い闇に絡みつき縛り上げ、そして肌に食い込んでいく。
【浄化】の力に浸食されて、邪神が悲鳴をあげた。
「オルフェ様だけにすべてを背負わせない! 私も、大賢者の教えを受けた身。その意地を見せて差し上げます!」
エレシアは脂汗を流しながら限界以上の【浄化】の力を開放する。
邪神が苦悶の声をあげる。
驚いた、オルフェの力を借りて陣を用意したことを踏まえても、想定したいた威力の二段階上の大封印。
……そうか、俺と別れてからエレシアも成長していたのか。
「GURRRRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」
邪神が咆哮する。
ハエの邪神のくせに吠えるとは生意気だ。
そして鎖を引きちぎる。桜色の鎖が砕け、同時に封印がすべてはじけ飛んだ。
しかし、それも想定内。
「オルフェ様の術式と、巫女姫たる私の力を舐めるなああああああああああああああああ!」
エレシアが吠えた。
砕かれた桜色の鎖たちが無数の鋭い釘に変化し、邪神を取り囲む。
そして、深々と邪神の体に刺さっていった。
オルフェが仕込んだ術式、それを見事にエレシアは使いこなしてみせた。
「GUGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA」
今度は咆哮ではなく悲鳴だ。
浄化の力を縛るのではなく、体内に毒として入り込ませる。
邪神は封印を弾き飛ばし、鎖を引き裂くのに力を使ったうえ、巫女姫の【浄化】の力という、邪神にとって最悪の毒を体内に注入された。
……当初、封印解除時にはやつの三十パーセント程度の力まで削れると考えていたが、俺の見立てではこの大封印結界によってさらに力を削れ十五パーセントまで奴の力は落ちた。。
エレシアの意地により、想定より十五パーセントも削った。
「あとは頼みましたわ。オルフェ様、ニコラ、みんな」
エレシアが崩れ落ちる。
限界を超えた力の反動で、鼻血を流し、脳の血管もいくつかやられている。
極度の魔力枯渇により意識はもうろうとし、己の力量を超えた術式の負担は容赦なく体の内側を痛めつけていた。気を失って当然だ。
それでも、最後の一滴を出し切るまで彼女は耐えた。
よくやった。そういって抱きしめてあげたい。
だが、それは後だ。
彼女のがんばりを無駄にしないために、邪神の討伐にすべてをかける。
「GRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」
邪神が最後の封印を砕き、解き放たれた。
山のようなというのはけして誇張ではないようだ。
全長は五百メートルオーバー。
真っ黒に染め上げられた二足歩行の蠅。
三対の巨大な虫の羽を携え、ぎろっとした複眼が赤く輝く。
「ニコラ!」
「角度調整は完了済! 射出!」
六台のカタパルトから同時に特製の爆弾が放たれる。
遠隔操作で角度と打ち出す強さはすべて調整済。
だが……標的も当然動く。
それすら想定内。
「オルフェねえ!」
「ニコラ、任せて!」
打ち出された爆弾六つ、そのすべてが軌道を変える。
オルフェの風の魔術だ。
【暴食】の邪神ベルゼブブ、その三対の翼の根本に着弾。
そして……爆発!
