名古屋港に出入りする船の航行の安全管理などを担う「海上交通センター」の内部が、18日、メディア向けに公開されました。
名古屋港には、コンテナ船や旅客船など、1年間でおよそ7万隻が出入りしています。
これらの船が安全に航行するために欠かせない存在が、港区金城ふ頭にある海上交通センター、通称「海の管制塔」です。
電光掲示板で大型船がすれ違う際に水路を案内したり、レーダーを使って船の動きを監視し、不審な船には警告を発するなどの管制業務を行っています。
「名古屋港は、自動車運搬船が非常に多い。
より安全な航行ができるよう監視しています」
(石川公一 整備課長)
貨物船は年々大型化し、管制官の需要も高まっているということで、担当者は、「海を守る重要な任務に興味をもってほしい」と期待を込めていました。(18日18:09)