夜遅い時間の食事は、太りやすいと言われています。しかし、太りたくないと思っていても、仕事の都合などで、夕食が遅くなることは少なくありません。
そこで、20時以降の夕食でも太らないための食べ方のコツや、ポイントを紹介します。
- 夜遅い食事が太りやすい理由
- 1.夕方に炭水化物を軽く食べておく
- 2.主食は最低限に
- 3.タンパク質を摂る
- 4.最初に野菜を食べる
- 5.温かい汁物を食べる
- 6.低脂肪のメニューを選ぶ
- 7.ゆっくり食べる
夜遅い食事が太りやすい理由
カラダには「体内時計」をつかさどるタンパク質があります。それが働くと、夜22時頃から急激に脂肪を溜めやすくなって、深夜2時~4時が脂肪蓄積のピークになります。ですので、この時間に食事をすると脂肪がつきやすいのです。
また、多くの方が、13時位までに昼食を食べますが、夕食が21時であれば昼食から8時間後の食事ということになります。その結果、早食いになってしまったり、食べ過ぎてしまいがちになったりして太ってしまうのです。
さらに、夜遅く食事をしてすぐに寝てしまうと、食べたものが全く消費されません。これを習慣にしてしまうと、どうしても体重が増えやすくなってしまいます。
1.夕方に炭水化物を軽く食べておく
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夜中型の食事でも太らないようにするためには、夕方に主食となる炭水化物を食べておくことです。
お菓子などの間食はカロリーが多いので太りやすく、栄養にならないので夕食時間になればお腹が減って、夕食も多く食べてしまいがちです。
そこで、炭水化物を夕方に食べておけば、体に必要な栄養分をしっかりとれるのでお腹が空きにくく、遅い夕食時間の食事量を減らせるので、太りにくくなります。
2.主食は最低限に
夜遅い時間に食べる炭水化物は、脂肪として溜めこまれやすくなります。そこで、おかずだけの食事にしたり、おかゆや雑炊など、消化されやすい形で摂るのが理想です。
主食の代わりに納豆を食べるのもおすすめです。納豆は低脂肪、低カロリーで、良質な栄養を多く含んでいます。納豆に含まれる酵素は、血液をサラサラにする効果があるので、代謝が上がるという効果もあります。
3.タンパク質を摂る
肉や魚、卵、大豆製品などのタンパク質にはトリプトファンという必須アミノ酸が含まれていて、ストレス緩和に効果があります。
ダイエット中はNGと思われがちな肉も、部位や調理方法を選べば問題はありません。むしろタンパク質をとらないダイエットは筋肉が作られず、基礎代謝も下がって、やせにくくなってしまうのです。
4.最初に野菜を食べる
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一番最初に野菜を食べることで、野菜に含まれる食物繊維が満腹感を与えて、食べ過ぎ防止につながります。
また血糖値の上昇がゆるやかになって、脂肪の吸収を抑えてくれる効果もあります。まず一口目は野菜を食べる習慣をつけていくとよいでしょう。
5.温かい汁物を食べる
冷えた体では脂肪が燃焼しません。温かい汁もので内臓を温めて消化を促しましょう。
食べすぎで太りそう、なんて心配はいりません。温かい汁ものは、いつもの食事を痩せるメニューに変えてくれます。
6.低脂肪のメニューを選ぶ
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「体内時計」をつかさどるタンパク質の分泌量が高い時間帯は、脂肪を溜めこもうとする働きが強いので、低脂肪のメニューを選びましょう。
コンビニで夕食を買う場合は、ハンバーグや揚げ物が中心のお弁当よりも、白身の焼き魚や煮物が中心の和食や、蕎麦がおすすめです。
野菜や海草などに多く含まれる食物繊維には、脂肪の吸収を抑える働きがあるので積極的に取り入れるとよいでしょう。海藻サラダやわかめのスープなどは、満腹感も感じられるのでおすすめです。
7.ゆっくり食べる
早食いは肥満のもとです。
ゆっくりとよく噛んで食事を楽しむことで、消化もよくなりダイエットにもつながります。
以上、夜遅く夕食を食べても太りにくくなる7つの食事習慣とは?…でした。