炎ではない。白い煙が当たりに漂い、周囲の木々が凍り付く。
これは俺が基礎理論を作り、ニコラが造り上げた爆弾。
超々低温爆弾、【コキュートス】。
-273.15 ℃にまで強制的に冷却し、すべてを凍り付かせる恐怖の爆弾。
理論上、これ以上の低温はありえない。絶対零度。
たとえ、邪神であろうと原子運動すら制止する状態で身動きはとれない。全身が氷ついていく。
「動きと羽は封じた。これで空には逃げられない」
それこそがニコラの役割。
動きと羽を封じて、次の本命を確実にあてる。
……そしてこれは本命の威力を増すための布石でもある。
「真打登場。皆、行くよ。腹のそこから魔力を絞り出して!」
オルフェの掛け声に、儀式魔術の陣にいた魔術士たちが応える。
そして、全員が魔力を開放する。
それはらせん状の魔術陣を駆け巡り、中心にいるオルフェのところに集まっていく。
オルフェは、儀式魔術の起点となり百人を超える魔力を受け入れ調律する。
本来、人の魔力は個体差があり反発しあう。ましてや、属性すら統一してないのならなおさらだ。
そのぶつかり合う魔力を一度オルフェの体を通すことで、変換し、調整し、調律する。
それだけではなく、地脈から魔力を引きずりだして合わせてみせた。
その場にいる魔術士全員が目の前で起きている絶技すら生ぬるい神技に言葉を失う。こんなものは人の領域を軽く超えている。実物を見なければ、冗談だろ? と誰もが笑い飛ばすだろう。
そして、紡がれるのは……。
「天に輝く炎帝よ、裁きの炎で全て焼き尽くせ! 超越戦略魔術【炎帝礼賛】!!」
太陽が落ちてくる。
そう錯覚するほどの巨大な火球が、ベルゼブブの頭上に現れる。
そして、急降下。さすがのベルゼブブも逃げようとするが体は凍り付いて動かない。
凍り付いた邪神へと太陽が降り注ぐ。
巨大な火柱が奴を被い尽くす。
ここまで余波が来た。
ニコラが超々低温爆弾、【コキュートス】を選択したのは何も動きを止めるためだけではない。
急激な温度変化による、完全破壊を目的としていた。
絶対零度から、太陽のごとき無限熱量。
たとえ、邪神であろうと耐えられる道理はない。
魔力が尽きた魔術士たちが全員崩れ落ちる。
この儀式魔術陣は全力以上の魔力を吸い上げる。無理もない。
ただ一人、まだ立っているものがいる……オルフェだ。
「追唱!」
オルフェの体から魔力の嵐が吹きあれる。
オルフェ自身も、自らの魔力をすべて吐き出していた。
魔力回復ポーションを即座に飲んでいるが、オルフェの魔力の総量は桁違い、回復量など微々たるもので全快には程遠い。
なら、その魔力はどこから来たのか?
正解は、その美しい金髪だ。
髪に魔力回路をつくり循環させることで、魔力バッテリーにする秘術。
それにより、オルフェは自身の保有できる二倍の魔力を持っていた。
炎の中でベルゼブブが動く。
さすがは邪神、十五パーセントまで力をそがれ、あれだけの攻撃を受けて動いている。
もし、並みの使い手ならこれ以上の追撃はできなかっただろう。
だが、あいにく対峙しているのは【魔術】のエンライトだ。
「地に舞い降りた炎帝よ。その威光を再び示さん! 炎熱鏡面魔術【炎帝再臨】!」
放たれるのは二度目の太陽。
二つ目の太陽が落ち、一つ目の炎と合わさり煉獄へと変わる。
オルフェの単独魔力なので威力はかなり落ちているが、魔力を束ねる工程がなくなった分、工夫ができた。鏡面魔術の名前の通り、溢れる熱量をベルゼブブの周囲に閉じ込め、循環させることで熱の拡散をなくし、内部温度を高めて炎の威力を何倍にも増す。
炎の中でうごめいていた邪神にベルゼブブが燃え尽きていく。
百人がかりの魔術である【炎帝礼賛】に加え、追撃及び熱量ごと閉じ込める結界【炎帝再臨】。【魔術】のエンライトたるオルフェにしかできない、地上最強の魔術の一つ。
ここにもエンライトの秘術があった。儀式陣をモニュメント化し構成を組み替えることで短時間で儀式陣の意味を変える。それがあったからこそ、同じ儀式陣で違う効果の術を発揮できた。
オルフェは燃える邪神を睨みつけながら膝をつき口から血を吐いた。
そして、最上級の回復ポーションと魔力回復ポーションを飲む。
無茶をした反動で傷ついた脳と内臓を癒しつつ、次に備えて少しでも魔力を回復しているのだ。
……たしかにオルフェは最強の手札を切った。
だが、この程度で終わらないからこそ邪神は恐れられている。
「ニコラ、まだまだ油断しないで」
「わかってる。スラ、追加の爆弾」
「ぴゅい!」
ニコラは俺から【収納】していた【コキュートス】とは別の爆弾を受け取るとカタパルトにセットした。
炎が止んだ。
そこにはもう邪神はいなかった。
ただ、真っ黒に焼けこげた巨大な塔があった。
邪神が現れたときの十分の一以下の細さ。
誰かが歓喜の声をあげた。
勝利を喜ぶ声が響く。
しかし……。
「まだだよ! ニコラ、はやく」
「もうやってる」
オルフェとニコラだけは、現状のまずさに気づていた。
ニコラは爆弾をすばやく放つ。
黒い灰が集まった黒い塔に爆弾が届く前に、黒い塔の外側がはがれていく。
そしてあらわになるのは、無数のハエ、ハエ、ハエ。
やつはとっくに分裂していたのだ。
そして、外側のハエたちを壁にし、内側のハエだけでも生かそうとした。
やつの体積の九割以上は焼き尽くした。一割以下に分裂体の総数を減らしている。十五パーセントにまで力を削り、九割以上の群体を屠った。十分な成果と言えるだろう。
そこまでやって、なお絶望的な状況だ。まだ二千匹以上のハエがいる。
その一体一体がこちらの騎士よりも強い。十五パーセントの力で分裂体の一体一体が騎士を上回る。それこそがベルゼブブの怖さ。
ニコラの放つ爆弾が、届く直前、燃え尽きて灰になったハエという外壁がはがれた塔から無数のハエたちが飛び立ち、散らばる。
ニコラの爆弾が爆発するが、せいぜい削れたのは二割、残り千六百匹のハエどもがこちらに殺到する。
相当、怒っているようだ。
とくに、オルフェを睨みつけている。
「ニコラ、あれをどうにかできる」
「あそこまでちりばられたら、掃討するのは難しい。オルフェねえはどう?」
「ちょっと厳しいかも。予備の魔力まで使いきったからね」
ここにハエどもがたどりつくまで時間がない。
絶望的な状況だ。
「オルフェねえ、私たちとエレシアだけなら、私が逃がしてやれる。邪神ベルゼブブの群体の九割以上をけずった。ここまでやれば逃げても恥じゃない」
ニコラが現実的な回答をする。
残り約千六百の、一体一体が騎士以上の強さをもつハエの化け物を現状の戦力で迎え撃つのは不可能だ。
それでも逃げるだけならできなくはない。
「それじゃだめだよ。まだ胸を張ってがんばりつくしたって言えない。お父さんが認めてくれないよ。だから、もうひと踏ん張りするよ」
オルフェは強がって見せた。そして言葉を続ける。
「……それに、この状況も最悪じゃないよ。最悪は私たちを無視して付近の村を目指して、村人たちを食い荒らして力と数を取り戻すこと、私たちに執着してくれるのはチャンスだよ」
「でも、オルフェねえにはもう魔力が」
「大丈夫、切り札があるから……ニコラも自分の身を守るぐらいはできるよね。私は全力で数を減らす。ニコラは余裕があったら他のみんなを守って」
オルフェが覚悟を決めた表情をした。
それを見てニコラが息をのむ。
「あれを使うんだ……オルフェねえ、限界がきたら叫んで。問答無用でオルフェねえを連れて逃げるから」
「そんなこと言われると弱音を吐けないな」
オルフェはすうっと深呼吸をした。
ハエの大群はすぐそこまで来ている。
騎士たちも魔術士たちも怯え、震えている。
このままでは、戦うどころではない。
「みんな、聞いて。邪神の力はほとんど削った。見えている連中を全部叩けば終わりだよ。そして、ここには私がいる」
ボロボロの体でオルフェは叫ぶ。
そして、ポーションによって回復したなけなしの魔力を紡いで、炎弾を放った。その炎弾は敵の群れの真ん中で派手に爆発し数十匹を吹き飛ばす。
「みんな、あと少しだよ。だから、がんばって。この戦いは勝てる!」
そう言って、オルフェは敵のほうに向きなおった。
胸元に手を伸ばし、首飾りを取り出す。
ミスリルで作られ、エンライトの家紋が彫られていた。
それはエンライトの姉妹だけが持つ首飾りであり、俺がその実力を認め、後継者として認めた証。その首飾りを握りしめ、オルフェは高らかに声をあげる。
「私は大賢者より【魔術】を受け継ぎし者。名をオルフェ・エンライト。……これより”エンライト”を紡ぎます!」
オルフェが高らか歌い上げた言葉は勇気の言葉にして祝詞。
この言葉をオルフェが使ったのは俺の知る限り今まで二回だけ。
エンライトの姉妹がこの言葉を紡ぐのは、自分だけでなく、大賢者マリン・エンライトの誇りすら賭けて、己のすべて、いやそれ以上をもって挑むときだけだ。
オルフェが【憤怒】の邪神サタンが封じられた心臓に手をあてる。
ここから始まるのは、【魔術】のエンライト、オルフェ・エンライトの正真正銘の全力。
この絶望的な状況なのに、俺は高揚していた。
娘の全力と成長が見られる。【魔術】のエンライト。その力を見せてもらおうか。
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